1. タイムライン
《ネタバレ》 タイムマシンで中世に送り込まれた事は、ほとんど無視して、中世での異端者が、これから起こることを知りながら、話が進んでゆく、ラブストーリ-と捉えれば、かなり面白かったです。カナダロケの映像も美しく、ラロック城を巡る攻城戦も迫力が有り、大満足でした。 大好きなリチャード・バトラーを主人公として観ていたので、右耳を削がれた時に、「あれは僕だったのだ!」というセリフで思わずウルウルとなってしまいました。▼難を言えば、女優陣がもう少し華やかであったら更に高得点となった事でしょう。それにしても英国の領主は 迫力がありました。 [DVD(字幕)] 7点(2013-07-06 19:14:47) |
2. 長い長い殺人
《ネタバレ》 財布を語り部風にして話が展開していく必要がまったく感じられず、話も、何だか途切れ途切れで、ただただイライラ感が募りました。女優さん達が美女ぞろいで、最後はセリフを絞り込んで、女優さんだけを眺めていました。WOWOWの「マークスの山」での衝撃を期待した小生の誤りを悟らされた映画でした。 [DVD(邦画)] 2点(2013-06-15 18:17:45) |
3. マルセイユの決着
《ネタバレ》 黄色というかセピア色というか、そのような色が全編を覆い、一つも美しさが感じられませんでした。ただただ「イタリアの宝石」と絶賛されている「モニカ・ベルッチ」嬢に見とれていました。最後近くの銃撃戦は、本当にあんなに人間が吹き飛ぶのか?と疑問を抱かさせるような映像でした。それほど強力な銃器ではなかったような気がしたのですが・・・。 [DVD(字幕)] 4点(2012-05-03 18:52:42) |
4. やがて復讐という名の雨
《ネタバレ》 いやー、久しぶりに観たフレンチ・ノワールは、あまりの暗さに唖然としました。最後に気管切開を施された奥さんを殺し、自殺してしまうとは!!、新しい生命誕生で観客を救おうと思っていた意図は分かるのですが・・・。 [DVD(字幕)] 6点(2012-04-28 21:55:58) |
5. ムカデ人間
《ネタバレ》 映像が妙に美しく、ただただあっけにとられました。こんな映画はまったく初めてです。最後に一人生き延びた真ん中の女の子はこれからどうなるのでしょうか?? でも、つなげてみたい!! [DVD(字幕)] 7点(2012-02-11 03:10:14)(良:1票) |
6. ファイナル・デッドコースター
こんなに安っぽい映画になり下がるとは、予想だにしえませんでした。 [DVD(字幕)] 1点(2012-01-21 01:44:38) |
7. 蝉しぐれ
NHKのそれと比べると、主人公2人が若すぎますね。色気もへったくれも何もない、無味乾燥な方々でした。何であんな吉本芸人が出てくるのですか?所詮小学校のゲイノウカイ以下の演技でした。 [DVD(邦画)] 3点(2012-01-21 01:29:02) |
8. ヒトラー 最期の12日間
《ネタバレ》 自国が滅びてゆくときの悲劇は、その滅びるものの大きさが、1国であったり、1領地であったりとの差はあるでしょうが、ほぼ同じような終末であることは、多くの歴史小説や映画で語られてきました。第三帝国の終焉も同じようであったと改めて感じました。 ●印象に特に残ったのはエヴァ・ブラウンの心からの明るさと、ゲッペルス夫人のりりしさでした。同様な終戦ものの「日本のいちばん長い日」では見られなかったドイツ女性の強さみたいなものを垣間見させられた気がしました。ベルリンの壁崩壊の2年前にベルリンを訪れ、いくつかの戦争記念物・建物などを見学したことを思い出しました。戦争の残虐さは広島・長崎に及ぶべくもなかった印象をもったものでした。 [DVD(字幕)] 7点(2011-11-14 02:51:24) |
9. どら平太
《ネタバレ》 さすがに大監督の映像美は凄かったです。眠狂四郎の「円月殺法」で見たことのあるような殺陣の映像は、少々がっかりしましたが・・・。ヒロインがもう少し色気のある、それでいて男を追いかける執念に燃えた女を演じれる女優(昔でいえば嵯峨美智子のような)さんを起用していれば雰囲気が変わった気がしました。▼菅原文太のずっこけぶりにあきれてはて、低得点となりました。あれだけ凄味が出せる役者を、単なるこけおどし役に貶めたのは大きなミスでしょう? [DVD(邦画)] 4点(2011-10-30 11:23:39) |
10. 戦国自衛隊1549
