1. 柳生一族の陰謀
《ネタバレ》 これまで全く手を付けていなかった、深作監督の古い映画。まさかまさかの(自称)クソアニメ「ポプテピピック」でこの映画の一部(鳥丸少将と十兵衛の対決前のシーン)がパロディとして使われてまして(しかもわざわざ「かぐや姫」風の作画で)興味を示したところ、すっとDVDを差し出してきたよくできる嫁。ということで、2018年になってようやく見ました。 冒頭から豪華俳優がずらーーっとならんでいて、おぉぉと驚いておりまして、そこから勢い任せにどんどん進行していく。後から調べたら冒頭から史実ガン無視のファンタジー時代劇。でも拙者、嫌いではござらんよ。 鳥丸少将といい、濃いキャラが大量に出てくる出てくる。いやー、最後まで勢いが落ちず、楽しめました。 わざわざ役者から引き抜いた義理の息子があっさりと使命を果たせぬまま死亡し、その結果を親父が聞いて悲しむとかのシーンもなくさっさと次に進むので、あの役者から引き抜いた息子はどこいったんだ?と思わず気づかずに終わりそうだったりと、割と各シーンがあっさりしているのは意外だった。 ラストの展開で大爆笑。将軍死んじゃったよ!!と嫁と大笑い。こりゃすげぇ。 深作監督作品はこれまで実は「バトルロワイヤル」と「クロックタワー3」しかしらず、実質的に遺作となったクロックタワー3の演技がひでぇもんで(ゲーム内容もほんとひどいw)、僕の中では大した監督とは思ってませんでしたが、この映画で株が上がりましたなぁ。 これを機に、他の深作監督作品にも手を出しましょうかね。 あ、ちなみに、クロックタワー3のメイキングDVDはおすすめですよ。ゲーム初回購入特典の市販されてない物なのですが。 [DVD(邦画)] 9点(2018-03-15 10:50:47) |