1. 天使にラブ・ソングを・・・
《ネタバレ》 ま・さ・に! アメリカ映画って感じの進行ですね。 僕の中ではブルースブラザーズとホームアローンとこれが、ザ・アメリカ映画って感じです。 んで、正直僕はこういうテイスト好きじゃありません笑。 アメリカ映画の音楽の使い方があんまり好きじゃないんですよね。 歌うシーンは当然いいんですよ。楽しく音楽をする事が素晴らしい、っていうテーマはすごく好き。 だけど、ドタバタしてる時にドタバタ系のBGMを流すのとかが、もう条件反射で拒否反応起こしちゃうんです。 あと、いくら楽しそうな音楽が教会から聞こえてきたからって、いきなりチンピラが教会に入っていって、シスター達に拍手喝采!って展開も、アメリカっぽいなーって思いましたね。そんな簡単な事かなあって思っちゃいました。 ストーリーの展開も正直全部読めました。全く裏切りがない。それは分かりやすくて気持ちのいいものだろうけど、僕はちょっとしたセリフとかでもいいので、少しはおうっそう来たか!思わせてくれる要素が欲しかったですね。 [DVD(字幕)] 5点(2014-09-12 01:08:58) |
2. ゴースト/ニューヨークの幻
《ネタバレ》 新午前十時の映画祭で鑑賞。 過剰な音楽の使い方はまさにアメリカ映画的やなあと思いましたが、 やはり僕は『死による永遠の別れ』というテーマに滅法弱いもので、結果的には映画館で号泣でしたね笑。 勧善懲悪なストーリーの進み方は普通観てる側が気持ち良くなるものですが、 復讐とはいえ死ぬとこまで追い詰めるかね?とちとひっかかっちゃいました。逆にうまく諭して償わせるとかさ。 多分悪い奴は天からのお迎えじゃなくて黒いゴーストに連れてかれるってことはどうしても映像で描いておきたかったんでしょう。 しかしカールの一番最低だと思ったのは、傷心してるとこにつけ込んでモリーを抱こうとしてるとこですね。 どこまで最低なんやこいつは!!って思いましたもん笑 あとはとにかく『Ditto』ですね。これは本当に泣いた。いい脚本です。 サムにとって心残りが消えたからお迎えが来たわけですが、これが本当に最後の別れかと思うとどうしても涙が止まりませんでした。 そのまま後日談とかもなくエンドロールになったのもよかった。 この年代のアメリカ映画の傑作って感じでしたね。 よく考えると色々言いたいことが出て来てしまいそうですが、僕にとっては大感動作となりました。 [映画館(字幕)] 8点(2014-09-10 16:41:52) |
3. ビッグ・リボウスキ
《ネタバレ》 コーエン兄弟の作品の中では、まずストレートに笑える方です。ちとストーリーがややこしくて初見だとついてけなくなってあれ?と思う事もありましたが。 とにかくデュードがいいですよねえ笑。ザ・ダメ男って感じでさw もう4回見ましたが、何度見てもハハハと笑えるし、ストーリーの流れを理解した状態で見ると、面白さがどんどん増していきます。 何回も見れるタイプの映画が僕は好きなのですが、結果的にコーエン兄弟の中ではこれが一番好きかなあ。 友達と一緒に見たい映画って感じですね。最高です。 [DVD(字幕)] 10点(2014-06-06 16:10:11) |
4. ファイト・クラブ
《ネタバレ》 まさかビューティフルマインドオチとは!!ブルーレイで見たので、ラストのチ○コもバッチシ写ってましたね。これが日本でモザ無しって事は、絶対に作り物って事ですよね。 デビッドフィンチャーという監督の作品を見るのはこれが初めてでしたが、ちょっとエエ格好してる感じが、あくまで僕個人にとっては好みではなかったですね。何か2010年の邦画の「告白」を見た時と同じような、何か全体的に鼻につくなあって感じの演出でしたね。 小綺麗で洗練されてる感じで、「ホラホラ、これカッコよろしいでっしゃろ?ねえねえ?」って自信満々に勧めて来られてる感じですね。それが若干うざく感じました。(何でこう穿った見方をしてしまうのか、そんな自分も面倒くさくてイヤになるのですが…) ただ、この映画の伝えたい事には非常に共感できましたし、いろいろ仕掛けも満載なので、見れば見る度に新たな発見が生まれるタイプの、作りこまれた映画だとは思います。 ちょっと演出が肌に合わなかったのは残念でしたが、何回見ても楽しめるタイプの映画は好きなので、甘めの8点でフィニッシュです。 [ブルーレイ(字幕)] 8点(2013-05-13 00:26:30)(良:1票) |
