1. 百円の恋
《ネタバレ》 ◇愛のむきだし、のあの個性的な俳優さん、、という程度で見たら、横っ面叩かれました。声が好きですね ◇この映画をおもいだすとき、安藤サクラさんの上目遣いの視線とどんどん引き締まるカラダはいいんだけど、「男ならーートウフーー!」という売り文句も思い出しちゃうの、なんとかして。 [DVD(邦画)] 7点(2025-02-15 09:11:06) |
2. ミッドサマー
《ネタバレ》 ◇「こんなの見たことない!」を撮る監督の手法にまず脱帽。いやー、目隠ししながら見たの、久しぶりでした。例のシーン。 ◇ダニー、これでもう抗不安薬と睡眠薬飲まなくて済むといいね。 ◇現代社会では、この後どう始末を付けるんだろう、、が心配。 ◇90年ぶりの祭りの内容と、おそらく毎年やってる祭りの内容の違いが気になりました。 メイクイーンや崖や火は、90年タームじゃ筋が通らなくなるし、、誰か教えてください。 [インターネット(字幕)] 7点(2021-09-26 00:14:06) |
3. おとなの事情
《ネタバレ》 ◇日本版はそそられなかったけど、オリジナルに興味が出て視聴。いやいや、そんな人間関係複雑なのになんでそんなゲーム始めるん。 ◇露悪趣味全開で、ギリギリの攻防が続く。徐々に暴かれる秘密と、並列なようで強烈なマウント意識と序列が明らかに。 ◇結局のところ、言わぬが花。そう、月の見せたパラレルストーリーということで、、、 ◇ラスト、ペッペの佇まいが全てを包み込む優しさですごく好きでした。がんばれペッペ。 [インターネット(字幕)] 7点(2021-09-25 23:22:11) |
4. パラサイト 半地下の家族
《ネタバレ》 ◇お金持ち一家に、あっという間に侵入していく半地下一家。コミカルに、期待どおりに。上手く行き過ぎて、どこで綻びが....?と、大嵐とともに不穏な予感...にドキドキしっぱなし。 ◇そこから二転三転、ジェットコースターのよう。エンタメ作品として久々に人に勧めたい作品。純粋に面白かった! ◇ラストは、あの結末のための必然性は分かるものの、動機はちょっと弱くて、お金持ち一家に同情してしまった。 ◇何よりも、半地下一家の仲の良いこと。韓国は家族の結びつきはこんなに強いのか...日本だったら、息子娘はさっさと家を出てそうなのに。 ◇「金持ちはシワを金で伸ばせる」「計画を立てるから、計画どおりにいかない」セリフも印象的でした。 [映画館(字幕)] 8点(2020-01-28 01:43:05) |
5. この世界の(さらにいくつもの)片隅に
《ネタバレ》 ◇前作鑑賞後、「リンのエピソード」の多寡について感想を述べる方が多かったので、原作も既読。今回は満を持して鑑賞しました。 ◇今回、あらすじも分かったうえで見に行ったことで、登場人物たちのセリフがグッと心に響きました。 「居場所はのうならせんよ」「秘密も一緒になくなる」「見つけてくれてありがとう」 ◇自分で道を選ばずとも常に前向きに歩んできた主人公が、日常生活で時に苦悩しながら、自分の居場所を運命を選ぶという成長と覚悟が描かれていました。 ◇改めて、前作は「原爆までのカウントダウンと、丁寧に描かれた市井の暮らし」に自分の意識が集中し過ぎてしまっていたことに気付けました。もったいなかったことに気付けて、見に行って本当に良かったです。 [映画館(邦画)] 9点(2020-01-06 18:49:11)(良:1票) |
