1. G.I.ジョー(2009)
《ネタバレ》 アクション耐性がないので話について行けず、3ヶ所に分かれて起こっている(はずの)戦闘がどこで起こっているものなのか判別不能に。どこがジョークなのかもわからなかったが、イ・ビョンホンはお笑い担当だということはわかりました。忍者姿を見るたびに、アニメルパン3世の五右衛門を思い出しました(本人は至って真面目だけど、周りから見ると、ずれてる感満載なところが似ている)。 [映画館(字幕)] 6点(2009-08-17 12:46:03) |
2. サマーウォーズ
《ネタバレ》 サイバーテロリストの正体は暴走した人工知能。それを迎え撃つのは、冴えない地味な男の子、なんて読んださきから埋もれそうな設定だけど、見てびっくり、極上エンタテイメント。世界を危機に陥らせる人工知能製作者、警視総監に直接電話できちゃうおばあちゃん、それから数学オリンピック出場候補者で世界を司るシステムのセキュリティを解きかけちゃう男子高校生がひとところに集まるなんて、なんともご都合主義だとは頭ではわかるものの、スーパーばあちゃんの「あんたならできる」の繰り返しに、自分も叱咤激励されている気分になって、なんだかじんわりきちゃうのです。笑えて、少しさみしくて、1800円の価値は十分にありでした。 [映画館(邦画)] 8点(2009-08-14 00:03:21) |
3. グラン・トリノ
《ネタバレ》 抑えられた表現の中で、少女に向けられた暴力と主人公へ放たれた銃弾の描写が際だち、非常に衝撃的だった。重厚でドラマティックな展開であるが、主人公が戦時中に何人殺していようと、ギャングの襲撃を鎮めるための人身御供となる行為は、衝撃が大きすぎて私は手放しで賞賛できず、むしろ迷惑な自己満足のように見える。しかしラストシーン、グラントリノを遺品として受け取った少年の表情を見るに、主人公の行為を、肯定しているかはわからないが、少なくとも意味のあるものとして受け止め、自身のこれからの人生に大きな力を与えられたと感じているかに見える。残念なことに私には理解できない。少女が受けた暴力や銃撃シーンに心が大きく揺さぶられたのは事実。 [映画館(字幕)] 6点(2009-08-13 14:10:49)(良:1票) |
4. 大いなる休暇
最初はばらばらのみんなが団結して困難を解決する、というありがちなテーマ。だけど、そのテーマが繰り返し使われているのは、それが観客に快感を与えるから。この作品では、島民・医者双方のキャラクター、島民の地元愛がほほえましい。そして、ピンチを乗り越える姿が面白い。ビッグウエーブではないが、じんわりとした面白みがあり、観てよかったと思う作品。 [DVD(字幕)] 7点(2009-08-12 22:38:14) |
5. 王妃の紋章
コン・リーが美しい。使える女官たちの衣装や胸元、宮廷の内装も美しい。せめぎ合う大量の兵士たち。美しく豪華な画面で、内容やディテールはかすんでしまう。でも、映画館の大きなスクリーンで、この豪華なエンタテイメントを体験できただけで十分元をとったと思っている。 [映画館(字幕)] 7点(2009-03-29 11:34:11) |
6. 恋するマドリ
インテリアやファッションが、参考にできるくらいの平凡さなのが良かった。ストーリーについても突出したところはない。見たあと、少し元気がもらえたから、良かったか。 [地上波(邦画)] 5点(2008-12-30 05:35:41) |
7. おくりびと
《ネタバレ》 本木演じる納棺師(士?)の丁重に死体を扱う仕草に一流の様式美を感じ、 死んだらこんな納棺師に面倒をみてもらいたい、と思った。死んだら何もわからないんだろうけども・・・。 ストーリーには感動できず(広末の演技が受け付けられなかったせいかもしれないが)。死体を扱う仕事にあんなに拒否感示す人って、実際いるんですかね。 [映画館(邦画)] 6点(2008-10-19 17:32:31) |
8. セックス・アンド・ザ・シティ
《ネタバレ》 3~4回泣きました。(激しくネタばれですが)キャリーがルイーズにブランドバッグをプレゼントするシーン。キャリーが結婚式をボイコットしたビッグを花束で殴るシーン。ミランダが夫と橋の上で待ち合わせするシーン。キャリーとビッグの簡素な結婚式。どれもとても素晴らしいですが、一番はブランドバッグを貰ったルイーズの喜びようでした。たかがブランド、されどブランド。実際はブランドのバッグが買えなくても、レンタルしてまで持ち歩く。「私はこのバッグにふさわしい女なの!」というプライド、アイデンティティー。彼女の気高さに涙がでました。女性なら楽しめると思います。お勧め映画です。 [映画館(字幕)] 9点(2008-09-03 19:18:54) |
