1. 汚れた血
素晴らしい。かなりゴダールの影響を受けながらも、ストーリー展開はまるでハリウッドのような流れ。銃撃戦もハリウッドらしい。この個性を観よ。 [映画館(字幕)] 8点(2013-07-14 22:47:48) |
2. デッドゾーン
凡作だが、ウォーケンの名演技に注目。 [DVD(字幕)] 6点(2013-04-04 08:31:46) |
3. コヤニスカッティ
恐らく当時としては画期的だったのだろうが、今となっては色あせてしまった。グラスのサントラを聞くためだけの映像。 [DVD(字幕)] 6点(2013-02-17 17:26:33) |
4. エル・スール
南の方へ。父親の脱アイドル化と共に少女の成長が描かれる。移動なのだ。移動。 [映画館(字幕)] 7点(2013-01-17 23:38:21) |
5. カリフォルニア・ドールス
プロレスの素晴らしさ。画も演出も平凡だが、なぜか惹きつける。特に最後の試合でのドールズの入場シーンは爆笑すると同時に感動すら覚える。 [映画館(字幕)] 7点(2012-12-18 10:14:05) |
6. 海と毒薬
若き奥田、渡辺が見られる。しかし葛藤は弱いか。 [DVD(邦画)] 6点(2012-10-30 21:49:28) |
7. お葬式
非常に演出、脚本ともに意欲的な映画。葬式という一連のイベントを、複雑な人間関係を瞬間瞬間に垣間見せながら描ききる。なんともいえない人間くささと不条理な雰囲気は後の伊丹作品を思わせる。 [DVD(邦画)] 6点(2012-10-01 23:59:08) |
8. その男、凶暴につき
ソナチネ、HANA-BIの方が完成度は上のように思う。あのあたりのアイディアがこの映画に詰まっている。 [映画館(邦画)] 6点(2012-09-11 09:20:26) |
9. ラストエンペラー
どうしても英語に違和感を持つ。ベルトリッチの官能的な映像美は堪能できるが…。 [DVD(字幕)] 6点(2012-08-30 11:39:12) |
10. ファンシイダンス
fancy danceのタイトル、なるほど。悟ってしまった。 [DVD(邦画)] 6点(2012-07-10 15:01:51) |
11. 13日の金曜日PART2
まぁふつうに面白くないので観なければよかったです。 [DVD(字幕)] 3点(2012-07-08 21:53:05) |
12. ミシシッピー・バーニング
ジーン・ハックマンの迫力。どうしても最後は王道パターンに行き着くが、ラストシーンは黒人だけではなく白人も燃えた教会の跡地で聖歌を歌い、かすかな希望が見える。しかしそのあとに映し出される無数の黒人の墓は、その希望の前にどれほどの命が犠牲になったかも雄弁に語っている。FBIの彼らにできる仕事はもう無い。だから彼らは満足も笑顔もなく立ち去るのみなのである。法だけで全てが解決するという能天気な考えではないことは明らかである。事実と異なるという意見もあるが、史実を描くのが映画ではない。それどころか、登場するFBIに黒人が一人も居なかったのはむしろ史実に敏感だったのではないか。 [DVD(字幕)] 7点(2012-07-08 17:56:20) |
13. グローリー
アメリカにおける歴史として必須。黒人ではなく人としての尊厳を守るための戦いである。 [DVD(字幕)] 9点(2012-07-08 01:07:11) |
14. カイロの紫のバラ
最高の映画。 [DVD(字幕)] 9点(2012-05-18 00:39:15) |
15. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ/完全版
正確に見比べたわけではないが、完全版のほうがより厚みが増したように感じる。長さのせいだけだろうか? やはりこの手の時間軸が交差している映画は二回以上観た方が味わいが出る。一度目はストーリーの華麗さ、重厚さ、不可思議さに魅了され、二度目は何気ない一つ一つのショットの美しさに息を呑む。ほかにも、ユダヤ系移民であること、デボラがフレンチに慣れていたことなど、一度では気付かなかったファクターに目をやるべきである。そしてこの映画の全体像について、あれやこれや思索を広げなければならない。この映画はそれをやるだけの価値がある。 [DVD(字幕)] 8点(2011-11-22 00:26:19) |
16. プラトーン
映像は戦争モノとしては傑出していると思うが、「エリアスとバーンズはいつの時代にも要る」というようなあまりに単純化しすぎた図式は逆にこの作品を浅いものにしてしまう。それよりは、インテリで富裕層のクリスが気が狂ったように殺人マシーンになり、バーンズを射殺するようになるその過程をより強調すべきだった。あれだけ豹変した彼が、帰還するときには人間に戻って「エリアスとバーンズは……」なんて落ち着いた表情で思索するのはどうも違和感がある。ベトナム戦争を忠実に描いたという点でのみ評価されるべき作品のような気がする。 [DVD(字幕)] 6点(2011-11-14 00:22:19) |
17. ドゥ・ザ・ライト・シング
黒人・白人という単純な図式ではない点が最大のポイント。黒人たちの愚かさ、ずるさが執拗に描かれており、むしろ黒人たちを戒めるかのような内容に思えた。ただ、彼らが望んでいるのは「平等」などという立派な理念ではなく、雇用や社会保障、教育など、より現実的な支えなのだろう。あの事件の後、ムーキーはあれだけ楽をして給料を得るところがなくなったことを後悔するであろうし、住民たちも美味いピザを食べられなくなって寂しく思うに違いない。あのやるせないラストに最も当てはまるのは明らかにキング牧師の言葉である。マルコムXの言葉もその後に続き、「どちらが正しいのかは分からない」とする解釈が見受けられるが、この映画を観る限り、スパイクリーがキング牧師の言葉の意味を表現したことは明白だ。そもそも彼らは自衛のための暴力などふるっていない。フラストレーションを発散させる暴力に過ぎず、その結果もキングの述べている通りである。メイヤーの像もキングに重なる部分があり、その意味でDo the right thingの「right」をあまりに相対化しすぎることはこの映画の真価を見誤ることになる。この映画におけるthe right thingは少なくともムーキーの選択したようなようなことではない。スパイク・リーの主張が鮮やかに表現されている傑作である。 [DVD(字幕)] 8点(2011-11-14 00:18:42) |
18. チャイルド・プレイ(1988)
これはすごくよくできた映画だと思う。人形に乗り移るのがおまじないってとこが微妙だが、それ以外は人形の使い方や視点の変化などダイナミックかつしぶといチャッキーが存分に暴れていた。良作。 [DVD(字幕)] 7点(2011-10-26 00:10:21) |
19. レイジング・ブル
ダメ人間を、ダメ人間ということなく描ききったバイオグラフィー。スコセッシの映画大好きさが少々過剰ともいえる演出をさせているが、目線そのものは極めて冷静である。ダメさをとことん描いている。ラストの「now I can see」はもちろんジェイクのことではあるまい。彼が目を開くことは有り得ない。だとしたら誰なのか? 観客だろうか。 [DVD(字幕)] 7点(2011-10-19 23:10:53) |
20. スター・ウォーズ/ジェダイの復讐
一応観とくか。→一応観たな。だけ。 [DVD(字幕)] 5点(2011-10-09 02:04:38) |