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1.  ドラゴンボール 神龍の伝説
ドラゴンボールの映画としては最初の作品ですが、僅か50分なので物足りなさを感じでしまうのは仕方ないとして、ドラゴンボールをリアルタイムで見たことない人、若しくは今の若い人達で名前は知ってるけど、見たことないという人達に鳥山明作品が如何に凄かったか?人気だったか?知る材料的な意味合いの作品として、この作品を見て、ドラゴンボールに、またまた他の鳥山明作品にも興味を持ってもらえたら嬉しい。 映画としては物足りないし、あのドラゴンボールのストーリーをこんな短い時間では全て表現するのは不可能だ! それでも鳥山明という作者、漫画家の偉大なる功績は決して色褪せることはない。 しつこいようだが、この作品を見て、1人でも多くの人が鳥山明作品に興味を持ってくれる事を願いたいと思う。
[インターネット(邦画)] 6点(2024-03-10 22:51:21)(良:1票)
2.  誰かがあなたを愛してる
香港映画、更にチョウ・ユンファと言えばアクション俳優みたいなイメージがあるけれどこれこそチョウ・ユンファのベスト映画!至ってシンプルなストーリーでこういうので良い。恋愛映画、特に今の邦画に感じられるような叫んだり、喚いたりしない。わざわざ愛を語らなくても解る繊細な描写、夜のニューヨーク、美しい街並みにマッチするメロディの美しさ、チョウ・ユンファの演じる不器用さ、ヒロインの女性の不器用さ、お互いが不器用同士でありながら多くを語らない。勿論、下手な恋愛物にあるような過激なシーンも無いのも最高だ。複雑な話にしなくても、態々愛を叫ばなくても、素晴らしい恋愛映画が撮れるんだというお手本の様な映画だ。香港映画=アクション映画というイメージを良い意味で覆らせた素晴らしい恋愛映画の傑作!何度も言う様にチョウ・ユンファが本当に格好良い。劇団ひとりに似てるのに、なんでこんなにも格好良いし、素敵なんだろう?劇団ひとりファンの方ごめんなさい。走る姿までが絵になるチョウ・ユンファの最高傑作!
[CS・衛星(字幕)] 9点(2024-01-24 19:42:35)
3.  ツィゴイネルワイゼン 《ネタバレ》 
先ず最初に言っておく。決して面白い映画でもないし、楽しい映画でもない。それでも8点付けたくなるだけの魅力がこの映画にはある。 冒頭の海辺、浜辺のシーンからただならぬ雰囲気がある。砂浜に寝そべる遺体を目にしても、何もないかの様にもろこしを食べている原田芳雄の不気味な演技、この映画は登場人物全てが何を考えてるか予測付かない不気味さを醸し出してる。突然の様に鰻を食べたいと言い放つ原田芳雄、不気味な音楽を背にして、琴を弾く女と二人の男、その他にも眼のゴミを唇で吸い取ろうとする女の不気味さ、そんな女を逆さまに担いで階段を登る男、作品全体に漂う不気味さ、ラスト、亡くなった奥さんの女の子に骨をください。命をくださいみたいなことを言われるシーンも怖い。人間の欲望、絶望感を説明台詞ではなく、映像で見せる凄さ、昨今の邦画にはない映画的文法に優れた何とも怖い怖い作品だ。
[映画館(邦画)] 8点(2023-12-01 19:14:28)
4.  ハンター(1980)
スティーブ・マックイーン最後の映画となってしまった作品で、映画そのものは平凡な作品だが、マックイーンの最後まで身体を張ったアクションシーンに本物のアクションスターを感じることができる。昨今のCGだらけで大味な映画を見てばかりいる人達からしたら大したアクションに感じないかもしれませんが、マックイーンのスタント無し、更にCGなんて無いアクションシーンにアクション映画はこうあるべきだと感じることができる。正直言って今までのマックイーン映画からしたらかなり物足りないし、マックイーン自身の身体の切れもあまり感じない。それだけにマックイーンの最後までアクションスターであろうとする姿には感心させられると共に見ていても辛く、もっと長生きして欲しかった。マックイーンフォーエバー!と最後は一言、言わせてもらいこの映画の感想を終わりにしたいと思います。
