1. 約三十の嘘
《ネタバレ》 販売シーンを省いていたところで、騙したり騙されたりの密室劇になるのかと思っていましたけれど、ちょっと違いましたね。中谷さんが出ていてせめてもの救いになりました。 [ビデオ(邦画)] 4点(2007-01-22 00:45:27) |
2. 誰も知らない(2004)
《ネタバレ》 2時間以上ありましたが、最後まで飽きること無く観ました。妹のゆきちゃんが死んで道に立ち尽くす明の回りを沢山の人が行き交うけれど誰も助けてはくれないし何が起っているかも知らない。ゆきちゃんを埋めた明と、お金と共に送られて来た「のほほんとした母親の手紙」。そういう落差に胸が苦しくなりました。 [DVD(邦画)] 8点(2007-01-22 00:37:26) |
3. 愛のコリーダ
《ネタバレ》 行為・密室・現実からの隔絶→疲れてゆく吉蔵・貪り続ける定→破滅という図式は当然で、見ていて疲れました。「女性が相手男性の性器切断」には、延々と行為を見せるだけでは何だか不足していると思います。何故あれだけ男性に執着したか、精神的な部分とか伝わるものが薄かった。それとも究極、全てを排除しても肉体的な快楽だけのみで男女は繋がれるということだったのでしょうか。 [ビデオ(邦画)] 6点(2007-01-07 21:55:30) |
4. SURVIVE STYLE5+
《ネタバレ》 5つのエピソードや、衣装など細かいディティールはとても好きです。岸部父が鳩(の催眠術にかかったまま)でもそれを受け入れる神木くん、殺しても何度も生き返る嫁が最終的に死んでしまい自殺を図る浅野忠信とか。おかしさの中にある愛情・物悲しさがいいのです。が、2時間が長く感じました。そこが無かったらとてもよかったと思います。 [DVD(邦画)] 5点(2007-01-07 21:13:23) |
5. 御法度
映画全体の雰囲気は嫌いでは無いです。男色映画かと思いますが、そこまで色濃く描かれていると思えないです。隊が浮ついて乱れるというなら、松田龍平君にもっともっと妖しさが漂っていて、彼を狙う者達に何が起ってもおかしくないくらい描かれていてもよかったのでは。でもあの出演者の中では松田くんは女役でしたね、日本人形みたいでした。 [ビデオ(邦画)] 6点(2007-01-01 18:23:38) |
6. 犬神家の一族(2006)
《ネタバレ》 私は以前の作品は未見です。横溝氏原作で、日本の田舎の閉鎖的・因習・御家のドロドロした感じを期待していたのですが、意外にあっさり・コミカルで拍子抜けでした。最初のタイトルとかすごく楽しみに観ていましたが、進み具合がだんだんと単調に感じて来て、、キャストもすごく豪華で、富司さん・尾上菊之助さん親子共演もいいのですが、尾上さんの存在があまりにも歌舞伎でした!一番良かったのは、あの池に逆さま死体に、気のふれた小夜子が「楽しそうね~、私も仲間に入れて~」と言ってた場面だったような。 [映画館(邦画)] 4点(2007-01-01 03:57:08) |
7. 下妻物語
友達に薦められてられていてやっと観ました。観てよかった!いわゆる普通という場所からはドロップアウトしている二人が、表現のベクトルは違うけれど強いものを持って立っている。だからこそヤンキー&ロリータでも友情が芽生えたのではないかと思います。自分の周りで考えてもそうで、同じような格好をして、同じような事してるから友達って感じでは無いですから。土屋アンナ嬢の演技はとてもかっこよかった。(今回は演じるキャラクターがハマっていたからかも知れませんが)今後の出演作に期待します。 [ビデオ(邦画)] 8点(2007-01-01 03:28:54)(良:1票) |