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プロフィール
コメント数 37
性別 女性
年齢 58歳
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1.  刑事コロンボ/忘れられたスター<TVM> 《ネタバレ》 
コロンボシリーズの中では個人的には好きではない作品です。殺されたご主人があまりにかわいそうで、ヒロインの身勝手さに腹が立つ。精神的に幼い我儘な性格も嫌悪感が先立つ。彼女を取り巻く人の機微を味わうべきなのだろうが、私には後味の悪さしか残らなかった。
[地上波(吹替)] 3点(2019-03-22 00:50:06)
2.  ドラゴン太極拳 《ネタバレ》 
子供の頃にテレビで見ました。なるほど“あそこ”が急所だったのか…いかな強さを持つ人間でも弱点がある。最後のとどめをさされるシーンは忘れようにも忘れられないし、銀魔王がバージョンアップする時のあのへんてこな効果音も頭から離れてくれません。銀魔王が足で陣を掘るのはめちゃくちゃかっこよかった。他のレビュアーさんじゃないけど、私ももう一度観たい!懐かしさと希少価値も含めた満点。
[地上波(吹替)] 10点(2019-02-21 01:23:38)
3.  PK 《ネタバレ》 
『きっと、うまくいく』からの流れで、上映が待ち遠しかった。最後のクライマックス、つくづく自分は鈍感だと思ったが、映画を観るには感動や驚きが増幅されて好都合だということもわかった。それにしてもこの監督の、喜怒哀楽の効かせ方は素晴らしい。
[映画館(字幕)] 10点(2019-02-21 00:59:58)
4.  きっと、うまくいく 《ネタバレ》 
最初から最後まで濃い内容の映画。学生たちの楽しそうな姿のシーンに組み込まれる深刻な現実に度肝を抜かれた。卒業式のあと、人知れず去って行くランチョーの心中を思うとちょっとしんみりしてしまう。私自身の鈍感さに最後は感謝!?普通分かるだろと言われるが、分からなかったから感動と驚きが大きかった。音楽がどれも素晴らしかった。冒頭のランチョーを讃える曲・軽快で心地よいテーマ曲・ジョイロボの歌う素朴なフォーク風味の曲など、どれも素晴らしかった。
[映画館(字幕)] 10点(2019-02-21 00:52:08)
5.  縞模様のパジャマの少年 《ネタバレ》 
主人公の少年の母親がまだ人間の心を残していて救われたが、映画自体には救いがなかった。
[DVD(字幕)] 6点(2019-02-21 00:37:19)
6.  アヒルと鴨のコインロッカー 《ネタバレ》 
今みました。皆さんと同じ、最初は『おかしな映画だな、ふざけてるのか』と思っていましたが、麗子の『河崎君はもういない』辺りからのめりこむことができました。一番悲しかったのはやはり琴美の最期・・・。犬の無事を(やつらから救えたのはたった一匹だったけれど)見届けて、琴美は安心して逝ったと思います。またこの映画では、瑛太の魅力を初めて知ることができました。ドルジがあれほど流ちょうな日本語を話せるようになったのは、それだけの理由があったんだな、一人ぼっちになってしまった彼の心情も悲しかった。映画の最後に出てきた柴犬は、琴美の救った柴犬に似ていたな、かわいかったな。ドルジがどうなるのか観る人にゆだねたところ、苦しいけどそれでよかったと思います。
[DVD(邦画)] 10点(2014-03-20 14:42:29)
7.  善き人のためのソナタ 《ネタバレ》 
久しぶりに良い映画を見た。 上質のブランデーのごとく、心地よい余韻があった。 そして、一度見ただけでは拾えなかった細かい個所をもう一度見ながら 詳さに検証した。 私にとって良い映画というのは、そういう映画であり 終わってすぐでも、続けて観賞に耐えられる映画なのだ。 ドライマンの部屋を覆うにぎやかさがあっても、全体を漂う静謐さ。 その静かさを補ってやまない、ヴィースラー大尉の瞳の雄弁さ。 澄み切った瞳を持つ大尉とは対照的な俗物たち。 主役だっただけではなく、ウルリッヒ・ミューエの存在がこの映画の肝だった。 最後のせりふと大尉の表情を私は一生忘れないだろう。
[DVD(字幕)] 10点(2012-08-28 13:44:08)
8.  戦場のピアニスト 《ネタバレ》 
