1. 息もできない
最初観たときは、なんか汚い…と避けていたのだが、久しぶりに全部観てみたら、こんな内容だったのか、と。あとからじんわりと面白さがわかってきた感じ。途中に流れる携帯の着メロがものすごく切なくて、その曲だけ聞きたくて何回か巻き戻したw [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-09-15 18:56:29) |
2. ファニーゲーム U.S.A.
初見。心がすり減っている今の状態で見れば、とても面白い映画だと思った。リア充の時だとたぶん違った評価になると思う。ていうかそもそも手に取らないだろう。 [DVD(字幕)] 8点(2014-09-15 18:20:36) |
3. そんな彼なら捨てちゃえば?
あっさり楽しめる映画。恋愛とすっかりご無沙汰なので多少のリハビリにはなった。ジェニアニ年食ってもきれいだー。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-11-01 23:30:18) |
4. レスラー
しょぼくれた親父を観て若干泣きそうになった。人はいつか滅びるし、栄光の時間は限られていることを実感させられる。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-11-01 23:21:50) |
5. 抱擁のかけら
《ネタバレ》 ハリーケインというおじさんのハリケーン的人生に、ぺネロぺが美しい色彩を重ねる映画。やっぱりこの監督は色彩がすばらしい。パキっとした中に映えるぺネロぺのはっきりした顔立ちがとても印象的だった。全体にのペーっとしたストーリだったが、要所要所に種明かしがあって飽きなかった。 [DVD(字幕)] 6点(2010-09-27 00:21:36) |
6. 空気人形
《ネタバレ》 とにかくぺ・ドゥナの人形のような美しさが完ぺきだった。心をもったと自覚してからの笑顔にはそれほど惹かれないのに、能面のような表情のときの「のぞみ」があまりにも整っていて、この人が空気人形を演じたのは正解だったと思う。 ストーリーは心のどこかで感じている虚無感をうまく扱っていると思った。 空気で満たされる女人形、その人形で満たされる男たち、食物で満たされる女、メイドに満たされる男、警察官にニュースを話すことで満たされる老婆、娘に満たされる父とその娘、卵かけご飯に満たされる男…。何が満たすかの違いだけ。結局は人間も人形もそう変わらない。変わるのは燃えるゴミか燃えないゴミかだけだ。 空気を入れられても満たすことのできない「心」はきっと満ちることはないのだろう。心とはいつまでも欲深いものだ。 [DVD(邦画)] 6点(2010-09-20 12:16:13)(良:1票) |
7. かもめ食堂
どうも何も起きなさそうな映画を見るのにためらいがあって手に取らずにいたが、たまたまDVDの整理をしていたときに観たら、本当に何も起きない映画でそこにびっくりした。しかしその低いハードルのまま鑑賞してみると、片桐はいりやフィンランドの役者とかに笑える部分があって観る前よりも大幅に印象が良くなった。小林聡美の年相応の雰囲気は魅力的だと思う。個人的にもたいまさこは大学時代のゼミの先生を喚起する。 [DVD(邦画)] 8点(2010-09-19 19:22:21) |
8. 渇き(2009)
ブツブツ顔のソンガンホの青年のような表情になぜかうちの亡き祖母を思いだしてしまった。彼の顔はハルモニ顔だと思う。頬の張り具合とか。内容は思っていた以上にねちっこく、韓国らしい気がする。バンパイアって弱点がありすぎていまいち残念な化け物?しゃないかなあと思ったけどそこがいいんですかね。DVDのジャケットのインパクトは結構すごい。 [DVD(字幕)] 4点(2010-09-19 19:15:50) |
9. 崖の上のポニョ
見ているこっちが振り切られたような感じがした映画だった。いや、途中までは、むしろ最後まで食いついて見たと思う。。。しかし最後まで?が消えず。これは自分の年齢要因なのか、単に自分の考えが恐ろしく浅いだけなのか。広く子ども達はこれを見て何を思うのかが非常に気になるところ。 [DVD(邦画)] 4点(2010-08-15 22:43:54) |
10. モーツァルトとクジラ