[DVD(字幕)] 6点(2021-01-22 19:16:50)
5.  名探偵ホームズ1/青い紅玉の巻
宮崎駿監督の原点が見える。当時一緒に公開された風の谷のナウシカの陰に隠れてる気がするけど、ナウシカに比べるとスケールは無い。メッセージ性も殆ど無い為に物足りない気もするが、何も考えずに見れるという意味では大人は勿論、まだこの名探偵ホームズシリーズを一度も観たことの無い今の若い人、子供にも安心してオススメできます。ラピュタぽかったり、30分にも満たない中でもホームズの楽しさが見れたりと、色んな意味で宮崎駿監督の昔の作品で見れるワクワク感が感じられて良い。もののけ姫以降の宮崎作品は正直言って、好きじゃないし、もののけ姫以降の宮崎作品に見られる説教臭さが無いのも良い。まだ宮崎駿監督の映画を見た事ない、小さな子供達、これから生まれてくる子達に最初に宮崎駿作品を薦めるとしたら私は何も考えずに純粋に楽しめるテレビシリーズも含むこの名探偵ホームズシリーズを真っ先に薦めたい。
[DVD(邦画)] 8点(2020-12-14 18:28:06)(良:2票)
6.  インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
インディ・ジョーンズシリーズの中で、この作品が1番好きです。その理由に教授役のショーン・コネリーが良い味出していて、楽しめる。ワクワクさせられるアクションシーンの連続と謎解きの面白さを楽しませてくれるのも好きな要因の一つで、グロいシーンも無いのが良い。スピルバーグはこういう娯楽映画に徹していれば良いものをその後、オスカー狙い見え見えの作品ばかり撮るようになって嫌いになりました。ショーン・コネリーと言えば007ですが、主役だけでなく、脇役でも良い味出して我々映画ファンを楽しませることもできる名優だと思っています。ショーン・コネリーの出ている映画の中でも、本当の意味で楽しめた最後の作品だと思っています。ショーン・コネリーの訃報を聞いてまた1人、映画界は惜しい人を亡くしたと思いますが、例え亡くなったとしても私の心にはいつまでも生き続けることでしょう!
[DVD(字幕)] 8点(2020-11-03 19:24:16)(良:2票)
7.  エスパー魔美 星空のダンシングドール
藤子不二雄アニメの中でも個人的にはドラえもんより大好きなエスパー魔美の劇場版、ドラえもんも大好きですが、これ偶然YouTubeでアップされてたのを見つけて早速観ましたが、藤子不二雄アニメの素晴らしさ、エスパー魔美の素晴らしい所が僅か41分程度の中に見る事が出来て良かった。誰かの為に頑張る魔美、それをサポートする高畑さん、ひょんなことから劇団の仲間となった魔美が夢を諦めかけた青年とその彼女の2人を応援する。テレキネシスで人形達を操る魔美、それを見て何かを感じ取る英樹と朋子のやり取りの中に、夢を持って生きることがどれだけ大切か素晴らしい事なのかをこの短い時間の中で教えてくれてます。それにしてもこの作品、DVDにもなってないんですね。何だか勿体ない気がします。原恵一監督をはじめとするこの作品に関わった人達の想いが魔美の優しさ、作品全体の優しさとして表現されていて、良かったです。ドラえもんの陰に隠れて、観ている人が少なそうですが1人でも多くの方にこのエスパー魔美というアニメの面白さを知って欲しい。
[インターネット(邦画)] 8点(2020-09-06 15:20:06)(良:2票)
8.  北京的西瓜