5. ジャッキー・ブラウン
《ネタバレ》 タランティーノ作品にしては、普通のアメリカ映画的な枠に収まっちゃっていたかなあ。何か起承転結のある物語を一つ見たなあって感じしかしなかったのだけど。 クレジットに「タランティーノ」ってなかったら、本当にただのアメリカ映画ですよ。 あとはデニーロが、何かコーエン兄弟作品に出てきそうなダメ男キャラで扱われてたのが個人的にはちと残念。 タランティーノの映画って必ず昔の映画のサンプルがあるとは知っていたけど、僕は口が裂けてもシネフィルなんて言えるほど映画鑑賞本数こなしてないので、いっつも元ネタに気づいてのニヤニヤ感が僕には共有できなくて悔しかったのですが、今回初めて気づけました。タクシードライバーのトラヴィスが銃を撃つ練習をするシーンですね。しかし、こんなダメンズ役を渡されたデニーロは、あのオマージュシーンをどんな思いで見ていたのでしょうか…笑。 結局ジャッキーは誰を騙し、誰との計画が本当なのか!?少なからずハラハラしながら見てましたが、最終的にはあっけなく終わっちゃいましたね。 でも最後の匂わせるラストはよかったです。行こうと思うけど一緒に行かない描写で終わる…。果たしてマックスはこのあとジャッキーを追いかけるのか…。いつものタランティーノのスカっとする感じではなく、おおっと余韻に浸らせるタイプの終わり方でした。 もう一回みたいとは正直思えなかったけど、また見る機会があったら、まあ見てもいいかなって感じの一本でした。 [DVD(字幕)] 8点(2013-04-24 00:17:57)(良:1票) |
6. ファーゴ
《ネタバレ》 それにしても出てくる男という男が全てまあなんて使えないダメ男ばかりだこと…。最たる奴は駐車場で「いやあでも規則ですから」と言ってマニュアル通りにしか働けないあいつ。あの半笑い加減とか見てるこっちが本当に腹たちましたもん!! 真面目に真っ直ぐ働いてる婦長さんを尻目に、アホ男どもは勝手にドタバタして勝手に人生台無しにしてましたね。てかほとんど死んでるし。 そこそこ楽しめた映画でした。誰かにまた見ようと言われたら全然オッケーって感じです。 [DVD(字幕)] 8点(2012-12-26 00:25:03) |
7. バートン・フィンク
《ネタバレ》 これってコーエン兄弟がハリウッドから言われてムカついた事を主人公に投影させてるだけなんじゃないですか?かく言う私もあの社長が作らせようとしてるB級映画みたいなテイストの映画は大嫌いな人間ですが笑。 まあ映画評論家たちにウケそうな感じはしますよね。いかにユニークな切り口でこの映画を語るかによって評論家も腕を試される事になるのでしょう笑。 でもこういうのってあえて伏線を回収しないでおけば、鑑賞者が勝手に深読みしてくれるから楽ですよね。確かに説明的に提示しすぎるのもナメんなって言いたくなるし。 それにしても意味不明映画でした。逆説的に言うと、「小市民」である一般鑑賞者は、「イカサマ師」であるコーエンのこの映画を分かる必要なんかないわ!ってとこでしょうか。評論家は色々絶賛するんでしょうけど、こんなん意味不明すぎてしゃあないわ。 正直理解できなかったってのもあって印象は悪いけど、2時間弱と長いわけでもないし、もう一回観てみたい気もするなあって映画でした。ハリウッドへの批判は私も大賛成ですので。 あと、廊下が真っ直ぐ~の構図は「シャイニング」へのオマージュでしょうか。 [DVD(字幕)] 5点(2012-12-25 23:50:19) |
8. ルディ/涙のウイニング・ラン
《ネタバレ》 やっぱ実話ものってダメですわ…。実話だって知ってて見てしまうと、途中なかなか大学に編入できなくても、なかなかレギュラーになれなくても、最後はなれるんでしょ?ってストーリーの結末が見通せちゃうからね。何かいきなり荷物担いで大学に行って「どうしても入りたいんです!!」とかいきなり警備員に言うとことか、熱意ってそういう事なの?ちょっと熱すぎてウザかったかな。とは言いつつも、分かっていても最後数十秒でもグラウンドに立てた時はちょっとウッと来ましたね。映画のメッセージとして「夢に向かってあきらめないで努力すれば報われる」っていうのはやっぱりいいことだと思います。