1. ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習
ボクはこの面白さが分かるよ、なんていうのがマナーのようですが、別にオゲレツさに腹を立てているとか、背景が理解できないとかいうわけでもなく、単純に面白くありませんでした。他人とは違う切り口で風刺をしている!といったあたりで作り手が満足してしまっているようです。もっと丁寧に作れば良いのに。 [DVD(字幕)] 2点(2008-10-19 13:19:51)(良:1票) |
2. スカイ・クロラ The Sky Crawlers
《ネタバレ》 自分の命懸けの人生、さらには自分の生命そのものも、大人たちの余興に過ぎない。生きる意味が分からないが、とにかく命を懸けて生きる以外にない。 また、少年が父を殺し、父を乗り越えて一人の男になることは、男にとって永遠のテーマ。しかし、成長の止まったキルドレは父を乗り越えることができず、母の庇護の下に勝てるはずのない戦いを父に挑み続ける。 と解釈しました。人それぞれの解釈が可能なつくりですね。 [映画館(邦画)] 9点(2008-08-02 23:52:49) |
3. L change the WorLd
《ネタバレ》 デスノートはLの寿命を規定しただけで早々に燃やされてしまいます。そういうわけで、"デスノートの"スピンオフである理由が全くありません。デスノートを利用したトリックや、デスノートをめぐる人間ドラマを期待してはいけません。お菓子を食べる松山ケンイチと、年齢を感じさせない工藤夕貴に1点ずつ。 [映画館(邦画)] 2点(2008-02-10 14:36:46) |
4. バトル・ロワイアル
《ネタバレ》 大人の入口に差し掛かった中学生への、オッサンたちからのメッセージですね。原作にはこういうメッセージ性はなかったので、原作ファンは抵抗があるかもしれません。このメッセージを伝えるために、教師がキタノに変更されているのだと思います。 また、これから中学生たちが進むことになる、リアルなバトル・ロワイアルの舞台である大人社会の敗者として、七原の父を登場させています。ファミリーレストランの場面が印象的ですね。川田は原作より少し年上で、前回参加時に慶子を撃ち殺すなど、より深みのある人物に設定が変更されています。中学生たちに「希望」を伝える重要な役割も担っており、彼のおかげで救いのある作品となっています。 [DVD(邦画)] 10点(2008-01-20 22:37:22)(良:1票) |
5. Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!
《ネタバレ》 大人が見ても面白いドタバタ劇。なかなか前に進めないのでちょっとイライラするところもあったけど、ラストは一気に盛り上がって素直に感動。 さらに、フランスに溢れる新旧の美がうまく撮られている。TGVの外開きプラグドアのメカの美しさなども、残念ながら日本の新幹線には真似できませんね。 ラストのラスト、Mr.ビーンは本作が最後、ローワン・アトキンソンも電池切れということなのでしょうか。 [映画館(字幕)] 8点(2008-01-20 22:20:53) |
6. 人のセックスを笑うな
とにかく長い。2時間以内に収めてください。 若い女の子向けにファッションとしてのセックスを語った話。39歳の人達も、若者並みの浅い人間としてしか描かれていない。 お菓子を食べる姿が素敵な松山ケンイチと「名脇役」蒼井優に1点ずつ。 [映画館(邦画)] 2点(2008-01-20 22:10:12) |