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プロフィール
コメント数 3431
性別 男性
自己紹介 監督別鑑賞作品数

成瀨巳喜男 69
溝口健二 34
川島雄三 42
小津安二郎 37
豊田四郎 19
石井岳龍 18
矢崎仁司 12
西川美和 8
山下敦弘 18
今泉力哉 24
フェデリコ・フェリーニ 24
ミケランジェロ・アントニオーニ 16
ピエル・パオロ・パゾリーニ 16
ルキノ・ヴィスコンティ 18
ロベルト・ロッセリーニ 15
ジャン=リュック・ゴダール 38
フランソワ・トリュフォー 24
ルイ・マル 17
ジャン・ルノワール 19
ジャック・ベッケル 14
ジャン=ピエール・メルヴィル 11
ロベール・ブレッソン 12
イングマール・ベルイマン 28
アルフレッド・ヒッチコック 56
ジム・ジャームッシュ 16
ホウ・シャオシェン 19
ウォン・カーウァイ 14
ジャ・ジャンクー 9

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1.  色あせてカラフル 《ネタバレ》 
この地味な中編が登録されていたことがまずすごい。 手作り感があってチープな印象。 ただ言いたいことはとても共感できる。 過去の嫌な思い出を引きずらないで生きていこうや! というシンプルで前向きなメッセージは悪くはない。 過去が嫌で東京に出てきたけど、過去を吹っ切れたから田舎に戻ったということね。 東京という場所をそんな一時逃れの場所に使ってほしくはないけどね。 (そんなわたしも若い頃、一時逃れの目的で沖縄という場所を使ったのはナイショ!)
[インターネット(邦画)] 6点(2024-12-20 22:30:46)
2.  NINIFUNI 《ネタバレ》 
決して皆さんの評価と逆の点数を付けたがる逆張り人間ではないのだが、凄い映画だったのでこの点数をつける。  自殺にいたる人間の様子を淡々と映した前半部分を見ている時、少し前に見た短編映画『J005311』に似てると感じたし、もしくは竹馬靖具監督の『今、僕は』を思い起こした。 エンドロールで気付いたが、共同脚本として竹馬監督の名前があり、思わず声を上げてしまった。 竹馬監督がこの作品に脚本という形とはいえ関わっているからこそ、この作品を見ていて既視感があったのだと。  とは言え、前半部分の車道の騒音が耳障りで嫌になったし、主人公が車の中でカップラーメンをすする音がうるさくて怒りさえ込み上げた。 だが、主人公が首をうな垂れて死んでいる車をよそに、その間近でももいろクローバーが元気に歌って踊るという、生と死の対比に感慨を覚えた。 この生と死の対比はまるで鶯谷駅の景色の様だ。 鶯谷駅は駅ホームを挟んで墓地と東京最大のラブホテル街とが向き合っており、まさに生と死が対比された東京の裏の名所だ。  若さ躍動するももいろクローバーの歌と踊り、そしてその背後に映り込む死人の乗った車。 この映画は生と死、動と静、明と暗、それぞれの対比を描き、そしてそこに人生の交錯をも織り込んだ稀有な映画である。  (追記) だからこそ作品名が『而二不二(ににふに)』なのね、納得。
[インターネット(邦画)] 8点(2024-12-10 20:30:08)
3.  午後3時の悪魔 《ネタバレ》 
カラーなのに、若松孝二が撮ったようなモノクロ映画的な異世界。 都会の中のエアポケットに入り込み、周囲の喧騒とは断絶されたような感覚を味わえる。 これだけでも十分面白いし、好み。  トンネルの中で警備員に襲われはしたものの、結果的にはお金を盗んだことにならず、家族も傷害保険で事なきを得た。 ハッピーエンドとも言える終幕だが、いっときの悪夢的な時間は何だったのか、あの男は本当に自殺したのか、独特の余韻を残す面白い短編映画だった。
[インターネット(邦画)] 7点(2024-12-10 17:03:58)
4.  天国はまだ遠い 《ネタバレ》 
前知識なしで見たので、途中で頭の中が一瞬混乱したよ。 いやーびっくりしたね。 こんなぶっ飛んだ話とは。  でもこれも奥が深いね。 最初、玄理は霊感とか信じないタイプと言ってたでしょ。 それが最後は感極まって男と抱き合う始末。 でもこれって、死に別れた会いたかった姉が今まさに目の前に生き返ったと感じたからこそ抱き合った訳で、人間、本当にまた会いたい人が憑依すると言われたら実際信じちゃうんだよ?という事を言いたいのではないだろうか。  かく言うわたしも霊感だとかイタコだとか信じてないタイプなんだけど、なんだかその考えが揺らいでしまった。  (どうでもいいはなし) この男は玄理と熱い抱擁を出来た訳で、実に役得だなぁと嫉妬した。憑依した女性を熱演した甲斐があって良かったねぇ、クソッタレ。 この頃の玄理はアラサーにも関わらずまだ幼さが残っていて、後年の『偶然と想像』の時の完全無欠な美人な彼女とはまた別の魅力がある。
