1. コンパートメントNo.6
《ネタバレ》 自分で新規登場要望を出した作品については、必ず鑑賞してレビューを書くと決めている。 この作品は登録されてからだいぶ月日が経ってしまったが、ようやく見ることができた。 電車で同部屋になった男が最初はものすごくウザキャラでセクハラもしてきたのに、途中から急にまともなキャラになったのが腑に落ちない。 ラストの似顔絵はほっこりさせられて良かったけどね。 [インターネット(字幕)] 6点(2025-07-18 21:05:49)《新規》 |
2. ゆきてかへらぬ
《ネタバレ》 自分の感覚と合わなかったみたいで、全体的に緩慢に感じた。 広瀬すずの性的なシーンも、いかにも狙った感があっていただけない。 木戸大聖という俳優も苦手だ。 大好きな『狂った果実』から44年、根岸吉太郎監督も枯れたかな。 [インターネット(邦画)] 4点(2025-07-15 09:27:34) |
3. 早乙女カナコの場合は
《ネタバレ》 普通に楽しめたけど、後半は間延びした感があった。 恋愛映画なのにワクワク感やドキドキ感がなかったからかも。 こんなのある!みたいなアルアル感もなかったので感情移入しきれず、どこか第三者的な目線で淡々と見た感じもある。 山田杏奈はいい味だしてたけどね。 臼田あさ美の女々しいキャラはきつかったな。 エンドロールは個性が光っていて、とても良かった。 エンドロールは絶対見る派なもんで。 やっぱり、エンドロールまで含めて一本の映画だよね。 ジャン・ユスターシュのネタが出てきただけでも嬉しかったし、しかも一番に出てきた作品名が『ぼくの小さな恋人たち』だったので加点。 ふるえるほど美しい作品だからね。 『ぼくの小さな恋人たち』の作品名が出てこなかったら6点かな。 [インターネット(邦画)] 7点(2025-07-11 19:48:18) |
4. 三日月とネコ
《ネタバレ》 真っ当な内容だし、一本の映画として普通に成立していると思う。 だけどわたしはこの映画が気持ち悪くて仕方ない。 嫌悪感しかない。 この感覚は、例えば全く気の合わない人と雑談した時の感覚に似ている。 その相手が人間的に問題もなく、それほどおかしな人でもないのに、その人と話しているとやたらに気分が悪い。 その相手と何もかもが合わない、相性が悪い。 この映画を見ている間ずっとそれに似た気分だった。 理屈では語れない、とてつもなく合わない何かをこの映画から感じる。 気持ち悪い、とにかく嫌なのだ。 [インターネット(邦画)] 1点(2025-07-06 01:15:14) |
5. サンライズ(2024)
《ネタバレ》 たとえそれがアマチュア作品であったとしても映像が汚いのは嫌い。 話も特に面白くない。 出てくる野郎がなんかムカつく。 かわいいコも出ていない。 良いところなしだが、不快な描写はないので1点や0点はつけない。 まあ、しゃーない、かたっぱしからマイナーな日本映画を見ていたら、時にはそんなのもある。 [インターネット(邦画)] 2点(2025-06-25 19:43:39) |
6. まともじゃないのは君も一緒
《ネタバレ》 二人の息が合っていないようで実は合っているかもしれない不思議な関係に心温まる、喧嘩してる夫婦漫才みたい。 泉里香って人はお上品で素敵、だけど現実的な人で汚いずるいこともできちゃう人。 小泉孝太郎はまさにハマり役、見た目と肩書き立派だけど裏ではイヤらしいことをしている人。 これはキャスティングがとても素晴らしいね。 話も軽快で心がほぐれて軽くなった。 [インターネット(邦画)] 7点(2025-06-23 22:36:58) |
7. あんのこと
《ネタバレ》 河合優実が孤軍奮闘、それ以外のキャストがすべてダメ。 俳優たちの演技がダメというより、俳優の個性が役柄に合ってない。 この監督は俳優選びが下手くそなんじゃ。 (少なくとも河井青葉に毒親役は合わない) 度重なる不幸なエピソードも特別感はなく、どこかで見聞きしたようなイベントの数々、まったく新鮮味も驚きも感じない。 主演が河合優実でなかったら、単なる駄作になっていただろう。 [インターネット(邦画)] 5点(2025-06-20 22:39:21) |
8. STRANGERS
《ネタバレ》 現代社会に潜む闇と病を描いたサイコサスペンス。 マッチングアプリやパパ活といった表層的なつながりの中で、自分の個性を失い、自分の現在位置を見失う人々、時に精神に異常をきたしたり犯罪にはしったり殺人まで誘引してしまう現代の病巣、それらの描き方は極めて現代的でありスタイリッシュである。 本作で長編監督デビューの池田健太監督は、竹馬靖具監督作品でわたしの大好きな作品である『ふたつのシルエット』に脚本協力をしているらしい。 一気に気になる監督になった。 今後、この監督の作品はチェックしていきたい。 [インターネット(邦画)] 9点(2025-06-15 19:53:44)★《更新》★ |
9. ゴミ屑と花
《ネタバレ》 居酒屋の主人がコロナでどうこうするのくだりだけは要らなかったが、それ以外の部分は深夜の人間交差点というか、味わい深くてなかなか良かった。 元々、深夜の東京の街が好きなので、それだけで楽しめたのかもしれない。 それにしてもいくら客商売に向いていない無愛想な娘といっても、あんなかわいコちゃんが深夜のゴミ回収をしてるかなぁ。 ちょろっとだけで出てきた木村知貴氏の渋い役回り、あれはきっと陰ながらゴミ回収の方々に感謝している人の役なんだろな、いいよねああいう労をねぎらう缶コーヒー。 エッセンシャルワーカーであるゴミ回収の方々に感謝の気持ちを込めてこの点数で。 [インターネット(邦画)] 7点(2025-06-11 13:38:03)(良:1票) |
10. 瞳をとじて(2023)
《ネタバレ》 何度も眠気におそわれる内容で良いとは思えない。 だがヴィクトル・エリセが『マルメロの陽光』以来、実に31年ぶり放った長編には敬意を表したい。 老人だらけの映画でエリセ自身の年頃と完全に一致している。 エリセは劇中劇の王様であり、主人公の映画監督でもある。 とにかく枯れている。 老境の美学である。 どこかの評で静謐な作品と記されていたが、セリフが多すぎてそうは思えないね。 [インターネット(字幕)] 5点(2025-06-11 12:45:34) |
11. ひびき
《ネタバレ》 警備員の爺さんは酔っ払いには塩対応だったが、別の気落ちした風のリーマンを見つけ、優しげな表情をして何か話しかけそうな雰囲気だった。 終始塩対応だった警備員の爺さんにも、優しい気持ちはあったんだと安堵した。 ちなみに何かというとすぐに酒を飲むアル中リーマンは大嫌いである。 [インターネット(邦画)] 4点(2025-06-08 16:11:42) |
12. I Forget
《ネタバレ》 運任せのドラマだね。 どうせ運任せなら、もっとドカンと感動が押し寄せるような偶然の再会が欲しいところ。 女性の方からナンパするのは面白かったけどね。 ただ肝心のその女性のビジュアルがなんとも微妙。 [インターネット(邦画)] 5点(2025-05-30 20:11:12) |
13. イカロス 片羽の街
《ネタバレ》 良さがまったくわからない。 秦基博のことをよくわかっていない。 というか、秦基博のことをよくわかっていない人が見てはいけない映画だろう。 なんで見たのか、自分がわからない。 [インターネット(邦画)] 3点(2025-05-26 20:17:37) |
14. まなみ100%
《ネタバレ》 最初は学生のハイテンションなノリについていけず、違うかなー?とも感じたけど、終わってみたらとってもしみじみとくる切ない青春絵巻で案外良かった。 まなみちゃんが大好きだからこそ、簡単には手を出せない、その感じが伝わってきた。 瀬尾先輩が亡くなるシーンはあまりに悲しい。 だけどそれらすべてをひっくるめてが青春だ。 川北ゆめき監督のセンスはもちろんのこと、いまおかしんじの脚本も功を奏していたのではないだろうか。 アメリカ映画では出せない、かといって韓国映画でも出せない、この日本映画ならではの肌触り、大好きだ。 [ビデオ(吹替)] 7点(2025-05-21 09:14:02) |
15. 湖の女たち
《ネタバレ》 この作品の嫌いなところ、不愉快なところを挙げたら枚挙にいとまがない。 福士蒼汰はあまりよろしくない俳優だということも分かった。 松本まりかの変態性的シーンもまったく不快。 浅野忠信の鬱を背負ったようなキャラクターだけは良かった。 関連性の不明なエピソードを並列で描くやり方も感心しない。 この監督の作品は今後見ないように気をつけたい。 [インターネット(邦画)] 2点(2025-05-19 22:30:22) |
16. イントロダクション
《ネタバレ》 さまよえる青年を三部構成で描いているが、時間軸がよく分からない。 それぞれの話はとりとめのない内容で特に興味を惹かれなかった。 第一部 青年は医者をやっている父親を訪ねる。 その医院で勤務している女性に何故か抱きつき、愛していると言う。 第二部 青年の彼女は裁縫の勉強をするためにドイツに行ってしまった。 青年は彼女を追いかけドイツに渡る。 ドイツで彼女と会った青年は彼女に抱きつく。 第三部 青年の行く末を案ずる母親は、青年を有名な俳優に会わせる。 その俳優から酒をたくさん飲まされ説教までくらう。 その後、青年は海に意味もなく寒い海に入る。 [インターネット(字幕)] 4点(2025-05-14 07:09:08) |
17. ウィーアーデッド
《ネタバレ》 最後は自分の価値観とまったく合わない幕切れだったけど、だからこそ題名がウィーアーデッドなのかな?と妙に腑に落ちたりして。 結構、切れ味は鋭い作品。 [インターネット(邦画)] 7点(2025-05-12 13:05:19) |
18. 告白 コンフェッション
《ネタバレ》 結局二人とも奈緒を殺そうとした訳で、結局どちらが殺したにせよ二人ともろくでなし。 そんな二人の殺し合いなんかどうでもいい訳で。 ヤン・イクチュンも落ちたもんだなとも感じた次第で。 山下敦弘監督もこんなの撮ってたらマズイぞ。 [インターネット(邦画)] 2点(2025-05-07 22:30:42) |
19. Be Here Now
《ネタバレ》 出てくる登場人物がことごとく好きになれない。 愛すべき作品の真逆で、愛せない作品。 あと音声がものすごく聴き取りづらい。 巻き戻して繰り返し聴いても何を言っているか分からない。 最大音量でも聴き取れない。 微妙な笑いを誘っているのは分かるが、面白くないどころか不愉快でさえある。 [インターネット(邦画)] 2点(2025-05-01 09:44:53) |
20. AREA
《ネタバレ》 積極的に話しかけている方が本当に死んでしまうという意外さ。 生き残った方は死ぬ気力さえない雰囲気。 物哀しい二人のやり取り。 自殺する直前の人と会話した経験がないので分からないが、もっと会話しないのかもしれないし、この映画の通り淡々とした会話をするのかもしれないし、もっと何も話さないのかもしれない。 実際はどんなんだろう。 自殺する直前の人と話すなんて経験はしたくないものだが、少し気になった。 あとこの映画、綺麗だよね。 死ぬ直前に見える世界って綺麗なのかもね。 そんなことも思ったりした。 [インターネット(邦画)] 6点(2025-04-29 19:15:36) |