1. バベル
《ネタバレ》 「21グラム」と同様のつくりで安心して観られました。何気ない幸せな家族、愛や子供への思いが伝わる、その反面、突然トラブルに見舞われ、決断に迫られ、悩み苦しむ等身大の出来事が心を打ちます。空間・時間がリアルで生々しくて重々しくて俳優達の吐息が聞こえてきそうです。 この映画では、それぞれの文化や生活、言葉、習慣、規律、規制の壁や違いによるもどかしさというものを見せ付けられた感じです。 特に、モロッコでのエピソード中のお父さん、兄弟の結末が悲しすぎる。それは銃を行使したから?お父さんの存在と演技が心を打ちました。 メキシコでは、子供達が助かってホント良かったと安心しました。 日本でのエピソードでは直接生死にかかわらないですが、この豊かな(に見える)日本国内でも聾唖者の方の差別を表し、理解されない苦しむ姿を表しているのかな。 [DVD(字幕)] 7点(2007-11-26 17:26:23) |
2. ウルトラヴァイオレット(2006)
《ネタバレ》 ミラの変身・コスプレ以外は辛い感じです。ミラのPVです、そういう意味ではとてもよく出来てます。そういえば、シャーリーズ・セロンのイーオン・フラックスを思い出します。 [DVD(字幕)] 4点(2007-11-26 13:30:59) |
3. バイオハザードIII
スカッと爽やかゾンビ狩り!シリーズものの辛さは荷が重いでしょうけど、単純に息抜きさせてもらってありがたい映画です。ミラ・ジョボヴィッチのPV化してようが、ウルトラヴァイオレットだろうが、理屈ぬきでかっこよくてスカっとします。この手の映画は理屈はいらないんじゃないかと・・。ゲームやゾンビから思い入れがある人には物足りないんでしょうけど・・。やっぱりハンドガンやボウガンよりナイフがイイですね! [映画館(字幕)] 8点(2007-11-26 13:22:41) |
4. ブレードランナー/ファイナル・カット
今更何も言うことがないでしょう。死ぬ前に劇場スクリーンの大音量で、しかもデジタルで鑑賞できたことが心から嬉しい、こんな作品ない。 2019年のカオス化したL.A.、リック・デッカードとロイのハードボイルドさはまったく古くない。ヴァンゲリスが素晴らしい。 ナレーション付きのバージョンみても訳がわからなかった新宿での25年前の小学生時代から15年前のディレクターズカット版での感動、ビデオ、DVDと今まで何百回とみてきた家庭の環境とは、この年齢になって今回の想い入れはまったく違います。 できれば様々なたくさんの若い人にこのホンモノを生で見て欲しいですね。公開終了まで可能な限りバルト9に足を運びます。目と耳と心に焼き付けておきたい作品。 [映画館(字幕)] 10点(2007-11-26 13:14:17) |
5. マトリックス レボリューションズ
繰り返し何度観ても飽きない、この映像。戦闘シーン感激です。センティネルの襲撃は息が止まります。ただ、ストーリーは破綻気味ですが・・。 [DVD(字幕)] 9点(2007-01-03 20:07:17) |
6. デビルズ・リジェクト~マーダー・ライド・ショー2~
前作も好きでしたが、今作は逆のタッチからより深く家族を描いています。カレン・ブラックが大好きです。素敵ですね。ロブ・ゾンビは音楽もサイコーですが、彼の世界観をまじめに受け取らないようにしてます。すべてはデフォルメされたギャグだと思っています。 [DVD(字幕)] 6点(2007-01-03 19:55:07) |
7. サイレントヒル
《ネタバレ》 バイオと双璧をなす?これだけの静かに迫りくるバイオレンス・オカルト・グロは力作ですね。心地よいです。 [DVD(字幕)] 8点(2007-01-03 19:48:29) |
8. 硫黄島からの手紙
《ネタバレ》 あ~重い、重過ぎます、映画とはいえ。夜、うなされて目が醒めてしまいました。太平洋戦争の敗戦国を戦勝国の米ハリウッドがオール日本人で描くと、こうなるんですねえ。それにキャストがハマりました。中村獅堂や元憲兵役が良かった。それに家族の写真を握り締めて手榴弾で自爆しなければならない兵隊さん・・。戦争は悲しいですよ。敗戦近く沖縄では幼児から老人まで皆で自決し合い、自殺したんですからね・・胸が苦しいです。今回、イーストウッド監督に作ってもらって良かった。アメリカ人が見る日本の「死」に対する捉え方が分かって。アメリカ人(連合国?)からみれば当時の日本軍は狂ってるワケですが、おそらく現代日本人が同じ題材で作ったら「死=潔い、美しい」というウソまやかしの日本的図式は覆ってないのではないかと思います。日本人のDNAにはそういう魂があるのでしょうね。命は大切にしたいです。 [映画館(字幕)] 9点(2006-12-26 00:41:13) |
9. イーオン・フラックス(2005)
シャーリーズ・セロンのちょいと長いプロモーションビデオな感じです。身長177センチで、あの小さな頭蓋骨サイズ・・もしご本人に会えたら感動するなあ。美しすぎるってことで2点プラスです。もちろんストーリーはよく覚えてません。あ、モンスターとノイズとディアボロスも観たくなっちゃったな。それと、ウルトラ・ヴァイオレットとトゥームレイダー。 [DVD(字幕)] 5点(2006-11-03 21:50:23) |
10. アンジェラ(2005)