大林宣彦監督作品としては、あまり見てる人は居ないかもしれない作品である。テーマがテーマだけに地味といえば地味だけど、人間って良いな!例え、国籍、人種が違っても、同じ人間同士仲良くやろうではないかという思いが画面から伝わってきます。前半と後半で話がどんどん違う方向へ変わって行ってしまうのは残念ですが、大林映画らしい優しさを感じることができます。残念といえば、当時の時代背景をモロに受けてしまった為か?本当なら違う終わり方にしたかった筈です。大林宣彦監督の無念を憶えずにはいられません。
[DVD(邦画)] 7点(2020-06-29 22:42:44)
9.  里見八犬伝(1983)
この映画、私の妹が昔、大好きみたいで何回も見てました。私は真面目に見たのは初めてですが、予想していたよりは楽しめた。ただ、あの音楽何とかならないものか?それと夏木マリがインパクト強すぎて、主役の薬師丸ひろ子の印象がしばらくすると忘れてしまいそうです。薬師丸ひろ子の可愛さ、真田広之のカッコ良さ、如何にも1980年代的な雰囲気と見せ場もあってそれなりに楽しめる。それだけにあの音楽が邪魔していて、素直には楽しめない。夏木マリの役と志穂美悦子の役を変えてほしい。夏木マリの裸より志穂美悦子の裸が見たい。私が知る限りでは志穂美悦子の生の身体、裸を間近でご覧になってるのは長渕剛しか居ないのではないだろうか?くそ〜、ぴーぴーぴーぴー!ろくなもんじゃねえ!と頭の中では歌が流れてきて、羨ましい長渕剛!あっ、長渕剛はこの際どうでもよく、それにこの映画に長渕剛は出てこないし、出てきたところで、何の役にも立ちそうにない。脇を固める俳優陣に眼を向ければ、大好きな岡田奈々も相変わらず可愛い。もう少し彼女の姿を見ていたいです。他にも成田三樹夫に千葉真一、更にこれに梅宮辰夫、松方弘樹、田中邦衛、渡瀬恒彦も加えて、菅原文太、金子信雄、川谷拓三も加えてしまえ!と言いたくなりますが、それだとジャンルが違うし、別の映画になってしまいます。いずれにしても、この映画、仁義なき戦い程ではないけど、出演者の顔触れはかなりのものだけに、配役と音楽に対しての不満がかなり多くて、それなりに楽しめはしたけどもう一度、見たいとは思いません。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2020-05-14 19:56:08)(笑:1票)
10.  彼のオートバイ、彼女の島
大林宣彦監督の訃報を聞いてさびしんぼう!いや違う。凄く寂しいし、悲しい。この映画、中学生の時に一度だけ見てますが、それ以来、見て思わずにいられないのが原田貴和子のヌードシーンを原田知世だったら果たして実現したかという疑問?初めて見た時は、もう、原田貴和子のヌードしか頭に入ってきませんでした。ただひたすらバイクに憧れる男とそんな男をカッコ良く見せるだけで、大して面白くない。久しぶりに見ても他の大林宣彦監督の青春映画の傑作の様には乗れない。ただ、それでも見入ってしまう不思議な映像感覚、セピア色とカラーとが効果的に使われている大林宣彦ワールド満載な映像感覚、この映画はストーリーを楽しむよりも映像美を楽しむ映画と割り切って見るべきだ。私はヒロインの原田貴和子より、脇役の渡辺典子が子供の頃、大好きでした。彼女をヒロインの大林作品を一本でいいから見たかったです。監督に恵まれず、作品にも恵まれなかった渡辺典子を活かすことができた監督こそ大林宣彦監督だと思っています。この映画のヒロイン、原田貴和子の良さを引き出し、妹とは違う魅力を画面いっぱい見せてくれてる映画であり、魅力と言う意味では、竹内力が新鮮です。こんな爽やかな竹内力を他の作品では見ることはできないぐらい新鮮です。大して面白くない映画の中で輝いている二人、大林作品のヒロインは輝いている作品が多いのが特徴である。大林宣彦監督、沢山の素晴らしい映画を見せてくれてありがとうございました。どうか安らかにお眠りください。大林宣彦監督は亡くなっても、大林宣彦監督の沢山の素晴らしい映画はいつまでも残ります。