ジョシュがアスペルガー役をうまく演じていたのが良かった。自閉症の中でもアスペルガー障害は言葉の遅れを伴わないという特徴をうまく演じていたと思う。相手役の女性が、障害というよりも奇抜な性格というくらいにしか見えない。つまりこの中ではいたって「まとも」。しかしそうなると障害ってなんだろうって考えさせられた。 [DVD(字幕)] 6点(2010-08-15 22:38:08) |
11. イン・ハー・シューズ
キャメロンの鍛えられた身体と足の長さに目が奪われた。しかし『レイチェルの結婚』と似たような展開に気付いてからはどうも話が読めて楽しめなかった。 ディスレクシアを扱った映画を見たのが初めてだったので、その部分は興味深かった。ただし、眉つばではあるが。 [DVD(字幕)] 5点(2010-08-15 22:31:37) |
12. それでも恋するバルセロナ
スペインとぺネロぺが好きだったので鑑賞。ナレーションの入れ方とか映像とかが雰囲気があって最後まで楽しめた。3人の女性とハビエルとのやりとりが特徴が出ててそれぞれの登場人物に感情移入しながら見られた。 [DVD(字幕)] 7点(2010-07-09 10:51:42) |
13. カールじいさんの空飛ぶ家
やっぱたまにこういう映画見ると元気になれる。登場人物が個性的でかわいかった。とにかく映像が素晴らしい。 [DVD(吹替)] 8点(2010-07-09 10:46:21) |
14. 母なる証明
母とは、すべてを包み込むMOTHERであるが、すべてを焼き尽くすMONSTERであると感じた。 [DVD(字幕)] 8点(2010-05-01 23:28:45) |
15. バーン・アフター・リーディング
細かい笑いどころが多分あるだろうけどついていけずに終わった。ブラピのバカさ加減だけが印象的。 [DVD(字幕)] 4点(2010-04-17 22:02:31) |
16. アバター(2009)
アトラクションに乗っているかのような3Dの映像で鑑賞後若干ふらついたが、やはり映像はものすごい技術が駆使されている感があった。が、また観たいかといわれるとそうでもなく…。技術に耐えうる体力の衰えを感じた。 [映画館(吹替)] 6点(2010-03-17 11:45:43) |
17. レイチェルの結婚
《ネタバレ》 主人公らの家族たちが過去に残してきた不満のようなものが一気に爆発し、しかもそれをちらかしっぱなしで誰も収集出来ない様子が実際にあるだろうなと感じながら観た。 ラストで姉ちゃんが収容される妹を見送るのだが、その姿が私には厄介払い出来てせいせいしたようにしか見えない。 [DVD(字幕)] 6点(2010-03-16 02:02:10) |
18. 愛を読むひと
《ネタバレ》 後半でようやく意味がわかってきたのは良かったけれど、どうもテンポについてゆけず長く感じてしまった。前半はほぼ主人公の2者関係のみで進み、後半は彼らとつながる人々の人間関係の広がりがあり、ストーリーとしても骨太な印象だった。が、どうみても親子のような二人でも恋愛が成立するということが自分の中ではあまり理解できない部分であるので、このような物語のよさがくみ取れなかったのは自分自身の未熟さゆえだと思う。そしてケイトの裸に、年を重ねることの哀しさを思い知らされた・・・。 [DVD(字幕)] 4点(2010-02-14 23:33:07) |
19. カンナさん大成功です!(2006)
結局おデブは好かれないという韓国の風潮を表しているような気がした。日本はもてポチャなる言葉もあるくらいだが、太めには寛容なのだろうか。結構期待した割には、ところどころの台詞のやり取りで?と思う部分があってテンポ良くは楽しめなかった。中身もそうだが、とりあえず外見って大事だなぁと思わずにいられない。 [DVD(字幕)] 5点(2010-02-09 13:16:09)(良:1票) |
20. ジェネラル・ルージュの凱旋
やっぱり堺さんの演技が良かった。倫理委員会でのやりとりなんて舞台を見ているかのようでわくわくした。途中で出てくる玉鉄の印象が意外と残ったので、前作を見ていた分お得な感じがする。病院経営と人の生死とが天秤にかけられているのか。いつか必ずお世話になるであろう場所に対する、違う恐怖を覚える。 [DVD(邦画)] 6点(2010-01-27 00:19:08) |