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プロフィール
コメント数 52
性別 男性
自己紹介 自分に理解できないから低評価というのはいかがなものか。でも無駄に難解にしてごまかしている作品に高評価というのもいかがなものか。自分が納得できるポイントを書くことで発見していきたいと思います。

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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  ミラーズ・クロッシング
すれっからしのクセに弟思いで妙に純情なところもある、ギャング達の中で全然たじろがないヴァーナの腹の据わった強い女性像が印象的。ジョンタトゥーロの相変わらず強烈に異質なチンピラ像、叩き上げで強欲なイタリアマフィアのボスも本当に実在しそうなド迫力。他のギャングの手下達もいかにも渋いそれらしさ。とにかく主人公であるはずのトムの印象が薄くなるほど、回りに登場する人物像がどれも個性的で濃く多彩。ギャングの世界を描きながら美しく、本当にクールな映画。
[DVD(字幕)] 9点(2007-08-24 20:47:32)
2.  GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊 《ネタバレ》 
【ネタバレあらすじ】プロジェクト2501で外務省は情報工作プログラムを作る。しかしそれはネットの海で独自のゴーストを発生させる。外務省プログラマーはバグとしてそれをネットから隔離するが、隔離されたプログラムは人形使いと呼ばれるハッカーになっていく。あせった外務省は人形使いを回収しようと躍起になり、真相を隠して9課を巻き込む。そんな中、外務省の依頼で、草薙は2501のプログラマーの亡命を阻止する。次に通訳にハッキングしようとしたた人形使いの行方を追跡するが、捕獲できたのは操られたダミーでしかなかった。その後人形使いはネットの中に追い込まれ、義体製造社にハッキングして義体を自ら製造、その中に入る。義体はトラックに破壊され9課へ収監される。そこへ外務省から部長と研究者がやって来る。ところが彼らは三人の光学迷彩で透明化した兵士を伴っていた。外務省は義体の中には人形使いがいることを告げ、義体の引渡しを要求。その時義体の中の人形使いは自己起動し「生命体」として亡命を要求する。これを見た透明兵士達は義体を奪って逃走、旧市街の廃屋に逃げ込み、戦車で義体を死守しようとする。草薙は単身戦車と対決、ぼろぼろになりながら間一髪でバトーに救出される。その場で草薙は人形使いにダイブ、人形使いの狙いは、似た者同士である草薙と融合し、自らは死にながら子孫を残すことで進化、より強力にネット界に存在できる本物の生命体になることだった。融合することで自分自身がなくなることを危惧する草薙だったが、人形使いから「人は絶えず変化するし、自分自身であろうとする執着は自分自身を制約するものだ」と口説かれ融合を承諾。融合直後、情報工作の暴露を恐れる外務省の武装ヘリに二人の義体は破壊されるが、草薙の脳殻はバトーがかろうじて確保、20時間後に自宅で少女の義体に再生させる。生命意識の上部構造にシフトした草薙はバトーの「ここに残れ」という誘いを拒み、広大なネットの海へと向かっていく。 ■イノセンス以来この監督の作品は敬遠してたのですが、こちらは深い内容の哲学エンタティメントでした。脚本家がいいのか? 記憶や生命哲学をみごとにネット時代のコトバで再構築し、さらにエンタティメント化、視覚化、示唆的な壮大な進化ストーリーにまとめています。この映画は世界の映画作家たちを上部構造にシフトさせるくらいの、先端的な意欲作だったと思います。 
[DVD(邦画)] 10点(2007-03-09 15:01:27)(良:1票)
3.  ジャッカル
ヤサ男のローテク職人狙撃に対する、マッチョのハイテクかず撃ちゃ当たる物量狙撃という、いかにも現代アメリカの考え方を示した仏版ジャッカルからの変化を見るのが面白い。もともと面白い設定をうまく換骨奪胎して現代ハリウッド娯楽対策にリメイクしたと思いました。リチャードギアの「テロリスト」は自分は独立戦争の兵士として戦っただけなのだから、暗殺阻止に協力したら釈放して国に帰せと要求します。 そして暗殺阻止に活躍した「テロリスト」を、局長が個人的に釈放してやるのですが、今(2007)見るといろいろ感じるものがあります。 つまり米独立戦争時の反乱軍、独占領下での仏レジスタンスも当時の英独から視ればまさにテロリストとであり、実際にそう呼ばれてましたが、無事独立を果たしてからは建国の英雄です。実はこの映画はテロリストという言葉の、別の方向から見た意味を考えるように、ささやかに要求しているのです。お金(油)のために大勢の犠牲者を巻き添えにして平気で殺す人間こそ本当の悪なのです。
[DVD(字幕)] 7点(2007-02-28 17:34:41)(良:1票)
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