私にとってピアノは、趣味以上≦特技以下。毎日2時間はひくようにしている。 この映画を見て一番思ったことは、『主人公はピアノがある部屋にいながらピアノがひけない(音を出すわけにはいかないから)。それがどんなに辛かっただろう。』 ピアノがなければよかったものを、隠れていた部屋にはピアノがあったという事実。 苦しかっただろうな、よく誘惑に負けなかったな。 それが印象的でした。
[DVD(字幕)] 9点(2012-02-29 19:29:48)
9.  夜叉 《ネタバレ》 
劇中の冬子と同じく『何でそこまで』感はやはり少し残る。でも『一度でも情を交わした女のために義理を果たさはったんや』と再度観てみて思った。健さんの魅力は素晴らしいですが、せっかくミナミの雰囲気を出そうとするんなら、何でたけしやったん?って思います。シャブ中患者の怖さは迫力満点。いいですが、あのしゃべり方はないでしょ?関西弁のしゃべれる人はようけいはるのになんかもったいないなぁ・・・。そこが減点です。いしだあゆみ・田中邦衛・大滝秀治・田中裕子(色っぽいですね)など、脇(出色は奈良岡朋子。姐さんが板についててかっこよかった!)が素晴らしいだけに余計にそう思う。当時女子大生の私にとって、この時の健さんはまだまだ恋愛対象でした。ほんまにかっこいい・・・。
[映画館(邦画)] 9点(2012-02-08 16:44:55)
10.  ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 《ネタバレ》 
原作未読。いろんな意見があるようですが私は面白かった。’不思議ちゃん’がとても魅力的で心に残った。『アズカバン』で、保護者の許可を得られない(いないから)為に外出できないハリーが、ルーピン先生と渡り廊下で話をする場面がすごく好き(孤独を抱えた者同士で)なんだけど、この’不思議ちゃん’も深いところでハリーの心をくみ取ってわかり合う感じがよかった。そんな二人なのに、べたべた恋愛感情を持たない設定もGOOD。スネイプ先生の過去や双子の暴れっぷり・PINKオバハンのいやらしさ・H・B・カーターの狂気(『眺めの良い部屋』でデビューした時はこんななる思わへんかった!)等々エピソードも満載。双子のカッコよさと不思議ちゃんのかわいさで点も2点ほど上げます。
[地上波(吹替)] 9点(2010-11-20 17:50:40)
11.  ドランク・モンキー/酔拳 《ネタバレ》 
CGとかの作り物めいたところのない、素直な好作品。以前’酔拳’のそもそもの興りは、足場の悪いところでいかにバランスを保って相手を倒すか、と云うのだと聞いて ずっと見てみたかった(けど近くのツ○ヤにはなかった)作品。 あらすじはベタだけど、飽きなかった。特に赤鼻先生の出てくる後半からは結構 真剣に見ていた。酔拳の奥義『酔八心』をマスターするところは何回も見た。 最初のほう、広東語と英語がごちゃごちゃになっていて、英語で言い合いしていたはずの二人が急に広東語をしゃべりだしたりしておかしな感じだった。 映画の出来ではなく、この辺りの編集の雑さがマイナスでした。
[DVD(字幕)] 7点(2010-09-17 16:35:21)
12.  悪人 《ネタバレ》 
新聞連載時からのファンで今回の映画化を楽しみにしていた者です。光代の気持ちが痛切に伝わってきて、館内では涙涙、でした。原作に近い作りで期待外れというわけではないのですが、ちょっと不満な点が二か所ばかり。祐一の母親が現れて「私から金をせびるのよ、千円二千円で生活してる私から・・・。」祐一自ら加害者に立つことに依って、母親の立場を少しでも軽くしてやろうという彼の優しさが映画では伝わってきませんでした。もうひとつは、原作で祐一の性格を表した友人の「あいつは起承転結の起と結しかない」という一言がなかったこと。最後の最後、光代を罪の意識に駆らせないように、と祐一は光代にあんなことをしたんだと思う。そこが祐一の優しさなのに。祐一がかわいそうでした。小悪人佳乃が、問題の夜圭吾の車に乗って行ったシーン。祐一の、何かが爆発したような目つきは鬼気迫っていた。妻夫木君うまいなぁ、と思いました。
[映画館(邦画)] 8点(2010-09-17 14:12:58)
13.  ナイル殺人事件(1978) 《ネタバレ》 
なんといってもエジプトロケが圧巻です。今では登れないピラミッドを、一段一段登っていくシーンが印象的。原作を先に読んでいたのでこの映画ではもっぱら、豪華スターの競演を楽しみました。オリビア・ハッセーの可憐さ・マギー・スミスの知的な美貌・ ジェーン・バーキンの危なっかしいところ等々。母親は「まぁ!P・ユスチノフ、D・ニブン、B・デイビス!」と驚いていましたっけ。レイス大佐の、D・ニブンの、古き良き英国紳士、というたたずまい、めちゃめちゃかっこよかった。この国にもあんな紳士がいてくれたら…と思いました。
