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プロフィール
コメント数 201
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 どんなジャンルでも先入観なしに、出来るだけ楽しくみるよう自分に言ってから、映画観賞していきたいと思います。

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1.  評決のとき
大好きです。  例えば  1 無口で話すのが苦手 → チャラ男(しゃべりまくる) 2 チャラ男で後からフォロー → 無口(無口)  1,2 の動き、どちらの動きが楽なのか。  黒人差別を極端に叫ぶのと 白人優位をやんわりと諭すのと。  そこに、公判のラストにお互い一石を投じる。  壱「白人のお前を利用してるんだよ。敵だから利用するんだ」 弐「このような仕打ち(黒人の娘に対する事実)を受けました。  あなた方の人種が」  ここで、1が無口なこと、2がチャラ男と書いたのは語弊がとてもあります。 しかし、近づくのに必要な熱量は 1と2の差と、壱と弐の差で表されるのではないか。  たった一つの名詞を変えるだけで、 差別 =>先入観 を先入観 => 自己反論反論 に変える稀有なパワー。
[インターネット(字幕)] 9点(2022-01-15 21:38:12)
2.  U・ボート ディレクターズ・カット版
「リングは宇宙で無限大」 というキン肉マンで好きな言葉がありますが  無限大というには生死が関わり過ぎる空間。 Uボートにおいて活劇が描かれています。  活というのは良い意味で使われることが多いですが、 ここでは「生きる ー> 活きる」というものが 物語を通じてどんどん、映像以上に大きくなっていく。  最初はバカバカしい騒ぎをしていた若者たち。 当然のごとくにビビりまくりながら、  (成長なんて言いません、戦争なので、) ようやっとUボートを操縦し奔走する。  それは無敵を信じて国を信じて飛び込んだ世界の中に 戦い続けた老兵がおり 見るだけでは老兵と分からず会話してしまうかのよう、 でなく実際に分からないままに会話する純朴さ。  潜れば安全、という保障すらないままに 大勝利の勲章を亡霊にすえて旅立ち 悲しむ様は、この言語で書く私の国でも起きたことなのだろうなぁ。
[インターネット(字幕)] 8点(2022-01-12 22:06:07)(良:1票)
3.  カリートの道
人生を描くイーストウッドと、道をあゆむアル・パチーノ  アル・パチーノの主演でなければ平凡な展開だったかもしれない。  若き頃のワルさは映像では描かれていないが 今時分のワルさは描かれている。  それは自分に嘘をついて愛する人に本当の自分で嘘をつくことだ。  常に「人(友人、子どもの母になる人、昔の付き合い人)」 が起点となっている。 それは普通の描き方なら「巻き込まれている」 形になるが、 アル・パチーノが描くと、全てを包み込んで受け入れているようにみえる。  だから、正真正銘の悪いやつではなく ワルという片仮名で表記したくなる、格好いい男なのである。  真っ当ではない、しかし他者を裏切れない男という自分を貫く、 そんな魅力が描かれた映画。
[インターネット(字幕)] 8点(2022-01-01 21:55:12)
4.  ダンテズ・ピーク
やたらと爆発するのは柔らかく捉えておいて。。。  王道的なストーリーだな、と思えるのは それほどこの種の映画が出来て観てきたからだろう。  子どもがばあちゃんを、ばあちゃんが家族を救おうとする、 そんなシーンというのは幾度も観てきてしまったけれど、 この映画ならではの話というものは確かに感じられたし、  老若男女みな頑固なのが良さだな、と。  古いとは言わないが、今、あまり見えない良さがあると思った。
[インターネット(字幕)] 5点(2021-12-25 23:00:09)
5.  CUBE 《ネタバレ》 
最初は助け合おう。 しばらくしたら、どうすれば私が助かるか。 その一点の描き方が非常に秀逸。  それは、徐々に希望が薄くなっていくと 他責的になり、 かといって他人に自分の希望の責任を追わせるなど、 とにかく寅さんとは逆の時間軸を描いている。  気づけば「ここにずっといれば良かったのよ」 ということに気づくと、 憎むが一周すれば愛しさになるし、 その逆も然りなのだろう。  続編も観た上で観ると少しラストの印象が変わるけど、 この作品に閉じた目線で観ると、 ナチュラルがそのまま人間が放置した感情の中を抜けて出るような描写で とても好きなラスト。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-12-05 22:11:09)
6.  ブリーダー
