Menu
 > レビュワー
 > プライドだらけ さん
プライドだらけさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 58
性別 男性
年齢 33歳
自己紹介 SF、ホラー、ヒューマンドラマ系を中心に、たまに更新します。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12
投稿日付順12
変更日付順12
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  ディセント 《ネタバレ》 
惜しい映画だったなあ。冒頭シーンを見て、主人公が過去のトラウマをどうやって乗り越えていこうとするのか、それを脱出劇とどう絡めてくるのかを楽しみにしてたんだけど、特に深い意味もなく本筋とも関わってこなかったみたいで残念。偶然本作の前にインセプションを見ていて、同じくトラウマを抱えた主人公がそれを克服していく物語だったので、そういうもの期待してしまったんだけどねー。せっかく良い食材を買ったのにろくに使わずに捨てちゃった感じ。ただこのトラウマとは別に主人公が決定的に変わる場面があって、それが夫と浮気していた女を親友から敵とみなす場面。ここはすごくよかった。ある意味最低な奴とも言えるが、こいつを囮にしてでも自分は生き延びようという強い意思が伝わってきて好感をもてた。顔つきからして序盤と終盤が全然違うもんね。だから脱出劇を通じて「変化」があったこの主人公には生き延びて欲しかったんだけど、それだけに結局助からなかったのは残念。ホラー映画だからバッドエンドにしたかったのかもしれないが、これだけ良いドラマの要素を持っている主人公を道半ばで殺してしまったのはもったいない。しかも意味ありげな娘のシーンは結局意味なかったと。残念。
[DVD(字幕)] 4点(2014-02-21 23:55:28)(良:1票)
2.  見知らぬ女からの手紙
あくまで悲観的で消極的な女と、子供を孕ませた相手でさえ忘れる、軽すぎる男。感情移入も共感も覚えない、どうしようもない男女、しょうもない物語だけど、なかなかどうして見ごたえがある。何かを暗示するかのようにさりげなく画面に映るバラや、皮肉のきいた女の言い回しなど、絶妙な演出が垣間見られる。監督含め、脚本、制作まで主演女優の徐静蕾がこなしているのを考えると、なかなか完成度の高い、おもしろい作品なんじゃないかな。
[DVD(字幕)] 7点(2012-02-12 20:43:47)
3.  トスカーナの休日 《ネタバレ》 
人生迷ったら、思い切って一歩踏み出してみろってことだろうか。にしてもイタリアってのんびりしていて楽しそうだ。こんな自然に恵まれたでかい家でなくともいいから、悠々自適に生きてみたいもんですね。
[地上波(字幕)] 7点(2012-01-12 14:22:36)
4.  暗いところで待ち合わせ 《ネタバレ》 
原作が結構お気に入りだったので鑑賞。セリフがほとんどないという性質上、ふたりの無言の探り合い、微妙な心情の変化、一歩踏み出して次第にお互いを受け入れていく様を文字に代わって映像で表現するのは難しかっただろう。それでも、ふたり一緒にカレーを食べるシーン、ためらうミチルの手をとってアキヒロが外に連れ出すシーンではグッときた。また一ファンとしても、乙一によって非日常のドラマへと見事に昇華させられたありふれた日常の物語を、爽やかで綺麗だけど何処となく繊細な映像で味わうことができたのは嬉しい。多少の粗はあるし演技もくどいところがあるけれど、そこを大目に見て物語に浸る寛容さを持てればそれなりに楽しめる作品だと思う。
[DVD(邦画)] 5点(2011-09-21 00:36:10)(良:1票)
5.  輪廻(2005) 《ネタバレ》 
個人的には、邦画ホラーでは久々のあたり。設定やストーリーも面白いし、何より見せ方がうまい。現在の荒れ果てたホテル、撮影用に作られたホテル、そして事件当時のホテル、これら3つの世界が時空を超え混じり合いながら、圧倒的な恐怖、逃げることのできない閉塞感と不条理をもって主人公へ襲いかかる。また8ミリフィルムの再生映像は事の真相へと近づく主人公の視点と重なることによってさらなる臨場感と緊張感を生み出し、その相乗効果が見ていて心地好い。そして際立っているのが優香の迫真の演技。特にラストカットの発狂シーンでは恐怖を通り越して惚れ惚れしてしまった。それでいてどんな演技をしてもかわいさを隠しきれていないのがグッド。惜しいのは、より怖さを盛り上げようとしてか死者や人形が追いかけ始めるところ。主人公の本当の前世が明かされて驚愕、さあこれからどうなるのかというところであんなものを見せられても興ざめだ。最後の上映会などくどいような説明的場面も省いて、現実世界から逃れられない輪廻のレールの上へと引きずり込まれる主人公の絶望的な運命をただひたすら描ければ良かった。それでついて来られない観客なら、いっそ切り捨てた方がもっと潔い作品になったと思う。
