1. タイタニック(1997)
好きな映画は「タイタニック」って臆面無く言えるような人はたぶん良い人だ。。私は違うけど。そんな映画です。 [地上波(吹替)] 7点(2008-03-30 00:08:27)(笑:1票) |
2. おもひでぽろぽろ
《ネタバレ》 とにかく、主人公とその相手役の画が、あまりにも声を演じた二人 を意識しているような気がして(あの口の横の不自然すぎるほうれい線といい、 男のファッションといい・・・)だったらなんで実写じゃなくてアニメなのよ? という疑問がずっと頭を離れなかった。あの話なら実写の方が説得力があるような 気もするし、元々アニメで作る話ではないような気がする。田舎の美しい 景色も、いくらジブリの素晴らしい絵とはいえ、実写の方がずっと説得力がある だろう。主人公たちを↑の理由から全然好きになれない上に、田舎= 素朴で温かい。みたいな単純な方式に私は絶対共感できない。田舎の方が、人間 関係が狭いのでややこしかったり偏見に満ち満ちていたりすることもあるだろう。 主人公はせっかくの江戸っ子で良くも悪くもクールな一家に育った上に 思い出もたくさんあるのに、なぜ、お江戸のよさが判らず、田舎に残ろうと思う のだろう。他人に構わないことの優しさもあるはずなのに・・・。 人の結婚話を勝手に進めてくるようなおばあちゃん、私なら絶対に嫌なので 何からなにまでとにかく共感できない映画でした。 [地上波(邦画)] 3点(2007-10-23 22:59:30) |
3. さらば、わが愛/覇王別姫
《ネタバレ》 いやあ、激しいなぁ~~。久しぶりに激しいものを見てしまったな、という映画です。 といっても、動乱の時代の中国を舞台にしている映画ですが、誰かが撃たれて死んだり殺されたり、といった映画ではないんですよね。せいぜい捕まって牢獄にいれられたり するくらいで。 何が激しいかというと、「愛」ですね。こんなに愛に全てをかけている男女というか 女二人(故レスリーとコン・リーが演じる二人)を見たのは久しぶりです。でも、 二人ともさもありなん、と思えるくらい、恋に落ちていく様子もちゃんと描かれています。レスリー演じる蝶衣は、子供の頃の京劇に入るまでから、入った後の体験が あまりにも過酷な為、どうしてもその中で助けてくれた石頭を好きになってしまうんですね。コンリー演じる元娼婦もそう。本当はたまたま、気まぐれのような事なのですが、あまりにも助けてもらうタイミングが良すぎて、石頭の事を「特別な男だ」と 思いすぎてしまう。そして、二人とも、本当に石頭に尽くす尽くす・・・・。 愛を争いながらも、どこか蝶衣と菊仙は似ています。同じ男を好きになり、同じ男に 自分の夢も人生も賭けた・・・・。石頭は本当に二人に愛をささげられるだけの 価値のある男だったのでしょうか?それは私にはわからなかったのですが、こういう 「やたらとタイミングのいい優秀なセリフを吐く、罪作りな男性」というのは実際にも 結構居ると思います。悪気はないけど、肝心な時に鈍感で、絶対に言ってはいけない セリフをぽろっと言ってしまう・・・。コンリーの演技が素晴らしく、女性の素晴らしさ・たくましさ・深さをよくあらわしていると思います。それだけに最後は残念 というか、菊仙の自殺だけは、監督の男のエゴが入っていると思いました。 菊仙くらい、頭のいい人なら、全てをかけた愛に破れても、あの男のもとを去り、たくましくやり直すほうが自然です。別れた女がいつまでも自分の事を好きだと勘違いしやすい男のタイプですね、監督は。女はもっとしたたかだぜ~。 蝶衣の10年後もまだ引きずってる様は、納得できました。蝶衣にとっては愛だけではなく、京劇という夢もすべてを賭けた愛だったのですから。いやあ、しかし、 愛って重いなぁ~~。 [DVD(字幕)] 9点(2007-09-25 19:27:07) |
4. ショーガール