極めてシンプルな人、事の描き方。 背景が合成なんじゃないかと思うくらいに個々人が動く。 それは余分が無いということで、 一見すると分かりづらいような個性が炙り出されるかのよう。  これって何のスープ?と聞いたら、 カツオとシイタケとコンブのスープです。 合わせダシではありません。  と言われるような、旨味も出来事に関する受け止め方も 人それぞれだな、という面白き作品。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-11-29 20:48:19)
7.  レオン/完全版
殺し屋、孤独少女、二人とも純粋で、目一杯背伸びをしている。  ミルクしか飲まず、文字を読む学も無い殺し屋は 本当は殺し屋になどなりたくなかった。  孤独少女は、唯一の助けだった弟が殺されてしまい、 復讐をせざるを得なくなった。  二人がたまたま出会い、ともにミルクを飲み、 文字を教え、仕事を教え、 極めて日常的に距離が近づいていく。  また殺し屋として少女がパートナーとして成長していく様子、 この描き方が秀逸で感情移入させられる。  ラストシーンでは少し「グラン・トリノ」を彷彿とさせる。 純粋な気持ちから自己犠牲をはらうということに、 見返りを求めずに人のために生きて死ぬという生き様に、 私は心動かされてしまう。
[インターネット(字幕)] 9点(2019-05-03 09:20:55)
8.  らせん
医学的な見地から呪いを紐解こう!という流れは好みではあるのだが、 貞子という「抽象的な怖さ」が「個人的な嗜好」のように感じてしまい、 いわゆる幻滅してしまう映画。  人類みな貞子、というのが最終的な目的であり、 それが人類の次なる進化の過程だというのは急にぶっ飛び過ぎ。  「なぁ、お前は生きてる。一体何をしたんだ!?教えてくれよ!」  の答えが出せない主人公にちょっと笑ってしまった。  恐怖映画の科学的なオチをつけようとして、 恐怖そのものが無かったことになってしまった、 続編ものとしては致命的な一作。
[インターネット(邦画)] 3点(2019-05-02 23:29:46)
9.  ショーシャンクの空に 《ネタバレ》 
住めば都、だなんて易しい言葉ではなく、 まさに住んでしまうと出られなくなる、 監獄というのはそういう場所。  エリートから一転、「無実の罪」で投獄されたデュフレーン。 長年の監獄暮らしによって、監獄の外の社会が怖いと感じる周囲の人々を目の当たりにしながら、 それでもまっすぐ、自分を保って獄中生活を続ける。  なんといっても描かれる人間の多様性と、「ここにいる奴らはみんな無実さ」というセリフのどことない滑稽さ、 社会に復帰して自死を選ぶという悲しさがある中で、 20年間希望をもって穴を掘り続けたデュフレーンの生き様はグッとくる。  そして友人というたった一つのの希望を与え、ブルックスとは違うシャバになったレッドとの再会。  この映画を見た後、空の青さ、木々の緑が濃く見える。
[インターネット(字幕)] 9点(2019-03-03 09:17:50)
10.  生きてこそ
人間の尊厳を問う、あるいは正義や倫理とはなにかを問う、 といった内容というよりは 過酷な中を覚悟を決めて生きていく人々の物語に感じた。  人の肉を食うと決める際のシーンも淡々とした描かれ方で、 また人が次々と死んでいく様も重く感じない描き方。  極限状態にあると、逆にこんな風なのかもしれないな。
[インターネット(字幕)] 6点(2019-02-16 21:09:02)
11.  セブン 《ネタバレ》 
この街にずっと住んでいると嫌なことが見えてきてね、、、 という伏線台詞が印象的。  人間が最愛を奪われて、ゆえに復習することは大罪だとするならば、 永遠に罪の存在を知りながらも背負っていく方が、 よっぽど納得がいくし、そんな風に思うから人間なのだろうか。  サイコパスでもなんでもない、 狂気ととらえるのは人間の勝手、 普通の人間が普通の人間に嫌気をさし、 極限まで抜き出し、罰したのが本作品。  ブラッドピットの若さゆえ、モーガンフリーマンの熟練ゆえの それぞれの危うさが相まって、 実に感情の迫力のある一作に仕上がっている。
[インターネット(字幕)] 9点(2018-04-06 00:30:52)
12.  隣人は静かに笑う
隣人という最も身近な他人に、一度恐れを抱き始めると止まらない。 膨らんだ恐れは得体がしれず、どうしても過去に起きた事件、爆弾魔としての 過去を洗うと罪の疑念はあるも確証がない。  緊迫を終始保ち、救いのないエンド。  面白いというか、心臓の鼓動が早まるのが、 鑑賞後もおさまらない、興奮する映画。
[インターネット(字幕)] 8点(2018-04-02 23:45:44)
13.  ガタカ 《ネタバレ》 