6. アナと雪の女王2
《ネタバレ》 ◇前作でも感じていた、父さん母さんの描き方の薄さを埋める?埋めてない?ような。 ◇娘の特殊能力の理由を知りながら、両親が鬼籍に早く入り過ぎたために娘たちが苦労するって話だったのか、、、カワイソウなエルサ。 ◇歌も映像もキレイだったので、そんなに不満はないんですが、1点だけ、クリストフのプロポーズ大作戦の歌は長すぎましたね... [映画館(字幕)] 6点(2020-01-06 18:23:37) |
7. 天気の子
◇鑑賞は2019年8月頭で、冷夏が明けてやっと夏が始まったころ。 昨今の異常気象や天災をテーマにしてるようで、少年少女の成長というか、場当たり的な未熟さが描かれていました。 ◇天気と少年少女、それはもしかして、地球環境と人間の関係に近いのかも? 人間がコントロールできると思うことも傲慢だし、環境破壊を無視することも傲慢。人智を越えるものとの向き合い方なのかな、と思ったりした。 ◇絵は相変わらずキレイでした。 ◇代々木駅前の廃ビル、公開当時はまだ外観が見られたのですが、今はもう見られません。 [映画館(邦画)] 6点(2019-12-07 11:37:23) |
8. 君の膵臓をたべたい(2017)
《ネタバレ》 ◇難病のJKと無口なDK、鉄板すぎる設定とタイトルから、正直敬遠していた けれど、友人とのやり取りや意外なラスト、タイトルの意味……と、予想と少しずつ違って自然に見られた ◇印象的なのは「運命でも偶然でもない。私が、私たちが選んで今がある」というセリフ そう言えるような毎日にしたい、思わされた [CS・衛星(邦画)] 6点(2019-06-28 12:32:37) |
9. 海獣の子供
《ネタバレ》 ◇原作既読。あの絵をスクリーンで見てみたい!という欲望に勝てず、公開初日に映画館へ ◇原作5巻分を110分にまとめるには、やはりそれなりに端折るところがあるのはやむなし ◇生命誕生の謎と宇宙の繋がり。音楽と映像美と概念がないまざって一つの世界観を作っていた ◇でも、やはりちょっと難しい...か。デデ役の富司純子さんが、世界観を損なわず重みを与えてて良かった! [映画館(邦画)] 7点(2019-06-16 21:34:23) |
10. 翔んで埼玉
《ネタバレ》 ◇生粋の埼玉県民です。大いに笑いました。小ネタ炸裂。それ、本当に埼玉県民しか通じないよ?と心配になるくらい。 ◇与野の立ち位置、山田うどん、十万石饅頭、池袋バッカスのビルから地下に入るとか.... ◇埼玉県民の良いところは、奥ゆかしいところ。埼玉愛なんてありませんよ、と普段から隠すことに慣れているので、こんな風な自虐ネタだから皆ノレたんだと思う。 ◇あまり流行ったりすると、かえって心配なので、そろそろブームも落ち着いて欲しいかもです。 [映画館(邦画)] 7点(2019-05-16 22:04:40) |
11. 華氏119
《ネタバレ》 ◇中間選挙前に駆け込み鑑賞。普通の報道では知らなかったであろう情報がたくさんあり、おかげで中間選挙結果を興味深く見ることができました。◇アメリカでも、無党派が大多数を占めることを知り、政治を自分ごととしてとらえることの意義を感じた。ムーア監督、全然痩せないし年を取ったけど、健康に注意して今後も斬り込んで欲しいです。 [映画館(字幕)] 7点(2018-12-04 06:47:49) |
12. カメラを止めるな!
