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スティーヴン・ジェラードの妻さんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 52
性別 女性
自己紹介 いつもこのサイトを参考に鑑賞する作品を決めています。
ここでのみなさんのいろいろな意見は非常に参考になります。
小難しいことはわかりません。うまく表現できませんが、平凡な40代の一市民としてありのまま映画についてコメントさせていただきます。

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1.  女王陛下の007 《ネタバレ》 
1969年製作ですが非常に良く出来ていると思います。当時はコンピュータによる編集は無く、スタントマンやカメラワークを効果的に使うことによってスピードやスリルを演出しているのでしょう。それが十分に感じることが出来ました。この一作で降板してしまうジョージ・レーゼンビーは、確かに前作までのコネリーボンドのイメージが強いせいか、地味な印象は否めません。しかし、モデル出身で俳優経験はほとんどないものの見事なアクションであったと思います。ダイアナ・リグ演じるトレーシーは美人だとは思いませんでしたが、どこか魅力のある女性でした。ボンド同様運動神経にたけており、カーチェイスやスキーテクニックもプロ並みという活発な女性でした。おてんばな反面色っぽさも持ち合わせており、実にボンドらしい女性選びだと思います。アルプス山頂で敵ブロフェルドに隔離され治験の餌食となる女性達が40年前にすでにカーリングに興じていたのも驚きでした。我々日本人の多くは長野五輪で初めてカーリングの存在を知った人も多かったのだから。また敵に追われスキー板1本、ストック無しで急斜面をかけ降りるボンドや雪崩を背にして斜面をかけ降りるボンドとトレーシーのシーンは圧巻でした。ボブスレー攻防もこの映画の見所でありハラハラさせてくれます。ボンド映画にありがちな特殊兵器は影を潜め、非常に現実的でイアン・フレミング小説に忠実なボンドを目指したと監督のピーター・ハントはメイキングビデオで述べています。監督ピーター・ハントはすでに過去5作のボンド作品の編集を手がけており、すでにボンド映画を熟知していた人物です。今までの路線を踏襲しながらより現実に近いボンド像を目指したのが良くわかります。ボンドのまれにみる真剣な恋愛から結婚に至る過程もさりげなく、結婚式でのマニーペニーの涙など粋な演出も見逃せません。この作品以降の派手なアクションや秘密兵器満載へと方向転換されたので王道とは言えないかもしれませんが、クオリティの高い映画だと思いました。1度限りのボンド役であったジョージ・レーゼンビーでしたがこれでよかったのかもしれません。一部では興行的には振るわなかったと報道されたようですが、実際の数値上では「ロシアから愛をこめて」とほぼ同数の高い興業収益を記録しています。
[DVD(字幕)] 8点(2008-04-29 00:07:20)(良:1票)
2.  007/ロシアより愛をこめて 《ネタバレ》 
コネリーボンド作品の中ではNo.1の出来でしょう。話も現実路線で無理がなく、Qの発明した武器も要所で活用されていました。007シリーズの楽しみが各国でのロケ。今回のイスタンブールの街の風景も異国情緒が感じられて良かったです。刺客のグラント(ロバート・ショウ)がなんとも不気味で冷酷な感じで効果的でした。最高の見せ場はボンドとグラントのオリエント急行内の格闘ですが、狭い車内がより緊張感を高めていたと思います。ペドロ・アルメンダリスが演じるクリムの存在もより物語を面白くしています。彼はイスタンブール在住でボンドを支援する役回りで英国海外情報局のトルコ支局長という肩書きのようですが、どうも胡散臭い雰囲気がして最初は「この人は実は悪役に違いない」と思いながらいつボンドの命を狙うのかとドキドキしていました。また、ロッテ・レーニャ演じるクレッブ大佐は非常で冷淡なスパイで小柄ながら腕力もある(冒頭のシーンでグランドの体力チェックのため体にパンチを浴びせる)女性なのかと思ったら最期は実に非力で毒がぬってあるナイフ付の靴で蹴り上げるしぐさがとてもぎこちなく銃で撃たれる最期はあっけないものでした。ボンドガールの女性達は皆似たようなタイプが多く、白人、金髪、ブルーアイで区別がつかない事が多いですが、このダニエラ・ビアンキは印象に残りました。上品な中にもセクシーなタイプで女性からも好感を持たれるタイプではないでしょうか。DVDのメイキングビデオに最近の(おそらく60歳過ぎてから)インタビューが入っていたのですが、さすがにピークの美しさはないものの上品なイタリアのおばさんという感じになっていました。あのボンドガールを演じ5年後には芸能界を引退したようです。
[DVD(字幕)] 7点(2008-04-13 22:52:48)
3.  007は二度死ぬ 《ネタバレ》 
とにかく大笑いしました。スパイ映画というよりコメディとして楽しめるかもしれません。  ストーリーはハチャメチャなのですが、当時は大真面目にやっていたんでしょうね。  1967(昭和42年)年の映画ですから41年前です。初期のボンド映画としてまたなつかしの昭和を振り返る映画として見る価値は十分あります。 銀座の路地を入るとそこはもう蔵前国技館、ボンドがタイガー(丹波哲郎)こと日本の秘密警察に案内されたのは地下鉄丸の内線の車内。そこで何故か接待まで受けていました。 代々木体育館や東京タワーの風景も出てきます。また、ホテルニューオータニ(現在と同じ外観)のビル内で大里という敵(日本人)と面談するのですが、オフィス内に毛筆で「大里」と書かれていたり、ビル内が必要以上の和装なインテリアだったり。敵の車をヘリコプターから磁石で釣って東京湾に落とすシーンもかなり笑えました。 日本人になりすますため、5-6人の芸者ガールに囲まれ、眉毛を黒くしたり、カツラをかぶせられたり、胸毛を処理したり。西洋人の妄想が遺憾なく発揮されてます。 ボンドが海女(浜三枝)と偽装結婚して、日本人になりすますのですが、どうみても日本人には見えない。日本語も「大学で勉強した」という割には挨拶程度しかしゃべれない。 忍者訓練所もかなり笑えます。戦前の槍持って気合で敵をやっつけるノリですね。ハイテクの相手には歯が立たないと思うのですが。 肝心のストーリーですが、敵・スペクターが米ソの対立を煽るため、日本からロケットを打ち上げ、米ソのロケットをパックリ飲み込むというもの。その調査及び阻止のためコネリーボンドが火口内に潜入する話です。当時の日本のイメージといえば、芸者ガール、忍者になるのでしょうね。。他の作品に比べ、コメディ度が高すぎてドキドキ感はあまり感じませんでしたが、日本人なら一度は見ておきたい作品だと思います。 
[CS・衛星(字幕)] 6点(2008-04-10 21:38:45)
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