[DVD(邦画)] 7点(2011-09-20 03:32:50)
6.  呪怨 (2003)
単純につまらない。ホントに怖い!っていう演出や強烈なインパクトで見せるわけでもなく、話の展開で見せるわけでもない(というか何も展開してない。最初から結末がわかっているし)。伽椰子の呪いによって不条理に人々が殺されていくのをただ延々と見せられるため、見てる方にとってはフラストレーションがたまる一方でしかない。ショートストーリー風にして、視点を変えたり多少時系列を前後させたりしたのはおもしろい見せ方だと思ったんだけど。先に海外のリメイク版を見ていたけど、そっちの方がよくできてる。というかそもそも何でこんな作品にハリウッドリメイクの話が持ち上がったのかが不明。そしてなんでこんなにつまらない映画がこんなに話題になって、こんなにレビュー数が多いのかも不明。
[DVD(邦画)] 3点(2011-08-27 23:41:19)(良:1票)
7.  REC/レック2 《ネタバレ》 
うーん・・・演出は前作と同じようなものばっかりだし、展開も先が読めてしまう。それもおもしろければいいんだけど、なんだかアホっぽい。しかも悪魔とはなあ・・・。RECもここらへんが限界だろうなあ。しかし口にロケット花火をくわえさせるのはおもしろかった。あんな殺し方よく思いついたよなあ。
[DVD(字幕)] 5点(2011-07-26 01:55:33)
8.  ●REC/レック(2007) 《ネタバレ》 
いやー好きです、こういう映画。手持ちカメラからの視点、感染者の襲撃、伝染の恐怖、閉ざされた逃げ場のない空間、休みなく次々と繰り広げられる惨劇・・・。それでいて、約80分という短さで中だるみのない怒涛のごとき展開。次から次へと観客を恐怖に導くお化け屋敷的な映画でありながら、スピーディーでテンポの良いジェットコースターのような映画でもある。細かい事は置いておいてとにかく観客を怖がらせることに徹している作り手の意気込みと姿勢も好印象。そんなことだから、こっちも思考回路をちょっと緩めてひたすらビビる側に徹するという楽しさが味わえる。もはやあの手この手の作品が量産されるゾンビ映画だけれども、こんなこともできるのかと新たな可能性を見せつけられた作品だった(正確にはゾンビではないが同じ系統と言える)。気だるい夏の夜を盛り上げるにはもってこいの映画でしょう。全然関係ないけど、消防署の密着取材をしてたら予想外の惨事に見舞われて・・・って、あの9・11に遭遇したフランス人カメラマンの兄弟と一緒だよなあ・・・。
[DVD(字幕)] 8点(2011-06-19 03:27:02)
9.  パラノーマル・アクティビティ
久々に恐怖した映画でした。ってあれ、あんまり評判よくないんですね。それなのにチビってしまった僕って一体・・・。ドキュメンタリー風の演出、定点カメラ、閉鎖感、そして決して目に見えない恐怖。さんざん使いまわされた要素なのかもしれませんが、その手のホラー映画をあまり見たことがない自分としては非常に楽しめる作品でした。
[DVD(字幕)] 7点(2011-06-15 01:52:38)
10.  チョコレート(2001) 《ネタバレ》 
自分の生きる空間から家族を追い出した主人公と、相次いで家族を失った女性。だけど、この映画は彼らに対して感傷的でも同情的でもない。本能に従うままに求め合う2人の関係を淡々と描いているのかな、と。ところで、ハル・ベリーはどんな状況でも隠し切れないセクシーさが溢れ出てますなあ。
[地上波(吹替)] 6点(2010-12-11 03:44:02)
11.  あの日の指輪を待つきみへ
ありふれたテーマだけど、現代のアイルランド問題と絡めて同時進行で展開させたり、言葉でなく映像のつなぎ方の工夫で物語を説明したりと、個人的におもしろいと思う点もあった。まあ無難に観れる戦争ドラマといったところでしょうか。
[地上波(吹替)] 5点(2010-12-11 02:45:12)
12.  サハラに舞う羽根
最初はヒロインとの恋愛や仲間の将校たちとの友情の回復がテーマかと思いきや、後半は一転砂漠からの孤独な脱出劇へ。このへんの話が本筋にとって本当に重要だったのか疑問です。最後もヒロインが心変わりした理由がはっきりとは示されず、カタルシスが得られることなくよくわからないまま終わってしまい残念。
[地上波(吹替)] 4点(2010-11-13 00:08:35)
13.  ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝
おお、アレックスがイケメンに成長しとるよ!うん、ジョナサンも相変わらず。で、イヴリンは・・・あれ?老けすぎじゃね?基本的には過去2作品と同様で、なにも考えなければそこそこ楽しめるし、それなりにカタルシスも得られる王道的な娯楽大作といったところ。でも前作、前々作ほどのインパクトや興奮といったものはないし、そろそろハムナプトラの世界観も飽食気味なのでしょうか。ジェット・リーもたいして出番が無かったばかりか、ラストの1対1の戦闘シーンもなんだかあまり盛り上がらずしょぼかったですね。
