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プロフィール
コメント数 212
性別 男性
年齢 37歳
自己紹介 1行ですませたレヴューを充実させるべく頑張ります。

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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  現金に体を張れ 《ネタバレ》 
原作は「気狂いピエロ」の原作も書いてるライオネル・ホワイトですね。ちょっとジョニーの詰めの甘さが目立ったのが脚本としては惜しい。いい鞄買ったらいいし、鍵閉まらないならロープかなんかで補強すりゃいいし、あのでかさじゃ持ち込めないは明らかだし。ちょっとオチに向かって都合がよすぎるかなと。そんな細かいとこ指摘するなって言われたらそれまでなんだけど、観客につっこませないってのは大事だと思うんで寸よ。本当にいい映画はつっこむ隙を与えないし。時期的にフィルム・ノワールですかね?時代の流れにしばられてる感が少し。大好きなキューブリックだけど、ちょっと残念。
[DVD(字幕)] 4点(2007-07-04 04:09:42)
2.  浮雲(1955)
なんといっても高峰の表情がすばらしい映画
[映画館(字幕)] 7点(2007-07-01 05:18:55)
3.  死刑台のエレベーター(1958)
若いカップルの行動と、頭の悪そうな検事はじめ杜撰な捜査には少しイライラしましたが、後半部分はジュリアンどうなんの?みたいな感じでどきどきして見れました。音楽はすばらしい。
[DVD(字幕)] 6点(2006-11-30 03:56:19)
4.  非情の罠
この頃はまだ雇われ監督ということで、MGMの意向に沿うような内容になってると思うので、ロリータ以降の作品を見た後だとなんだか面白みがないように感じてしまうかも。 それでも随所に見られる陰影の見せ方などは秀逸。長い作品ではないですし、キューブリックということを意識しすぎなければ、この時代のハリウッド映画の秀作として評価できると思います。 この頃まだまだ駆け出しのキューブリックですから、会社の意向を無視してキューブリック色を出すというのは難しいでしょうしね。
[DVD(字幕)] 7点(2006-11-16 07:27:39)
5.  雨月物語
もしフェリーニ、もしくはゴダールがこの題材で撮っていたらどういうラストだったのだろうということを今ふと考えてしまいました。やはり快楽と幻想の世界に溺れていってしまったのでしょうか(邪道ですね。。。笑)  欲に溺れる人間の業を、日本的な美しさと共に見せて頂きました。役者陣も素晴らしい。いまあれだけの役者はいないです。それにしても京マチ子はあの感じ似合うなー
[DVD(字幕)] 9点(2006-10-09 02:16:16)
6.  勝手にしやがれ
わかんないけど知ったかぶったり、わかんない自分が馬鹿にされてる気がしてわかってる人を知ったかぶりと批判してみたり、人と映画の話するといろんな人がいますけど、ただ観る側の人間なら自分の感性でいいか悪いか胸張って素直に言えばいいと思うんですよね。自分にとってゴダールは理解できてない監督の一人ですけど、それでもゴダールの映画をおもしろいと素直に思います。技法云々とかは詳しくないし、なんでおもしろいかと聞かれたら答えられないですけど、ただ単に自分の感性でおもしろいと思ったわけです。映画の内容とは関係ないですが。
[DVD(字幕)] 8点(2006-05-04 00:59:16)
7.  幕末太陽傳 《ネタバレ》 
こういう雰囲気の邦画は見たことがなかった。最初から最後まで、テンポとパワーに圧倒されて、全く時間を忘れてしまった。鼻緒が切れた瞬間に、誰もが佐平次になにか災難が起こると思うはず。自分もその一人で、息を呑んで見つめていた。(コメディをこんなに緊張して見ていいのかと自問自答しながら)それでも最後あっさり逃げて、完璧に川島監督にやられたと思いました。監督が望むラストも見てみたかったけど、それでもこの映画の価値は変わらないと思います。裕次郎に関しても、彼は時代が求めたスターだったわけだし、どうこう言えません。こういういい邦画に出会うと、日本人でよかったと心から思います。
[DVD(字幕)] 10点(2006-03-07 04:10:23)
8.  晩菊
違う場所で開かれてる晩酌が3人の元芸者の今がはっきりとわかるし、観てる側もどちらが幸せかっていうのを明確になる。三味線を弾いているのにバックで流れるピアノとか、モンローウォークで笑いあう2人とか、すごく好きです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-02-21 14:54:36)
9.  山の音 《ネタバレ》 