でも映画の作品としての完成度は正直、…ですね。ストリングスの壮大な音楽もやたらアメリカ的でウザいし(これは俺の好き嫌いの問題だけど)、練習がどんだけ辛いかとか、体格の差がどれだけハンデになってるのかとかが描かれてないのは残念かなあ。 あとは最後の試合の前に選手たちがコーチに「ルディが出れないならユニフォーム脱ぎます」みたいに言うシーンが、ご丁寧に一人一人順番にコーチの部屋に入っていくんだけど、そんな演出クサすぎますよ。ちょっとお遊戯みたいでシラけました。 [DVD(字幕)] 5点(2012-12-22 22:51:56)(良:1票) |
9. 青春デンデケデケデケ
《ネタバレ》 素直に最初から最後まで楽しく見れました。てか良くないと思った点が一つもない。今まで見てきた映画を振り返ってみると、それってなかなか珍しくて素晴らしい事ですよね。 まあ、かと言ってめちゃめちゃ面白いわけでは確かにない笑。でもほのぼのとしていて非常に良かったですね。 あと、けっこう遊びを入れてきてるんだけど、(例えば突然出演者がカメラ目線で説明を加えたり、シーンの切り替わりがぶつ切りだったり)それらがすんなり入ってくるんですよね。全然奇をてらってる感じがしなくて、嫌味らしくない。それが映画にとってすごくいいスパイスになってると思いましたね。 僕もバンドを始めて10年以上たちますが、初めてギターを手にしてアンプから音を出した時のドキドキ、メンバーと初めて音を合わせた時の高揚感を思い出して、共感できたのもこの映画を楽しめた要因と思います。とてもいい映画でした。 [DVD(邦画)] 8点(2012-10-21 00:13:57) |
10. オール・アバウト・マイ・マザー
《ネタバレ》 そりゃあおすぎが絶賛するはずだわ。 [DVD(字幕)] 5点(2012-04-30 00:20:03) |
11. ブレイブハート
《ネタバレ》 随所で壮大な音楽がやたら流れるのがやっぱりアメリカっぽいですね。あと戦闘シーンはグロくて見てられない。耐性ない人はきついから気をつけて。 ストーリー展開が分かりやすく、見る側も終盤に向かって徐々に盛り上がれたのだが、 何か少しずつ敵の大ボスに近づいていく展開が「ロードオブザリングじゃん」と思ってしまった。 歴史モノのつもりだったのに、気付けばアドベンチャーとして見ていました笑。 てか一番言いたいのは、そう思ってる人は多いと思うけど、何で敵の姫と寝る??意味が分かんねー!! 王女の子供は実はスコットランド人の血が入ってるんだぜー、ざまあみろ!っていう復讐の為に事に及んだとでもいうの??ウォレスはそれを意図してそうしたの!?そこらへんの説明が一切ないから、ウォレスのあの行動が理解できないよ。それでいて死ぬ瞬間に想うのはずっと愛していたミューロンだ、なんて何も綺麗じゃないから。 王女と寝さえしなければ最後群衆にミューロンを見るシーンに辻褄が合うんですけどねえ。まあ色々ごねましたが、見てる間は素直に楽しめたので8点献上で。 [DVD(字幕)] 8点(2011-06-19 19:24:00) |
12. 遠い空の向こうに
《ネタバレ》 何かなぁ…、そこそこ楽しめたしよかったと思うけど、優等生的な映画ですよね。実話だって最初から知ってると、どのエピソードまでが実話なのかも気になるし。まあ見て良かったとは思います。 [DVD(字幕)] 5点(2008-10-13 23:30:30) |
13. カジノ
《ネタバレ》 ナレーション2人が語りだした。いつまで続くのかと思ってたら最後まで続くナレーション。副音声ONにしてるのかと思ったよ!この演出は最悪。てか最初のカジノの説明長すぎだよ!あんなに一気に名前まくし立てられても理解できません。その後もダラダラダラダラ大した事が起こるわけでもなく進み、ヒステリックなクソ女がギャーギャー言ってるのを聞かされ、どう見ても簡単にボコせそうなただのチビが粋がり(誰かがさっさと殺しゃあいいのに)、あの冒頭の爆破シーンを見せといてサムが死んでなかったり、と何から何まで腹立たしいほどにつまらなかった。そして何よりムカついたのは長すぎること。8時間くらいに感じたよ!!こんなに退屈に感じ、つまらないと感じた映画は久しぶりだ。本当は-100点にしたいくらいだ。 途中何度も鑑賞をやめようと思ったが、頑張って最後まで見た結果、やっぱり途中でやめるべきだったと後悔した。 [CS・衛星(字幕)] 0点(2007-12-21 23:37:05) |