《ネタバレ》 1979年の戦国自衛隊とはまったく異なった映画になっていました。俳優はそこそこなのに、如何せん脚本がしっちゃかめっちゃかであっけにとられました。まあ、あまり筋書きには期待していなかったので早々とあきらめがつきました。小生が期待したのは、本物の戦闘車両群でした。期待通り、一杯出てきましたし、戦闘へりのコブラまで出てきてうれしかったです。戦国軍勢も適当にキリリとしていて、点数が上がりました。 [DVD(邦画)] 5点(2011-10-26 01:01:11) |
11. 完全なる報復
《ネタバレ》 米国の司法制度が分からないので、どうして殺人者の1人が死刑(米国の薬物による死刑の場面は初めて見ました。心停止を起こす薬物も使用していたみたいでした)になり、実際の殺人者が懲役3年なのかが理解できませんでした。その為か、単なる手の込んだ復讐劇としてしか捉えられませんでした。しかし、同じ復讐劇でも「ブラック・サイト」のような厭らしさはなく、むしろ頭脳明晰なハイテク機器を駆使した殺しのオンパレードで、ある意味でのそう快感(?)もありました。最後のジェラルド・バトラーがナパームの炎を背負った姿は、地獄での仁王様を観ているようで、初めての感覚でした。 [DVD(字幕)] 7点(2011-10-24 01:09:44) |
12. サイレンサー (2005)
《ネタバレ》 癌末期の老女の殺し屋という設定に、やや無理があるとは思っていましたが、やはり最後に、性的関係を持つところで、がっかりしました。確かにアカデミー賞綬賞役者は、眼でも演技が出来き、凄いと思いました。映像も美しく、それだけの映画ではありました。しかもボスに迫力がなく、にやけた若造で、憎しみを掻き立てるような配役をすべきでした。元題の「シャドウ・ボクサー」とは「一人で稽古をする」、つまり一人芝居的な意味を持つものだと思うのですが、その題をつけた意味がまったく理解できませんでした。 [DVD(字幕)] 3点(2011-10-22 11:42:16) |
13. ニュースメーカーズ
《ネタバレ》 香港映画の原作は未見です。最近のロシア映画での銃撃戦は凄さまじいものがありますが、本作での銃撃戦も凄かったです。まあそれだけの映画という感じだったので、低得点となってしまいました。ギャンググループが使用した銃器の多彩さには驚きました。警察側が、名誉挽回の為に、犯人逮捕劇を中継しようなどという発想は大したものです。ハリウッドでのリメイクも決定したとの事ですが、米国製だと、どうなるのか、楽しみです。 [DVD(字幕)] 3点(2011-10-17 02:16:48) |
14. ゴールデンスランバー(2009)
《ネタバレ》 「全編仙台ロケ」という謳い文句が付いていたのは知っていましたが、中々観る気力が起こらず、やっと観賞できました。しかし、小生のような高齢者の頭では、いったい何を言いたいのかがまったく理解できず、低得点となりました。大体、あんなに上手く顔の整形手術が出来る技術は、発達していないと思われるのですが?ただ、怪優「柄本明」の不気味さは、抜群で、驚きました。 [DVD(邦画)] 2点(2011-09-26 16:26:35) |
15. ギャングスター(2006)
《ネタバレ》 ヴァル・キルマー、ガブリエル・バーン出演のギャング映画ということで、レンタルでみましたが、まったくの期待外れで、迫力も凄みも皆無のチンピラの話でした。話も英国から米国へ飛んだりして、何ら必然性も説明もなく完全に期待外れでした。 [DVD(字幕)] 1点(2011-09-20 17:48:12) |
16. ニンジャ・アサシン
《ネタバレ》 また、新しいカンフー俳優が出てきたと思った位、凄いアクションでした。調べたら、Rainとは韓国の人気歌手ということで、さらに驚きました。B級映画ぷんぷんでしたが、生温い殺陣ではなく血しぶき飛び散る殺陣で、私は大好きです。ベルリンが舞台であることは分かるのですが、皆、英語が上手くて何処を舞台かも分からなくなってしまうところもB級で嬉しくなりました。「役小角;えんのおずぬ」などという古い古い日本語が出てきたのには、驚きました。脚本家がよく勉強しているということでしょうか?いずれにしろ、生々しい殺陣が多くて、お気に入りになりました。 [DVD(吹替)] 7点(2011-08-08 20:01:32)(良:1票) |
17. バンド・オブ・ブラザース<TVM>