《ネタバレ》 不思議に魅かれる映画でしたね。ただ、個人的にベッソン監督作品では、レオンやニキータ、グランブルー、サブウェイやジャンヌダルクという代表作より、フィフス・エレメントが一番好きなんですよね・・すいません。今回のアンジェラは、一言言えば最後まで主人公の男に感情移入できなかったに尽きますね。なんか生理的に受け付けない、あの顔と口調・セリフ(オイオイ、そんなトコかよ・・)。最初~中盤だるくて。でも、後半アンジェラが自分の存在意義に葛藤し、ココロ揺れ動いて、愛し合ってファーストシーンのように川に落ちて・・なんてベタな感じで・・良かった。朝のパリの街で朝食もステキですが、夜の新橋のネオン街の焼き鳥も・・ウマイすよ~ねえ。コメント数が少ないんで、やっぱコケたんでしょうか。 [DVD(字幕)] 6点(2006-11-03 21:36:36) |
11. ミュンヘン
必死で内容に付いて行こうとすれば行くだけ「しょせん僕は日本人なんだ」と思わされました。悔しいですが、その辺で点が上がらなかったところです。イスラエルやアラブ諸国やPLO、ユダヤ人やパレスチナ人やアラブ人達の血で血を洗う宗教的、民族的な歴史をDNAレベルで刷り込まれ、教育され、テロで子供の頃から目の前で肉親や親友が殺され、血のニオイ、火薬のニオイを嗅いで育ってきた人々の暗くて深い背景や思いなんか、しょせん日本人にはワカラナイですよ。メディアや机上で知ってる”ふり”じゃ実の体験としてワカラナイですよ。スピルバーグは映画化に際しては、おそらく興業的に成功するとは思ってなかったでしょうね。ユダヤ系アメリカ人だから自分のアイデンティティに対する思いからなのではないでしょうか・・。実話を映画として記録しておく、ということで「シンドラーのリスト」とダブりました。比較的無名な役者を使うととても面白いですね、スピルバーグの映画は。 [DVD(字幕)] 7点(2006-10-07 23:04:30) |
12. フライトプラン
《ネタバレ》 しょぼーん。対決の意味がわからない。どんでん返しなし。こういう地味な映画は、持続性のある引き込まれるようなストーリーと演じきれるキャストじゃないとイライラします。ジョディ・フォスターが出てなかったら観てないです。アメリカでは航空保安官?という職業があるんですね。この人、観たことのない人だったので期待したんですが、途中でシラケました。 [DVD(字幕)] 3点(2006-10-07 22:48:58) |
13. シン・シティ
カッけー!映像が、ジェシカ・アルバが! [DVD(字幕)] 8点(2006-08-01 12:39:14) |
14. クラッシュ(2004)
現代アメリカ社会(特に都市部)で差別を味わった、見た、感じることはない、我々日本人には体感できないドラマだと思います。確かに、様々な人々の群像劇で印象的なシーンも多く、脚本もしっかりした良質な映画だとは思いましたが。 [DVD(字幕)] 8点(2006-08-01 12:34:16) |
15. Vフォー・ヴェンデッタ
Vが捲くし立てながら放つ英語がスピーディで滑らかで心地よく、ある意味メロディックで、久しぶりにセリフに酔ったほどカッコ良い。 [映画館(字幕)] 5点(2006-06-18 15:51:04)(笑:1票) |
16. ソウ2
《ネタバレ》 続編でこれだけのレベルを維持できるとは凄いですよ。前編緊張感ありあり。今回は空間や人物など展開が広がり、ジグソウの正体などがクローズアップされたため、前作の”狭い”恐怖はなかった。しかし、無名?出演者の迫真の演技が釘付け!サイコチックでレトロな拷問器具、黒い恐怖と怒りと絶望と見る人を息苦しくさせること間違いないし。しかし、ジグソウ、刑事にかなり痛めつけられた感あり。 [DVD(字幕)] 8点(2006-05-02 08:44:55) |
17. アンダーワールド/エボリューション
前作のあまりのカッコ良さに惚れ込んだワタクシ。続編と聞き狂喜乱舞し、泣く娘を置いて近くのシネコンに駆け込みました。満席でイイ席がとれないカモと思い2時間も前からスタンバイ。いざ上映が始まったら・・6人しかいませんでした。まだ200人は入れますヨ!封切り1週間の土日ですよ・・・。まあ、空いているほうが、かえって集中して観られるっていうことで。内容は・・・う~ん、背景の説明が長すぎるというか、クドイというか、そんなに話を小難しくしなくても。結局最後まで何だかわかりませんでしたよ、すみません。あと、ロシアかどっかの寒々しい森林で地味にバトルするより、都会を舞台にしてもらったほうが良かったかな。どうにも、「ヴァン・ヘルシング」の記憶が蘇る雰囲気だった。ケイトは相変わらずキレイでした。 [映画館(字幕)] 4点(2006-04-30 00:20:30) |
18. 銀河ヒッチハイク・ガイド(2005)
なんだか、笑っていいんだか、笑えないんだか、わかりませんでした・・。あ、そういえばコレ、イギリス映画でしたね。 [DVD(字幕)] 5点(2006-04-09 00:50:28) |
19. イントゥ・ザ・サン
結構期待してたんだけどな~。 [DVD(字幕)] 3点(2006-04-09 00:47:45) |
20. ドッジボール
クリスティーン・テイラーさんがカワイクてびっくりしました。そして、ベン・スティーラーのキャラがとても僕にハマりました。顔をみるだけで、大笑いしてしまった・・。大会でシュートする時の、空中スローモーション顔とか・・。ただ、周りのキャラがチト弱かった気がします。 [DVD(吹替)] 5点(2006-03-15 12:46:07) |