1. アメリカン・アサシン
《ネタバレ》 久々のコメントです。ジエイソンボーンを継ぐCIAものという事で鑑賞しました。ややご都合主義的なところも垣間みえましが、CIAの訓練方法 などが詳細で、興味深かったです。しかし、最後の核爆発は、やりすぎでしょう。現実に、小型の核爆弾は作りやすくなっているとはいえ、 核汚染予防も杜撰な場所での組み立ては??と感じました。CIAの恨み骨髄の教官への拷問もかなり生ぬるく、小生であれば、もっと効く拷問を していたはずです(??)と思いました。爪を剥がすだけなんて、生ぬるい!! [映画館(字幕)] 8点(2018-06-30 19:04:57) |
2. 冷たい熱帯魚
《ネタバレ》 これだけ「えぐい」映画が邦画で存在していた事に驚きました。悪のエネルギーが迸っており、観ているだけでワクワクしてしまったのは、久しぶりでした。 唯、あの屍体処理法は、疲れるだけで、非能率的でした。灰だけではなく細切した物を、河に撒くのも証拠が残る可能性もあると思われました。 熱帯魚センターの女の子達の存在価値が、ぼやけており、本当はハーレム状態であったことは想像に固くありません。その辺の工夫がなされていれば、 点数は上がったと思います [DVD(邦画)] 6点(2016-05-09 18:13:30) |
3. X-ミッション
《ネタバレ》 スタントが物凄いとの評判を聞き、3Dで見ました。噂にたがわず、凄い映像で、OOがちじみ挙がるような感覚に囚われました、特にオザキの7番目「六命の極意」のロッククライミングでは、今までの映画では味わったことにないような恐怖感(?)に囚われました。その「オザキ8」の悟りの意味がよく理解できませんでした。これはDVDを購入し、繰り返し観てみないと理解しがたいと感じました。「禅」の悟りとはやや異なっていると思います。監督であるコアは、「武士道に通じるもの」と述べていますが、その辺は小生には理解しがたいところです。CGなしのスタント映像も凄かったのですが、1番のお気に入りは、イタリーの山の上の銀行強盗の場面でした。かなり激しい銃撃戦で、多種類の銃器が出てきており、思わずニヤリでした。その後の、ロープウエイでの格闘も中々でした。続編の話もあるや否やですが、また違った続編に期待しています。 [映画館(字幕)] 7点(2016-02-22 16:33:45) |
4. スター・ウォーズ/フォースの覚醒
《ネタバレ》 1977年にシカゴでみたエピソードⅣのオマージュがあちこちにちりばめられていて、38年来のSWファンとしてはうれしい限りでした。3Dで観たのですが、スター・デストロイャーが画面からはみだしてくる程の迫力で、映像技術の進歩を感じました。マスクをとったカイロ・レンは、あの憎らしいほど強かったダ-ス・モールには及ぶべき術もありませんでした。しかし、あの十字のライト・セーバーは、両刃のセーバーに迫力は劣るものの、結構、カッコ良かったです。謎の生物としては、あの水飲み場での巨大豚のお尻が可愛かったです。英国人であるレイ役のディジーは、眼力が備わっており、素晴らしい女優さんで,今後が楽しみです。最後に、38年前のルーク・スカイウォーカーの面影をやや残したマーク・ハミルが出てきたら、老人の懐古趣味を刺激し、思わずその当時の苦労を思い出し、ウルウルとなってしまいました。 [映画館(字幕)] 8点(2015-12-19 15:47:00)(良:1票) |
5. ターミネーター:新起動/ジェニシス
《ネタバレ》 評判が悪いので、覚悟はしていきましたが、案の定、呆れました。殆ど何を言いたいのかまったく考えもなく・・と言う感じでした。 飢餓状態なっている筈の状況で、みんなデブデブ!!。むしろ4のほうが追い詰められた感じが出ていました。CGは確かに凄かったです。それに2点プラスです。 [映画館(吹替)] 4点(2015-07-14 00:19:05) |
6. 風立ちぬ(2013)