[映画館(邦画)] 7点(2024-11-29 19:18:31)
5.  ハッピーアワー 《ネタバレ》 
映画館で317分を初体験。 内容は良かったが317分は相当に堪える。 マジでキツイ。 エンドロールが流れた時の安堵感ったらない。  濱口竜介監督はどうも美人を不幸に、美人以外の人を幸せにしたいらしい。 これは他の濱口作品でも感じた。 美人になんかされたのかな?  女性4人が主人公の映画であるが、それを取り巻く男性陣がどいつもこいつも不快な野郎ばかり。 これはわざとなのかな? だからこそ女性が際立つみたいな。  仕事優先で家のことを全て妻に任せていた夫。 妻に浮気されるも謝ってもらえず。 ただこの夫はモラハラ気味だから浮気されて仕方ないのかも。 妻に対して稼ぐ力が無いだの言ってはならないね、絶対に。  かわいい作家(これがほんとマジでかわいい)に好きと告白されて浮き足だったロン毛ヒゲ男。 交通事故に遭って妻にざまあみろと言われるが、これは当然だね、同意。  謎のワークショップが開催される。 テーマは「重心」。 これがやたらに胡散臭いが、何気に内容が面白かった。  群像劇っぽい内容だが、一つ一つの話にケリをつけたのは凄い。 これだけ風呂敷を広げてよく収拾をつけたものだ。  さて317分は必要だったのか? これ案外、重要な問題。 それは実際に見てご判断を。 317分の映画を見たという体験は、あなたの人生において必ずや貴重なものになるであろうから。  (映画の内容とは関係のない個人的メモ) 下高井戸シネマにて鑑賞。 場内は満員。 下高井戸シネマには何度か来ているが満員になったのは初めて。 客層は何故だか爺さんが一人もいない(おっさんは大量に居たが)。 婆さんは数人いた。 本作の鑑賞料金は3000円でシニア割引などの割引は一切ないとのこと。 通常この映画館ではシニア割引適用で一本1000円で見ることができる。 なので本作は老人の財布に優しくないのだが、爺さんがいないのは果たして金額の高さが理由なのだろうか? それとも爺さんは濱口竜介に興味が無いのか? 謎である。
[映画館(邦画)] 8点(2024-11-23 22:45:42)
6.  逆光の頃 《ネタバレ》 
高杉真宙と葵わかなが外見的に好みでなかっただけでなく、ストーリーも面白くなかった。 川で水浸しになって戯れるシーンとか雨の中喧嘩するシーンとか、映画でよく見かけるシーン過ぎて目新しさがない。 京都の風景だけは良かった。
[インターネット(邦画)] 2点(2024-11-22 09:41:09)
7.  グランド・ブダペスト・ホテル 《ネタバレ》 
ウェス・アンダーソンがいかに天才かが分かる作品だった。 彼が原作・脚本・製作そして監督。 彼の世界観、スピード感とリズムが遺憾無く発揮された作品だ。  それだけに凡人のわたしには理解できない部分が多かった。 全体的に忙しなく進行する感じも肌に合わない。 (スキーでの追いかけっこの場面は楽しめた!)  シアーシャ・ローナンがとっても素敵だった。 他、共演陣も実に豪華だ。  映像はとても美しく、エンドロールも凝っていて楽しい。
[インターネット(字幕)] 5点(2024-11-19 09:35:24)
8.  放課後ソーダ日和 -特別版- 《ネタバレ》 
最後は何故だか涙が止まらなかった。 羊文学のエンディング曲『天気予報』を今後どこかで聴いたら、条件反射で涙が出てきそうでヤバい。  高校生3人のかけがえのない青春ももちろん良いし、父娘の話も良い。 そして物語の始めと終わりで穂志もえかが出てくるのも良い。 つまり、この映画の全てが気に入った。 各地のレトロな喫茶店、それぞれのお店の個性的なクリームソーダも見どころ。  主演の森田想の表情がいちいち良い、表情豊か、素敵。 おっちょこちょいで人懐っこいキャラクターも可愛い。  最後に音楽を担当した羊文学について。 元からファンなので、良く感じたのは当たり前なのだが、この映画とコラボしたら更に魅力的に聴こえた。 これぞ音楽と映画の融合、相乗効果というやつか。 この映画に、この音楽あり!
