1. イントゥ ザ ブルー
《ネタバレ》 いやこの映画はすごいですよ、全編ジェシカ・アルバを観るだけの為につくられてます。 すごい堪能しました・・私女性なのに。(笑) 綺麗、可愛い、美しい、ととても癒されました。 内容はすっごいしょうもないですね。 トレジャー・ハンターで人殺しまくり、リアルさの欠片もない感じですね。 でも中身すっからかんでも、可愛いから許される感じでした。 [CS・衛星(字幕なし「原語」)] 6点(2012-11-20 02:40:48) |
2. ウォンテッド(2008)
《ネタバレ》 スタイリッシュ・アクションというのでしょうか。 中身がすっからかんで呆れました。こんなすっからかんなスタイリッシュ系は、ウルトラヴァイオレット以来でしょうか。 伝わってくるものが見事にありませんでした。でも勢いで最後までみたので、テンポは良かったと思います。 [CS・衛星(字幕なし「原語」)] 4点(2012-11-20 02:31:56) |
3. ヒットマンズ・レクイエム
《ネタバレ》 レイフ・ファインズって目に力ありますねえ・・。 素でキチ入ってる感じがこの映画でも怖かったです。 一応、マフィア風でコックニーっぽく話してるんですが、座る時とかみょーに上品なのが 何か笑えますね。育ちが出るというか、や、彼の育ちがどうなのかは知りませんが。 ブルージュは、私も若い頃憧れて、ボッシュの絵を見に行った位好きなんですが、 主人公にも絵を褒められて何か嬉しかった。(笑) 八の字眉のコリン・ファレルより、28日後のお父さん役のおじさん良かったです。 美味しい役? この映画は一応、コメディなんでしょうか?まあ、まあ、って感じでした。 [CS・衛星(字幕なし「原語」)] 5点(2010-09-21 22:49:49) |
4. ザ・ロード(2009)
《ネタバレ》 観た後に、じわじわじーんと来る映画ですね。 サバイバル物が大好きで良く観るのですが、これはかなりリアルでした。 主人公がアクション得意とかもちろん全然なく、普通の人で、だんだん弱って・・という感じで 父と息子の台詞がいちいちじーーーんと来ます。 危機にもいっぱい出会うけど、運いいなあ!!というのが連続で(最後も含めて) まあそこは創られた話なんですが、お父さんの気持ちが痛い程解って ひたすらじーんです。子供は子供で若干甘やかされてる感じもするけど、やっぱり 一人の人間で。 一対一の人間の魂の強い絆を観た気がしました。 そして、この映画のような死んだ世界じゃなくとも色んな形であちこちで親は 子供を必死に育てているよなあ、とも思いました。 皆、本が素晴らしい、と仰るので、読んでみようと思います。 [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2010-09-21 21:52:56) |
5. コントロール(2007)
《ネタバレ》 映画としてはどうなんだろう。でも昔Joy Divisionを聴いていた者からすると とても価値のある映画だった。 Joy Divisionの音楽は聴いているとトランス状態になってアルバム一枚終わると 旅に出ていたような気持ちになる。 夕暮れの街の世界に入ってしまって、永遠に美しい夕日がほんの少し見えてる状態で 時間が止まってしまったような・・。 はっきり言って、イアン・カーティスさんの死の詳細は知らなかった。 映画の中に出てるTony Wilsonの番組に出てるJoy DivisionをYoutubeで観た。 ごめん、映画で歌ってる映像とはケタ違いだわ・・。ソングは本物使ってるけど パフォーマンスは乗り移ってないよ、全然。 魂から搾り出すように歌うイアンの歌と同じく、Joy Divisionのライブ映像は これは芸術でしょ・・。 「自分を全て出し切って演奏している。でも皆はもっともっとと求めてくるんだ・・。」 これだけ自分を出してたらどんどん擦り切れるのも無理ないかも。 Pistolsのジョニーなんて、初期でも既に仮面を付ける技を身に付けてるのに。 でもだから、短い活動だったJoy Divisionの音楽を聴く者に深い感銘を与えるんだろう。 映画を観てから、BuzzcocksからNY Dollsなど昔の映像をYoutubeで観た。 何と良い時代になったのでしょう。久し振りに聞く青春の音楽は懐かしくて、胸が痛くなる。 芸術家、イアン・カーティスに敬礼。 そして、少し前になくなったブリティッシュ・パンクの父、マルコム・マクラーレン に黙祷を捧げます。 [CS・衛星(字幕なし「原語」)] 6点(2010-04-13 10:41:57) |
6. ハート・ロッカー
《ネタバレ》 何年か前にテレビでやってたイラク戦争ドラマ「Over There」を彷彿とさせて 完全なエンターテイメントとして観て、すごく面白かった。 仕事をテキパキこなす兵士達のプロ根性のカッコ良さと、乾いた砂の気候と いつドカン!!と来るか分らないハラハラで、いや~二時間真剣に楽しませていただきました。 利権戦争に持っていく人々と、現地で与えられた仕事をこなす人々は別ですからね。 Ministryの音楽を使っているので、反戦の立場だと思う。 「今」の瞬間を生きる。 人間は昨日の事や明日の事ばっか考えてて、今、この瞬間をおざなりにしてしまいがちです。 主人公は生きるか死ぬか、の今その瞬間にだけ生きがいを感じられる。 私も、「今」の瞬間を生きよう、と強く思いました。 「子供の頃はあんなに沢山好きな事があったのに、今は一つだけかも・・・。」 麻薬でも酒でも何でも依存症状とは、それ以外は二の次(以下)になってしまう事。 主人公にとっては息子でさえも、爆弾処理の前にはかすんでしまう・・。 家族がどのシリアルを食べてるかさえ知らない。 「俺は何で自分がこんななのか分らないんだ・・考えないようにしてる。」 何かやるせないですね。 戦争映画をエンターテイメントとして観れる自分の状況がどれだけ恵まれている か、としみじみ思います。 [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2010-04-04 22:23:29)(良:1票) |
7. 007/カジノ・ロワイヤル(2006)
《ネタバレ》 冒頭のDistrict 13みたいなアクションが良く惹きこまれていった。 今回は硬派で渋くて、シリーズの前の物より断然良かったです。 クレイグさんは他映画でそんなにかっこ良くみえないのに、007の為に本気を出したのか 演出が上手いのか、はまり役ですね。他の方同様とても意外でした。 全裸○玉責めは笑うところですよね?悪役の方血の涙を流す上この拷問法、キモさ 爆裂です。 [CS・衛星(字幕なし「原語」)] 7点(2010-03-21 17:47:41) |
8. 第9地区
《ネタバレ》 半年程前に観たんですが、全然期待しないで行ったらすっごく面白かったです。 脚本がとにかく良く出来ている。エビ人を馬鹿にしつつ、お役所仕事をとりあえず 片付けよう的だった主人公が変わっていく姿が、素人役者でリアルに面白く 演じられている。その辺の有名役者より上手かった。 風刺とブラックジョークを散りばめて、リアルで唸る。南アだし。 子エビはとても可愛いし、最後ははらはらして主人公の妻への一貫した愛にじーんとした。 手作り感のある良く出来た映画で好きです。 [映画館(字幕なし「原語」)] 8点(2010-03-12 16:56:26) |
9. ワイルド・スピードX3/TOKYO DRIFT
《ネタバレ》 テレビでなんとなく始まったのを観始めたら止まらなくなった(笑)。 日本風ファンタジーで結構カメラとか音楽とかが良い。 どうやって撮ったんだろうが満載だった。音楽はコア風ハードロックから ラップ、歌謡曲風アレンジとか色々シーンに合っている。 起承転結が綺麗に纏まった王道のストーリーで、スタントは凄すぎる。 走り屋も排気ガス撒き散らす車もヤクザも大嫌いだけど、結構面白かった。 学校の日本語のシーンとか英語の字幕全然なくて、日本人だけ楽しめますね。 うわばき!うわばき!キッチュでお洒落だ。 最後の峠とか、バックにゴジラが出てきそうなダム(笑)。さすがにセットですよね!? アメリカ人の子供とか、素直に日本の峠すげー!!!!!とか思ってませんよね? 回転駐車場って本当にあんなんなんですか?東京って凄いな。と日本人の私でも 思ってしまったんですが。 なんか独特の世界の結構丁寧に造られてる漫画ファンタジー映画で意外と面白かったです。 [CS・衛星(字幕なし「原語」)] 7点(2010-01-16 21:35:48) |
10. 戦場のピアニスト
