1. 宇宙人東京に現わる
タイトルの登場人物紹介のバックが印象的な”赤” そして一つ目ヒトデのパイラ星人。 岡本太郎先生の素晴らしさに心を打たれた。 全てにおいて真面目に取り組む博士たち。 そして昭和の家族。 その頃は奥様たち和服だったんですね。 昔の美意識を思い出しました。 そして博士以上に真面目なパイラ人、こちらも思わず気持ちを正す。 苅田とよみさんのパイラ星人はとても美しかった。 記憶に残るシーンになりそう。 それから、この作品の次に何の知識も無く「ザ・スーサイド・スクワット 極悪党、集結」を鑑賞。 この作品へのリスペクトを感じる事が出来た。 オタクにはワクワクしちゃう作品ですもの。 ガン監督やるねぇと感心。 こういう偶然があるのも、映画ファンとして楽しいところです(笑) [CS・衛星(邦画)] 5点(2023-09-20 17:02:24) |
2. 東海道四谷怪談
毎日猛暑だし、四谷怪談で涼もうかと。 ・・・怖い~涼しい~極悪。 夏にぴったり。 邦画ですが字幕つけて鑑賞。 知らない言葉も漢字で見ると分かりやすい。 配信だったら字幕付きが、より楽しめます。 伊右衛門と直助の悪っぷりは見どころ。 金の為ならどんな嘘でも、つらつらと。 特に、直助役の俳優さんの自信に満ちた演技が怖かった。 伊右衛門の葛藤も物語りを深くした。 前半のドラマも見やすいが、何と言ってもお岩の変身からの後半が良し。 彩色と特殊メイクとセットと熱演。 ある物をすべて使った力業、熱意を画面からヒシヒシと感じた。 画質は劣るが、じいっと見て、その時代のものとして脳内補正する。 良さがじわじわくる名作。 [インターネット(邦画)] 8点(2022-08-01 10:12:16) |
3. 羅生門(1950)
2008年に修復したフィルム。 配信の技術も素晴らしく、スッキリ綺麗な映像を観られた。 ずいぶん前にビデオ録画した黒沢作品は(どの作品かは忘れました)ぼやけて見づらかった。 時代が進むと、昔の名作が当時のものに近く観られる。 嬉しい進歩に感謝。 さて、「羅生門」のレビューに移ります。 光と影をこんなにも美しく撮影できるとは! そして三船さんの活発で残酷でイキのいい演技。 端正な顔がくるくると表情変わり、美しくコミカルな動き。 深刻な話しでありながら、おかしみも感じられる。 京マチ子さんの体当たり演技も良かった。 不気味な羅生門での3人のやりとりにも引き込まれた。 これぞ映画と思わせてくれた名作。 [インターネット(邦画)] 10点(2022-06-21 13:00:08)(良:1票) |
4. 宝島(1950)
ジム少年のいじらしさ、可愛らしさが良かった。 それと同じぐらい、ジョン・シルバー役のこってりした演技が光った。 本音のやり取りを体当たりで演じている、船員たちにもひき付けられた。 [インターネット(字幕)] 7点(2021-03-16 20:39:26) |
5. 燃える大陸(1951)
ストップモーションアニメが好きなので鑑賞。 首長流が怒ったところが可愛い。 おもちゃ動かした程度のゆるさが魅力でした(笑) 俳優さんたちはロッククライミング頑張ったと思う。 [DVD(字幕)] 3点(2020-11-30 11:13:09) |
6. 泥棒成金
ケイリー・グラントさん大奮闘なんですが、泥棒だったお金持ちですから・・・ こちらの気持ちとしては、あんまり同情しない。 ゆったりした作品のテンポとも相まって、盛り上がりに欠ける印象でした。 見どころはグレース・ケリーさんのまばゆさでしょう。 豪華衣装と品ある立ち振る舞いは、さすがだなと納得。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2019-04-21 21:07:18) |
7. 幕末太陽傳
こりゃあ~参りました。 お見それいたしやした。 つくづく面白いお話しで。 評判どおりの名作、フランキー境さんの名演を観られて嬉しい。 こはるの南田洋子さん、おそめの左幸子さんも素晴らしい。 落語「居残り佐平治」を聞いてみたくなりました。 [CS・衛星(邦画)] 10点(2018-06-20 09:31:15) |
