1. ゲロッパ!
《ネタバレ》 西田敏行さん、藤山直美さん、岸部一徳さん……、個性的で実力のある役者さんが揃っていて、「ここで笑わせようしてるんだなぁ」と思うシーンがいろいろあったんですが、それほど笑えませんでした。西田さんの熱演は相変わらずスゴイんですけど、懸命にゲロッパすればするほど白けちゃいました。たけし監督の『座頭市』にタップシーンがありますよね。それと似たような、観てらんない感じでした。 [試写会(邦画)] 4点(2008-06-15 00:48:40) |
2. さくらん
映像的にはきれいだったと思います。でも、退屈でした。時代劇に向かない人を主役にしちゃったし、脇をかためる人がうまいから余計に浮いてました。文化とか思想とかを感じなかったなぁ。「きれいでしょ」「おしゃれでしょ」「斬新でしょ」……、作り手とそれを取り巻く人たちの内輪受けの作品じゃないでしょうか。 [地上波(邦画)] 4点(2008-05-17 21:03:03) |
3. バブルへGO!! タイムマシンはドラム式
《ネタバレ》 ホイチョイ作品なんですね。『気まぐれコンセプト』も読んでましたよ。懐かしいなぁ。というより、調べたら、まだ連載が続いているみたいです。映画は、ご都合主義で展開も読めるストーリーでしたけど、主役の広末涼子さんと阿部寛さんもよかったし、それなりに面白かったですよ。それにしても薬師丸ひろ子さんの会社って、架空の会社名じゃなくて、「日立」って、しっかり看板に出てましたよね。あれ?って思って調べたら、ホイチョイの代表で監督の馬場康夫さんって、日立の宣伝部出身でした。なるほど~~。それからラストで阿部さんが総理大臣になるけど、安倍晋三が総理やってた頃に映画が公開したはず。安倍さんと馬場さんは成蹊の同級生だし、これも遊び心のあるホイチョイが意識して、そういう結末にしたりして。深読みかな? ちなみに、日立と同級生の話は、ウイキペディア情報ですので念のため。 [地上波(邦画)] 5点(2008-01-15 00:51:02) |
4. グリーンフィンガーズ
《ネタバレ》 深夜に何気なく観たんですが、ついつい最後まで観ちゃいました(もう朝だよ)。主役の囚人コリンを演じたクライヴ・オーウェンの淡々とした演技がよかったなぁ。老囚人ファーガスがコリンを「Adversity is your ally(“逆境は友だち”って訳してました)」って慰める台詞もいいですね。U2やブルース・スプリングスティーンの曲も映像とマッチしてました。 それからちょっと展開が早い気がしたのは、テレビなんで、カットされていたからなのかなぁ? [地上波(字幕)] 7点(2007-11-05 00:33:42) |
5. 踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
それなりに楽しめたけど、一度観れば十分って感じかなぁ。とくに、犯人がわかってからの展開が安直じゃない? テレビのメンバーが勢揃いして、めでたしめでたし……。でも、真矢みきの演技はよかったですよ。嫌われ役をうまくこなしたと思う。 [地上波(邦画)] 4点(2007-10-18 20:25:57) |