1. オーシャンズ11
《ネタバレ》 終ってみて何も残らないスッカスカのペッラペラな一本。テスさんあんたどれだけ中身のない人なのよ。感動的な感じにしないでよ。とりあえず、人間はまったく描かれていないので注意が必要だ。それを置いておけば、銀行強盗の手口は結構練られているじ、飽きさせないようにはなっていると思う。それにしてもチョロすぎるけどね! [映画館(字幕)] 5点(2015-04-14 01:06:34) |
2. 俺たちニュースキャスター
《ネタバレ》 前半はヒジョーに退屈な上、男たちの男尊女卑っぷりが酷くて引いてしまった。 あんな男に最初から惹かれているっていうのもどんだけ男に都合の良い世界なんだと。 が、中盤にさしかかり、バトルが始まってからはもう何でもあり。そこからはノンストップで非常に楽しく見れた。 [DVD(字幕)] 6点(2014-08-21 01:15:17) |
3. トンマッコルへようこそ
《ネタバレ》 前半はとても良く、和解のキッカケになるイノシシ狩りのシーンはバカバカしいながらも感動的。冗長な部分もありますが、全体的に好ましいと感じる一方でどこか釈然としない。 結局、人間同士キッカケがあれば仲良くなれるが、殺し合うことも避けて通れないという現実を突きつけられるのが辛い。リアル志向ならそれでも良かったが、トンマッコルという架空の地を舞台にしてコメディタッチかつアニメっぽい演出をするのであれば、もっと違ったアプローチを観たかった。 [DVD(字幕)] 6点(2014-05-18 00:55:45)(良:1票) |
4. ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式
《ネタバレ》 安定剤のせいで「ちょっとおかしな」どころか「カオスティック」な葬式になってしまった!ほのぼのコメディと思ってたら、休む暇もないドタバタ具合で疲れた。が、と登場人物の皆さんがとても良い顔して、本気でドタバタしてたので、とても面白かった。 [DVD(字幕)] 8点(2014-05-17 20:13:27) |
5. つぐない
《ネタバレ》 ロビー視点の戦争話のところで気持ちが離れて行きました。 戦争の話より、有罪に至るまでの話や刑務所にいる間にロビーがどれだけ苦しんでいたか、その時々でブライオニーはどういう風に振る舞ってきたのか等、描くべきところはいくらでもあっただろう。 [映画館(字幕)] 6点(2014-05-03 19:17:55) |
6. 血と骨
《ネタバレ》 たけし演じるクソ野郎が憎たらしくて、早く死んでくれないか、酷い目に合ってくれないかと思いながら観た。家族を含むほぼ全ての周りの人物も同じように思っていただろう。 葬式での乱闘シーンは、ラン島の隅っこで遺体を移動させる人々やら、何で殴りあってるかわからないような人々も「本気」の顔をしているので圧倒されて、笑ってしまった。そういう細かい部分で芸が細かいので退屈しない。 もう少したけしのキャラクターに奥行きがあれば、もっと名作になっただろう。在日朝鮮人という設定上「ただの怪物」で終わらせてしまうのは勿体ない。 松重豊が何で、あんなにも彼の面倒を見続けたのかがよくわからなかった。 [映画館(字幕)] 7点(2014-05-03 15:20:54) |
7. ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~
《ネタバレ》 雰囲気あります。クソ亭主なのにどこか憎めない浅野忠信のキャラが良い。太宰が投影する死にたがり男子は線の細い美少年なんだろうけど、それをやってしまっていたらナルシスティックないけすかない作品になっていただろう。そして、凛とした松さんに惚れた。 [DVD(字幕)] 7点(2014-04-10 01:43:53) |
8. 沈まぬ太陽
色んな事を描きすぎてテーマがぼやけてる。序盤の転勤につぐ転勤の話をあんなにじっくり描く必要があったのか。その割に人を描くのがヘタクソで、イイヤツか嫌なやつしかいない上、主人公も活躍という活躍をするわけでもない。つまらなくはないんだけど、 この映画の見所は一体なんなのか。大きな組織ってのは汚いもんなんだよって言いたいだけなのか。行天さんとかを深堀りすれば、また違ったと思うのだが。 [DVD(邦画)] 5点(2014-04-10 01:36:56) |
9. きっと、うまくいく
《ネタバレ》 こういう映画が作られるようになるってことは、インドも競争化社会が加速しているんだな。 さて、本作は「ロボット」みたいに金をワーっとかけて、ひたすらド派手にして、めちゃくちゃな勢いで、ゴージャスに踊りまくる「ザ・インド映画」ではない。 まっとうな人情喜劇になっている。歌って踊るシーンもかなり少ない。長さも、3時間超えないし(インド映画では短い方かな)。 とはいえ、やっぱり長いその上映時間を勢いだけで駆け抜けるのではなく、ストーリーの面白さでもたせているのは見事。 伏線の散らせ方や、音楽の使い方がインド映画としてはかなり洗練されていて、「泣かせ」まで仕掛けてきたのは予想外だった。 憎まれ役の学長がかなり良い味出している。彼は、そこまで悪いことはしていないものの底意地の悪さで恨まれ、色々カワイソウ。 ま、余計なことを考えずにひたすら楽しめばいいと思います。 [映画館(字幕)] 8点(2014-02-05 00:23:24)(良:1票) |
