Menu
 > レビュワー
 > ゴシックヘッド さん
ゴシックヘッドさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 811
性別 男性
自己紹介 今年は映画見れてないです。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順123
投稿日付順123
変更日付順123
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  ゴースト・イン・ザ・シェル 《ネタバレ》 
超未来アクション。 アニメも見たことありましたがあまり記憶にないです。 なのであまりアニメとの比較はできませんが実写化としては申し分ないです。 ハリウッドも今後のことを考えてか本気でアニメの実写化を仕掛けてきたんですかね? 映像美で描かれた電脳世界がアニメ版と比べてもほぼ遜色ないと思います。 ただ音楽はアニメ版の方が好きです。 実写ですがシーンによっては3Dアニメとやっていることがあまり変わらない気はします。 見ていると違和感が無くなってきます。僕の頭の中でアニメと実写版の境界が外れてきました。 大きな功績は(局部がないことで実現した)ヌーディズムアクションです。裸にみえる服なんでしょうか? ブレードランナーの再来とまではいかないかもしれませんが 映像だけを見るとやりたいことはまんまブレードランナーという感じがします。 サイバーパンクな街の雑踏、広告や情報、文化が氾濫した光景はブレードランナーのようです。 もっと薄汚れていてもよかったかもしれませんがそれは好みの話です。広告が溢れたとこが少し東京っぽいと感じました。 青い色味までブレードランナーです。芸者さんなんてまんまでした。 巨人みたいのは何なんですか?広告にしては大きすぎますね。某の巨人ブームがありましたからね。 アメリカ人は芸者、ヤクザが大好きなんですね。そして変な日本語「カクテル 高めろ!」が味わい深いです。 アニメ版の少佐のプラモデルってないんですか?もし今後発売されるなら商品開発が遅れてますね。
[映画館(吹替)] 7点(2017-04-15 00:10:48)
2.  君の名は。(2016) 《ネタバレ》 
非リアの皮をかぶったリア充が大嫌いです。 これは自分が非リアだと吹聴するリア充の事です。 この映画はそんな層にウケそうな印象がありました(まあ何を言っているか分からないでしょうけど・・・)。 バンプオブチキン風の音楽がまさにそれを物語っています。  見る気がしなかったのはもう一つ、 男女の体が入れ替わるというシチュエーションに古さを感じたからです。 それと若いリア充カップルがこのシチュエーションを見てお互いがくすぐったくなるんだろうなと思っただけで嫌悪。  しかし見た瞬間で印象は吹き飛びました。 神アニメです。 僕はオタクではありませんがこれは神アニメです。 「凪のあすから」「あの花」と同じくらい神アニメです。 そしてウケる層が広いと思います。 どんな年齢層が見ても楽しめる広い導入口が用意されていると思います。 ある程度の人の心の琴線に触れるあざとさがあります。 全体的にスピーディー、軽やかで綺麗でした。 全体的に若い感覚ですが古い文化も描かれており、 田舎が描かれたと思えば都会が描かれてます。 可愛い妹が出てくるかと思えばBL好きが喜びそうなメガネをカチャっていわすシーンもあります。 変態だ思えば清々しかったり。 ロックフェスのような一体感というか昂揚感が感じられました。 全てがクライマックスシーンでした。 アニメオタクではないので深海さんの作品は当時見たデビュー作以外に見たことはありませんが、 絶妙な距離感が当時見た作品と少しだけリンクしました。  オタクの特権を一般人に晒したという感じがします。僕はそこらへんオタクじゃないのでわかりませんが。 オッパイを揉むシーンは自慰行為でありエッチシーンでもあるので 家族と見るのは恥ずかしいし、両親が「君の名は。面白かった」とか言ってたら少し嫌です。  それから、あのDQN崩れはそれ自体がフラグだったから隕石に潰されたよね? 喫茶店のシーンみたとき「あの花」思い出しました。 40歳のオッサンがこんなに瑞々しい若い感覚で物語を描けてることが32歳おっさんの自分にはうれしいですが、 作品として良いところだらけで少しあざとい感じがしました。
[映画館(邦画)] 9点(2017-04-15 00:10:28)
3.  ゼロ・グラビティ 《ネタバレ》 
ゼログラは未体験の無重力体験を味わえる映画でした。 無重力の法則をここまで見事に再現した映画を自分は見たことがなかったです。 スローなのにハラハラするアクションはちょっと新しいと思います。 主観でとらえた場面からは臨場感が伝わります。 広大な宇宙に取り残された絶望感を自分は初見ではあまり感じ取ることができませんでしたが、 無重力で起こる様々なことが怖いと感じました。 (映画作りをしたことがない素人の意見ですが、 もっと人間が宇宙にとって小さなものであり、宇宙空間が無であることを伝える描写がさらにあればなお良かったです。 私の理解力の問題かもしれませんが、あるいは視点が主観に近いからなのかもしれませんが、これはごく個人的な感想です。) 宇宙のシーンは美しく神秘的で、音楽もそれを助長させていました。 ラストは重力の偉大さと壮大さを感じさせました。 「宇宙船とヒロイン」が「胎内と胎児」を思わせるシーンがありました。
[DVD(字幕)] 8点(2016-06-09 23:27:48)
4.  スマイリー 《ネタバレ》 
まるでエイのような笑顔。 絶大なインパクトのある殺人鬼”スマイリー”。 スラッシャーホラーは殺人鬼のキャラクター性が重要といってもいいのですが、 そういう意味では満点です。 前半は引き込まれていくのですが題材が題材だけに後半からは少し展開が読めてしまいます。 著名性の悪意が描かれていて良かったですが 最後は強引に持っていった感じがしてしまいました。 もっとちゃんとスマイリーを存在させてほしかった気がします。 エンドロールは最後まで見てよかったです。 音でびっくりさせ過ぎ。 なんか見ていてスクリームを思い出しました。
[DVD(字幕)] 5点(2016-01-13 22:56:50)
5.  センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島 《ネタバレ》 
あまりにもオーソドックスな展開をたどるファンタジーアドベンチャー映画でした。 このオーソドックスさと都合の良さがアメリカのお茶の間では魅力的なのかもしれません。 ドウェイン・ジョンソンって人が演じるフルスキンヘッドの男が無駄にいいガタイしてます。 島や遺跡などの描写は美しいんですが、綺麗すぎて何も印象に残らないと思います。 蜂で飛んでいましたがどうやって操縦するのか分からないです。 アトラクション映画以外の何ものでもないところが魅力でもあり、 つまらなさでもあります。 いや、お決まりの展開をたどることを抜きにすれば笑えて面白かったと思います。 鳥どうしがぶつかったシーンは4KテレビのCMとかに使うといいと思います。 CG映像は実写とはかけ離れすぎて、まるでアニメやゲームのようでした。 島に行くまではちょっとだけラピュタでした。  褐色嬢ちゃんの汗がしたたる胸元とか、いろいろ見て損はありませんでした。
[地上波(吹替)] 6点(2015-02-07 00:04:14)(良:1票)
6.  マイティ・ソー 《ネタバレ》 
アメコミ映画のマイちんソーです。 美しい黄金のグラフィック、ギリシャ神話のようなキャラクター、 アメコミの映画にある雄大さ、 などがとても楽しい映画です。映画館で見るとなお良かったでしょう。 ゲーム好きにもウケがいいと思います。 パーティーには騎士、女戦士、ドワーフ、侍、、、これはまるでRPGです。 日常世界と神話世界、そこに軍事機密が絡んでくるので面白かったです。 さらに銀河レベルの話ともなればワクワク度はヒーロー映画の中でもかなり高いです。 エンターテイメントとしての欠点があまり見当たりませんでした。 続編の流れっぽいのは個人的にいらないですが。
[DVD(字幕)] 7点(2015-01-28 00:32:28)
7.  クライモリ デッド・パーティ 《ネタバレ》 
森のトロールのような異形者が人間を殺しまくる人気ホラーシリーズ。 よくもこんなエゲツナイこと思いつくなという感じです。 思いつく限りのエゲツナイことのオンパレードで、 非道さを徹底しているところはホラーとして評価できます。 クライモリシリーズにしては異形達は人間に支配されているという頼りなさで、 最初、異形者達は滑稽でコメディーに見えました。 "クライモリ"なのに森でもないので”クライモリ―町で大活躍”といった感じです。 若者たちは薬とかやってるけど恋愛には一生懸命、そんなリア充たちの惨死映画。 残酷だけどスカッとするグロの連続はスプラッタホラーとして楽しいものでした。 町中が停電し異形者達の徘徊するシーンはサバイバルホラーテイストが感じられます。 観賞後の後味は深刻過ぎないダウナーさがちょうどいい感じです。
[DVD(字幕)] 6点(2015-01-26 22:18:22)(良:1票)
8.  サプライズ(2011) 《ネタバレ》 
久々に集った家族のディナーに不審なグループが現れ・・・ SlipKnoTあるいはMAN WITH A MISSIONみたいな殺人鬼たちによるパニックホラー。 はたして殺人鬼たちの目的は?正体は? お兄ちゃん性格悪すぎてイライラします。 痛々しいグロシーンの数々、 奇妙なお面が一番面白いです。 不審グループのひとり、仲間の死に嘆き悲しむシーンはやり過ぎです。
[DVD(字幕)] 6点(2015-01-26 22:18:14)
9.  プレデターズ(2010) 《ネタバレ》 
当時、プレデターの新作が出るというので興奮しましたが、 結局観たのは最近の事です。 なにか本来のプレデターにソリッドシチュエーションの要素が感じられる内容でした。 本来のプレデターとはちょっと別物ですが、 これはこれで続編が出ても全然ありなクオリティでした。。 プレデターは異星人でありながらも人間の原始的な習性と似たものを持ち、 それなのに攻撃の手段がやたらとメカニックなのが面白いです。 色々な装置が体の一部であるかのようなところがカッコいいと思います。 この作品はオリジナルへのオマージュが込められていて、初期のファンにも好感は持てると思いますが、 「旧式よりも新型のプレデターのほうが強いぜ」みたいなのが嫌です。 監督は日本文化が好きなのか、 日本人ヤクザが凄くいい味出しています。 真剣勝負の場面など展開としてはまるでコントですが、それでもハリウッド映画に登場するアジア人にしては良い扱いだったと思います。 プレデターのデザインは鎧武者がもとになってるみたいです。 最初からカップルが出来上がっていたのは面白くないですが、 「ヒロインと主人公は死なない法則」「白人生存(黒人死亡)の法則」「異言語話す人即死亡の法則」「武器を持たない弱者生存の法則」など分かり易いものはありましたが ちょっとずつひねりが加えられていたと思います。
[DVD(字幕)] 7点(2015-01-15 22:33:07)(良:1票)
10.  アンストッパブル(2010) 《ネタバレ》 
暴走した無人列車は止まらない!アンストッパブル。 なんだか通勤中の下痢みたいなタイトルです。 まず働く場の人間が少し腐ってます。 こうしてアクシデントは起こるといった感じです。  暴走列車を止めるアクション映画ですが、シュワちゃんやセガールのような最強ヒーローは出てきません。 登場人物の皆が完璧な人間ではなく一般人であるというのはよくありますが、その典型のような気がします。  実話がモデルになっているというので調べてみたら、2001年の「CSX8888号暴走事故」というのがモデルになっているそうです。 どことなく暗いドラマが展開されるところを見ると、(事故の起こった年とは関係なく)まるで今のアメリカらしさが表れている映画のような気がします。 映画の中には自分が昔あこがれたアメリカの姿は皆無でした。
[地上波(吹替)] 6点(2015-01-13 00:02:57)
11.  タイム・パニック<TVM> 《ネタバレ》 
おバカで単純明快、ツッコミどころ全開のB級パニック映画です。 (魔術が入った)ジュラシックパークの骨バージョンという感じです。 恐竜の骨が襲ってきます。 恐竜好きや化石好きな人におススメです。 登場人物がみんな自分の事しか考えてない上でのハッピーエンドでした。 CGレベルは低いですがなかなか楽しめました。
[DVD(吹替)] 4点(2015-01-05 22:44:46)
12.  プロメテウス 《ネタバレ》 
タイトルが”エイリアン5”とか”エイリアンzero”とかだと「ちょっと違う」ってなりますが、 タイトルを変えたことで許容範囲内ですし、オリジナルの世界観も広がったかなと思います。 最初に宇宙人の顔でビビった。 ストリートファイターシリーズのボスキャラにでもいそうなマッチョな宇宙人です。 またこの”プロメテウス”は「ギーガー」というよりも「ベクシンスキー」っぽくて芸術的です。 映像の美しさは満点だと思います。 しかし残念なのは(ギーガー・デザインによる)グロテスク要素が減ったことです。 大胆にいっちゃえばスピリチュアルファンタジー系です。 ダークさよりも宇宙と生命の神秘です。 色々な宇宙生物が出てきます。どれもデザインが素晴らしく知的な感じさえしますがエイリアンとは異質です。 あと高度な文明はラピュタを思わせます。 それからバイオハザードのタイラントも出てきましたし、 アルビノ化したジルバレンタインも出てきたかもしれません。 どの映画でも食事シーンで箸を使って食べているシーンがあれば日本文化が作品に浸透している確率が高いとか思ってます。 もし”プロメテウス2”があるとすると監督はキャメロンでしょう。けっこうこの作品はアバターっぽいところがありましたし。
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-16 23:22:39)
13.  アナと雪の女王 《ネタバレ》 
最近では聴かない日は無いほどヒット曲、 「ありのままの姿見せるのよ♪」といった主題歌を聞いて「どうせ女子力アップの映画だろ」とか思っていた。 また同じ主題歌を聴いて「ありのままの姿見せるのよ」なんてそんな堂々と開き直って言う事でもないだろと 少し違和感を感じていた。 さらにこの映画の大ヒットに妙なもの(それについては書かない)を感じていたが、 映画の内容自体は良かった。  自分で見ておいてなんですが、自分はミュージカルが少し苦手なので、最初のテンションに乗り遅れてしまった。 歌にしてもちょっと恥ずかしくなるのがいくつかあった。 曲的には「Let It Go」より「ドアを開けて 一緒に遊ぼう」のほうが可愛らしくて好きです。 ちょっと歌の感じはアニーに似てるかもしれない。  視覚的には、クリスタルのような氷の表現はファンタジーとしてかなり良かった。 幻想的な美しさを感じる。 ラプンツェルに比べると寒色系の色をメインに使われているので、 夏に観れば清涼感アップだと思う。  CGグラフィックは最高水準だったと思う。 でも大ヒット中の主題歌「Let It Go ありのままで」が いってみれば女王様が自分のまわりに壁を作ってしまうとき、もしくは悪堕ちのような状態で使われてるのもどうなのか。 いや、シーン自体はいいですが。 自分の特殊能力で城作っちゃうなんてカッコいいし。足を強く踏みしめるところが好き。 なんか孤独な女王見てて涙出た。 本作ではヒロインが二人いることが話題になった。 自分は冷たい感じの姉エルサよりもドジっ子で明るい妹アナが素敵だと思った。 (しかしこういうのも最近はちょっと変だと思う。 城で育って、ましてや門を締めきって隔絶されて育ったのに、 あんな素直で快活な女性に育つワケがないと思う。だからって評価を下げる気はないが) あと、雪だるまのキャラ”オラフ”が凄く良かった。ちょっと病んでるが。 ラプンツェルには少し劣るが良作だと思う。 ディズニーのCGアニメは全部ピクサーだと思ってたら違ったですね。 
[映画館(吹替)] 7点(2014-06-03 22:44:37)
14.  アパートメント:143 《ネタバレ》 
ネタが明かされた後は失笑ものだった。 ポルターガイストものではありきたりで、 モキュメンタリー映画としては退屈で、 最高につまらない結末に持っていったと思います。 ドキュメンタリー風にやってるのに 分かり易い映像処理がされているので作り物だって丸わかり。 さり気なくやってほしいところを強調してやってる風に感じたし。 まるでドキュメンタリータッチな作風が生きておらず、 その方法の利点ってあるのか疑問です。 (自分の感情移入の問題だと思いますが・・・) 終盤で父親が語る場面では、彼の放心状態からは言葉以上のものは全く伝わってこなかった。 最後だって何かやりたいんだろうなって魂胆が分かり易過ぎ。待たせて待たせて「はい、出てきたー」って、 やってることがつまらないし、 「観客は自分の思うとおりにビビってくれるだろ」って心中が伝わってきてちょっと嫌でした。 あと、自分この作品でも結構ビビったけど、今思えば音だけでビビってたような気がします。 小さな弟は物語にほぼ関係ないし、もしかして制作者が娘コンプレックスなだけなんじゃないの?ってのは偏見でしょうか。 「性の目覚め」といいつつそれらしい描写がなく、娘コンプレックスゆえに「性」の描写から回避してるように思う。 モキュメンタリーホラー映画にしては技術に金かけてそうだし、技術が高いし、 そういうところがまた面白くない。 スパニッシュホラーらしく作りも演技も丁寧ではあるが、 なんかモキュメンタリー映画ファンとしては久々にキレた映画だった。 特筆すべきは「モキュメンタリー映画」+「名探偵要素」の斬新さか。 てか、このおっさん貫録あり過ぎて最初から存在感浮き過ぎてんだよ。 
[DVD(字幕)] 4点(2014-05-09 23:57:30)
15.  塔の上のラプンツェル 《ネタバレ》 
とりあえずラプンツェルが可愛かった。 それからめっちゃ怖そうな人たちが歌ったらサイコーに愉快だった。 これがまさにディズニーマジック。 あと、ラプンツェルの気分の浮き沈みが激し過ぎたりとか、 なんかネタが現代的な感じがした。  長い髪をまるで鞭のようにし、ステージを生かしたジャンプアクションなど、 もしかしてゲーム化してガッポガッポの予定ですか?なんてしょーもないこと考えてしまった。 本作の敵はディズニー史上もっとも恐ろしい悪キャラ。 「過保護の母親」を上手く表し、愛と鞭で相手を支配するなんて怖すぎる。 トイストーリー3のピンクの奴といい怖すぎるでしょコレ。 美少女の18年どうしてくれんだよババア。  ・・・ファンタジーとしてのレベルは高く、無数の灯篭が湖上を覆う場面とかはもうファンタジーの極致といえます。 そしてアラジンと同じくらいロマンチックだと思う。  ここで同意を得られない喩をすると、 FFⅨっぽいなと思ってたらラプンツェルの最後はFFXのユウナみたいになってビックリした。 そして衰退の一途をたどるFFとは違い、ディズニーマジックは衰退という言葉をまだ知らないようだ(なんちゅー喩だ・・・)。
[地上波(吹替)] 8点(2014-03-19 23:20:06)(良:1票)
16.  ZONE ゾーン 《ネタバレ》 
超B級な低予算型モンスターパニック映画。 失笑ものです。 こういうのをアメリカ人がやればまだバカっぽさがあっていいのですが、 暗いロシア人がやっても変な真面目さが出て笑えない気がします。 ショボ過ぎるCGでモンスターが表現されますが、 食いちぎられる人間の内臓までがCGなので手作り感とかグロさが全然伝わってきません。 これはB級パニックホラー映画では致命的だと思います。 チェック柄のヒロインは短パンで綺麗な脚を強調していたのでそこにだけ目がいきました。 チェック柄のヒロインは美人だったかもしれません。 登場人物のひとりのカメラマンが調子に乗っててウザいです。 最初の焚火のドラマがちょっと良い感じですが。 肝心のモンスターですが結構バリエーションがあって楽しめます。 モンスターの出現パターンから、まぁホラーゲームのやりすぎなんだろうなという印象は受けました。 "バイオハザード(プレステ)"で"ハンター"という敵が追いかけてくる視点で見せる印象的なCGイベントがありますが、 この映画ではたぶんそれをやりたかったんだと思います。 まぁこの映画はC級モンスターパニック映画が三度の飯より好きな方だったら恐らくは心の琴線に触れることでしょう。 
[DVD(字幕)] 3点(2014-03-06 01:13:28)
17.  グレイヴ・エンカウンターズ2 《ネタバレ》 
正直かなりガッカリした。 1の恐怖を返してほしい。 多くの映画でもあることですが、1作目は方向性の軸がしっかりしてるのに 2作目はアドベンチャー要素やファンタジー性が増して本来の面白さがブレることがある。 この映画はまさにそれだった。 本来描くべきことから逃避した結果だと思う。  前作のファンなら変化球よりも直球を求めるんじゃないかと思う。 少なくとも僕は前作のような直球の恐怖と絶望感を求めていた。 前作も最後は気に入らなかったがこの続編ではその気に入らない点が 多く引き継がれているみたいだった。  それから「迷路には法則がある」って、"ソウ"や"キューブ"じゃないんだからと思う。 「法則性」は「恐怖」とは真逆だ。 同ジャンルに蔓延気味なソリッドシチュエーションの悪影響が出てしまったみたいだ。  やっぱりアジア系の人が真っ先に死んだ。分かり易すぎ。  ガッカリの内容だったのでしょうもないツッコミでもしてみる。 真実だったら映像処理なんて加える必要ねーだろ。  方向性に困ったらすぐに陰謀論に結びつけないでください。  エレベーターは思い切ったことしたけど、思ったよりも成功してたと思う。 小児病棟とかめちゃ不気味だったし、追いかけてくる少女はかなりクリーピーだった。 貞子みたいなやつも出現シーンはかなりキテたけど、あの首の傾げ方はないわ。 退屈な場面が多かったけど、それでもお化け屋敷の展開はちょっとエキサイトしたので+1点。
[DVD(字幕)] 5点(2014-02-23 23:46:19)(良:1票)
18.  戦火の馬 《ネタバレ》 
馬を通して神話的に詩情豊かに描かれるのは 戦争の悲惨さや無意味さ、 またそこに監督が抱いてるであろう騎士道であったり憧憬的なものであったりだと思います。 戦争に憧憬やロマンを抱いても、結局は人からすべてを奪う状況でしかないのだと思う。 そういった状況に放り出された若者たちの悲惨さだとか戦争の怖さや残酷さが伝わってくる場面があった。 リアルな戦場の場面があってその状況をちゃんと伝えてたと思う。 スケールの大きな話なのに状況が分かり易かったり、 馬の表情がよく撮れていたりと、 やっぱスピルバーグはプロだなぁと思った。 大作主義の中に親しみやすさとエンターテイメント性も含まれていたと思う。
[DVD(吹替)] 7点(2014-02-13 21:51:02)
19.  かぐや姫の物語 《ネタバレ》 
この「かぐや姫の物語」は、「ナウシカ」や「ラピュタ」に拘ることをしなければ、 正に「ジブリの最高傑作」といえる内容だったと思う。 西洋ファンタジーが好きな自分としては「ナウシカ」「ラピュタ」の方に軍配が上がるが、 後期ジブリアニメ勢の中では紛れもなく最高傑作であると思う。 アニメの原点に立ち返り、高畑勲のテーマでもあるだろう古き良き日本の美というものを見事に観客に伝えている。 線や絵はジブリらしくないが、見事に「ジブリの原点回帰」を果たした作品だと思う。 正直、宮崎駿の集大成「風立ちぬ」は(作品としてはいいが)彼らしくなく煮え切らず、実はまた宮崎駿は新作を構想中なんだろうなとひそかに僕は思っているが、 高畑勲の集大成「かぐや姫」は燃え尽きた感があり、彼の作品のファンでも納得のいく集大成だったと思う。 平凡な日常の仕草が丁寧に優しく描かれていて感動を覚える。そこに愛があふれているようだ。 日本昔話のような内容ではあるが、そこで勝負した結果彼の才能が前面に出たと思う。 絵の細かいところは省いてあるが、筆の強弱で感情や動きが表現される。 これが効果的で、誰もが楽しめるアニメは絵を細かくすればいいとか、 色をたくさん使えばいいとか、そういうのとは程遠いところに答えがあるのかもしれない。 このアニメーションの美しさは「沢山のスタッフを使って豪勢に作ればいい」とかいう次元のものではない。 そして監督の作品に対する愛情が伝わる。「風立ちぬ」よりも。 「風立ちぬ」よりも「アニメで表現できることは何か」をよく考えられていると思う。 淡い色遣いの中に激しく感情揺さぶられたり儚かったりいろいろなものが込められてるが、あくまでもシンプルであるというのが良い。 シーンのいくつかのぶつ切り感はあったと思うが作品のクオリティに変わりはない。 しかしほんとに高畑勲監督と宮崎駿監督はライバルなんだろう、 宮崎駿「風立ちぬ」のタイトルに「の」が入ってないと思ったら、 高畑勲の「かぐや姫の物語」にはちゃんとタイトルに「の」を入れてきた。  最後の最後で高畑勲は宮崎駿を大きく超えてきたようだ。
[映画館(邦画)] 9点(2014-02-13 21:05:11)
20.  リアル・スティール 《ネタバレ》 
生活の全てが壊れていた男チャーリー。 自分の息子の存在から逃げ、借金からも逃げて腐っていた。 しかしやがて親子関係が調整されたことで人生の巻き返しが始まるのだった。 父と子の絆を題材とする映画は一般男性(子持ち)には評判が良さそうだ。  ハリウッド映画でオタク臭のする映画の多くは日本リスペクトが凄いなと感じることがある。 この映画を見るとロボットにしてもゲームにしても世界のリーダーは日本であるようだ。 この映画の日本人は悪役であるが、その悪とは技術力であり これは日本の技術に対する嫉妬やコンプレックスであるかのように思う。 しかしこの日本人がデザインしたロボットの邪悪なデザインといい、 彼の態度のデカさといい、そりゃむしろアメリカ人の方だろという感じもする。  親子の絆を強めた感動の崖のシーン、 そして運命を感じるロボットとの出会いの場面が劇的で良かったです。  近未来ロボットとしょっぱいストリートファイトとの融合。 さらにはロボットアニメとボクシング映画との融合が面白い。 ロボットの試合はゲームとして描かれ、ゲームは現実の問題のすべてを吹き飛ばす。  エミネムやリンプの音楽はバトルの雰囲気を盛り上げる。  今は成功の結果や勝者が描かれる映画の時代ではないときいたことがある。 この映画がそれだった気がする。 結果の勝敗ではなく、そこに至るまでのプロセスだとか達成感といったものが大事らしい。  本当の意味での勝ち負けを観客に示したというところがこの映画のまた素晴らしいところかもしれない。
[DVD(吹替)] 8点(2013-12-11 22:07:09)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS