1. ドラえもん のび太と鉄人兵団
《ネタバレ》 確か「魔界大冒険」ではパラレルワールド(今回はタイムパラドックス処理によるもの)という発想を持っていたはずなのに 本作では一切無視なんですね(笑)。 こんな解決(世界観)で納得してもらえるなら、どんな問題が持ち上がろうとタイムマシンひとつで一発解決です。 [DVD(邦画)] 1点(2008-01-16 16:29:19) |
2. ドラえもん のび太の日本誕生
《ネタバレ》 タイムパラドックスを考えると支離滅裂な話。 終いにゃ、第三者に助けられて終わるだけですし・・・。 [DVD(邦画)] 0点(2008-01-16 16:22:04) |
3. ペテン師とサギ師/だまされてリビエラ
《ネタバレ》 軽妙、多彩なコン・ゲーム。 語り口の技巧もさることながら、軽やかな展開は美しく、心地よい。 オチを知った上での鑑賞でしたが、十分に楽しめました。 騙されたことをも笑い、称賛する彼らの心意気は天晴れ至極。 なんとも清々しい逸品です。 [DVD(字幕)] 10点(2008-01-13 15:17:03) |
4. ボビーに首ったけ
とんでもなく内容のない作品。 バイク好きアニメーターの「バイクを描きたい」という威勢だけで企画実現してしまったのでしょう。 当時のアニメ業界の今よりも輪をかけたワンマン体質ぶりが窺える(そういう体質があったからこそ誕生した傑作もあるわけですから、それを批判する気はないのですが・・・)。 [CS・衛星(邦画)] 0点(2008-01-09 02:59:46)(笑:2票) |
5. ペリーヌ物語
《ネタバレ》 すれ違いシチュエーションは充分に楽しめる。 ただ、前半のわざわざ祖父の近くに行きながら立場を伏せるなんて行動を納得させるためには、もっと早くに祖父の口から彼女の母や孫に対する考えを披露しておいた方がいい(母から聞いた程度の情報で気後れしてるなんて不自然)。 まあ、全53話の再編集で組み立てたんだから、はまる素材がなかったのかな。 [地上波(邦画)] 6点(2008-01-07 20:42:14) |
6. 赤ちゃんに乾杯!
《ネタバレ》 そこそこ楽しめたものの・・・ 麻薬騒動と道楽仲間との社交でのトラブルがひとつのプロット上で機能していればよかったと思うのですが、ひとつひとつ消化していくだけなのがなんとも惜しい。 ドラマに於いても短絡的なので、道楽者として刹那的に生きてきたことへの葛藤をもっと描けていればよかったと思う。 [地上波(字幕)] 5点(2008-01-06 02:48:02) |
7. 時代屋の女房
《ネタバレ》 コレが直木賞受賞してんの?、って内容。 おそらく原作の上っ面しかなぞってないんでしょうね。これじゃあ、痛い女の紹介映画に過ぎない。 原作では、文芸ならではの内面の描写や人物の掘り下げが施されていて、ドラマのみえる内容なんでしょうね・・・。 [地上波(邦画)] 0点(2008-01-06 00:57:27) |
8. じゃりン子チエ
《ネタバレ》 単純にチエがなんとも可愛い。 チエの自分を二の次にしてまでも自分の愛する人には幸せであって欲しいし、仲良くあって欲しいと願い、行動する様は誰しもが子どもの頃に経験しているであろうことで、なんともセンチメンタルになりますね。 父親のせいで人一倍気を遣わなければならなかったチエの献身が両親の意識に変化を齎せることが出来て一安心(どうにもテツにはピンときてなかったみたいだけど)。 でも、中心にいるチエにドラマがないのは残念(「ユンカース・カム・ヒア」って傑作アニメ映画はそこら辺の不満をカバーしているので興味ある方はご覧あれ)。 因に最後のアントニオJr.のエピソードはどう考えてもいらないでしょ。 [地上波(邦画)] 6点(2008-01-03 10:40:07) |