◇24:50スタートという超レイトショーにも関わらず、8割くらい埋まっている客席。高まる期待。いや、期待しずぎると...と自制。 ◇映画好きの友人と、後で感想を言い合うのが楽しみです。そんな映画は久しぶり! [映画館(邦画)] 8点(2018-08-08 05:55:09) |
13. 万引き家族
《ネタバレ》 ◇誰かが捨てたもの、誰のものでもないもの。「所有からシェアへ」と良く言われるが、これはもともと所有の概念がない、誰のものでもなかった人たちが寄り添った物語。 ◇寄り添う毎日は、同じなようで違う。大人には同じ一日。でも、子どもは日々成長し老女は日々老いる。 ◇何気ない日常の会話や触れ合い、ハグ。誰かに大事にされた記憶。正しさ(戸籍や法律)よりも彼らには必要だったのだと思う。 なんとなく、借りぐらしのアリエッテイを思い出した。 [映画館(邦画)] 8点(2018-08-08 05:46:01) |
14. ブレードランナー 2049
《ネタバレ》 ◇ブレードランナーを見たのはいつだったか...うろ覚えで観に行ったのが敗因。世界観に浸る以前に、いろいろ設定が気になって入り込めず。 ◇思いのほか、上映時間の長さは気にならなかったものの、レプリカントやAI ホログラム技術が進んでいる割に、レプリカント警官の業務把握がお粗末だったりという点が気になりました。 ◇もう一度、ブレードランナー見て出直します。 [映画館(字幕)] 6点(2018-01-02 12:56:29) |
15. 湯を沸かすほどの熱い愛
《ネタバレ》 ◇昭和の、古き良き、ファンタジー映画。困難を、時限的に次から次へと解決する母。あなたは強い。 ◇テーマである、母からの愛・母への愛を、熱い愛、冷たい愛。温度差で描く。 ◇時折見せる弱さ、死に向かう暗さの中で際立つ赤色。それらの対比がアクセントになり、一気にラストまで見てしまった。 ◇ちょっとビッグフィッシュに似てるな、と思いました(あちらは父息子)。宮沢りえさんの役者魂にプラス1点献上。 [地上波(邦画)] 7点(2018-01-02 12:37:27) |
16. ドリーム
◇実話を軽快なタッチで描き、見るものを惹きつけ、すんなり感情移入させる脚本が素晴らしい。 ◇人種差別が合法の時代に、その中でしなやかにしたたかに闘う女性たち。実力で勝ち取る。前例になる。先を読む。 ◇IBMコンピュータの導入のくだりは、AIブームの今、私たちにも当てはまる。 ◇仕事したい!という想いが湧く、良作です。それにしても、三人とも素敵な旦那様&家族がいて、ワークライフバランス取れてるのもスゴい。(羨ましい...) [映画館(字幕)] 8点(2017-10-07 14:55:41)(良:2票) |
17. ラ・ラ・ランド
◇映画愛と意欲策なのはよく伝わったけど、あまりミュージカル映画を好きでない人を引き込むだけのものではなかったような。 ◇エマストーンの、あの眉間にしわを寄せる顔が見られてよかったです。 [映画館(字幕)] 6点(2017-03-05 10:44:49) |
18. この世界の片隅に(2016)
《ネタバレ》 ◇小さなころからのすずと家族、市井の日常を丹念に描くことで、観客はすずの親戚にでもなったような親近感を抱く。 ◇一緒に泣き笑い物語は進むが、その日が近づいてるのを、すず達は知らない。観客は知っている。 ◇あっけなく奪われる日常。それでも、人々は、生きるためにたくましく日常を取り返す。 ◇この映画に出会えたこと感謝します。 [映画館(邦画)] 9点(2017-03-05 10:28:25) |
19. ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち
◇やっぱりティムバートン監督の世界観は楽しいですね。ビッグフィッシュを彷彿とさせる、特別な子供たちへの温かい眼差しの描き方。 ◇お父さんがフツーすぎるのと、双子がカワイかったのがツボでした。 [映画館(字幕)] 7点(2017-03-05 10:05:46) |
20. アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅
《ネタバレ》 キャラクターは前作そのままだけど、なんか陰翳礼讃、幻想、耽美な感じがしないナ...と思ったらティムバートンじゃないんですね。どうりで。 [映画館(字幕)] 6点(2017-03-05 09:56:59) |