菊子がずっと当たり前のように家事を続けているから、観てる側もそれを当たり前だと思って観てしまって菊子の辛さを見過ごしてしまいそうなんだけど、あの出来事一つで菊子の抱いていた思いが強烈に突きつけられて、ぐっと心がしめつけられた。文句一つ言わず家事をこなして、自分の決心を伝えるための電話でさえ相手を気遣い明るく振舞う菊子の強さと健気さがすごく印象的だった。最後の場面は家族の中で唯一自分を理解しようとしてくれた舅ととの絆を感じる一方で、別れになるという寂しさが伝わるし、最後まで菊子を気遣う舅を見て離れていてもこの二人はお互いを思いやっていくんだなぁと思って、寂しさや暖かさが入り混じった複雑な気持ちになってしまった。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-02-20 22:18:41)
10.  あこがれ (1958)
短編作品の経験が絶対的に足りていないので、短編映画としての評価を僕はできない。だから長編映画として考えると物足りないのでこの点数になってしまう。でも、少年期の年上の女性への憧れを美しく描く作品は多くとも、この作品のように子供が抱く思いをこれだけ忠実に描いているのは珍しいと思う。セリフひとつひとつが非常に印象的だし、子供のイタズラ心、天邪鬼な心が見事に表現されていると思う。古典的なギャグとか、子供の遊びとかところどころに入って、雰囲気も非常によいです。
[ビデオ(字幕)] 4点(2006-02-03 00:16:49)
11.  知りすぎていた男
ヒッチコックの香りはふんだんにするんだけど、これくらいかなぁ。
[ビデオ(字幕)] 5点(2006-01-31 20:43:17)
12.  流れる
こういうよき時代のい日本映画の雰囲気好きですね。テレビ放映だったのでながら見になってしまったのが残念。もう一度見てみます。それにしても山田五十鈴は引き出しの多い役者さんですね。黒澤作品とはまったく違う人柄で驚きました。杉村春子はやっぱり存在感があるし、細かなところが上手いなぁと感じました。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-01-28 23:51:08)
13.  生きる 《ネタバレ》 
葬式の後役所の人間がやってやると盛り上がってるシーン、こいつら絶対なにもしないと思いました。一人手を合わせていた男でさえなにもできないと思ってました。案の定職務に戻ると前と何も変わらず、立ち上がるだけで何も言えない。これが人の本質だと思います。公園であんなにも多くの子供が遊んでいること、それだけで十分でしょう。息子に癌を告白しようとした瞬間、強い口調で財産の話をされたのは痛すぎます。小津作品での家族観といい、薄情な子供を描くのは先の時代を読んでいたのでしょうか。
[DVD(字幕)] 9点(2005-12-12 00:31:00)(良:1票)
14.  禁じられた遊び(1952) 《ネタバレ》 
皆さん高い評価なので心苦しいのですが、これが限界です。僕は見てて、反戦というより宗教倫理的な要素を強く感じてしまったんですよね。。。祈りの言葉をよく知ってると司祭に言われていたミシェルは今で言うと算数の公式は知ってて問題はわかるけど数の本質はなんもわかっちゃいないってとこでしょうか。あの年齢の子供に宗教っていう複雑なものを理解しろって言っても無理な話なんですけど(数もまた然り)。いくらポーレットが死の意味を理解していなくて、ミシェルがポートレットの気を引きたくても、ミシェルは自分がしてることの重大さが判らなければならない年齢には達していたと思うんですよね。ましてや自分の兄の十字架まで。戦争という状況下で死に対して正しい感覚をもつことが出来なかったのでしょうか?どうも解せません。ロミジュリみたいな状況の家族が罰当たりなことするからなのかなぁ。それにポーレットが死を理解していないのなら、あんなにすぐ母親のもとをはなれ、農家で暮らすうちに家族のことを考えなかったのかって思うんですよね。ラストはなんというか、この子はもう路頭に迷い救いがないんだと考えると、やっぱり神なんか無力だっていうふうにとらえてしまうんですよね。神という絶対的な存在が無力化するほど、戦争が恐ろしいってことなのかな。それともニーチェ以降のヨーロッパは宗教があれほど形骸化されてしまったのでしょうか。名作と言われているものを楽しめないのは悔しいので、自分を磨いてまた見ます。
[DVD(字幕)] 4点(2005-12-04 19:40:39)(良:1票)
15.  麦秋(1951)