[DVD(邦画)] 6点(2020-04-11 18:00:12)(良:1票)
11.  ラルジャン
一枚の偽札を手にした事による人生の転落、お金が人の人生を狂わす様子、その描き方が凄い。殺人シーンも省略しながらも殺人を犯した事を解らせる映像表現など、映画とは何か?その答えが詰まっている。ブレッソン監督の映像作家としての凄さ、音楽を一切使わず、音にしても犬の泣き声ぐらいであとはピアノの音ぐらいで殆ど無い。台詞にしてもなるべく抑え、表情だけで語らせる上手さに関心させられる。陰惨な話だけに楽しい映画ではない。だから楽しい物語だけを追いかける人、何から何まできちんと台詞で説明してくれる最近の日本映画が大好きな人にはオススメしません。想像力のある人、想像するのが好きな人にオススメの映画、映像作家の一人であるブレッソン監督の遺作にして珍しいカラー映画です。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-10-17 21:05:51)
12.  カリフォルニア・ドールス 《ネタバレ》 
映画監督の遺作てなると大体は駄作、つまらない物だが、アルドリッチ監督は違う。最後の最後まで自分らしく娯楽に徹しているのが良い。プロレス映画でしかも女子プロレスだ。男臭い映画きり撮ってきた監督らしく女子プロレスだけど男勝りで、どこまでも荒っぽい。レスリングにシーンでの迫力、それに酔いしれる観客席の熱気、エネルギーに満ち溢れている。戦ってる女子レスラー達が美人でないにもかかわらず、見入ってしまうぐらい迫力溢れるプロレスシーン、2人のマネージャーのピーター・ フォークが良い。コロンボとはまた違う魅力で見せてくれる。ところで1つだけ突っ込み入れたくなるのが逆エビ固めなのに間違えて実況しているリングアナ、逆エビ固めっていうのは相手の身体をエビの様に揃って、しかも逆向きに揃ってこそ成り立つものなのに、よく見て実況しろよと言いたくなります。まあ、そんな文句ありながらの最後まで楽しく見ることができたのは監督の手腕のおかげだと思います。ちょっとだけどヌードシーンがあったりと、サービス精神を最後まで忘れないアルドリッチ監督に拍手です。
[DVD(字幕)] 8点(2018-04-21 14:21:42)
13.  赤毛のアン/グリーンゲーブルズへの道
高畑勲監督の作品、テレビアニメと映画全ての中で最高の作品はアルプスの少女ハイジか赤毛のアンのどちらか以外は考えられない。そこに母をたずねて三千里を入れた3本がベスト3で、じゃりン子チエも欠点を含めて同じぐらい好きだが、そんな高畑勲監督による児童アニメの名作赤毛のアンの第6話までの話を編集した今作、テレビアニメが作られてから20年も過ぎての公開に何故?と言いたい。アンの純粋さ、マシューの優しさ等見所満載ですがやはり物足りなく感じるのはテレビアニメを何度も見てるファンとしては今作だけで赤毛のアンの魅力、素晴らしさを一度も見た事がない人に全部伝わるか?一度も見た事がない人に対して、1話から最終話までの話をノーカットで全て見せたい。高畑勲監督の残した功績、赤毛のアンの素晴らしさを今作を見ることで全話見てみたいと思ってくれたらと思うし、天国の高畑勲監督もそう願っている筈です。
[DVD(邦画)] 7点(2018-04-07 12:33:23)
14.  セロ弾きのゴーシュ(1982) 《ネタバレ》 