14. パルプ・フィクション
《ネタバレ》 シュールの最高峰ですね。しかし2時間半という長さを全く感じさせないのはひとえにこの映画の持つ実力でしょう。 冒頭に説明がある通り、この映画の内容って、今の言葉(2012年)で言う「チラ裏」レベルですよね。でも退屈しないし、ホントくだらなすぎて笑っちゃうんです。 ヤクザのくせに、銃弾が当たんなかったのは神の力とか大真面目に考えてるし、最終的にピチピチのTシャツに着替えさせられるし、むっちゃ怖いと誰もが恐れるマーセルスが掘られたり、色々全部とにかくシュールです。んで会話もダラダラ長くて展開も遅いのに、会話の内容がある種素人のリアルな日常会話並のテンポだから、逆にしっくり来るというか、それが冗長に感じさせない理由なのかも。 いやーしかし、休日の2時間半をこれを見るのに使うなんて、なんという贅沢! あと、この映画は時間軸バラバラなんで、初見で理解できなくても何回も見る事をオススメします。ヤクのように中毒になってきますから笑。 [CS・衛星(字幕)] 10点(2007-12-19 02:21:41) |
15. デリカテッセン
《ネタバレ》 この映画を見終わってからまだ3時間しか経ってませんが、ストーリーを全く覚えてません笑。そんくらいストーリーはあってないようなものでした。ただ映像を見て楽しめるか楽しめないかだけというか。僕はまぁ合計3分くらい楽しめたかな笑。この監督はストーリーと関係ないところで遊ぶのが好きですね(住人たちの行いがリズムを作るシーンなど)。アメリと同じ監督みたいですが、そういやアメリでも同じようなことしてました。キルビル見た時も思ったけど、こういうのって監督のオ○ニーにしか思えないんだよなぁ。キルビルよりはおもしろかったからいいけど。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2007-12-14 22:43:27) |
16. フランケンシュタイン(1994)
《ネタバレ》 フランケンは愛する人を失いたくないために行った実験のせいで、皮肉にも愛する人を失ってしまったわけですね。怪物はとても可哀相でした。醜い外見を誰も受け入れてくれず、いつも孤独なまま。「何故、創った。」とフランケンに復讐を迫ったはずなのに、死んだ彼を見て泣き崩れる。ただ愛されたかっただけなんですね。非常に切ないストーリーでした。 [DVD(字幕)] 8点(2007-11-12 01:22:46) |
17. タイタニック(1997)
《ネタバレ》 もっと頑丈な船を造るべきだったと後悔する設計士、紳士らしく正装して船と運命を共にすると決めた紳士、自分の判断ミスで船が沈没し呆然とする船長、最期まで一緒にいようと寄り添う老夫婦、子供2人に天国の話を聞かせる母親、そしてその背後に流れる音楽は、船が沈むというのに逃げることもなく演奏を止めず、自分たちの存在意義を全うするカルテットの演奏。このシーンが最も感動する場面じゃないでしょうか。 [DVD(字幕)] 8点(2007-11-06 15:31:04) |
18. マーズ・アタック!
もーティムバートン好きにはお腹いっぱいだったんじゃないでしょうか。ただ、僕は数々のバートン作品を見てきましたけど、好みじゃないですわ笑。グロいしくだらないし。この作品もチョコチョコ笑えるけど、基本的にくだらなすぎる。バートン好きならもっと楽しめるでしょう。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2007-06-29 14:15:42) |
19. TAXi
痛快!ってどこが? [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-06-27 16:02:44) |
20. 恋におちたシェイクスピア
登場人物がいすぎてややこしい。でも脚本賞は納得。「ロミオとジュリエット」と「十二夜」を知ってる人ならさらに楽しめるでしょう。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-06-27 16:00:40) |