9. 冒険者たち ガンバと7匹のなかま
《ネタバレ》 単純に同情した側を勝利させましたという内容でしかなく、構成はない。 あからさまに子供だまし程度の出来。 [地上波(邦画)] 0点(2008-01-03 10:25:28) |
10. セールスマンの死(1985)
《ネタバレ》 家族を所有物として生きた家長の悲劇。 とんでもなく痛々しい。 息子の愛情を感じられた救いが自殺に向かわせるなんて結末も痛い・・・。 家族といえども個人の集まりであると気付き、彼個人としての歓びを発見できていればよかったのでしょうね。 自立できない子を抱えてしまった親の心労は想像するに余りありますが・・・。 [ビデオ(字幕)] 9点(2007-12-30 21:58:13) |
11. スタンド・バイ・ミー
《ネタバレ》 未熟故に憧れたあれこれ、成長とともに捨てていったあれこれ。 「あの頃のような友人はもう出来ない」と成長した主人公は綴る。 安定を求め、波風を立てない術を身に付けてしまった空しさに襲われる・・・。 かなり漠然としていて明確なドラマは示されないですが、だからこそ名作となり得るのでしょうね。 [DVD(吹替)] 8点(2007-12-30 19:45:55) |
12. ソフィーの選択
反戦映画としては意味深いと思いますが、構成は彼女の体験を少しずつ披露されるだけですから・・・。 [地上波(字幕)] 4点(2007-12-30 15:30:50) |
13. 計画性の無い犯罪
《ネタバレ》 痛快っ。 ただ、既に札付きのワルであろう彼らが首謀者が口をわるかもしれないということで保釈させるなんて成り行きは微妙。首謀者を助けてやろうと思い立つような関係性の設定でも組んでおいて欲しかった。 [地上波(字幕)] 8点(2007-12-30 05:49:34) |
14. エイリアン2
《ネタバレ》 やっぱりジェームズ・キャルロンは巧いな~。 そして、やっぱり相手が知的生命体じゃないので、対決は大味なものでしか勝負できないのが残念。 構成は前作と一緒だけど、本作のほうが圧倒的にサービス精神旺盛。 でも、今日日の豪華美術セットやCG映像に見慣れちゃったから、どうにも張りぼて感が気になっちゃう。 [地上波(吹替)] 8点(2007-12-20 20:48:21) |
15. ペギー・スーの結婚
何だか中・高生が書いたような話ですね。 とんでもなく直球で短絡的。 [地上波(吹替)] 2点(2007-12-17 22:37:24) |
16. ニューヨーク東8番街の奇跡
ひとつの未知との遭遇で住民全て、終いにはチンピラのドラマさえも処理してしまう手腕は素晴らしい。 [DVD(吹替)] 8点(2007-12-16 19:58:00) |
17. バース
金田伊功作画を堪能できる作画マニア、あるいは声優好き限定の作品。 アニメのひとつの文化としてこういった勢いと世界観だけの作品は認知されているものの、わざわざ金と時間と優秀な人材を使っているのに内容を放棄しちゃうなんてもったいないのひと言。 [DVD(邦画)] 0点(2007-12-16 19:51:40) |
18. ラブ IN ニューヨーク
短絡的な成り行きで済ませてしまう展開が多いので、どうにもドラマに入っていけないのが残念。まあ、単純な文芸。 [地上波(字幕)] 5点(2007-12-15 08:43:37) |
19. 赤ちゃん泥棒
くちゃくちゃした内容でまとまりがない。 ドラマ性の薄いドタバタを観るのは辛い。 [ビデオ(字幕)] 1点(2007-12-10 06:33:04) |
20. るーみっくわーるど 炎トリッパー
高橋留美子はホント短編巧いですよね。 もうちょっとドラマに深いものを凝らせば、名作になり得るようなアイデアだと思う。 [ビデオ(邦画)] 7点(2007-12-09 09:21:54) |