8. 初春狸御殿
昔も今も、年の初めにこういう作品を見てアハハと笑い。 セクシーだけど愉快な衣装のお姉さんにドキドキし。 歌に踊りに豪華なセットに、豊かな時代を感じさせてもらいました。 私のお気に入りは若尾文子さんの日本舞踊と言うか身のこなし。 アクションシーンもなかなかの動きの良さ。 見ごたえあるなと、うっとりさせてもらえました。 真面目で純で親孝行な「おくろ」が大好きになりました。 お父さん役の菅井一郎さんの怪演も作品を盛り上げました。 狸シリーズのモノクロのものも、機会があったら見てみたいです。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-01-25 17:45:39) |
9. ギターを持った渡り鳥
渡り鳥シリーズ見たことが無かったので初体験。 感想は、素直に面白かった。 小林旭さんは歌上手いですね! 若いしみょーにカッコつけてるんだけど、それがピッタリ嵌って見ごたえあり。 オレオレって前に出ないんだけど目立っちゃう存在感も素敵でした。 それから秋津役の金子信雄さんの存在感も大きかった。 悪役の人物像が印象的だからこそ、この作品の面白さを倍増させていたと思います。 もう一人宍戸錠さんも良かった。 へらへらと得体が知れない演技、船上の決闘には目が離せませんでした。 渡り鳥シリーズ、もっと観たいです。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-01-18 22:22:25) |
10. マックィーンの絶対の危機(ピンチ)
なにせ、のほほんとして全然怖くないんです(笑 人食いアメーバが私には小豆と寒天で出来たお菓子の化け物にしか見えない。 特撮の見せ場ですよって所は、これで良いんですか?程度のアニメーションだし。 でもでもドラマ部分は結構面白くて、学生達のやり取りも見どころだし警官のキャラクターの見せ方も良かった。 学生VS大人(親、警官、消防士etc.)の伝わらないやり取りがリアルで、作品に引き込まれました。 主人は子供の頃テレビで見たそうで続編も面白いとのこと。 こういう作品はちゃちくてそこが楽しい。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-01-18 21:58:29)(良:1票) |
11. ダイヤルMを廻せ!
《ネタバレ》 冒頭のセリフのやり取りに、ほぉと引き込まれました。 良い脚本とはこういうものだろうなと感心。 それから、グレース・ケリーさんの美しさにため息が出ました。 お話しに真実味を与えるし、引き込まれるように観ました。 今観ると地味な印象は拭えませんが、当時は驚きと共にワクワクと鑑賞されたことでしょう。 素晴らしい作品だと思います。 [DVD(字幕)] 6点(2012-10-21 21:48:18) |
12. アニーよ銃をとれ
《ネタバレ》 ミュージカル好きなので素直に面白かったです。 映画というよりは舞台のコメディに歌が付いてるみたいに感じました。 アニーがフランクに一目ぼれというのがこの時代だなと思います。 素直にこの調子でぐいぐい押していける、良い時代の作品だとも言えると思います。 しかし、アメリカ人は銃が好きなんですね。 私は銃が好きでないのでこの点数です。 [DVD(字幕)] 5点(2012-07-22 22:16:18) |
13. 金星人地球を征服
《ネタバレ》 あ~(笑)何でだか分からないのですが。 とっても私のツボにハマって、ドキドキわくわくしながら見ちゃいました。 オープニングの横棒(ボーダー)上がったり下がったりも好きだし。 研究所のシーンも上手く映せていないんだけど、頑張っているなと思ったり。 お好み焼きみたいな吸血コウモリもふわふわして好みだし。 金星ガニももったりしていてとても可愛かったです。 こういう作品に出会えると、人生は楽しいな♪と思っちゃいます。 でも、見た人100人中99人にはつまらない作品だとは思いますが(笑) [DVD(字幕)] 7点(2012-04-30 21:46:34)(良:1票) |