[地上波(吹替)] 4点(2010-10-12 20:30:03)
14.  かもめ食堂 《ネタバレ》 
かもめ食堂にいる人々は、時間や義務に追われることなく自分のやりたいことを自由にやっている。客がまったく来なくても気にしないし、荷物が届かなくても焦らないし、友達がいなくても楽しんでる。でもそういう生き方は、様々なことに日々追われて生きる僕にとってはあまりにもベクトルが違いすぎて、共感も憧れも抱くに至らなかった。ただ、何事にも動じないで落ち着き払った小林聡美の演技は魅力的でした。それから作中の手料理がすごく美味しそうに見えました。
[地上波(邦画)] 5点(2010-10-07 23:19:00)
15.  着信アリ2
設定にしても脚本にしてもパターン化されすぎ(そもそもパクリだけど)。どうでもいいくだらない恋愛事情を長々と見せられるのもむかつく。話題性と前作が築いた土台を利用しただけのヘボ映画。
[DVD(邦画)] 2点(2010-09-14 00:11:23)
16.  着信アリ
原作は未読。簡単に言えば現代版「リング」で、基本的な設定も展開もよく似ている。しかし呪いの伝播対象はより無差別的になっており、またその媒体が携帯電話という非常に身近なものであるため、観客の恐怖心をうまくあおることに成功している。といった感じでしょうか。途中まではテンポよく見れましたが、終盤でひっくり返した後は矛盾点、不明点だらけで、冗長な感じもしました。思わせぶりなラストシーンもナンセンス。続編を意識したのかもしれないけど、1本の映画としてある程度の完結を示して欲しかったと思います。
[DVD(邦画)] 4点(2010-09-05 10:10:52)
17.  THE JUON/呪怨
ハリウッドリメイクということですが、どことなく寂れた日本の家屋や街を舞台に、外人さんがいっぱい出てきて呪いから必死で逃げようとする姿はちょっと違和感がありますね。やっぱりこうしたホラー映画は日本人じゃないとしっくりきません。ましてヒロインがそれほどかわいくないのは残念でした。一方で、演出はさすがといった感じでしょうか。かやこが登場するシーンは総じて迫力があったと思います。
[DVD(字幕)] 5点(2010-08-29 20:18:51)
18.  サマーウォーズ
「一番いけないのは、独りでいることと、お腹をすかせていること」というおばあちゃんの言葉が心に響きました。高度に発達したネット世界と、日本の昔ながらの家族・人間関係との共存の可能性を感じさせる映画でした。電脳世界のイメージもよくありがちな堅苦しさがなく、ふわふわとしたかわいらしい感じが視覚的に斬新。細田監督の次の作品にも期待したいです。
[地上波(邦画)] 8点(2010-08-07 16:14:16)
19.  ポセイドン(2006)
オリジナルは未見ですが、一人ずつ脱落していくサバイバルというふうに映画の型はだいたい決まっているので、重要な点は、観客の感情移入を誘う登場人物のキャラクター像をうまくつくることと、盛り上がりのある脱出劇を見せることの2点です。が、後者はいいとしても、冒頭の登場人物の描写が少ないので前者の方はあまり成功していないように見えました。まあ良くも悪くもお約束どおりの優等生的な映画なので、あまり深くつっこんだり考えたりしないことがこの映画の楽しみ方だと思います。
[地上波(吹替)] 6点(2010-07-31 22:56:01)
20.  おくりびと
おもしろかったのですが、いろいろ詰め込みすぎたなあというのが大きな印象です。この映画は納棺師という職業ゆえに主人公が周囲から軽蔑され、そしてまた信頼を取り戻してゆくという話が主軸で、それに沿って様々なドラマが展開されます。しかし後半は主人公の身近な人が立て続けに死に、たいへん強引な形でその名誉回復は行われます。本筋は心得ているので、なるほどそうきたかうむうむという感じで一応楽しめるのですが、物語の展開の不自然さや都合のよさを観客に感じさせてる点で脚本に大きな問題があると思います。事務係の女性のとってつけたようなエピソードもかえって邪魔にしか思えません。ところでこの映画、私には納棺師という仕事の実情を描くというよりも、大切な人と別れる際の日本人の精神文化を納棺師を介して表現しているのだと思えます。何より火葬場のおっちゃんの言葉がそれを集約していると言えるでしょう。もちろん美化や理想化も含まれていることもふまえて見なければなりませんが、根底に通じる部分があるのでしょう。だからこそアカデミー賞外国語部門で評価されたのだろうし、くどい演出やくどい音楽おかしな台詞回しの中にも心にグッとくるものを感じたのだろうと思います。
[DVD(邦画)] 7点(2010-03-27 00:17:22)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS