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プロフィール
コメント数 3520
性別 男性
自己紹介 監督別鑑賞作品数

成瀨巳喜男 69
溝口健二 34
川島雄三 42
小津安二郎 37
豊田四郎 20
石井岳龍 18
矢崎仁司 12
西川美和 8
山下敦弘 18
今泉力哉 24
フェデリコ・フェリーニ 24
ミケランジェロ・アントニオーニ 16
ピエル・パオロ・パゾリーニ 16
ルキノ・ヴィスコンティ 18
ロベルト・ロッセリーニ 16
ジャン=リュック・ゴダール 38
フランソワ・トリュフォー 24
ルイ・マル 17
ジャン・ルノワール 22
ジャック・ベッケル 14
ジャン=ピエール・メルヴィル 11
ロベール・ブレッソン 12
イングマール・ベルイマン 28
アルフレッド・ヒッチコック 56
ジム・ジャームッシュ 16
ホウ・シャオシェン 19
ウォン・カーウァイ 14
ジャ・ジャンクー 9

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1.  ハート・ロッカー 《ネタバレ》 
爆発物処理班の活動模様を淡々と描いた内容。 最後の20分は良かったが、そこまでの大半は退屈だった。  ラスト、久々に家に帰った主人公。 自分の子どもと遊ぶ。 この歳になると好きなものが減るとつぶやき、今は1個しかないという。 それは多分、自分の子どものことを指している。 爆弾処理の必要性を妻に論じるも軽く流される。 平穏な日常ではあるが、爆弾処理の使命感を理解してくれている人は周囲にはおらず、ある種の孤独感すらただよう。 それでもまた長い期間、現地に乗り込み爆弾処理を行っていく…  なかなか味わい深いラストだと思う。
[インターネット(字幕)] 5点(2025-03-07 09:28:51)《新規》
2.  懲戒免職 《ネタバレ》 
確かにこれは掘り出し物だ、思いがけず良質な短編に出会えた。 まずオダギリジョーが役にハマり過ぎ。 怠惰な美術教師でタバコをふかし、女子生徒にモテる役ってのがこの上なく似合っている。 母親にその先生の事をキモいと言われ、無意識に泣いて怒る娘。 そう、この娘はオダギリジョーに恋をしていた…って落とし方が素晴らしい! エンドロールの音楽もいい。
[インターネット(邦画)] 8点(2025-02-16 08:36:50)
3.  世紀の光 《ネタバレ》 
別々の話が並行して語られるので非常に分かりにくい構成になっている。 何か変わった事をしてみようという監督の狙いなのだろうが、成功しているとは思えない。  タイの雰囲気を感じられるのは悪くないが、普通にオムニバス形式にするなどして、もう少し分かりやすくしてほしいところだ。
[インターネット(字幕)] 4点(2025-02-05 22:58:39)
4.  未来世紀ニシナリ 《ネタバレ》 
捨てる神あれば拾う神あり。  ここ西成は世から捨てられた人々が集い、このドキュメンタリーに出てくる主要な方々はそれを拾う神みたいなものだ。 金儲け至上主義の悪い人から搾取された社会的弱者を、一人一人心を込めて面倒をみる方々には頭が下がるし尊敬する。  一方でドキュメンタリー作品としてみるとイマイチな部分がある。 登場する人たちの話に耳を傾けているのに、そこに被せるようにナレーションが入り、どちらの音声に集中していいか戸惑う事しばしば。 ナレーション自体はとっても聴き取りやすいのに、この作り方がよろしくない。  リサイクル業を西成で創り上げれば、雇用を創出できるし物もリサイクルされて環境にも良い。 とても理にかなった良い仕組みだと思う。 この仕組みを現在どれだけ発展させているのか興味のあるところで、続編を見てみたい。
[インターネット(邦画)] 7点(2025-01-05 16:23:52)
5.  0cm4 《ネタバレ》 
色覚異常の男の見る世界と色覚が正常と言われている人たちが見る世界と、どちらが正しいのか? それを言いたいらしいが、何故に目覚まし時計がうるさく鳴っているのか関連性が分からん。 どうにかカッコいい映画を撮ってやろうと、とりあえず奇抜な映像と内容でやってみた感じもするし、わたしが理解できないだけでおそろしくセンス溢れた作品かもしれないし、これもどっちが正しいのか分からないが、結局どちらが正しくてもいいし、どうでもいいという気持ちになった。 つまりわたしにとって興味のわかない映画だし、園子温も特に好きじゃないことだけは分かった。
[インターネット(邦画)] 3点(2024-12-25 21:52:23)
6.  永遠に君を愛す 《ネタバレ》 
本作での河井青葉はやっぱり綺麗だった。 『偶然と想像』での疲れ切った主婦役がよく似合う河井青葉は河井青葉なんかじゃないよ! やはり彼女はこうでなくっちゃ!  結婚式の当日になって新婦の不貞の事実、そしてそれを実は新郎が知っていたという事実が発覚、結婚式は取り止めになるのか?!というお話。 結論、でもお互い愛し合ってます結婚します!ってオチなんだけど、なかなか深いなぁと思う。  だってそんな事実が発覚したら普通に考えれば結婚なんかしない事になりそうなもんだけど、相手を本当に愛していて一生を共にしたいとお互いが考えているからこそ結婚する決心をした訳であって、真の愛とはこれなんだと感じた次第。  そう考えると相手の浮気を知ったくらいで結婚をやめたり、離婚をしたりするのって、しょせんは本当に相手を愛していたわけではないのだということになる。 永遠に君を愛すとはそういうことなんだと。  (わたしと濱口竜介の共通点?) 濱口竜介監督が今までに主演に起用した女優のうち、河井青葉、玄理、唐田えりか、いずれもわたしが大好きな女優ばかりだ。 わたしと濱口竜介の女性の好みは相当に似通っているかもしれない。
[映画館(邦画)] 6点(2024-11-29 18:40:06)
7.  PASSION(2008) 《ネタバレ》 
評判が良いだけに期待して見に行ったが自分にはいまいち合わず。 全体的に会話が理屈っぽいんだよなぁ。 会話を聞いていて楽しいどころか疲れてくるというか。  男女がちょっとしたことで関係を持ったりキスをしたりするが、結局は元さやに戻る。 これってどうなんだろうなぁ、別れる時はすっきり別れると思うけどね。 あまり男女数人のグループでつるんだ経験が無いので分からないんだけどね。  本作でも占部房子が生理的に合わず。 彼女が参加した3人の言葉遊びのゲーム、これが見ていて色んな意味でしんどい。
[映画館(邦画)] 6点(2024-11-22 18:43:11)
8.  ムーラン・ルージュ(2001) 《ネタバレ》 
自分が愛した人から愛されることが人生最大の喜び これはその通りだと思う。 この映画を見て、わたしは自身の行為により、その資格を失ったことに気付かされた。 そんな訳で、この映画のコンセプトに賛同はするが、見ていてどうにも辛かった。
[インターネット(字幕)] 5点(2024-11-03 19:47:24)
9.  ドラえもん アニバーサリー25 《ネタバレ》 
確かにおっしゃる通りYouTubeで見ることができた。 今までのドラえもん映画総集編的な内容で、一時代の終わりを感じる内容。  小さい頃親に連れられて、今は亡き新宿歌舞伎町コマ劇広場の一角にある映画館で、『のび太の恐竜』とか『のび太の海底鬼岩城』とか見たなあ。 あの頃の記憶がよみがえる。
[インターネット(邦画)] 5点(2024-10-14 09:01:41)
10.  Bico 《ネタバレ》 
こんな村には行きたくないなと感じてしまった。 出てきた婆ちゃんたちが、素朴すぎて人間味の薄そうな、中身の無さそうな人物に見えてしまった。 寒そうだし、なんか嫌なんだよな…
[インターネット(字幕)] 3点(2024-10-08 21:57:25)
11.  Valimo 《ネタバレ》 
共産主義国家における工場と、そこで働く労働者を映したかのような趣き。 表情がない、笑顔がない。 アキ・カウリスマキは『マッチ工場の少女』でも似たような工場内のシーンを淡々と映していた。 よほど無機質な工場が好きらしい。
[インターネット(字幕)] 5点(2024-09-13 21:43:38)
12.  父の日 《ネタバレ》 
目の前の覆面男が自分の父親かどうか分からないはずはないし、抱かせろとかのメモも気持ちが悪い。 あと覆面男は見た目からして弱そうなので、男二人で何とかなったはず。 といった前提条件からしてダメだし、話も大して面白くもないし、映像も汚い。
[インターネット(邦画)] 2点(2024-08-28 09:03:46)
13.  ある子供 《ネタバレ》 
結果的に戻ってきたとはいえ、女が自分の赤ちゃんを売り飛ばそうとした男を許すはずがない。 一線を超えたヤバい事を、この男はしてしまった。  でも女は刑務所にいる男に会いに来た。 このラストシーンは、加害者が深く反省し己の行為を悔いているならば、救いの手を差し伸べたいという、ダルデンヌ監督の気持ちの現れではなかろうか。 犯罪者を決して許すべきではないという意見もあるだろうが、この監督はそれに疑問を投げかけている。 犯罪者にも人権はある、そして更生の道を残すべきだと監督は言いたかったのだろう。  自分がこの女の立場なら、子どもを売られたら絶対に許さないだろう。 だけど一歩引いて見てみると、許すという道もあるのかもしれない。 ただ、それを許すのはとても難しいことだ。  この男は許されるべきか許されざるべきか。 本作を通してダルデンヌ兄弟はそれを訴えたかったに違いない。 カンヌパルムドールは、本作が発するこの社会的メッセージに対する評価ではなかろうか。
[インターネット(字幕)] 8点(2024-08-04 23:39:13)
14.  ウォーリー 《ネタバレ》 
今まで見たディズニーアニメの中で一番良かった。 なかなか独創的な世界観で、変に太って歪な人間たちの体型が面白い。 700年もの間、地球を離れ巨大な宇宙船の中でコンピューターに管理され快適に過ごしている人間たち。 そんな快適な生活から、汚染された地球に戻りたいという気持ちは起きない気がするが… 愛着のこもったロボット2台の心の交流はとても良かった。
[インターネット(字幕)] 6点(2024-07-27 19:39:46)
15.  ザ・ロイヤル・テネンバウムズ 《ネタバレ》 
映像が綺麗で音楽もノッている。 話も入り組んではいるがそこそこ楽しい。 そして何よりグウィネス・パルトロウの魅力にやられた! とにかく髪の毛が綺麗、雰囲気も独特、素敵な女優さんだ。
[インターネット(字幕)] 7点(2024-07-14 22:55:06)
16.  レミーのおいしいレストラン 《ネタバレ》 
さすがにネズミに料理は無理が… アニメにリアリティは不要なんだろか。 ついていけず。 まあ不幸な話ではないから良いんだけどもね。
[インターネット(字幕)] 3点(2024-06-10 21:58:30)
17.  ぼくのエリ 200歳の少女 《ネタバレ》 
随所に散りばめられている怖いシーンが適度に刺激的。 少年とヴァンパイアの少女との究極の友情。 それは恋愛とかを超越した生き物同士の強い結合意識だ。 時にはおぞましい少女に対し、偏見を持たずにそのまま受け入れた少年。 おそらく心が綺麗なんだろうと思う。 非常にピュアな物語。
[インターネット(字幕)] 7点(2024-06-06 23:10:09)
18.  かざあな 《ネタバレ》 
男女4人だけの物語なんだけど、これがとても良く出来ている。 なぜに近くにいる男女4人だけで恋愛しなくちゃならんのか?はさて置き、濃密で無駄のない4人の関係性とその描かれ方は見事だ。  まあ結局はこの話って、若い男の性欲が判断を誤らせたという事なのではないか。 あと、男女の関係って実に不安定で、相手に生理的嫌悪感でもない限り、ふとした事で好きになったり興味が無くなったりするものなんだろう。 本作はその辺りの男女の関係の危うさをうまく描いている。  内田伸輝監督は、この後も「ふゆの獣」という傑作を撮っている。 この頃、この監督の将来性に期待していたが、それ以降わたしの知る限りあまり目立った活躍はできていない。 これは何故なんだろう。 これだけの傑作を連続して撮ることのできる監督なのに残念でならない。
[インターネット(邦画)] 8点(2024-05-27 00:11:38)
19.  アワーミュージック 《ネタバレ》 
ラスト10分の美しい映像と音楽が、わたしにとってのこの映画の魅力のすべて。 そこまでの思想や民族や戦争の話はほとんど理解できなかった。  この作品でもセリフが多めの内容になっている。 ラスト10分のようにほとんどセリフなしの内容で、美しい映像と音楽だけで最初から最後まで作れば、ゴダールは他の追随を許さない映像作家になっていたのではと勝手に思っている。 それこそタルコフスキー辺りと並び称される程に。  ゴダール晩年の映画には、ゴダール自身の考えが投影されたセリフが多すぎて、映像とか音楽に意識を集中できない。 セリフが私にとっては難解なのでなおさらだ。
[DVD(字幕)] 6点(2024-05-11 22:00:49)
20.  ゼア・ウィル・ビー・ブラッド 《ネタバレ》 
ダニエル・デイ=ルイスの熱演、怪演に尽きる。 だけどこのおっさんが発する言葉がことごとく不快。 ついでに面構えもダミ声も不快。 神父を殺す必然性も感じない。 ついでに仕事なんかに命をかけるのは馬鹿らしい。 まして息子を事故に巻き込むなんぞもってのほかだ。
[インターネット(字幕)] 4点(2024-04-25 21:25:57)
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