1. 激突!<TVM>
恐ろしい理由によって追い回される映画は数多くあるけど、理由も無く且つ執拗に追い回される映画は今の時代に見ても斬新に映る。初めは、この人は何故トラックに追われているのか?という疑問にかられて、その理由を追い求めている感じで観てたんだけど、どんどんトラックのその執拗さに恐怖感が増してきて結局、やられちゃいました。 いやぁ、ほんともう凄いな。設定的に、理不尽にも見ず知らずのトラックに追い回されるってのはそんなにおもしろいものだとは思えないのに、ここまでの作品に仕上げちゃうのは、やはり天才だ。会話は無い。ストーリーのテンポも別段良くないし、音楽も大して引き立たせるものでもなかった。登場人物だって出て来るのは主人公だけのようなもの。激突は言ってみれば映画とは言い難いほど何も無い世界だ。しかし監督は敢えて作品の中の在るべき材料を全て取り除いた。そして同時にその閑散とした空間に強烈な魔物を放った。エイリアンやゾンビとは比にならないほどの不気味なモンスター、この映画の世界をねじ曲げる程の。これは恐怖だ。なぜならそいつは何も語らない。自分が誰であるのか、追っていた理由、降参の言葉さえも。 10点(2004-12-10 22:52:40) |
2. ノストラダムスの大予言
コメディです。 3点(2004-11-18 00:47:42) |
3. スティング
うーん、かっくいい~!シビれる!最高!あえて惜しかった所を指摘するならボスをハメる布石の部分で多少テンポが、というぐらいで、殺し屋から警官から逃げ回るシーン、列車でのポーカー、そしてイカサマ競馬!どれもハラハラするというものを上回って、カッコヨカッタんです!そしてまた主人公から、ゴンドルフ、ボスに至るまでキャラがハマリすぎるほどハマッちゃっててもう反則です!し、演出もカッコイイ! 列車ポーカーでの、ゴンドルフが後ろの下っ端をチラチラチラチラチラチラ気にしながらも大胆にドーーーン!ウワ、こら痺れるわ~(笑 やっぱ自分が思うに、良かったのは、初めにパッケージのあらすじを見た限りで少し黒いイメージがあったのが、実際見てみるとこれ以上無いくらいの爽快さで尚且つカッコ良すぎた事だと思う。えー映画観た。 9点(2004-11-13 18:44:52) |
4. デビルズ・ゾーン
話の設定としては怖くて序盤は面白く観れたんだけどな・・・中盤からちょっとダレちゃったよ。もうちょっと巧く出来なかったかなー・・・そんなとこで超能力持ってくるかなぁ。そんなんしたらそこで納得しちゃって終わっちゃうのよね。家に迷い込んだ若者がマネキンになっちゃうなんてホラーの設定としては凄く良いと思うんだけど。思うだけに惜しい。超能力が全ての癌でマイナス五点。 3点(2004-10-21 00:09:54) |
5. 悪魔のいけにえ
ジェイソンの後に見た、このレザーフェイス。登場してきた時は化け物的存在だと思っていましたが・・・なんじゃこの馬鹿家族はー(笑)また追いかけっこのシーンなんて、迫ってくるレザーフェイスがしつこくてしつこくて、加えてあの距離は圧巻です。それにしても感想としては、怖いシュチュエーション、怖いシーン、怖いキャラクターをこれほど巧く描ききったのは本当にお見事。血や内臓なんて見せなくても、シュチュエーション、その見せ方を巧くする事でこんなにおもしろい異色のスプラッター映画というものが出来上がるのかぁって。だってあれほどの残酷描写がある13日の金曜日やエルム街の悪夢とかと比べても、圧倒的恐怖というものを感じる事ができるのはやはり悪魔のいけにえですもんね。なのに前者2作と比べると、観終わった後でも不快感をほとんど感じさせないし。ホントにホラーというジャンルにおいてはBEST10に入れたい名作です。 8点(2004-09-30 00:23:05) |