人間が人間をつくる、なテーマ。 この映画が撮影された時期を考えると斬新だったのだろうか、と思いつつ "不自然"に創られた人間のみが宇宙飛行士になれるという設定が面白い。  "自然"に創られた男の体力的な劣等感、それでも夢を追い、 "不自然"に負けないための努力をする姿は非常に人間らしい。  が、  その努力をする泥臭いシーンであるとか、 劣等感を感じ失望するシーンであるとか、 とにかく、期待する人間くささの描写が少ない。  むしろ、どうやってシステムを騙して宇宙飛行士になろうかという描写に 傾倒しており、感動には結びつかなかった。
[インターネット(字幕)] 5点(2018-02-23 10:57:21)
14.  アラジン(1992)
A Whole New World はこんな二人から生まれたのね。 物語としてはとてもよくある形で、だからこそ描き方によってはこんなに面白い。  アラジンのヘタレ男っぷりは、この2017年の今の男に通ずるものがあるような気がしました。 嘘でも着飾って、好きなものを手に入れれば良いというその格好が、 しかし手に入れた後に訪れるであろう不安に負けて、 結果としては着飾る自分に勝って、友も王妃もえる。  小気味良いミュージカルと、ジーニーのとんでもないスピード感。 スピード感がありすぎて、子どもが真似するにはちょっとむずかしいのが 贅沢なマイナス点か。
[地上波(字幕)] 7点(2017-07-10 21:42:42)
15.  フィラデルフィア 《ネタバレ》 
エイズ=ゲイ、な構図が違和感がある。 そして差別を受ける理由もゲイが原因なのか、エイズが原因なのか、 また描かれているのが、会社を不当解雇されるも闘う一人の弁護士なのか、 それともゲイの権利を主張する一人の男なのか。  ドキュメンタリーとしてみることにするか、 と途中から見るスタンスを変えてみたものの、 それでも共感や感動はなく。  ただただ陰鬱な雰囲気が漂う中、なんとなしに勝訴してしまったと。 そんな感じ。
[インターネット(邦画)] 4点(2017-03-11 11:07:48)
16.  ディープ・ブルー(1999) 《ネタバレ》 
格好つければ格好つけるほどにパクッといかれるのが、 良い意味であきらめが良い。  尋常ではないスピードで襲ってくるサメは ジョーズの迫りくる恐怖感とはまったく違うが、 いわゆるパニックものとして楽しむことができた。  バードは生き残って欲しかったが、バードのかたきに燃えたからこその生存かもしれないな。
[インターネット(字幕)] 5点(2017-02-12 21:12:02)
17.  ルパン三世 ルパン暗殺指令<TVM> 《ネタバレ》 
最近みたルパンが2015年シリーズだっただけに、不二子の画に違和感。 全体的に画が合わず、悪役のチッチッチッと合わせた表情は最悪でした(悪役としてはハマっている)。  ストーリーとしては、次元の過去の因縁と核兵器をモチーフにした金を巡る争いで、 シリアス、笑い、感動のバランス、それぞれ小粒ながらも良かった。
[地上波(邦画)] 6点(2017-02-05 13:45:12)
18.  アウトブレイク 《ネタバレ》 
豪華な俳優陣に、王道から外れないストーリー。 綺麗なまでに初期感染→拡大→調査→裏切り→ヘリチェイス→解決→悪役ざまぁ、 と流れていき、簡単に展開に想像がつくが、 そこはぐっと堪えて物語をみればそこそこに楽しめる。  しかし、ミイラ取りがミイラなシーンに関しては、しょうもないミスばかりで とても優秀な医療従事者と思えぬ。
[地上波(吹替)] 5点(2017-02-05 00:58:01)
19.  コン・エアー 《ネタバレ》 
シンプルにドーン!な場面ばかり。すごくクセのある囚人ばかりが揃った割には、突飛な行動があまりなかったなぁ。戦闘シーンはカメラワークが激しすぎて何が起きてるか分かりにくく、爽快感もかんじられず。サイラスはとりあえず刺されて殴られて感電して圧死したというポップな流れだけはよく分かりました。
[地上波(吹替)] 4点(2017-01-09 08:44:45)
20.  トゥルーマン・ショー 《ネタバレ》 
かりそめの世界の方が、自分が理想と思ってつくった世界こそが本当の世界である。 という一つの全世界に失望した男が、自分の理想と感動をたくす形で一人の人間を役者に仕立てる。 太宰治の人間失格は、世の中に失望してから演技をして生き延びていくパターン。 トゥルーマンショーは、本物と思う世界で自由に生きていたのが実は周囲が演技でしたというパターン。  仮想現実(とまではいかない、文字やスマホの画面が支配する世界)において、 本当の世界を拒絶し始めたこの世の中から、 いつか本当の世界を探すために世界を囲う壁を越えようとする人間が、 そう遠くない未来に現れるかもしれない。
[インターネット(字幕)] 8点(2015-10-10 18:07:13)
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