東京物語続いて二本目に見た小津作品です。東京物語のときも思ったんですけど、いくら町は復興しても、人の中に残った戦争の傷跡は消えないのだなぁと感じました。それから、私たちはまだましな方だというセリフ、このセリフによって表される家族の崩壊の必然性とそれを達観し受け入れる奥ゆかしさのようなもの感じました。 紀子の結婚について家族が反対しますけど、そこに、生涯独身を通したという小津監督の、老夫婦の持つ絆のようなものを美しく描きながらも、家柄や世間体のにとらわれる結婚というものに対する見方が表されていたんじゃないかと思います。最後祝福されているようで、良かったです。あの状況じゃ反対する方が当たり前ですから。家族と離れて暮らして3年になりますけど、家族と一緒に暮らしたいと思わされます。 それにしても、いつの時代も偉い人は下ネタ言うんですね。ねぇ~。笑 もっと大人になったら違う見方ができそうなので、また見たいです。
[DVD(字幕)] 5点(2005-12-04 05:59:32)
16.  どん底(1957)
キャラが一人一人しっかり立ってて役者陣のレベルの高さにはただ驚くしかありません。香川京子かわいいです。
[DVD(字幕)] 6点(2005-11-28 05:37:22)
17.  羅生門(1950) 《ネタバレ》 
難しい、けど面白い。難しいから面白いのか。誰がほんとのこと言ってんだろと思ったけど、誰も言ってなかったんですね。京マチ子最初ぜんぜんしゃべんなかったのに、しゃべりだしたら怖いことしか言わないんだもんなぁ。坊さんが人を疑ってしまうシーンひとつで、なんだかバシッときませんか。赤ん坊がどうなったのかは見る人によって違うのでしょうね。
[DVD(字幕)] 7点(2005-11-28 05:21:56)
18.  東京物語 《ネタバレ》 
お父さんのセリフひとつひとつが、本当に胸にずしりときます。特に「とうとう、宿無しになってしもうた」というセリフはなんとも悲しかったです。あんなに飲みすぎてしまったのも、子供達が相手をしてくれなくて寂しくしているときに旧友に会えてよほど嬉しかったのでしょう。長男に朝まで持てば良い方だと言われ、何度も「そうか、いけんのかぁ」と言うシーンは本当にもうなんというか・・・。家族の死というのを強烈に意識させられました。自分の父も母も老いていくのだなぁと。その時に自分は何ができるのか、何をすべきなのか。僕はまだ10代なので、歳を重ねるごとにこの映画を見て感じることも違ってくるのだと思います。 こんな嫌な娘がいるかという杉村春子のおかげで、原節子の人柄はなおも際立ちました。冒頭の旅支度のシーンと同じアングル、お母さんがいない以外は同じシチュエーションで物語を終えたのも、まさに東京物語が完結するんだと感じさせ、同じように近所のおばさんと話すのも、人が一人死んでも世界は続くし、人生も続いていくんだと感じました。何度でも見たいと思える素晴らしい作品です。
[DVD(字幕)] 10点(2005-11-25 23:18:04)(良:3票)
19.  蜘蛛巣城
マクベスの内容をしらなかったので、予備知識はDVDパッケージの裏面だけでした。序盤の森のシーン。物の怪の笑い声がこだましてるんですけど、恥ずかしながら怖いと思ってしまいました。それから山田五十鈴演じる鷲津の正室浅茅も不気味な空気を醸し出して、まさに圧巻!!表情を変えずになぜあれだけの表現ができるのか、浅茅こそ物の怪なんじゃないかと思うほどでした。終盤の手を洗うシーンも本当に恐ろしくて、完全に作品の世界につれていかれました。終盤の森が動くシーン、なにがあるんだろうと思って緊張して見ていたし、実際森が動いているのを見て少し怖くなりました。そしてもちろん一番印象に残っているのは、クライマックスで矢を嵐のように浴びせられたシーンです。その迫力に本当に驚いて興奮しましたね。そして首に矢の刺さる瞬間、思わず声をあげそうになりました。後にあのシーンは弓道の有段者数人に至近距離から射させたと聞きましたが、怖いったらありゃしない。森が動いた種明かしには、う~んなるほど。物の怪の予言というのに責任を負わせて権力欲をあからさまにしていく人間の描き方は完璧と言っていいと思います。見終わった後は「すごかったなぁ」というのがずっと心に残りました。
[DVD(字幕)] 9点(2005-11-24 23:43:34)
20.  雨に唄えば 《ネタバレ》 
いやー、素直におもしろかったですねぇ。ミュージカル映画ってそんなに詳しくないんですけど、この映画みたいに見てる間楽しい気持ちでいられる映画はとっても素敵だと思います。ジーン・ケリーももちろんいいけど、ドナルド・オコナーが素晴らしかったんじゃないでしょうか。見終わった後はついつい歌い出しちゃったし、「singing in the rain」が歌いたくて、字幕を英語にしてあのシーン何度も見ちゃいましたw ミュージカルに直した映画のタイトルが安直すぎるのにはちょっと笑ったw 深いテーマで考えさせられる映画も好きだけど、こういうエンターテイメントを追求した映画も大好きです。DVD買わなきゃ。 ゼルダ役の女優どっかで見たことあると思ったら、やっぱりあの有名な映画のあの人でしたw
[DVD(字幕)] 8点(2005-11-08 21:42:22)
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