[DVD(字幕)] 8点(2010-09-13 17:00:46)
14.  12人の優しい日本人 《ネタバレ》 
なんでこれがこんな高評価? 俳優陣の舞台演技さながらの大袈裟な演技にまずしらける。 全然面白くない。 古畑は面白かったが、三谷さんには全く失望。 彼がリスペクトしてやまない名作『十二人の怒れる男』は大好きで、 もう百回以上はみた。 この作品のどこが一体、かの名作に関連しているのであろうか。 観賞時間を返してほしいくらいの駄作。 見た記憶も消したい。 
[DVD(邦画)] 0点(2010-06-28 20:00:24)
15.  激突!<TVM> 《ネタバレ》 
主人が子供のころに見て、異様に怖かった記憶があったそうです。 その主人にすすめられ観ました。 スピルバーグがどうとか、ハリウッドものをあまり見ないのでよくわかりません。 でも、うまいなーと思ったのが、運転手の顔を決して映さなかった手法。 徹底してましたものね、最後まで。 最後に近いところ、『もう追ってこないぞ。やったー!』と進んだ先で、 くぼみに待ち受けるタンクローリー。 主人公が出ようとするたびに、おどすみたいに出てくるタンクローリーが バックでくぼみにひっこむところ。 子供のころから虫好きの私には、アリジゴクの動きに見えて笑ってしまいます。 スピルバーグ監督もきっとアリジゴクが獲物をとらえるときの動きを 観察していた子供だったと信じて疑わないシーンです。 
[ビデオ(字幕)] 8点(2010-06-28 19:33:55)
16.  刑事コロンボ/ハッサン・サラーの反逆<TVM>
コロンボ警部は、いつも犯人の周辺にいる’全くの無実の第三者’に好かれますね。 理由なき反抗のサル・ミネオがなつかしかった。 民族衣装をまとったヘクター・エリゾンドがかっこいい。 
[DVD(吹替)] 7点(2010-06-28 19:15:34)
17.  刑事コロンボ/ビデオテープの証言<TVM> 《ネタバレ》 
犯人が張り切って最新の設備を整えたはずのドアの仕掛けが、首を絞めることになろうとは皮肉というか自業自得というか・・・。 それにしても、あんなに美しくてかわいい素敵な奥さんを悲しませないでほしいです。
[CS・衛星(吹替)] 5点(2010-06-22 22:32:38)
18.  刑事コロンボ/断たれた音<TVM>
二人がテーブルでチェスをするイタリアン・レストランのボーイさん、王貞治さんに似てるなーといっつも思います。 出演するたびにだらーんとしたワンちゃん。実は、促されても芸をしないのが最高の芸 犬!しかし今回は大活躍。勝手にドアから入って階段まで登っていきます。 あの可愛さが見たくて何度も見返す一本です。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2010-06-22 22:26:39)
19.  刑事コロンボ/闘牛士の栄光<TVM> 《ネタバレ》 
これを見るたびに被害者がかわいそうでかわいそうで仕方ないです。 何一つ悪いことしたわけじゃないのにあまりにむごい殺され方をします。 サンチェス警部かっこいいです。ユーモアあり、頭もいいですし。 奥さんも美人ですね。 ミゲル(憎めないキャラ)とコロンボが、殺されたエクトールの荷物を整理しに行くシーン。ミゲルの足、長いですねー。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2010-06-22 22:20:47)
20.  刑事コロンボ/死者のメッセージ<TVM> 《ネタバレ》 
私これ好きだな。犯人役のルース・ゴードンがいい。口紅とスカーフの色をオレンジで統一したり、80を越えていた様に見えない姿勢の良さ。こういう風に年を取りたいものです・・・。よく言われますが、アガサ・クリスティをほうふつとさせます。 一番心に残ったのが最後のせりふ。「姪の事件もあなたが担当してくれていたら、こんなことはせずにすんだものを。」・・・余韻あります!
[CS・衛星(吹替)] 8点(2010-06-22 22:13:40)
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