《ネタバレ》 確かに皆様方が絶賛するような、今までに観た事もないような、戦場の臨場感に溢れた 映画でした。人が人を殺すという虚しさをも感じさせ、かつ自分が今この状況で何を すべきかと言う事を常に感じつつ生きなければならないと言う事を教わった気がしました。まあ、あまり気に食わない数巻もありましたが、それらを超えた感動を一杯貰いました。米軍は何故、帝軍(日本帝国軍)に見られた様な、イライラ感がなったのかは未だに分かりません。でもビン・ラディン暗殺に成功した後に湧き上がった恐怖感は、この映画を観て少し感じました。一番の好みは「衛生兵」でした。 [DVD(字幕)] 10点(2011-05-04 01:55:47) |
18. 第9地区
《ネタバレ》 出だしの、ルポ風インタビューが手持ちのカメラで続いたときには「あれ?こんなに語らせると碌な 映画ではないのか?」と思っていました。しかし、全てを見終わった後には、そのヴィクスの小役人 的な雰囲気を伝える為の手段とわかり、実に新鮮な構成であったのだと思いました。それやこれやで 今までの映画にはなかった新鮮な驚きの連続で、皆様の種々の評価の高さの基になったことが 理解できました。▼あの、特殊地区の特殊な雰囲気は、他の映画でみたような(ブラック・ダイヤモンド? 他の映画?)記憶は確かにありました。しかし、どのようなスラムにも極悪はいるものでナイジエリア人の 車椅子に乗った「オビサンジュ」は、自身の体の為か、エイリアンの肉体に憧れていたようで妙に親しみ (?)が沸きました。それにしても「ヴィカス」の体の変化をエイリアンとまぐわった為と疑い、かなり 卑猥な質問を浴びせていて、くすくす笑いを誘いました。▼エイリアンの科学者の名が「クリストファー・ジョンソン」 とは!クルストファーとは「クリスト=キリスト」ではないですか!!なんというユーモァ。吃驚しました。 ▼それにしても追い込まれ、不安で悲しみの極致に突き落とされたためでしょうか、「ヴィクス」の 頭には、500円硬貨より大きな円形脱毛症が2個もあったのには、演出の細かさに驚嘆しました。 極めつけは、最後に人間の体に戻れる希望は殆ど無い(?)と思われる程、完全にエイリアン化して しまった「ヴィクス」が、妻のために青いブリキでバラの造花を作っている場面で、思わず落涙して しまいました。 [DVD(字幕)] 9点(2010-10-11 16:46:12) |
19. シャーロック・ホームズ(2009)
《ネタバレ》 まず、この映画は、コナンドイルのホームズ物の設定を借りた、魑魅魍魎の住む魔界ロンドンを舞台にしたミステリー・アクション映画と感じました。テンポが速すぎて、ホームズ物の醍醐味である鋭い観察眼と溢れ出る知識を駆使した「謎解き」の面白さを端折ってしまい、最後にまとめて説明するという白けた展開になり、失望しました。さらに、ドイル物・ホームズが唯一興味を示した女性「アイリーン」が使い走りをしていた最強のライバルである「モリア-ティ教授」は姿を見せず、続編の臭いぷんぷんにも白けました。その他、特に気になったところを幾つか上げてみます。 ▼アイリーン役は、もう少し知的でかつ妖艶な女優さんが望ましかったような・・・。 ▼メアリー役の女優さんの雀斑の多さには幻滅しました。 ▼結局、本当に「モリア-ティ教授」はリモコン装置が欲しかった為だけで、アイリーンを使ってブラックウッド卿の途轍もない陰謀を手助けしたのだったのでしょうか?自分が英国、さらには世界制覇を目論んでいたのではなかったのでしょうか?▼もっとも英国国会内に撒布しょうとした「青酸ガス」は、その前に回し飲みをした解毒剤で解毒出来る訳がありません。その辺は、少々脚本が杜撰に書かれていたと思います。「青酸ガス」の治療は、酸素吸入、亜硝酸アルミ吸入+亜硝酸ナトリウム静注etcと、絶対に内服薬のみでは解毒できません。▼そんなこんなで減点因子が多く5点となりました。 [映画館(字幕)] 5点(2010-03-14 16:30:34)(良:3票) |
20. アバター(2009)
《ネタバレ》 これぞまさに映像革命でした。何度も何度も00が縮みあがるような映像で、疲れました。シガニー・ウイーバーがまた、リプリーみたいに大活躍かと思っていたら、非常に美味しい役をやっており、ほっとしました。ワシントンはT4に引き続き、ヒーロー役で、さすがに眼で売りだした(?)俳優さんでした。サルダナさんは、美人顔なのでナヴィ族の顔のみではなく、人間の顔も画面で観たかった(?)です。演技もなかなかうならせるものでした。大佐の右顔面の引っかき傷が、赴任当日に付いた状況を知りたくなりました。 話はパンドラを舞台にした「西部劇」で、やや最後の集団祈祷の場面で白けてしまい、1点減点となりました。 [映画館(字幕)] 9点(2009-12-25 19:42:54) |