宮沢賢治の原作通り、イメージする世界を上手く表現しています。高畑勲監督が動物、特に猫好きなのがよく分かります。先生の奏でる音楽に合わせて踊る猫の動きの見事さ、その他鳥の音楽への憧れやら歌声等、動物の表情の巧みさ、鳥の声が何とスネ夫だよと思ったり、声を聞いてるだけ色々な楽しみを感じることができる。小さいネズミの親子、狸に対する優しさ、宮沢賢治大好きな私の世界観を忠実に描いて見せてくれてありがとうございますと言いたい。ありがとうと言えばアルプスの少女ハイジ、赤毛のアン、母をたずねて三千里、じゃりン子チエといった名作アニメ、映画でも沢山の素晴らしい作品を私たち映画ファンに見せてくれた事、一生忘れません。本当に心からありがとうございましたと言わせてください。
[DVD(邦画)] 8点(2018-04-06 16:30:13)(良:2票)
15.  ドラえもん のび太の日本誕生 《ネタバレ》 
吹雪の中、のび太の心配をして探しに行こうとするジャイアンはやっぱりかっこいい。凄く良い奴だ。普段はのび太の事をいじめるけど単なるいじめっ子でない姿にジャイアンはガキ大将だけどそこらへんのガキ大将とは大違いだ。ドラえもんを見ていると友達とは何なのか?本当の友達の意味だったり、友人、仲間意識、色々な事を教えられる。のび太の匂いが0点のテスト用紙だってのもこれまたドラえもんらしくて良い。と言うよりのび太らしくて良い。この映画に置けるのび太の役目、一見何の役にも立たない様で自分の力でペットを生み出し、面倒を見るそんなのび太ののび太にしか出来ない優しさも見ることができる。冒険映画にしては何度も家に帰ってみたりという不満も有るが、それを補って見せる別の意味でのび太、ジャイアンの2人の魅力が見られる作品として楽しむことができた。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2018-04-03 22:37:25)
16.  ドラえもん のび太のパラレル西遊記 《ネタバレ》 
ドラえもん映画の中で怖さという意味では一番かもしれない。ドラえもんがのび太の為に用意した道具、ヒーローマシンの中から出てきた悪者が本当に怖い。この映画、アニメという利点を活かして世の中の人、大人から子供達全員に対してやりぱなしはいけない。その結果が招いた別の世界になることの恐怖を伝えている点が素晴らしい。単なるアニメというなかれ!常にドラえもん映画は人生に置ける教訓を教えてくれている。そこがドラえもんの素晴らしさである。一つの過ちが招いた悲劇、ドラえもんとのび太の姿を通して色々なことを教えてくれている。あのヒーローマシンの蓋さえきちんと閉めておけばと気付いた時にはもう遅いのだ。ドラえもんとのび太のミスを他の仲間達で何とかしようとする姿、カバーする姿こそ助け合いの精神です。誰もがよく知ってる西遊記という話をドラえもん映画として分かりやすく、しかも子供だけでなく大人も楽しめる作品にするところの凄さ、これはそういう作品だ。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2018-04-02 18:36:34)
17.  ドラえもん のび太の海底鬼岩城 《ネタバレ》 
しずかちゃんの言うことなら何でも聞くバギー、しずかちゃんにごめんね。何時も無理言ってと言われてもいいんです。と涙を流しながら僕、バギーでいる事が辛い。と話すバギーの気持ちが人間的な姿を感じる様に人間ではないが人間と同じくらい人間的です。自分は何の役にも立てず、皆の足ばかり引っ張り申し訳ないと感じるバギーの姿を通して、本当の愛とは何のか?それをドラえもんというアニメを通して、訴える力がこの映画にはある。しずかちゃんが自らの命を張る。ポセイドンに対して、全てを賭けてぶつかって行くバギーがかっこ良い上に泣ける。愛する者の為になら命を賭けて、戦う男らしいバギー、ドラえもん映画でドラえもんが出した道具の中でも最も優しさに満ち溢れた素晴らしい道具だ。いや、登場キャラだ。バギーよ!永遠なれ!
[CS・衛星(邦画)] 9点(2018-03-11 19:32:17)(良:1票)
18.  ドラえもん のび太の大魔境 《ネタバレ》 
何時もはガキ大将で自分本意なジャイアンが自分の為だけでなく、皆の為に頑張る姿がとにかくかっこ良い。言葉よりも先ずは行動で見せるジャイアンが好きだ。今回のジャイアンは全てのドラえもん映画の中でも一二を争う位かっこ良い。そんなジャイアン、母ちゃんにボコボコにされながら、皆の所に戻ってくる姿に男の中の男を感じることができる。この映画、ジャイアンのかっこよさだけでなくて冒険映画としても良く出来ており、ジャイアンのピンチを他の仲間達が救うシーンもきっちり描かれているので、ジャイアンだけの作品になってない辺りも良い所だ。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2018-03-11 14:51:52)(良:1票)
19.  スーパーマンII/冒険篇 《ネタバレ》 
ヒーロー物、SFアクション映画と言えば今では当たり前の様に派手なアクションシーンと特撮の映像により迫力ある大作感を見せる。そしてヒーローとヒロインとの恋等ありと、それもスーパーマンという映画の大ヒット、存在有ればこそである。続篇となると大抵は前作を下回る駄作になるのだがスーパーマンシリーズ第2作目は1昨目に負けないぐらい面白い。始まって直ぐのエッフェル塔でのシーンの緊張感、スーパーマン登場のシーンのかっこよさ、ロイスのピンチにお待たせとばかりにやって来るスーパーマン、悪役3人との対決も見応え十分です。今じゃCGが当たりだったり、顔を隠し、正体を隠そうとするのが当たり前の中で顔を隠さず、人間味溢れるヒーローの姿を見せてくれるスーパーマンのかっこよさ、単なるヒーローとは一味違うスーパーマンが私は好きだ。そしてやはりスーパーマンと言えば絶対にクリストファー・リーブ以外考えられれません。どんな時もヒーローであり続けると共に一人の人間としても紳士的な姿を忘れないヒーロー、スーパーマンの魅力がそこにあるのがこのシリーズの良さです。クリストファー・リーブ亡き後のスーパーマンには無い人間的魅力がクリストファー・ リーブにはある。1作目以上にスリリングなシーン、それもCGだけに頼ることなく楽しませてくれる2作目が私はシリーズの中でも一番好きです。ロイスとの二人のシーン、あの滝をバックにしてのシーンで少年が落ちるシーンでロイスから姿を消し、少年を助けるスーパーマンに対してのロイスの台詞、ウルトラマンシリーズの様な感覚を覚える。色んな意味でスーパーマン映画の楽しさが見られる続篇です。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2017-06-17 17:10:33)(良:1票)
20.  じゃりン子チエ 《ネタバレ》 
直ぐに切れる。怒ってばかりで、娘には呼び捨てで呼ばれるし、ろくに仕事もせず、博打きりしてるどうしようもない駄目な大人の代表の様なテツだけどそんなテツが大好きです。自分に正直に生きているし、思い切り駄目な男のアホ全開な所も全て愛しく思えてしまう。娘のチエが内緒で母親に会っていると知ってからの父親としての刹那さ、チエの事が好きで好きで堪らない態度、三人で仲良く遊園地に遊びに行く事となり、その遊んでる時のテツの嬉しそうな顔といい、この作品は人間の喜怒哀楽をとても解りやすく描いている所が大好きです。出てくる人物も個性的な人間きりで楽しめる。自分の大好きな猫が他の猫に金玉を1つ取られ、泣くお好み焼きの親父も大好きです。アントニオの息子の仕返しに手を出さずに耐えた小鉄のかっこ良さは人間並のかっこ良さである。猫だろうが人間と同じで義理と人情を大切にする描かれ方もこの映画の良いところです。大好きな男はつらいよの寅さんを思わせる四ッ谷赤坂麹町、チャラチャラ流れるお茶の水のシーンまで出てくるし、とにかくこの映画大好きです。
[DVD(邦画)] 9点(2017-01-24 21:05:18)
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