9. コラテラル
コヨーテの登場シーン、この映画の中で異様に浮いているが、最も好きなシーン。私には何を訴えているのかわからなかったが、心に響いてくるものが確かにあった。最初は殺し屋が語る人生哲学(実行に移せ)がメインテーマかと思ったが、殺し屋の顛末やコヨーテのシーンを見るに、饒舌な殺し屋のセリフは一番に言いたい事ではないのでは、と思った。この奥ゆかしい感じ好きだけれど、面白いとは思えないのでこの点数で [DVD(字幕)] 5点(2007-04-03 02:56:35) |
10. マリー・アントワネット(2006)
ラジオでサントラの内の1曲が流れ、それがあまりにもロックだったので、こんな曲がバックに流れるフランス革命映画って??と映画館に行ったのでした。ふわふわした色彩に癒されるも内容はほぼ無し。マリー・アントワネットの生涯は空しいものでしたよ、と訴えたいがためにこんな作りにしたんだろうか、というのは深読みしすぎか・・・。パグと頬のふっくらした若々しいキルスティン・ダンストは可愛かったですね [映画館(字幕)] 5点(2007-04-02 04:17:38) |
11. 間宮兄弟
毒にもならないが薬にもならない、そんな感じ。見た皆さん、モノポリーしたくなりませんでしたか? [DVD(邦画)] 5点(2007-04-02 03:59:08) |
12. キンキーブーツ
お決まりの展開に特異な設定を貼り付けた、そんな印象の映画でした。唐突すぎる話の進み方に置いてきぼり。ドラァグクイーンのローラも強気だけど女性より女性的な繊細さも持つ魅力的な役どころなのに彼女の描き方もあっさりしすぎてもったいない・・・。最後のショウも派手で楽しかったが、それまでが微妙なのでカタルシスを感じられなかった。うーん [DVD(字幕)] 5点(2007-04-02 03:47:18) |
13. ブレイブストーリー
ロールプレイングゲームやファンタジー小説の上等なパロディー。冒険の始まりには洞窟に行く、賢者から旅の目的を聞く、などのお決まり事に胸がときめく。しかし、皆さんも書いておられるが、時間が足りないのか、ぎゅっと要素が詰まりすぎていて見ていて疲れた。もったいないなあ・・・ [DVD(邦画)] 7点(2007-04-02 02:50:50) |
14. デジャヴ(2006)
《ネタバレ》 伏せんが非常にうまく張ってあって、クレアの自宅で怪我を治療するシーンでは、まさに”志村、後ろ、後ろ!”状態。SFと言うよりは、アクション寄りなので本格SFを期待して見に行くとがっかりかも・・・ [映画館(字幕)] 6点(2007-04-01 02:45:48) |
15. かもめ食堂
知り合ってしばらく経っても丁寧語の女たち、他人との距離の取り方、すごく好感持てます。だけどキレイすぎる。そのためか、あっさりした人間関係も表面だけのものに感じ、あまり乗れなかった [DVD(邦画)] 5点(2007-03-23 23:05:10) |
16. カミュなんて知らない
日本版アメリカンビューティー。面白くは・・・ない [DVD(邦画)] 5点(2007-03-21 01:46:01) |
17. ヨコハマメリー
《ネタバレ》 元次郎さんが時折あらぬ方向を見てモノを考える表情が印象的でした。結局メリーさんがどういうことを考え、どういう事情があり、何故あんなに異様な格好をしていたのか、そういうことは全く明かされないけれど、自分の中に確かに存在する、メリーさんや元次郎さんと共通する異分子性に言葉が響き震えます。元次郎さんの歌に涙が出ました [DVD(邦画)] 7点(2007-03-06 03:33:17)(良:1票) |
18. フラガール
蒼井優に5点。ちょっと濃い目のメイクが映えて色っぽかったし、踊りに気品があった。後は・・・。いつの間に??ってな所が多すぎて感情移入できず、残念 [映画館(邦画)] 5点(2007-03-03 23:13:44) |
19. ゆれる
警察や裁判所まで巻き込んだ壮大な兄弟げんか!主演二人の演技は本当にすごい。兄の土下座シーンは鬼気迫るものあり・・・ [映画館(邦画)] 8点(2007-03-03 23:07:38) |
20. アバウト・ア・ボーイ
どうなのよ?この男は、と呆れながら見たものの、お約束の改心に心がホッコリするのでした。カモが死んで逆さまに浮いている絵面は間抜けでかなり笑えます [地上波(吹替)] 6点(2007-01-22 06:02:34) |