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自己紹介 邦画の新作を中心にレビューしようと思ってます。あとお気に入りの旧作もちょこっと書きます。

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1.  ガチ☆ボーイ 《ネタバレ》 
佐藤隆太がいい。プロレス同好会の仲間といるときの弾ける様な明るさと、朝目覚めた時に部屋中に張られたメッセージやノートを読むその絶望的な表情の落差に思わず胸が詰まります。ここからはプロレスオタク的な感想になりますが、長きに渡り親兄弟の嘲笑に耐えプロレスを愛し、ヤオだのガチだの不透明なドラマに想像力が掻き立てられた時代は既に過去のものとなってしまいました。プロレスを取り巻いていたベールが剥がれ落ちた21世紀の今、難病を持った主人公という設定によりプロレスはあらゆる意味で「ガチ」であるという幻想にもう一度浸ることができました。あれだけ大好きだったプロレスを最近は見なくなってしまったアナタ。ミスター高橋の暴露本以降、総合格闘技に走ってしまったちょっとマニアなアナタ。そんなアナタも納得の一本ではないでしょうか。クライマックスの試合の組み立ても伏線が効いています。地味なスタンディングのアンクルホールドを見て落涙するとは思わなかった…。
[映画館(邦画)] 7点(2008-03-05 01:46:22)(良:1票)
2.  童貞。をプロデュース
レイトショーにて鑑賞。観終わって場内が明るくなった時、周りの観客のほんわりとした微笑みに包まれていました。不思議な感覚。なんだろうこの温かさは?気がつくと僕も同じようにほんわりと微笑んでいました。 勝ち組負け組みとかで人が区別され、IT長者が若者達の支持を集めて闊歩するこの時代。世の中が大きく乱れず危ういバランスをとりながらなんとか秩序が保たれているのはここで描く童貞達の存在の賜物かもしれない。彼らこそが正しき道を歩んでいるのではないでしょうか?点数はとりあえず付けてみましたが、点数をつけることが意味を為さない映画です。
[映画館(邦画)] 7点(2008-02-26 00:02:48)
3.  虹色★ロケット
高校生が撮った自主映画と侮る無かれ!そこらで量産されている商業映画を手がける人達が失ってしまった、映画に対する真っ直ぐな想いが伝わってきます。高校生を取り巻く様々な問題を物語りにうまく絡めて、しかも最後にはきっちりと感動させてくれました。そこらのプロ以上に、誠実に観る人に向けて作られた作品に感じました。彼らがこれから撮る映画が、いつまでもこの映画のようなピュアな想いに包まれているのか、それはわかりません。しかしながらこの若さでこの才能。彼らの次作に、彼らの今後に、期待しています。
[ビデオ(邦画)] 7点(2007-10-27 01:45:56)
4.  包帯クラブ 《ネタバレ》 
テレビで言ってましたが、原作の天童荒太が取材で紛争地帯を隔てる河をボートで横切った時、非武装を表す舳先に結び付けられた白旗がまるで包帯のように見えたそうです。そこからこの作品のヒントが生まれたとのこと。…なるほど。単に傷ついた人を癒すだけの話に終わらず、いろいろなことを考えさせられる作品です。また、主人公二人が橋を渡る時の包帯の使い方など結構グッときました。久々に演じるべき役を演じた柳楽くんの怪演とそれを受け止めた石原さとみの自然な芝居はとても良かったです。様々なジャンルの映画を引き受けながらも、それぞれにこだわりを見せる堤幸彦のベストではないでしょうか?
[映画館(邦画)] 8点(2007-10-27 01:25:12)
5.  僕は妹に恋をする 《ネタバレ》 
主演の二人にアイドルを起用しながらも、至って真面目にじっくりと撮られている作品。好感が持てます。しかし、いかんせん物語が動かない。長回しに次ぐ長回し…。劇場でなければ耐えられないのではないでしょうか。人によって評価が分かれる作品に感じました。
[映画館(邦画)] 5点(2007-10-27 01:03:05)
6.  デジャヴ(2006) 《ネタバレ》 
面白いですわコレ。4日前に死んだ女性をモニター越しに見守る主人公にムーディーな曲が被さって、さながらシャーキーズマシーンです。この過去の映像を動かしながら事件を追いかけていくこの秀逸なアイデア!…しかし、あれあれ?後半ありがちなタイムスリップ物へとシフトチェ~ンジ…なぜに?なぜこの設定を最大限生かして最後まで楽しませてくれないの?しかも命を賭した時間旅行は、爆破を防ぐ為でなくモニター越しに恋した女性の命を救うため!何だそれ?爆破に関しても勢いで誤魔化されそうになったけど、彼女の部屋で傷の手当しながら「船に爆弾を仕掛けたぞ」と警察に電話でもすればいいのにねぇ。てな感じの面白いけどもったいない、そんな映画でした。 
[ビデオ(字幕)] 6点(2007-09-30 01:13:10)(良:1票)
7.  スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ 《ネタバレ》 
三池崇と個性的な役者がスキヤキウエスタンというコンセプトで…これは成功が約束されたも当然!と楽しみにしていたのですが。んんん~なんだろう、一言でいうとつまらなかった。アクションにしてもギャグにしても微妙にズレが生じているように感じました。そもそも英語劇ってどうなんだろう?アイデアとしては面白いと思っていたのですが、実際はそれが微妙なズレにつながっていたようにも思います。だってギャグシーンなんて一昔前の正月のかくし芸大会の英語劇を見ているようでしたよ。石橋貴明、ちょいと浮いてました。桃井かおりは跳んだり走ったりせず、悠々と大股で闊歩して欲しかった…グロリア風に。いろいろ不満はありますが、それでもこんな感じの映画を、懲りずにまた撮ってくれ、三池崇!
[映画館(邦画)] 5点(2007-09-28 23:49:46)
8.  ニライカナイからの手紙 《ネタバレ》 
バレバレのオチを含め欠点だらけの映画ではあるが、役者が良いので最後まで引っ張っていってくれました。竹富の島民の暖かさにはうるっときましたが、ラストの手紙のくだりは流石にクドすぎて早々にネタばれしていることもあり苦笑してしまいました。蒼井優に+1です。
[DVD(邦画)] 5点(2007-09-13 01:56:38)
9.  シュガー&スパイス 風味絶佳 《ネタバレ》 
あそこで元カレを部屋に入れちゃいかんだろ、しかも自分の部屋じゃないのに。それにしても夏木マリ…やりすぎ。一人だけアニメキャラみたい。
[DVD(邦画)] 4点(2007-09-13 01:41:05)
10.  紀子の食卓 《ネタバレ》 
食卓つながりで、同時期に「幸福な食卓」があります。本作も同様に血のつながりがあるが故にぎこちなく分かり合えない家族というものを題材に、他者との関係性=役割みたいなものを描いています。この2本を、性格の違う双子またはウラとオモテのように感じました。それぞれの映画で描かれたその答えが同じなのか真逆なのか、まだ咀嚼しきれていないでいる私ですが…。それにしても園子音、デビュー以来賛否はありますが面白いですね。出来不出来とは別に、映画をつくる力、才能みたいなものを感じてしまいます。 
[CS・衛星(邦画)] 7点(2007-09-05 01:54:46)
11.  遠くの空に消えた
近年ヒットした映画はコミックや小説の映画化が多く、完全否定するわけでは無いけれど個人的にはオリジナル脚本によるヒット作を期待している。しかし、本作を観て原作の重要性を再認識することになってしまった。監督自身が脚本を書き起こした2時間半にも及ぶ本作、一言で言えばひどかった。登場する人物や世界観の設定がどうにもこうにもチグハグでコメディなのかファンタジーなのかシリアスなドラマなのかを何も考えずに、単に撮って並べてつないだままの映画になっている。彼には「きょうのできごと」のようにある種の即興とノリで面白く見せるような映画のほうが向いているのではないだろうか?「天然コケッコー」に「スワロウテイル」を足して中島哲也を意識したような作品ではあるが、それはあくまでティストだけで、それぞれの作品でそれぞれの監督が見せたセンスというものが全く感じられない。本来力のあるはずの役者たちまでも見事に溶け合わず、学芸会のように個々バラバラな「お芝居をしています」的な印象を受けてしまった。辛口になってしまったが、注目の監督だからこそ、ちゃんとした作品にしなければ製作委員会の出資社も浮かばれないのではないだろか。
[映画館(邦画)] 1点(2007-09-03 01:56:08)
12.  秒速5センチメートル 《ネタバレ》 
人を想うこと、想われること。想い続けること、忘れること。今に満足しているかどうかは別にして、生きると言うことは切ないコトですね。3話目で一気にやられました。
[映画館(邦画)] 8点(2007-08-26 02:29:38)
13.  愛の流刑地 《ネタバレ》 
「赤目」や「ヴァイブレーター」のイメージが強い私にとって、本作は寺島しのぶには合わない役だと感じてしまいました。彼女が上手い分、やりたくって仕方が無い女とそれに振り回される男にしか見えませんでした。なんだか殺して欲しいというより単なるプレイですよねあれは。法廷のシーンはほとんどコントです。あれは狙いなのでしょうか?
[DVD(邦画)] 3点(2007-08-26 02:14:40)
14.  大日本人
アリかナシかと問われるなら、アリだと思います。が、人によって好き嫌いは分かれるでしょうね。ドキュメンタリーっぽく話が進むのですが、松本人志の標準語の喋りは関西人からしても違和感アリアリで駄目でした。いっそ監督に徹して違う役者に演じさせればどんな映画になっていたでしょうか?期待と妄想が広がります。
[映画館(邦画)] 6点(2007-08-26 01:58:45)
15.  どろろ 《ネタバレ》 
アクションもそれなりに頑張ってたし、しょぼいと酷評のCGも予算的にはこんなもんで許せてしまえます。出だしの妻夫木クンの百鬼丸もイイ感じ。何よりも原作が原作なので、それなりに撮っていればそれなりに面白い映画にまとめられたはずなのに…残念です。興行的な理由で柴咲コウ投入は止むを得ないとしても、もう少しちゃんと考えて使ってあげられなかったのでしょうか。別に無理に原作にあわせてどろろ=少年を引きずらなくても…あんなステレオタイプの古い少年芝居を見せられても困ってしまいます。そのあたりは彼女の責任と言うより、脚本や演出の責任でしょうね。「どろろとは、オイラのこった!」ドンドン!!…コントでやる少年の芝居ですよね、これ(笑)。「日本沈没」でも思いましたが、髪を切ることが避けられない役柄なのに、それをしない彼女とそれを容認する製作サイドにこの作品の限界を感じます。
[DVD(邦画)] 4点(2007-08-24 00:30:47)(良:1票)
16.  天然コケッコー
波乱に満ちたストーリーでもなくこれといった大事件も無い。淡々とそこに暮らす子供達とそれを取り巻く大人たちの些細なエピソードの積み重ね。なのにずっと観ていたいと思える、そんな映画です。暖かく切なく懐かしく、そして優しい気持ちになれるとても良い映画だと思います。
[映画館(邦画)] 8点(2007-08-11 01:12:17)(良:1票)
17.  トランスフォーマー 《ネタバレ》 
こんなハナシを大金かけて大真面目に製作するハリウッドって、オトナですねぇ。ストーリーのことをどうこう言うのは野暮ですから、…まぁ良しとしますが、皆さんのご指摘どおりバトルシーンが早い!…早すぎる。シンプルな造型で無い分、どこが頭でどこが腕なのかが遠目で判別しづらいのに、ドッカン、グッシャーンと目まぐるしく動くのでどっちが勝ってるのかどんな攻撃をしてるのかが良く判りません。ロボットは表情が無いので痛みが伝わらないので、やられていても瀕死なのか全然平気なのかも把握出来ないうちに決着がついてしまったって感じです。見せ場のロボット変型シーンもあっというまの早代わりで名人のルービックキューブを見ている様で、味気無かったです。変型ロボット先進国の日本人的には非常に勿体無さを感じてしまいました。
[映画館(字幕)] 5点(2007-08-11 00:57:41)
18.  悪夢探偵
塚本晋也の映画っていつも面白そうに見えるんだけど見た後は…な感じが多い気がします。自作映画での俳優・塚本晋也がいまいち好きになれないのですが、今回はhitomiに尽きますね。
[映画館(邦画)] 2点(2007-08-11 00:37:56)
19.  幸福な食卓 《ネタバレ》 
父親として妻として優等生としてクラス委員として、家族はそれぞれの役割に真面目に取り組もうとする。そしてこの家族にとっての優しさとは踏み込むことではなく気遣い見守ること。彼らにはその知性と器用さがある。しかし歯車は狂い始めた。現れた兄の恋人はぶっきらぼうに、転校生は愚直なほどに、思いを口に出し行動する。家族にとってはその異質な思いやりの表現に兄も主人公も強く惹かれる。そして徐々にこの家族を再生させていく。つまるところ人の生き方とか価値観とかいうものは、もしかすると世間や相手との距離感のことかも知れない。「家族にはもっと甘えていい」「君は知らないところで誰かに守られている」主人公が彼らから教えられたこと。ラスト、「きっと背が高くなってこのマフラーが似合うようになる」亡き兄の為に編まれたマフラーをして追いかけてくる弟も愚直な思いやりを口にする。エンドロールに至る主人公の力強い歩みが希望に満ちていて、爽やかな思いが残る一本でした。 
[映画館(邦画)] 9点(2007-08-02 00:34:30)(良:1票)
20.  300 <スリーハンドレッド> 《ネタバレ》 
もうここまできたら良し悪しとかを超越してる気がする。撮影技術の向上で、監督の見たい!やりたい!表現が叶えられる時代が到来したということでしょう。映像表現もさることながら、見事なくらい敵のキャラが立ちまくりです。色彩・暴力・血飛沫等々、全編から溢れるこのやり過ぎ感、マンガみたいですが、最高です!最期は壮絶に全滅となるのですが、見終わってある種の虚しさみたいな男泣きがもっと感じられるようなシナリオなら、剣劇版「ワイルドバンチ」な感じで+2だったのですが…。
[映画館(字幕)] 7点(2007-07-30 23:41:47)
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