14. プラン9・フロム・アウター・スペース
私の趣味にぴったりでした(笑) 面白かったし、心ワクワク。 チープでしょぼいもの好きなので、サイテーで有名な本作観られて良かった。 [DVD(字幕)] 5点(2011-03-06 15:52:46) |
15. 4Dマン
《ネタバレ》 私がみたのはビデオの「怪談壁抜け男」の邦題のもの。 検索してもなかなか出てこなくて大変でした。 原題は「4Dマン」ですものね。 最初「怪談」とのイメージで幽霊の出てくる邦画かと思いきや、いきなり横文字だ! それも男女でごちゃごちゃもめてて、そこはいいから早く壁抜けないかな~と期待して見ました。 前半の展開は私にとっては今ひとつでしたが、後半の展開にはもうワクワク♪ 兄の壁抜けに対する執念とか、どんどん深みにハマっちゃう暗さとか、止まらないカンジがとても面白かったです。 アメコミも好きな私には、超能力のネタには好き好きと反応してしまいます(笑) [ビデオ(字幕)] 5点(2010-09-26 20:29:33) |
16. 尼僧物語
《ネタバレ》 後半のコンゴでの医療活動は良かったですね。 オードリーさんのひた向きさも爽やかで、シスター・ルーク頑張れ!と応援しました。 前半の教会での戒律の厳しさも印象的。 自己中の私には尼僧はとても無理だと思いました。 厳しさが一本調子で描かれ、途中でこちらの興味が持続できなかったのが残念です。 それから、尼僧の衣装はコンゴでは暑くないのでしょうか? 頭がのぼせないかと心配になりました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-06-21 22:09:35) |
17. 知りすぎていた男
《ネタバレ》 ケセラ~セラ~♪なるようになる~♪ ドリス・ディさんの歌声が印象的でした。 そして母性愛あふれた演技も素敵でした。 しかし、この当時は平和だったのだなと思いました。 このごろは毎日殺人事件とかニュースで流れています。 その現代でこの作品を観ると、動きにくそうなスーツのご夫妻(綺麗ですけど)がずっと追いかけが可能な展開が、今とは違うと感じました。 のんびりした古き良き時代に、ほのぼのとうらやましくさえ思えました。 それから作品が終わった後、ターゲットの近くの悪人はどうなったの?と気になりました。 大丈夫なのかしら? [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-05-16 16:11:23) |
18. 波も涙も暖かい
《ネタバレ》 フランク・シナトラさん主演という事で、個人的に歌を期待しすぎたと思います。 親子の掛け合いの歌は良かったですね~。 でも一曲だけなので寂しかった。 ところで、主役のキャラクターはなんなんでしょうね? たけしさんに「なんだこのヤロウ」って、ボカっとやって欲しくなりました(笑) どこに共感しろと言うのでしょうか。 [DVD(字幕)] 4点(2010-01-17 15:18:50) |
19. めまい(1958)
ヒッチコック監督の作品はあまり知らないので、素直に面白いと思いました。 主人公二人のセリフがステキで、そのやりとりに引き込まれました。 キム・ノヴァクさんのコート姿にうっとり。 50年前のファッションなのに、古さを感じさせません。 黒いタートルに黒手袋、そこに白いコートで真似したくなりました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-11-03 22:00:52) |
20. 蝿男の恐怖
ヴィンセント・プライスさんの気品のある演技が良いなあととても気に入りました。 恐怖と言うよりも、無念さのほうを強く感じてしましました。 訴える力のある作品。 [ビデオ(字幕)] 9点(2009-03-29 22:29:40)(良:1票) |