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1.  バイオハザードV リトリビューション 《ネタバレ》 
人生初の3Dで鑑賞。  次々とステージが変わるゲームのような展開や、中盤で怪物にさらわれた娘(クローンだけど)を助けに行くというエイリアン2のリプリーとニュートをパクったかのような薄っぺらな展開には失笑しそうにはなったが、相変わらず、アリス役のミラ・ジョボビッチは凄まじいまでの身体能力とアクションを見せ付けてくれるし、ジル役で復帰したシエンナ・ギロリーもなかなか切れのあるアクションを見せてくれていた。(批判の多いジルの衣装だが、設定がゲームの5に準拠させたものなのだと考えれば、これはこれで納得。もっともゲームを知っている人以外には、ジルだと言われないと『これ誰?』であろうが)  またシリーズ初登場であるレオンとエイダもなかなか頑張っていたように思うし、バリー・バートンが登場した(途中で死ぬけど)のもゲームのファンには嬉しい設定であろう。  しかし、それ以上にウェスカーがアンブレラを離反した理由や、レッドクィーンがどうして全人類を滅ぼそうとするのかの理由(そもそも、レッドクィーンは1においてバイオハザードから『人類を守る為』に、ハイブの職員を皆殺しにし、感染を封じ込めたのである。レッドクイーンの目的が人類の絶滅なら、1でハイブの職員を皆殺しにしたことと今回のレッドクイーンとの行動の間に矛盾が生じる。もっとも、この意見は1のレッドクィーンと今作のレッドクィーンが同じものだと仮定した場合の話だが。もう何をしても無駄だから、苦しませるよりいっそ滅ぼしてしまえ、ということなのか?または人類の馬鹿さ加減に愛想が尽きたのか?)の説明がまったく不足している上、ラスボスがプラーガ寄生体を注入したのに、何の外見上の変異も起こさないレインのクローンではストーリーを締めくくるだけのインパクトも有終の美もない。しかも、完全決着しない(今までのシリーズのようにはっきりと倒したわけではない、あまつさえ『戻ってくるよ』とか言ってるし)ので、カタルシスも何もなく、見終わった後には爽快感より消化不良・欲求不満のモヤモヤ感の方が色濃く残る。  ジルが元に戻ってくれたことと、リー・ビンビンのエイダの性格設定および容姿がゲームにかなり忠実だったのと、脇役の一人で終盤であっさりいなくなるとはいえ、オデット・フェールのカルロスがまた見られた(個人的に好きな役者だから)ので、この点数で。
[映画館(字幕)] 5点(2012-09-18 22:02:39)(良:1票)
2.  SPACE BATTLESHIP ヤマト 《ネタバレ》 
初めて聞いた時は『止めてくれェッ!!』と思っていましたが、wowowで放送されたので見てみました。  戦闘シーンなどは思ったより悪くなかったです。 CGとはいえ実写であれだけ再現出来てりゃまずまず満足かな、と。  後、ブラックタイガーで戦う森雪。見る前は『絶対あり得ない』と思っていたのだけど、実際見てみると『これはこれでありかも』と思えてしまった。 演じてるのが黒木メイサだからだろうけど。  後は沖田艦長に『地球か・・・何もかもみな懐かしい』を言わせるなら真田さんに『こんなこともあろうかと』も言わせてほしかったなぁ、と個人的には思ってみたり、アナライザーが人間よりでかくなるのはどうよ?とちょっと失笑してみたり、ガミラス(デスラー)が『我々は個にして全』と言ったのを聞いて条件反射的に『フェストゥムかよ!』と突っ込んでみたり。  で、一番思ったのは『キムタクは何をやってもキムタクにしか見えない』ということ。  バラエティーや歌番組での彼は好きだけど、演技者として何をやっても同じようにしか見えない、というのは致命的。勿論本人は役作りしてるんだろうけど、言葉の端々やちょっとした所作にどうにも『キムタク』臭さが漂ってしまうのが残念。  CGや戦闘シーンはかなり頑張っていたし(ちょっとエイリアンやスターシップトルーパーっぽい部分はあったけど)、上田みゆきがスターシャ(映画ではイスカンダル)の声をあてていたし、ガミラス(デスラー)の声は伊武雅刀だったし、相原役のマイコが思いの他可愛かったので、この点数で。
[地上波(邦画)] 5点(2011-11-08 01:25:52)(良:1票)
3.  セックス・アンド・ザ・シティ2 《ネタバレ》 
個人的には好きな映画。  でも、話が動き出すまでが長すぎる。 前半なんて4人のセレブな中東旅行記ってだけだし。(勿論、キャリーがビッグとの夫婦関係に不満を感じて悩んでいたり、シャーロットが育児に疲れきっていたりするのはわかるんだけど・・・)  4人の掛け合いやファッションを楽しみたい人、『テレビシリーズもどっぷりはまってました~』以外の人からすると、『何これ?ツマンネッ』っと投げてしまう人が多いのでは、と感じました。  自分はテレビもどっぷりハマってました~派であり、4人とも(シャーロットはやや苦手だけど)好きなので、この点数です。
[地上波(吹替)] 7点(2011-05-17 15:25:42)
4.  機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer- 《ネタバレ》 
単品のSF作品としてみた場合は、良作。  テレビシリーズからガンダムという名称を用いないオリジナルのロボットアニメとして製作した上での映画化だったら問題なかったと思う。  基本的にUCとGを除くそれ以外全てのシリーズにおいて言えることだが、『ガンダム』のテーマの根幹として『戦いを通じて人同士が相互理解し、人の可能性を模索していく』というものがあると思う。  テレビシリーズはともかくとして、『地球外生命体の出現とそれとの相互理解』というテーマを前面に打ち出している時点でガンダムである必要性が無いように感じた。  もちろん、新しいガンダムを作ることに挑戦した、という意味では評価できるのだが・・・。  ということで4点。
[映画館(邦画)] 4点(2010-12-27 02:33:00)
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