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プロフィール
コメント数 174
性別 男性
自己紹介 好きな映画:
  分野によらず、完成度の高い(無駄なシーンが少ない、説明
  っぽいセリフがない、話がうますぎない)もの
嫌いな映画:
  子供だましなシーンやセリフが多いもの
  だれかが死ぬから悲しいお話
  悪いことをする人を「実はいいやつ」として持ち上げる映画
そんな見方は損だろうと突っ込みたくなるレビュー:
  「今観ると古い」
  「(後から作られた)○○に似てる」
  「期待してたのと違った」

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1.  第三の男
古い映画を観たとき、公開時を想像しながら抱く感想と、新しい映画の記憶を含めて抱く感想と2種類あると思うのです。「第三の男」は、その後のサスペンス映画と重ねて観てしまうと、人物描写も薄っぺらいし、追跡シーンも意外にスピード感がなく、退屈な作品だと感じます。一方、これは「古い映画」なのだと意識しつつ、「古典」を楽しむつもりで観ると、観客をドキドキさせようという趣向が散りばめられていて、当時この映画を観た人たちの興奮がよみがえって来るようで、ちょっとうれしい気持ちになります。「古典」として楽しめる映画の中でもダントツだと思います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-02-12 16:39:11)
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