[インターネット(邦画)] 10点(2024-11-17 10:55:14)
9.  さかな 《ネタバレ》 
大好きな羊文学の大好きな曲『ハイウェイ』が主題歌なので鑑賞。 見た動機が不純だったのか何なのか、非常に不満な内容だった。  ストーリーはともかくとしても、演出が安っぽいしキャスティングもよろしくないし映像も凡庸。 場末のスナックに勤める加藤茶の奥さんみたいな女性、高校生姿が酷すぎる!(これ、特にダメージ大!)  監督の力量によってこうまで映画の出来って変わるもんなんだと感心。 ちなみにお目当ての羊文学の曲はエンドロールで流れたが、尻切れトンボで終わり、最後まで残念な展開だった。
[インターネット(邦画)] 3点(2024-11-14 20:31:58)
10.  アデル、ブルーは熱い色 《ネタバレ》 
別れのシーン、展覧会のシーンがとても印象的。 アデルが相手を想う気持ち、心残りな感じがビシビシと伝わってくる、まさに熱演。 本当に好きなんじゃ?っていうくらい寂しそうで、心の入った演技だった、素晴らしいの一言。  (追記) わたしも禁煙したがこの映画を見てまたタバコが吸いたくなった。 タバコが吸いたくなるベストワン映画!
[インターネット(字幕)] 5点(2024-11-14 13:24:41)
11.  芳華-Youth- 《ネタバレ》 
誰しもが輝いていた青春時代として、10代の頃を華々しく描いているんだけど、青春時代が輝いていなかった人も存在するし、そもそも若い頃だけが良かった的な描き方はいかがなものかと思う(わたしが何を言ってるか分からない方は玉袋筋太郎氏著『美しく枯れる。』をぜひ読んでみてください)。  演出も中国映画というよりはアメリカ映画寄りで、CGを乱用した戦場シーンは作り物感が強く臨場感がない。  再会のシーンこそ良かったものの、この映画に期待していた中国映画っぽさはあまり感じられなかった(わたしにとっての中国映画っぽさ=ジャ・ジャンクー作品みたいな映画!)。
[インターネット(字幕)] 5点(2024-11-11 23:46:53)
12.  とっくんでカンペキ 《ネタバレ》 
すごく良かった。 ディープキスで練習しておきながらも、本番はほっぺにチュー。 それでも女のコは嬉しそうにした。 男のコの方も満足げ。 あの頃を想い出す、とっても良い映画。
[インターネット(字幕)] 7点(2024-10-25 19:42:36)
13.  転がるビー玉 《ネタバレ》 
この手の日本映画には大体7点以上は付けるんだけど、これはどうも付ける気が起きない。 なんというが、主演3人それぞれの人物造形が甘い。 薄っぺらいキャラクターなので見ていても気持ちが入っていかない、入っていけない。 部屋の感じもいかにもオシャレに作りました的で、全く生活感がない。 吉川愛のとてつもない美しさ、特にラストシーンの緑のノースリーブワンピ姿を拝めたのが唯一のご褒美か。
[インターネット(邦画)] 6点(2024-10-24 20:32:57)
14.  待つには遠すぎた初恋 《ネタバレ》 
ヤバい、女のコの揺れ動く心の機微が分からなかった。 おまけに同性愛かどうかすらも気付けず。 わたしはどうやらこの短編に向いてないらしい。
[インターネット(邦画)] 2点(2024-10-17 20:13:57)
15.  凱里ブルース 《ネタバレ》 
ビー・ガン監督作品を初鑑賞。 これは頭がクラクラするくらいヤバい。 時間軸がゆがんだSF映画的雰囲気。  40分の長回しも凄いけど、それ以上にうねる様な透明感のある映像も凄い。 ゴダール映画のような理解不能な詩が何度も出てくる。 この詩で見る者を混乱させておいて、時間軸をひねられ、こちらは頭をクラクラさせられる。 まるで薬物でトリップしているかのように。  悪夢を見ているようでたまったものではないが、この監督の映像はクセになる感触があり、この監督の別の作品も見てみたい気分になった。
[インターネット(字幕)] 8点(2024-10-14 18:11:08)
16.  雨粒の小さな歴史 《ネタバレ》 
主演の女性、目元が開き過ぎていて気持ちが悪く、よく分からないストーリーも手伝って、あまりのめり込むことは出来なかった。 この方、目元が気持ち悪いだけでなく、とにかく爽やかさがない、若さも足りない気がした。  かたや、ラストの盛り上げ方はなかなかに良い。 自己紹介の文言を主演の女性が繰り返ししゃべり、音楽がそれを盛り上げる。 このラストシーン、主演の女性の熱演が印象深い。
[インターネット(邦画)] 6点(2024-10-13 21:03:48)
17.  内回りの二人 《ネタバレ》 
東京都心の夜を散歩する話で、題材的には超好みなんだけど、男女二人の出会いに全くリアリティがないのが残念。 映像は凡庸だが、音楽はなかなかに良い。 それと、変わりゆく渋谷の街風景をおさめたのは価値がある。
[インターネット(邦画)] 7点(2024-10-09 20:13:12)
18.  メランコリア 《ネタバレ》 
とても楽しめた。 この世の終わりに際し、日頃のリア充は大パニック、逆に世を憂うキルスティン・ダンストは至極冷静。 この対比と皮肉が面白い。  日頃は不調でも、いざという時は強いんだ。 そう、人生は何事もトレードオフの関係にある。 今ある自分を何ら嘆くことはない。
[インターネット(字幕)] 7点(2024-10-08 20:04:40)
19.  イメージの本 《ネタバレ》 
この作品に限らず、ゴダールの作品を沢山見てきて感じることは、ゴダールは戦争が大好きだということ。 戦争や革命や暴力や拷問、そういったことが大好きなんだろう、本作に限らずしつこく描き出してくる。  理解しにくい言葉の洪水で、何度巻き戻してゴダールの言葉に耳を傾けても、その言葉の数々は理解に至らない。 そもそもゴダールは、見ている人が理解できるように作っていないのではないか。  ゴダールは映画に対する常識を覆すことに力を注いできた。 映画とはこうあるべきという常識に囚われることなく、独自の映画表現を貫いてきた。 理解することは難しくても、それを見て感じることに意義と価値がある。
[インターネット(字幕)] 6点(2024-10-04 09:46:06)
20.  暁闇 《ネタバレ》 
行き場のない若者の孤独と苦悩を描いている。 女2人と男1人の話だが、この中で男は大して苦悩しているように思えない。 リスカをしている女が一番深刻だ。 3人集まってはいれど、3人それぞれの深刻度に差がありすぎて運命共同体的な一体感を感じない。 そこの辺りの作り込みが甘いし、だからこそ深みを感じない。 作りの甘さを、アートな廃ビルと音楽でごまかしている。
[インターネット(邦画)] 3点(2024-09-30 21:28:19)
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