ヴァーホーヴェン監督好きの人には、ニヤッと笑える上になんとなく 励まされる(?)気にもなれる、いい映画だと思います。 ラジー賞を本人が受け取りに行っちゃったエピも含めて、私の中では「下品も突き詰めると粋になる」そんな見本の映画です。脱ぎまくり、やりまくりですけど、あんまりエロくもグロくもないですよね?かえってさわやかな気がするくらい(笑)のポロリっぷり。。主人公のたくましさには日本のヤンキーママにも通じる、微笑ましいような、アホやな~と思うような、それでも「勝てないわ」と思えるような、図太さを感じる。大阪的な部分、あるなぁ、これ。でも、ある意味フェミニスト映画だと思うんだ(友達レイプされるけど)。女性ってほんとはか弱くもないし上品でもないし、情緒とか無いと思う(わたしゃ女です)。ほんとは強くて、単純で、明るい女性が理想だし、原点じゃない?だから、うるさくって、本能だけで生きてて、友情には厚くて、たくましいノエミは、ある意味正しいゼ。男性の作る映画って、幻想の女ばっかり出てくるから、イライラしちゃうんだけど、ヴァーホーヴェンの映画の女性はある意味リアルですね。ノエミって案外いい妻、いいお母さんになると思うわ。そういう問題ではない? [DVD(字幕)] 7点(2007-04-12 03:51:22)(良:1票) |
5. ギャラクシー・クエスト
夢見る頃を過ぎた人こそ、楽しめる映画ではないでしょうか。 落ち目のヒーローたちがもう一度夢に目覚めるステキな物語。シガニーが綺麗なのも、勇気づけられるし(笑)細かい会話も気をつけてみてると、とっても面白い。 素直に「頑張ろうぜ!!」って思える明るい映画ってありそうでなさそうなので、元気がないお勤め人の人には是非ゼヒ、おススメしたい。 [DVD(字幕)] 9点(2007-04-12 02:55:19) |
6. ガタカ
《ネタバレ》 こんなに全てが美しい映画はその後もなかなかお目にかかれない。 どこかミッドセンチュリーな雰囲気の近未来の舞台もスタイリッシュだし、 主演の3人も一番美しい時期に撮ったと思われる作品で特にユマ!! パルプフィクションの時も怪しい美しさでしたが、この映画のユマは本当に 光り輝く女神のよう。やっぱり恋してたからかなぁ・・・奥目の男に。イーサンホークもいつもは特にハンサムとは思わないんだけど、この映画だけは役柄とぴったり 外見がマッチしてるせいもあるのか、魅力的に見えました。ジュードは、もう 、言わずもがな。この時若いし、車椅子という効果的なセッティングだし、 ジュードはやっぱり「恵まれすぎた人で、悲劇的な」役が一番合うなぁ。 話も、必要以上に熱くなりすぎたり、ミステリアスになりすぎず、 割とたんたんと終末まで持っていく感じが上手くて好きです。 オチがちょっと弱いような気もするけど、いや~、この映画は この描かれた世界のスタイリッシュな雰囲気に酔い、遺伝子によって全て決められてしまうことの不条理に悲劇的な気分になることが重要なのかな?って。公開時、 「美しすぎる未来。君に、届かない」とかいうコピーでしたっけ?確かにイーサンに ユマは届かない嫁だったんだね。 [映画館(吹替)] 9点(2007-01-06 00:00:25) |
7. ミミック
《ネタバレ》 私は虫が大嫌いなので、最初はおぞましさ、怖さが倍増しました。でも、何回か観ていると(マゾなので)妙にミミックに愛着が湧いてきたのは私だけ?人間にばけて地下鉄を出入りしてるなんて・・お茶目さん♪同じ音を出せる男の子には優しい(?)のね・・お茶目さん♪(汗)ミラが綺麗だし、配役がホラーにしては渋めでそこも 好きです。 子供は殺されないだろうな、、と思ってたら最初の子達は死んじゃって意外。 結構、普通のホラーだったら「生き残りキャラ?」な人がたくさん 死んじゃって悲しかったなあ。その割にはミラの夫はいきてんのね。 [DVD(吹替)] 7点(2007-01-05 18:15:53) |
8. レリック
《ネタバレ》 割と面白かったです。怪物があんまり強くないな・・・とは思ったけど。 もし、博物館がロックされてなかったら、簡単に軍が退治できてたレベルの怪物でしたね~。役者さんが渋い配役で、そこが普通のホラーとちょっと違う感じで好きです。 トムサイズモア、かっこよい!館長さんもいい味の人ですよね、この映画には もったいない気がしましたよ。 [DVD(吹替)] 6点(2007-01-05 18:08:29) |
9. ショーシャンクの空に
《ネタバレ》 何はともあれ、この映画を見ると「がんばりましょ」って自分に 言えるようになるので10点。ラストの風景が本当は天国だとしても、ね。 [DVD(字幕)] 10点(2007-01-02 16:13:20) |