《ネタバレ》 凄い、訥々と史実を伝える中で「音楽の真髄」を貫いている・・。 後世にこういう事があった、という事実を伝えるという事においてこの映画は とても価値の高い物の一つですが、音楽好きにもたまらん内容ですね。 大震災を経験した方が、極限でふと聴いた音楽にどれだけ慰められたか というのを聞いた事があります。 荒廃したワルシャワにうっとりとするような物悲しいベートーベンの月光。 対比が強く印象に残る。 現代は音楽が溢れていて我々は麻痺している所もありますが、本来人間がその感情を 音楽にして表して他の人と共有する物です。 嬉しい時、悲しい時、辛い時、幸せな時、人は音楽を聴き奏で歌って踊りました。 ビッグブラザーなんかで一週間位音楽とか全くなしでいた人がポップソングを 久し振りに聞いたら皆全身で踊りだすんですよね。パワフルな世界共通言語。 口悪くも何度も助けてくれた署長さんも、ラジオで流れる主人公の生演奏を聞いて 元気を貰ったりした事のある音楽好きだったんだろう。 主人公のお父さんが死の列車に乗る前、肌身離さず持っていたバイオリンを 取り上げられるのに抵抗する姿が辛かった。 直後、主人公も家族と離れて声を出して泣くし。 ドイツ将校に言われて弾くショパン。 ずっと感情を押し殺していた(忘れていた)主人公が、最初はおぼつかなくも 段々と心を出してのめりこんでいく。不謹慎ですが、本物の場面に私もいたかった。 何年も触れなかったピアノ。何年も感情を忘れて必死だった主人公。 それらが一気に出てその演奏と融合し、聴く者にシンクロする・・! 役者さんはオスカーとったのも頷ける。「ユダヤ人か?」と聞かれて見開き見返す眼。 凄かったです。ボロボロの痩せた溝鼠みたいなのに眼が美しい。 将校が去った後ワンワン泣く主人公。一旦出た感情がどんどん溢れでる姿にこちらも 涙腺緩みました。 1人生き残ったシュピルマンさんは戦後すぐ手記を出した。 辛い体験を書き留めるのは、並大抵のエネルギーや決意ではない。多くの人は忘れられる はずもないのに、忘れようと生活に没頭する努力をする。それをせめるなんて もちろん出来ません。 手記を是非読もうと思いました。 生き残って書いてくれたから、我々がこうして映画になった彼の体験を知る事が出来る。 子供も学校の授業で観たと言っていましたが、こういう映画は本当に価値があると思う。 [CS・衛星(字幕なし「原語」)] 10点(2010-01-14 21:48:05) |
11. シャッフル(2007)
《ネタバレ》 確か首相の息子とかなのにNip/Tuckのクリスチャン役でおケツ丸出しで濡場を山程演じ 好感の持てる?マクマホンさんが出てたので、つい最後まで見ちゃったよ・・。 2時間返してください!!と叫びたくなりました。 突っ込み所満載で、全然主人公に感情移入出来ません。 リチウムって、躁鬱病系のでしょう?話聞いてると全然別の疾患ぽいのに、どうみても 精神科医の対応が嘘臭すぎるし、最後の事故、延々と直線の道で止まってる車見えない訳 なさすぎだし。「明日出張行く前、絶対私を起こすと約束して!!」って必死に訴える 妻、目覚ましいくつもセットしようよ・・ギャグなの?って思う位脚本やる気なさすぎでしょう。 他の方が派手な爆発笑いそうになったって仰ってますが、私もこ、これは、、って 唖然とした後思いっきり笑っちゃいましたよ。若者の多いアメリカーンな劇場だったら、拍手喝采物でしょう。 本当に、もっと夫婦の絆を深く感情移入出来るように描いてたら全然違った映画に なったでしょうねえ。 [CS・衛星(字幕なし「原語」)] 3点(2010-01-11 19:14:26) |
12. アバター(2009)
《ネタバレ》 いやー、素晴らしい体験させて貰いました。 これからの立体映像、体感映像の大きな第一歩として確実に映画史に残ると 思われる作品でした。 IMAX3Dで観たんですが、まるでスクリーンが一枚の大きなガラス窓で その向うに事実世界が広がっているような錯覚を何度も起こしました。 画面が右左に移動する時も、自分の席が動いているように感じて焦ったり。 観る前は、「パンドラへようこそ」やプレスレビューの「パンドラに戻りたい」 をみて、ありきたりなキャッチコピーだなーなどと思ってたんですが 今実際私は、パンドラにもっかい失礼してよいですか?・・また行きたい・・としみじみ思ってしまってます。 ストーリーはとても良く出来た御伽噺で2Dで観るときっと7,8点位の出来だと 思います。でも3D映像と大変優れた脚本で確実に私は数時間パンドラに観光に行ってました。 住みたいとかじゃなくて、もっとあの体感がしたい・・。 プロペラ蜥蜴や蛍光白柳そしてそのクラゲ種、奇妙な生き物達をもっともっと他にも 観てみたい。 パンドラの世界感が妙になつかしーい感じがするのは、ナウシカに似てるから? 