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プロフィール
コメント数 330
性別 男性
自己紹介 評価の基準は、自分が何回も見たいと思うことと、他の人にぜひ見てほしいと思うことです。8点以上は、ほぼ全部2回以上見ています。画像の豪華さは評価にあまり関係なく、脚本重視。アニメとコメディに若干甘いかも。それと、昔見た作品を記憶でレビューすることはしていません。原田知世版の時をかける少女は、当時の評価なら10点ですが、今の若い人に見てほしいとは思わないので、レビューしていません。
漫画レビュー始めました。映画と違って、つまらない作品は途中で投げ出すので、基本、面白い作品しかレビューしません。そのため、レビューの平均点は高くなります。

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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  もののけ姫 《ネタバレ》 
この映画は食わず嫌いで、見るのは意外にも初めてだった。 そういや公開当時、自分はジブリ嫌いだったことを思い出した。 「紅の豚」のオヤジ臭いナルシズム、「平成狸合戦ぽんぽこ」の安っぽくて押しつけがましい環境保護。 2回連続で映画館で嫌な思いして、ジブリはもう見ないことに決めてたんだった。  さて、難解な映画とは聞いていたんで、ちょっと身構えて見たけど、そうでもなかった。 だって、所期の目的を達成したのは主人公だけだもん。 だから「共生」というテーマが心に残って、気持ちよく見終わられる。 感情移入しにくくはあるね。 善玉悪玉がはっきりしない上、主人公はいろんな組織を駈けずり回ってもちっとも問題解決しないし。 でも主人公、坂本龍馬みたいで嫌いじゃないなあ。 若者があちこち走り回って、なかなかうまくいかなくて、それでも自分の思いだけは伝えられて。 「ああ、健全な映画だなあ」って思える。 だから、かなりジブリらしい映画でもあるよね。
[DVD(邦画)] 7点(2018-01-23 00:18:13)
2.  ジュラシック・パーク
自分が唯一DVDを所持している映画。 新しいテレビを買ったときは、必ずこのDVDを流して赤と緑のバランスを補正している。 要するに、この映画が映像の標準だってこと。  それにしても、もう25年前かあ。早いなあ。 今、最新作として見ても、充分に通じる内容だしね。 モニターとか電話が古いのがご愛敬なだけ。 スピルバーグは、この映画の恐竜を「怪物ではなく動物として映し出したかった」そうだけど、今見ると、それを可能にしたのは、当時最高峰のCGというよりも、絶妙の脚本によるものだと分かる。 だから、怖い恐竜、憎たらしいデブの悪役、かわいらしい子供、正しい大人の主人公。みんな見事にキャラが立ってる。 「スピルバーグってやっぱりうまいなあ」と唸らされる傑作。
[DVD(字幕)] 9点(2018-01-13 23:17:57)(良:1票)
3.  恋はデジャ・ブ 《ネタバレ》 
噂には聞いていた傑作。やっと見れた~。 ただ、期待通りとはいかなかったなあ。 結局、最後まで「大人のズルさ」から抜け切れていないように思えたから。 自分も少しヒネた大人だから、「ヒロインは本来、カメラマン氏と結ばれる運命だったんじゃないか。 カメラマン氏の幸せを奪ってしまったんじゃないか」なんてことを考えてしまったし。 こういうのはやっぱりピュアな若い人主演で作るべきではないかなあ。 ただね、この映画、ヒロインが少しずつ綺麗になっていくんですよ。 「こういうオシャレさは、なかなか日本映画じゃ真似できない。うまいなあ。」って思った。
[DVD(吹替)] 6点(2015-12-05 21:54:14)
4.  バッファロー'66
