1. 気球クラブ、その後
《ネタバレ》 風船につないで飛ばした15年前の手紙が、お魚の背中にくっついて見つかったニュースが流れた。どういう経緯をたどりそうなったのかは謎だが、送り主の女の子は手紙に再会することができた。映画の世界では、同じようにいかない。様々な関係者の視点から経緯は見せてもらえた。「なぜ?」の答えは観る者の青春の記憶にゆだねられる。学生時代のサークル特有のばか騒ぎが、社会人になって何でこんなにも懐かしいのだろう。永作の頬をゆっくり、そして止めどなく流れる涙に7点。 [DVD(邦画)] 7点(2008-01-27 23:10:06) |
2. アヒルと鴨のコインロッカー
《ネタバレ》 原作→映画の順でこの物語を堪能。ラストシーンは、原作では伏線ありの状態で迎えるので泣けるのですが、映画での描かれ方だと「後は想像して」ってことになっちゃってますね。ちょっと残念。でも琴美の河崎に対する台詞などは、一つ一つが(原作にあるものも、ないものも)伊坂節炸裂の雰囲気を出しており、映画スタッフの原作への愛情が感じられた。本当に裏切らない良い映画になっています。 [映画館(邦画)] 8点(2008-01-13 18:41:29) |
3. 天然コケッコー
しげちゃんがいい。あの目がいい。あのしゃべり方がいい。映画の中だけなら。 [DVD(邦画)] 7点(2008-01-07 01:38:44) |
4. 天使の涙
《ネタバレ》 雰囲気は好きなのですが、女エージェントと失恋娘を一緒くたにしてしまってたものだからとんちんかんな感じで見終えてしまった。思い返し考えて、良い映画ではないか思うに至った。バイクの疾走感とエンディングテーマが最高に心地よい。深夜にまったり観るのがgood。 [DVD(字幕)] 7点(2008-01-07 01:33:55) |
5. 暗いところで待ち合わせ
《ネタバレ》 井川遙の駅ホームでの登場シーン、この映画唯一の「動」。コワって思った。 「静」の世界を田中麗奈と男が構築。微妙なバランスを保つところに好感。 佐藤浩市は男の真ん中でいて欲しい。この役は他にでもいるだろうに。 [DVD(邦画)] 7点(2008-01-04 02:25:42) |
6. そのときは彼によろしく
プロモーションもそこそこされており、上映期間が過ぎ、レンタルも開始されて、この反応薄。 シネマレビューは映画の評価をレビュー数でも教えてくれる。 [映画館(邦画)] 5点(2008-01-02 00:53:29) |
7. 嫌われ松子の一生
鑑賞後、中谷の撮影日記風エッセーを読み、なるほどと。現場でのぶつかり合いは、この作品に必要だった。映画冒頭は、いつまでCM続くねんと勘違いツッコミ、斬新ねと思った。 [DVD(邦画)] 7点(2008-01-02 00:48:17) |
8. サッド ヴァケイション
3部作完結編。重いヒリヒリした空気が続くが、一連の作品の心地よさを再確認できる。そしてラストシーンで弛緩。映画は楽しむものなんだとニヤリ。光石研がgood job。 [映画館(邦画)] 8点(2008-01-02 00:38:50) |
9. レイクサイド マーダーケース
冷静に考えて、ありえない。閉じた世界だけで理屈づける(理屈づけたつもりになっている)映画。社会問題の提起なら、現実味を持たせないとだめ。 [DVD(邦画)] 5点(2007-12-31 17:56:55) |
10. 陽気なギャングが地球を回す
原作の良さが伝わらない。キャストは悪くない。そしてロマンは全然ない。 [DVD(邦画)] 5点(2007-12-31 17:43:53) |
11. 下妻物語
笑いの中で紛れ込んでしまいそうだけど、聞き逃せない心に残るせりふがあります。監督自身が照れ屋さんなのか、くさいせりふがくさくない。 [DVD(邦画)] 7点(2007-11-19 03:32:23) |
12. 変身(2005)
原作の良い思い出が消えていく。 [DVD(邦画)] 4点(2007-11-19 03:28:26) |
13. フォレスト・ガンプ/一期一会
▼お伽噺として鑑賞する作品。人間のどろどろした清濁あわせもつ感情と苦闘する文学作品が好きな人には薦めることができない。でもそんな人にでも、こういう映画があってもいいかなと感じてもらえる映画だと思う。きっと。 [DVD(字幕)] 7点(2007-08-18 19:01:33) |
14. ユージュアル・サスペクツ
▼昔ビデオで鑑賞したとき、最後のシーンに見事だまされ、記憶に焼き付けられた。今となってもDVDで保有しておきたい作品の一つになっている。結局どこまで本当なのかわからんという意見がありますが、それを想像するのが楽しい。はじめから終わりまで、取り調べ警官の夢だったというオチでも。(やられた、どうしようと頭を抱え、うなされているところで目が覚める。なんてね。)マイストーリーが作れる余地がある映画が面白い。監督の解釈追うのは、(最近の邦画だったら)予告編で十分。 [DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2007-08-18 18:58:38) |
15. 虹の女神 Rainbow Song
上野が市原に「君」って言うシーンはどれも絶妙。偉そうでなく、ちょっとかわいく、ちょっと切ない。 [DVD(邦画)] 8点(2007-08-06 06:31:25) |