1. 自転車泥棒
《ネタバレ》 まさか、こんなに古い作品だとは知らずにレンタルしました。でも、その古さをある意味では感じない位に今、観ても十分しっくりくる作品でした。たかが自転車、されど自転車。自転車を盗まれた!!この出来事一つで危機に迫った人の心理の変化を見て取れます。その時代時代で、対象は違えど「生活に不可欠な物」が手に入らない事のやり切れなさ、理不尽さは同じなのではないでしょうか?息子役の少年が、チラチラと父親の顔色を伺う姿、最後には「自分さえ良ければいい」と自ら自転車泥棒となり、息子にその姿を見せてしまう父、とても切なかったです。 [DVD(字幕)] 7点(2007-07-22 16:17:49) |