1. それでもボクはやってない
《ネタバレ》 今まで観た裁判モノの映画ではある意味一番怖かった。男として痴漢に間違われないように気をつけながら満員電車に乗ることは多々あるが、実際に間違われたら「やってません」の一言では片付かない大変なことだとまでは認識していないのが普通だろう。一貫して否認すること=反省していないと裁判で捉えられてしまうのにどうしても納得できない。冤罪を言い渡した裁判官には実刑を処するくらいの仕組みがないと裁判官も人生をかけて裁判に臨むことは到底無理なのでは。被告人の関係者たちは(弁護士を除き)それくらいの気持ちでいるのに、警察や検察・裁判官は他の業務も忙しい感のやっつけ仕事的な温度差があって憤りを感じてしまった。しかしながら本当に許せないのは実際に痴漢する人間や、その上「やってない」と言い逃れようとする輩がいるということ。痴漢という卑劣で情けない行為をする人間があまりにも多くいるからこそ、痴漢冤罪や女性専用車両などという本来なくて当たり前のことが存在してしまう。証拠として提出した検事に言いたい。あなたはアダルトDVDを観た事はないのですか?・・と。 [DVD(字幕)] 8点(2007-09-06 01:08:24) |
2. トランスフォーマー
《ネタバレ》 意外と点数低いのに驚き。変形ロボット物だから”幼稚さ”を前提に観たせいか、予想以上に迫力もあり特にサソリ型の敵を倒すまでは非常に満足でした。途中ちょっと中だるみ感もあったけど、最後の戦闘シーンも戦車型を兵士みんなで倒すとことか良かった。ロボット同士だとどっちが敵で味方か混乱し目も回るので最後まで人間VSロボットの方が面白かったかも。でも「映画=ワクワクさせる」って大事って久々に思えた楽しい映画でした。それにしてもホントにハリウッド映画に登場するハッカーってどうしていつもあんなのばっかなの?それだけが不満。たまにはアルパチーノみたいなシブいオジサンにスーツびしっと着せて「俺が世界一のハッカー」みたいなのを出してくれ。いつもテンション高いオタクハッカーが出てくると萎えてしまう。 [映画館(字幕)] 7点(2007-08-31 00:41:24)(良:1票) |
3. デジャヴ(2006)
《ネタバレ》 てっきり主人公がデジャヴの超能力をもっているのかと思ったら、機械によってもたらされた体験だったのですね。ちょっとがっかり・・。そんな機械があったら犯罪(テロ)捜査に用いるよりも、もっと政治的な使い方をするんじゃないかな普通。それに犯人逮捕のためなら盗撮OK、いじくった過去で相棒死んでもテロを防げて結果オーライみたいな雰囲気が後味悪かったです。相棒可哀想すぎるよ・・。ヒロインがすぐに主人公を信じてしまうのもちょっとあり得ないし。縛られて火をつけられそうになった直後に未来を知ってるみたいな男が現れたら通報するでしょ。CM観て期待してただけに残念。 [DVD(字幕)] 5点(2007-08-31 00:23:32) |
4. 幸せのちから
《ネタバレ》 実際に事業で成功をおさめた人の実話ということだったので、成功してからのエピソードがなく不完全燃焼で終えた気分でした。逆に一般人が苦労の末仕事に就くまでの話というほうが、スケールは小さいけどより感情移入できたかなと思います。お金が無い中で仕事を手に入れるために苦労する過程はとても良かったです。どんなにどん底になっても子供を手放さない主人公に尊敬の気持ちをもちました。 [DVD(字幕)] 5点(2007-08-31 00:13:51) |
5. どろろ
《ネタバレ》 いきなり手を外して刀が出てきたり、おどろおどろしかったりと作品の雰囲気は良かったですが、CGがいけてる部分とちゃちい部分に差がありすぎて途中何度か興醒め。さらにウルトラマンに出てきそうな怪獣みたいなのが出現して失笑。うーん、惜しい。もっと面白くなり得る映画だと思いました。 [DVD(字幕)] 4点(2007-07-26 00:48:36) |