世界中の様々な原始宗教の考えから部分部分を色々とったから? 難を言えば、アフリカコーラス系の音楽じゃなくて、どうせならもっと独創的な 音楽だったらより良かったんじゃないかなあと思います。 この体感映像に感化されて、これからどんどんもっと凄いのが出来るでしょう。 リディックのような超独創的な世界に足を踏み入れたら、どんな感覚なんだろう? プラトーンみたいな激しい戦争映画に入り込んだら、トラウマになるんじゃないか? ゾンビ映画好きでも、中に入り込むようなのは自分には無理かも・・。 いや、少しずつ慣れていけばきっと大丈夫だ!(そこまでして観たいのか?) などと色々思いを馳せてしまいます。 私がSFファンタジーが好きな理由は、人の頭の中で創造された世界を覗けるから。 キャメロン監督は、覗くだけじゃなくて疑似体験させてくれた。 素直に凄いと思います。とてつもないクリエーターだと思います。 [映画館(字幕なし「原語」)] 10点(2009-12-24 20:02:23)(良:2票) |
13. スターリングラード(2001)
《ネタバレ》 戦争映画風メロドラマ。エロシーンがかなりエロかったので、私の中でエロ映画として 残るでしょう。ジュードロウが主役な時点で気付くべきでした。 もっと、ガラスの破片を利用した時みたいに、頭を使った戦いを繰り広げて欲しかったです。 待ってる間に寝てた。とか子供がつられてる間にいちゃいちゃ、とか何か はあ?と思う所が色々あって、感情移入しにくかったです。戦争中は色々大変なのよ だとしても、書き方というのがあると思います。 なので、メロドラマとしてみると、あら不思議!急に点数が高くなりました。 ーーーーーーとここまで書いて、他の方がエロ描写の上手い監督さんと仰ってたのを 思い出したので、他作品を確認してみました。おおー、薔薇の名前もエロかった! ラマンはエロ映画その物なんですね。いや~エロ描写が卓越した監督さんなんですね。 エロエロ言ってすみません。 [CS・衛星(字幕なし「原語」)] 7点(2009-12-20 21:28:46)(笑:1票) |
14. ブレードランナー/ファイナル・カット
《ネタバレ》 何人かの方が「青春」と書いていますが、私にとってもこの映画は青春ですね。 若い頃は美しく優れていて生の短い物に憧れていて、レプリカントはまさにそのもの でした。友人達とルドガーハウアーがどれだけ渋いかという事をうっとりしながら 話し合ったものです(笑)。若かったですね~。いや今みてもかっこ良いのですが 残忍です。若い頃の、刹那的で精神的にいっぱいいっぱいな感じが映像で良く表現されて いると思います。 思い出は、時と共に消え去る・・・・・雨の中の涙のように。 良い年をしてじーんときました。 耽美派映画です。リドリースコットは本当に美しい映画を撮ります。 [CS・衛星(字幕なし「原語」)] 9点(2009-12-20 21:05:25)(良:1票) |
15. スパイダーマン3
《ネタバレ》 普通に面白かったけど、色々詰め込み過ぎな気がした。 ピーターが黒くなって、踊りながら道を歩いたりする所は頑張ってもかっこ良くないし かといって、笑いにもなってなく中途半端でもっと何とかして欲しかったです。 サンドマンが実験に巻き込まれて、砂のアップから徐々に形作って娘のペンダントを 失敗しながらも握り締めて人間の形になる所は、音楽も合わせて秀越でした。 娘の為に頑張る父ちゃんの強い気持ちが強盗とか方法は間違っているんだけど その気持ちが伝わってくる。娘の事がなかったら、形作る事もなく砂に混じってしまうだけ だったんだろうな、と。 おばさんの、「おじさんは復讐なんて一瞬たりとも考えないわ。」とか1,2にもあった心にじーんとくるセリフがいつも良いですね。 善良なピーターが黒くなっても戻って来る所の理由が、もっと強いエピソードだったら 良かったと思う。悪くなっても大して悪くないのがつまらなかった。 [CS・衛星(字幕なし「原語」)] 7点(2009-11-25 22:40:24) |
16. 嫌われ松子の一生
《ネタバレ》 久し振りに映画を観て泣いた・・。 暗い話を今まで観た事ないような斬新なポップ調?の画像でコミカルに纏めてて ぐいぐい引き込まれた。映像そのまんま漫画読んでる気になった。 殺人の前科持ちのゴミ屋敷汚婆さんなのに、甥っ子と同じ目線で 松子さんの人生に共感をもてるように上手く作ってある。 やっぱり、それぞれ全ての人の人生は傍からみてつまらなくみえても 皆一人一人語るだけのお話があるんだろうな、としみじみ思った。 床屋のケンちゃんが、松子さんの想像の中でどんどんカッコいい男(別役者)になっていく トコはありがちで笑いました。 [地上波(邦画)] 8点(2009-11-18 00:40:47) |