自分はこの映画、ダメだった。 お話と映像の退屈感が、どうにも。 邦画の「悪人」ほど反感を覚えたりはしないけど、お話が退屈だから、女が男に惹かれる理由を考えてしまったり、車が気になってしまう点は同じ。 自分、車マニアじゃないけど、さすがにハチロクがでてくりゃ「おお?」と思ってしまう。 でも、女が男に惹かれる理由も、ハチロクである理由(1998年のアメリカでも、マニュアルの小型車ってかなり特殊でしょ)もキチンと説明してくれないから、モヤモヤ感が残る。 ただ、ラストの締め方にはなかなか好感持ったけど、それだけじゃね。 中盤、実家での長い食事シーンで「狙いすぎだよ」って思ったけど、その感想は最後まで見ても消えなかったなあ。
[DVD(吹替)] 4点(2013-06-17 00:01:16)
5.  ファイト・クラブ
有名な映画だけど、なぜか見る機会がなく、今回、初めての鑑賞。 でも、残念ながら突飛な話についていけなかった。 カルト宗教の話みたい... 体をいじめてから洗脳するのも、カルトの特徴だし... 自分は好きになれなかった。 とりあえず、最後まで退屈せずには見られたんだけどね。
[DVD(吹替)] 4点(2012-06-17 20:32:54)
6.  リング(1998)
他の皆さんの評価は、どうしてこんなに低いんだろう。 自分は最初に見た時、あまりに怖いんで、怖さ紛らわすために、もう一度連続して全部見ちゃったほど。 見た後は、原作も読んだし、この後に公開されたスピンオフ作品も、基本、全部見たと思う。 それだけの衝撃度があった。 しかも、一度見て終わりのホラー映画がほとんどの中、この映画だけはしばらくするとまた見たくなる。 この作品の怖さ、話の広がりのワクワク感、テンポの良さ、真に怖くなるラスト、どれを取っても素晴らしいと思う。  さて、今回はビデオじゃなくてDVDで見直したから、当時の怖さや楽しさ(友人に「絶対見たほうがいい」って話したくなること)が残っているか、ちょっと不安だった。 でも、それは杞憂だった。 映画全編に漂う、あのジメっとした嫌な感じは、今もしっかり受け取れた。 今見ると、車やファッション、電話やテレビも古くさくて最初のうちは気になったけど、話がしっかりしているから、途中で気にならなくなる。 ちゃんと、今見ても怖かった。 これって結構、凄いことだ。
[DVD(邦画)] 10点(2012-05-27 06:19:01)
7.  スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
「スター・ウォーズ」と「スター・ウォーズ/帝国の逆襲」は、公開当時、映画館で見た。 それ以来、ほぼ30年ぶりに今作を見た。 いやー、見なきゃよかった。 30年ぶりってことは、スター・ウォーズ好きじゃないってこと。 そんな奴が、シリーズ中でも一番評判悪い今作(後でわかった)を見ちゃいけないよなあ。 こりゃあ確かにひどい。 映像には金かかってるのに、箸にも棒にもひっかからないつまらなさ。 ツッコむ気力さえ奪われる感じ。 ただ、1作目から気になっていることを一つだけ。 あの光線の剣を使った殺陣ののろさは、なんとかなんないの? 初めて幼稚園児に丸めた新聞紙持たせたって、あれよりはマシだと思うけど。
[DVD(吹替)] 1点(2012-03-17 23:19:05)
8.  ボーン・コレクター
最初から80分はかなり面白い。 猟奇的な事件だけでなく、機知に富んだ主人公、強情なヒロイン、優しい看護婦、憎らしいライバル...みんなキャラが立ってる。 ところが。 残り40分、どんどん話がしぼんでいく。 クライマックスなんか、「今までの伏線はなんだったの」っていうくらいひどい。 あーあ、って感じ。
[DVD(吹替)] 4点(2011-10-01 13:40:20)
9.  タイタニック(1997) 《ネタバレ》 