《ネタバレ》 新しい飛行機を作るという一途な思いは、男としては学ばねばならないところとは思いました。絵もさすがに手慣れており綺麗でした。しかし「風の谷のナウシカ」のような感動は得られませんでした。また、喀血したような重篤な結核患者の横で、タバコを吸うような配慮のなさには唖然とすると同時に、一挙に興ざめとなりました。 [DVD(邦画)] 2点(2014-06-25 00:58:10) |
7. 300 <スリーハンドレッド> ~帝国の進撃~
《ネタバレ》 久しぶりに3D映画の醍醐味を味わいました。ペルシャの神王の誕生秘話は,冒頭にさっさっさと流されてしまい、理解するのに時間がかかりました。海戦が中心という訳で、前作の「300」よりは色彩が綺麗でした。3Dの血しぶきもたっぷりで、臨場感に溢れていました。ただ、女海軍提督の二刀流は、あの華奢な体型では多少無理があったような感じもしましたが、両乳房の大きさから可能であった(?)のかも知れません。今までの西洋時代劇アクションとは一味違った魅力が一杯の映画でした。 [映画館(字幕)] 8点(2014-06-20 15:03:22) |
8. ゼロ・グラビティ
《ネタバレ》 これは「宇宙空間でロケした映画だ!」と思わせるような驚異の映像でした。英語版で見たので、結構きわどいジョークなどもありましたが、コワルスキーの最後の潔さには、本当の男らしさを感じました。ライアンが娘も失い、宇宙空間に放り出され絶望的になった時に、 低酸素状態でみたコワルスキーの幻覚助言から、また生存を目指して奮闘する姿は、母親(女性)の強さを感じさせたのと同時に、小生をも奮い立たせました。最後に一歩一歩ずつ歩き始めた姿に滂沱の涙が溢れ出てしまいました。 [映画館(字幕)] 10点(2013-12-14 12:24:52)(良:2票) |
9. オズ/はじまりの戦い
《ネタバレ》 本当にただディズニーランドのアトラクションを観させられているような白けた気分にさせられました。出演女優さんが、レィチエル・ワイズがそこそこ美しいだけで、陶器の少女が一番美しく、愛らしかったなんて!!ディズニーらしい楽しさのかけらも感じられませんでした。色彩も妙に毒々しく感じられてしまいました。(T_T) [DVD(字幕)] 3点(2013-08-27 17:00:02) |
10. ワールド・ウォー Z
《ネタバレ》 ゾンビの大集団が押し寄せるシーンは米国市内、エルサレム等での映像が凄かったです。特にエルサレムの壁を巡る攻防には瞠目しました。幾つか気がついた点などについて。▼「偽装ワクチン」の発想はアイデアとは思いましたが、やや現実味に欠ける感じもしました。 ▼「致死的疾患・・」と表現せずに、「致死的感染症」と意訳すべきでした。それでないと、主人公自身が速攻で感染し、後で、本当のワクチンを接種しているという画が全部死んでしまいました。▼こんな凄まじいパンデミック状態でも海上に逃避するというアイデアは、納得が行きました。本邦でも、大災害等に備えて、空母機能を持った司令艦、大規模な病院船・その他を早急に準備すべきだと感じました。▼一番、3Dだから恐怖が倍増されたと思ったシーンは、機上で手投げ弾を爆破し、ゾンビ達を空中へ放り出すシーンでした。飛行機事故で、墜落してゆく時の恐怖感がひしひしと感じられました。▼女房との連絡の重要性が感じられず、唯々「うざい」だけでした。▼そんなこんなで、後で新品DVDを購入し、もう1回すぐに観てみたいとは感じられませんでした。 [映画館(字幕)] 6点(2013-08-10 17:16:39) |
11. タイムライン
《ネタバレ》 タイムマシンで中世に送り込まれた事は、ほとんど無視して、中世での異端者が、これから起こることを知りながら、話が進んでゆく、ラブストーリ-と捉えれば、かなり面白かったです。カナダロケの映像も美しく、ラロック城を巡る攻城戦も迫力が有り、大満足でした。 大好きなリチャード・バトラーを主人公として観ていたので、右耳を削がれた時に、「あれは僕だったのだ!」というセリフで思わずウルウルとなってしまいました。▼難を言えば、女優陣がもう少し華やかであったら更に高得点となった事でしょう。それにしても英国の領主は 迫力がありました。 [DVD(字幕)] 7点(2013-07-06 19:14:47) |
12. 踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望
《ネタバレ》 初めて「踊る大捜査線」を観ましたが、こんなに俳優にも華や凄味がなく、ただただ だらだらと会話の続く映画であったとは!!。呆れました。警察物にある、緊迫感や、 ドロドロした魑魅魍魎の世界を少しも感じさせない、まあ今のTVドラマの典型的な 映画と感じてしまいました。 [DVD(邦画)] 0点(2013-07-04 13:14:05) |
13. 乱
《ネタバレ》 PCのモニターを1920x1080の23インチ・グレア液晶に買い換えた最初に、「乱」を観てみようと考えたのは、あの八幡原の決戦開始前のショットの美しさが、どのように再現されるのかを確認したかった為でした。しかし、始めのショットから、画面の美しさに驚嘆してしまいました。黒澤監督の最初のカラー作品である「影武者」は、画面は綺麗ではあったのですが、まだカラー映画に慣れきっていない不確か性みたいなものを感じていました。「乱」では、それらが全て浄化され、純粋に美しいとしか表現し得ない美しさでした。どのショットをみても練り込まれ洗練された日本の美を感じました。これでは世界の人々が賞賛するのは当然であると感じたのは、やや遅きに逸したと悔やまれました。唯々、圧倒されてしまい、他の映画をみるファイトもかなり失せてしまった今日この頃です。 [DVD(邦画)] 10点(2013-06-28 18:02:55) |
14. ゴッド・ブレス・アメリカ
《ネタバレ》 もっと気に食わない奴らをバタバタとなぎ倒す事を期待していたのに、やや物足りなかったです。もう少し悪意に満ちた、それでいて痛快感のある脚本も書けた様な?? [DVD(字幕)] 3点(2013-06-16 08:47:39) |
15. 長い長い殺人
《ネタバレ》 財布を語り部風にして話が展開していく必要がまったく感じられず、話も、何だか途切れ途切れで、ただただイライラ感が募りました。女優さん達が美女ぞろいで、最後はセリフを絞り込んで、女優さんだけを眺めていました。WOWOWの「マークスの山」での衝撃を期待した小生の誤りを悟らされた映画でした。 [DVD(邦画)] 2点(2013-06-15 18:17:45) |
16. 悪の教典
《ネタバレ》 殺戮場面の多さに、色々なご批判はあるようですが、これも架空世界の娯楽(?)の一部と捉えれば、それなりの面白さはあると感じました。▼サイコパスを主人公にした映画は幾つか有るみたいですが、小生がみた「ハンニバル・シリーズ」の他に、史上最大の反社会映画と評されたカナダ製の「ザ・テロリスト」があります。本作も「ザ・テロリスト」 程過激ではありませんが、あの一見爽やかな「伊藤英明」が殺戮者を演じた面白さがありました。彼の「くず弁」でみせたコミカルなイメージがあったので、尚更その役者資質に驚嘆しました。▼ラストの「To be continued」について、パンフには原作者・貴志祐介氏が次のように書いていましたので一部御紹介を。「蓮実が捕まった後で・・・、問題はクライマックスなんですね。・・・それが私の中で成立した時、続編を書けると思います」。あの「羊たちの沈黙」では、途轍もない厳重な拘禁状態から、見事に抜け出してしまったハンニバル・レクター博士の例もあるので、大いに期待したいと思っています。 [DVD(邦画)] 7点(2013-05-26 07:32:42) |
17. ボーン・レガシー
《ネタバレ》 マット・デイモンのボーン3部作と比較されるのは当然の事とは思いますが、それにしても、アローン役の男優さんには余り知性が感じられず、単にウイルスで体力増強された 脱落スパイといったイメージのみでした。話が飛びまくりイライラが募るばかりの映画でした。▼印象に残ったシーンなど:①研究所内で狂ってしまった技師(?)が乱射して ひとを殺傷する米国の日常にある銃の怖さ、②アラスカの自然の雄大さ、③無人飛行機が、あれほど精密な作戦が可能である事、などでした。▼最後にとって付けた様にあの名曲「Extreme ways」を流すのは止めて欲しかったです。まったく白けてしまいました。 [DVD(字幕)] 3点(2013-05-03 18:43:30) |
18. L.A. ギャング ストーリー
《ネタバレ》 久々の骨太のギャング映画で、十分にその迫力を堪能しました。LAのギャングを 主とした映画は「LAコンフィデンシャル」「狼たちの街」などがあり、どれもお気に入り でしたが、本作もそれらを越えた1本になりそうです。「狼たちの街」で途轍 もない暴力刑事を演じたニック・ノルティが、パーカー市警本部長を演じたのも 意識的な配役であったのだろうと感じました。山場が途切れなく続く映画で、 本当に息つく間もないほどでした。▼まったく違った眼で見てみると、 オマラと妻・コニー、及びウーターズ巡査部長とグレイスの2組の男女の ラブストーリー(?)ともとれる映画でした。最後の2組のハッピーエンドは、暴力尽くめ の本作での救いとなりました。でも、一番のお気に入りは、ウーターズの 幼馴染で、最後には友人の恋人を守って死んでいったジャックでした。 彼の殺され方がかなり惨く描かれていたのは、グレイスに証言させる勇気を 与える為であったという伏線があったものと考えました。コーエンが収監されてから、「牢獄内でジャックの友人たちにパイプ(?)を掘られた」というナレーション が入ったのも納得でした。 [映画館(字幕)] 10点(2013-05-03 13:57:02) |
19. バイオハザードV リトリビューション
《ネタバレ》 オスプレイもどきの飛行隊の集団が「アルカディア」を襲ってくる場面の逆送りで始まったイントロを観た瞬間、少し嫌な予感に襲われました。その予感は当たり、ゾンビの出現が少なく、クローン人間同士の戦斗がほとんどでした。日本製ゾンビも迫力がなく、ガタイだけでかい怪物もまったく弱いのには恐怖感も全然沸きませんでした。3Dの迫力も4より落ちたような?▼挙句の果てに、エイリアン2のパクリが出てきて、あきれました。「ニュートをねばねばの繭玉から救い出すところ」など、まあよくやってくれるもんだと唖然としました。▼最後の廃墟となったホワイトハウスを、ウンカのごとくのゾンビ集団が取り囲み、襲ってくる場面から、Ⅵのイントロを期待してみたいと思います。▼色々なご意見もある、中島美嘉ゾンビの日本版主題歌もピアノのイントロから、総じて小生好みでした。 [映画館(字幕)] 5点(2012-10-05 18:32:52)(良:1票) |
20. ムカデ人間2
《ネタバレ》 「映画と言う物は楽しくなければならない」と言っていたかの黒澤明監督がこの映画を観たら、多分卒倒(?)してしまったと邪推するほど、醜悪でかつ汚辱にまみれた稀に見る怪作としか言いようのない映画でした。米国から直輸入したFull Sequenseの為か、一切のカットなしを観てしまった小生が間違いでした。《唖然とした場面》を列記してみます。・マーティンの顔、体型などの醜悪さ・父親から幼児性的虐待を受けていたという設定そのもの。・母親が、マーチィンを刺殺しょうと寝込みを襲う。・母親を撲殺する時の、憎悪の凄まじさ。・医者が車内でフェラチオをさせている。・血尿排泄。・自慰行為時に0茎に紙を巻いた。・最後尾の女性犯す前に0茎にバラ線を巻きつけた。・妊婦が逃げる際に、車を発進させる前に分娩し、その新生児の頭をギアペダルで踏み潰した。・下剤を注射された後の下痢便のみカラー化。・大型ホチキスで肛門部と顔を繋ぎとめる。・最後はそれらが単なる妄想であった。▼でも、それらをもう一回見直してしまいたいという欲望に駆られる怪作で、ゼロ点評価の出来ないもどかしさと、自分自身を恥じる気持ちが複雑に交叉してしまった作品でした。 [DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2012-09-28 16:16:43) |