17. マトリックス リローデッド
《ネタバレ》 公開時に観た時は、意味が良く理解出来ずアクションだけみて2は期待はずれとか思ってました。6年経った今、かなり前より理解出来て1,2,3の中で重要な鍵の役割をしているのが 理解出来た。象徴ばかりなので、哲学的な知識がないとこれは難しいですね。 理解出来てくると、我々の住んでいる現実と強くリンクしてきて、それを映像的に大変面白く上手く表している。深いです。私もまだ全てを理解しきってる訳ではないですが。 ソース=集合意識 ネオ=スミスのように負のエゴに走らない、集合意識に貢献する完成された自我。 1を観た時に、「自分の住んでる世界もマトリックスの中じゃない、って誰が言える?」 と衝撃を受けましたが、難解とも思える深い哲学意識をアクション映画にしたのは、凄いと思います。これこそクリエーションという物でしょう。 [CS・衛星(字幕なし「原語」)] 9点(2009-10-10 15:10:07) |
18. アイランド(2005)
観てる間ははらはらして結構面白いんだけど、終わった後にあんまり思い出せない っていう映画でした。 主人公にもうちょっと感情移入出来たら変わったかもしれません。 アクションは凄かったです。 [CS・衛星(字幕なし「原語」)] 6点(2009-09-27 16:53:08) |
19. ノウイング
《ネタバレ》 これは、ここ数年少しずつ盛り上がってる「アセンション」関連の映画ですね。 「宇宙、地球に強い興味」を持ち「動植物を大切にする」人間が「菜食主義」になり 「石を交信手段(手紙)」として用い異次元と交流出来るようになる。 異星人はその辺に沢山いるのですが、地球人の5感のみでは知覚する事が出来なかった。 最近何か太陽系に変化が起こっていて、地球人の身体も5感以上の感覚が使えるように なっていく、と考えられています。実際は変化した人間だけが確認出来る異星人、異星船 が父親にも見えたのは、便宜上でしょう。また、映画では「選ばれた」と言われていたが 実際はそうではなく、星とそこに生きる全ての生物と協調して生きる事を、深層心理、 心から望んだ人が自ら「選んで」生きます。 現在、肉食を受け付けなく小食になっていっている人、不思議なシンクロニシティが多く なって、変化に気付いてきた人が増えています。 アセンションの有無は置いておいても、何かが確実に今現在起こっている。 天使=宇宙人はセガリヤ・シッチンの著作に詳しく書かれています。 船に乗らず、地球上で死んだ人々も終わりではありません。魂は不滅だから。 あの父親は、子供の子、孫として受肉する事でしょう。心からの星との共生を望むなら。 望まない人々は、それぞれ選んだ星への受肉です。神が決めるのではなく、自分で 決めるのです。神というのは、自分、星を含むこの宇宙全て。人間が、細胞、器官で 出来ているのと全く同じです。宇宙は一つで大きな生き物です。 そして、卵子が細胞分裂をするのと全く同じように、魂も一つから分裂して 我々1人1人になっています。けれど分裂しても我々は全てで一つでもあります。 こういう考え方が広まっている、という事で書いてみましたが、金儲けにひっかからな いように気を付けても下さい。 [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2009-09-02 22:58:35) |
20. ターミネーター4
《ネタバレ》 凄く面白かった。最初から最後までドドーン!バシャーン!ガガガガガグググググ!! が続いて、終わった時はぐったり疲れました。 マーカスーゥ~~~~~!最後はいくら元死刑囚でもあっさりしすぎで残念だ。 それ位感情移入しました。 マトリックスの機械と比べたら、おバカな機械達だけど ピカピカじゃなくて、ボロい感じが渋いし、大きいのとか怖さが良く出てた。 もうちょっとマーカス自身や人間関係の絆を深めて欲しかったなあ。でも次が楽しみだ。 アクション映画としては、とても良い出来だと思う。 病弱な自分は、機械の体が欲しいかもって帰りに真剣に考えてしまいました。 [映画館(字幕なし「原語」)] 8点(2009-06-04 23:03:03) |