1. レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ
あの狂った男達はなんなんだ!純真無垢な赤ん坊までもがとんでもないことに!さりげない小細工的な笑いに好感が持てる。独特の雰囲気漂う良質なロードムービー。 8点(2004-08-23 18:31:13) |
2. ゆきゆきて、神軍
奥崎謙三は我々に色んな姿を見せてくれる。ある時は「神」がかった存在であり、またある時は単なる狂人であり、そして、またある時はエンターテイナーにも姿を変える。この映画が彼のポジを描いているとすれば『神様の愛い奴』は彼のネガを描いていると思う。奥崎謙三に興味のある方は是非オススメする(本作で気分を害された方は勿論観ない方が良い)。この映画の凄いところは、奥崎謙三以外の元軍人の言葉、表情を押さえたところである。過去を語るのを躊躇う、彼らの表情はどんな戦争映画よりも戦争の凄惨さを語っている。この映画で描かれる戦争の凄惨さの前では、奥崎謙三の奇行すらかすんでしまっている。 8点(2004-08-17 21:18:42) |
3. バグダッド・カフェ
偉大なる画家・コックス氏よ、あんたは超一流のエンターテイナーだ。あんたのやったことは、他のどのマジックよりも鮮やかで衝撃的だった。度肝抜かれたました。まっ、ええもん見してもらいましたわ((笑))げふっ。 8点(2004-08-12 22:30:28) |
4. チャイルド・プレイ(1988)
一言で十分。「チャッキーきもい」 3点(2004-07-29 13:32:48) |
5. トッツィー
おいっ、なんでこの人はこんなに上手いんや! 7点(2004-07-21 05:26:38) |
6. 摩天楼(ニューヨーク)はバラ色に
何も考えず、見れる娯楽映画。気軽さが良い。こういう役はマイケルにぴったりだわ、だわ。 6点(2004-07-21 05:10:45) |
7. パリ、テキサス
《ネタバレ》 ロードムービー、寡黙な主人公、親子愛、荒野、音楽、その全てがツボにはまった。マジックミラーを用いた間接的且つ一方通行的な再会という手法には思わず唸らされてしまう。うっ、うまい!うまいぞよー、てな感じ。あとはとにかくキンスキーが綺麗!綺麗ぞよー、てな感じでもある。良い映画ぞよー。 10点(2004-07-02 21:01:22) |
8. 東京画
食材レプリカ工房の見学シーンは、NHKドキュメントを見ている錯覚に陥いる。 5点(2004-06-14 22:30:47) |
9. 夢見通りの人々
原作は好きですが映画ではストーリーを綺麗に整理できていない。連作小説の映画化はエピソードの取捨選択が難しいなぁ。キャストについては主役の小倉久寛が濃すぎる。素朴さはあるけどねぇ。脇役の上方演芸界のスターたちにはニンマリしてしまう。文枝と仁鶴の口論とかたまらんね。上方演芸好きにはよだれものだが一般的には二時間ドラマで十分。 5点(2004-06-14 21:50:25) |
10. アマデウス
《ネタバレ》 父の束縛と己の才能から来る傲慢さにより孤独を抱えたモーツァルト。彼の才能を認めるがゆえに憎悪せざるをえないサリエリ。二人の孤独と嫉妬は重なり合いそうで重なり合わない。そして、天才は先に逝ってしまう。残されたサリエリは晩年狂う。精神病院の患者による告白という設定は物語のフィクション性を上手く演出している。 9点(2004-06-11 14:20:34) |