公開当時、あまりに荒唐無稽な内容に頭きたことを覚えている。 公開当時なら、たぶん2点をつけたと思う。 だって、前宣伝はともかくとして、「タイタニック」という実名を使い、「上品な老婆の回想から物語が始まる」なんて手法なら、自分じゃなくたって、史実に基づいた話だと勘違いしても当然だろう。 ところが、話が進むにつれて、「え、こんなことありえる?」が次々と頭に湧いてくる。 そして、船が沈みだしてからも続く恋愛ゴッコで、はっきりウソ話とわかった途端、疑問は怒りに変わった。 「色ボケババア、今すぐ死ね。死んだ1500人に土下座して今すぐ死ね」って思ったもんだ。  あれから13年。 今回、レビュー書きたくなって見直したんだけど、当時の記憶よりずっと良かった。 自分が年取って丸くなったせいかなあ? 「若いうちの、こういう後先考えない恋愛もいいなあ」なんて思って見れた。 船が沈みだしてからの映像の迫力は、今見ても圧巻だし。  ただね、この映画、アカデミー賞で作品賞を含む11冠。 自分の好きな「ポセイドン・アドベンチャー」は、主題歌賞と視覚効果賞の2冠。 「これって逆じゃない?」って思う気持ちは、今でも変わらない。
[DVD(字幕)] 7点(2011-05-04 02:58:43)
10.  エイリアン4
エイリアンの初回作は5回くらい見たかなあ。2は7~8回くらい見たと思う。 しかし、3は退屈だったので1回だけ。 そして、この4は今回が2回目。でも今回見て、映画としては悪くないと思った。 恐怖感が最後まで続くから、最後まで固唾を飲んで見られるし。 ただ、自分はこのシリーズの初回作から映画館で見ているファンということもあって、ちょっとこの4は好きになれない。 それは、ストーリーに無理があるとか、主人公の設定とかという問題じゃなく、単純に「美しくない」から。 というか、この4を見て初回作と2の美しさに気付いた。 「エイリアンはスプラッタムービーじゃない!」声を大にしてそう言いたい。  あっと、文句ばかり書いたけど、結構見所のあるシーンも多いし、そんなに悪くない映画なんだけどね。
[DVD(字幕)] 7点(2011-01-08 18:09:44)
11.  シン・レッド・ライン
いやあ、これほどの駄作とは思わなかった。 とにかく退屈。最後まで見るのが物凄く苦痛。 映像もセリフもポエム満載。 「それはチラシの裏にしろ」とツッコむこと多数。 高い金かけてこれだけつまらない映画を作ることができる、ということに感心した。 「戦争は空しい」ということが言いたいんだと思うけど、「もう戦争映画なんか見ないほうがいいのかも」という感想を持った。  そしてこれがアカデミー作品賞候補? タチの悪い冗談としか思えない。
[DVD(吹替)] 1点(2010-11-08 01:55:52)
12.  がんばっていきまっしょい(1998)
ノスタルジーに浸れないと見られない映画。 自分にそういう趣味はないので無理だった。 話が間延びしてるから、部員たちがいつまでたっても日焼けしない、筋肉つかない、漕ぎがうまくならない(全身使えてない)とかが、気になって仕方がない。 それと主人公が創部したのに、全然責任感がないのがどうにも許せない。 大勢の人に助けてもらってきたってことが映画上でもちゃんと描写されているのに、なんの感謝も感じない人物像には付いていけない。 点数は、美しい瀬戸内海の風景に対して。 
[DVD(邦画)] 4点(2010-10-31 03:01:19)(良:2票)
13.  耳をすませば(1995)
主題歌が最初も途中も違和感ありまくりなのに、なぜか最後にはビシッとはまる所とか、家族愛の見せ方とか、随所に見せ場はある。 ただ、いかんせん、根幹の恋愛話が... 行動は昔の(今もか?)日本の中学生のようにイジイジしてるのに、話し出すとイタリア人も真っ青の直球勝負。 見てる方は、これじゃ気恥ずかしくて困る。 映画の途中、「雫が物語以外の本を読むなんて」というセリフがあった。 自分も思った。「宮崎駿が現実世界を舞台にするなんて」。 何も、苦手分野に無理に挑戦しなくてもよかったんじゃなかろうか。
[DVD(邦画)] 5点(2010-08-13 18:48:43)
14.  GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊
何が言いたいのかよくわからない。 絵を見ている限りじゃ、そう複雑な話とは思えないんだけど。 でも、セリフが絵と関係ない話をしてるから、??????となってしまう。 しかも、セリフの中の用語がやたら難しいし。 ところで、登場人物の中では、人間(清掃員と若手男刑事)に親近感が湧いた。 それはこの映画の趣旨と違うようで、自分はこういう映画に向いてないのかなあ、なんてちょっとさみしく思った。 
[DVD(邦画)] 3点(2010-08-01 13:16:25)
15.  シックス・センス
見るのは今回で2回目。初見時は、運良くネタバレなしでラストまで見れて、とても感動できた。今回は、ストーリーを分かってて見たわけだが、それでも楽しめた。ホラー映画にして、ハートウォーミング。この二律背反を見事にやってのけた素晴らしい映画だと思う。ストーリーを知らない人なら、ぜひ一度どうぞ。
[DVD(吹替)] 8点(2009-08-17 01:05:34)
16.  羊たちの沈黙
この映画はアカデミーの作品、主演男優、主演女優を取ってたんだ。 確かにうまいもんなあ。 話自体はむしろ平凡な部類なんだけど、なぜか怖い。というか不気味。 このへんがさすが。 何回も見たいわけじゃないけど、時々見たくなる良い映画です。 
[DVD(字幕)] 8点(2008-04-26 00:16:28)
17.  ガメラ 大怪獣空中決戦
「ガメラぁーガメラぁー、強いぞガメラ、強いぞガメラ、強いぞガ・メ・ラぁー」 思い出したくもないのに覚えているこの歌。 強くねーんだよ!ただつまんねーんだよ! たぶんガメラ映画を全部見ているが、今作より前の作品は、全部こうツッコんでいた。 父親にせがんで映画館に連れてってもらった帰り道は、こう言われたことがある。 「お前、こんなのが面白いのか?」 この時だけは、本当に父親に悪いことをした、と物凄く後悔した。  そんなわけで、この映画が公開されたと聞いてもただ不愉快なだけだった。 しかし、いくつかの映画評で激賞されているのを知り、ビデオで見てみることに。 まさか、映画館で見なかったことを後悔するとは思わなかった。 特に、東京タワーと怪獣があんなに美しく見えるなんて。  怪獣映画と聞いてワクワクしたことがある人なら、ぜひ見てほしい一作です。
[DVD(邦画)] 8点(2008-03-05 00:41:01)(良:1票)
18.  ガタカ
古くさい設定のSFで、映像やストーリーにも起伏が乏しいので、どうにもノれない。 車椅子くらいでエリートから落ちたって象徴にされてもなあ。 宇宙飛行士は無理でも、頭脳労働なら何の障害もないんじゃ? 近未来なら、なおさら。 ただ俳優さんたちだけは未来っぽかった。邦画じゃちょっとこの雰囲気は難しいだろうなあ。 ところで近未来のエリートは、水泳でもエリートじゃなきゃダメなのかな? 1kmだか10kmだかわからないけど、自分の泳げる限界の半分近くを泳いで、残りの半分は溺れた人を引っ張ってくる。それってオリンピック選手でも厳しいんじゃ?。 車椅子の人も水泳でメダルだったし。
[DVD(吹替)] 4点(2008-02-03 00:10:42)
19.  セブン
確かに衝撃のラストだった。後で冷静に考えると、現実にはありえないラスト。それをさもありなんと思わせるのは、それまでの伏線がきちんとしているから。沈着冷静な老刑事が初めて見せたうろたえの表情。多弁になる犯人。いや、お見事。
[ビデオ(吹替)] 8点(2007-08-25 22:42:22)
20.  天使にラブ・ソングを・・・
音楽コメディの傑作。自分が小学校の音楽の先生だったら、この映画の鑑賞を6年生の必修課題にしてしまうだろう。音楽やる楽しさが素晴らしく表現されていて、ぜひ子供のうちに見てほしいから。この映画はほとんど時代背景に左右されないから、今の子供が見ても何の違和感もないだろう。ウーピーでコメディなのに、古くさい修道院という設定が時代を超えた傑作を生み出した。こんなこともあるから映画は楽しい。
[DVD(吹替)] 10点(2007-08-12 20:08:23)
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