10. 無ケーカクの命中男/ノックトアップ
《ネタバレ》 下品なバカ映画に見せかけながらも「愛」と「でき婚」についてリアルに向き合ってる作品だった。二組のカップルの男のダメな部分やクズな部分が自分と似てたりして、笑いながらも身につまされてしまった。頼りないんだが気持ちがわかりすぎてしまう男と比べ、女達はブレない。そんな違いを乗り越えていく様が描かれるので、ある意味未来へ希望が持てる作品になっている快作。 [DVD(字幕)] 9点(2013-11-13 01:00:12)(良:1票) |
11. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ
《ネタバレ》 序盤は展開が遅いんだけれど、西部劇のシビアな世界や記憶を失っていく恐怖をじっく り描きながら、ほどよく笑いを入れながらも、いい意味での閉塞感とを生み出していたと思う。このバランス感覚は見事。 後半からは、今までタメていたものをすべて解き放ち、なんでもありな超スペクタクル展開に! ヒーローVS悪者のロボット。傍らには走る列車。銃撃戦の大乱闘。これは楽しい!! [DVD(邦画)] 9点(2013-10-26 10:48:53) |
12. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!栄光のヤキニクロード
最初から最後まで、ほぼ追いかけっこだけで進む。 そこそこ面白いけど、ストーリー性が薄すぎるので興味が持続しない。 [DVD(邦画)] 5点(2013-10-26 10:36:25) |
13. パンチドランク・ラブ
《ネタバレ》 穏やかで人畜無害に見えるがキレると危ない彼の精神状態は、恋人ができた事で解消されるのだろうか。映像が凝っていて眼に楽しい作品。全体的にちょっと変な映画。 感情移入はしがたいが、鬱陶しい姉や悪党に啖呵を切るところはスカっとする。 [DVD(吹替)] 7点(2013-10-09 22:52:38) |
14. クライング・フィスト
《ネタバレ》 2人のどん底野郎が相対するまでを描いた再生映画。リアルに淡々と、それでいてじめっとした緊張感が良い。物語の語り方が交互に描くだけで、流れが悪いため、見ててじれったい部分も多かった。ちょっと北野映画っぽい。 主演二人も良かったし、もうちょっと違えば傑作になってたかも。 [DVD(字幕)] 6点(2013-09-17 23:11:52) |
15. 魔法にかけられて
ディズニープリンセスアニメをそのまま実写にもってくると、こんなに滑稽に見えてしまうというのをディズニー自身がやってしまうとは。頭のおかしい人にしか見えないプリンセスや、やたらカワイイ実写リスに笑わされた。 ゴキブリと掃除するシーンは、ディズニー史上もっともおぞましい…。 [DVD(字幕)] 8点(2013-09-14 09:27:01)(良:1票) |
16. マーリー/世界一おバカな犬が教えてくれたこと
《ネタバレ》 マーリー愛くるしい!絶対、飼いたくないけど。 マーリーの振る舞いには、何度も笑わせれたが、犬中心の物語でなく、夫婦の10年をまじめに描いた人間ドラマ。 バカな犬が最後まで株を上げるようなチャンスを与えられず、バカのままで終わるのは潔い。そんな特別なことがなくても、愛し、愛されことができるのが家族なのではなかろうか(言ってて恥ずかしい)。 仕事の不調を好転させたのも、子供を作る前の準備をしたのも、そういえばマーリーだった。子供がポンポンできてるのに、マーリーが大暴れ。大変さが加速して、家族崩壊寸前まで言ったときは、どうなることだろうと心配したが、最終的に子どもたちとマーリーと戯れているシーンは幸福感そのものだった。 [DVD(吹替)] 8点(2013-08-25 10:14:41) |
17. ほしのこえ
《ネタバレ》 1人で作ったという前知識なしに観たので、人物画の酷さが気になってダメだった。 セリフをユニゾンさせる手法がこっぱずかしくて良いですね。 [DVD(邦画)] 4点(2013-08-25 09:50:15) |
18. くもりときどきミートボール
《ネタバレ》 溢れんばかりの食べ物を、欲望のままに食べまくりブクブクふくっていく市長、牙をむく食料、カロリーの洪水、暴徒と化す一般市民…見ていて食欲が失せるようなグロテスク性をもった優秀なスペクタクルフルな飽食パニック映画。 愛嬌のある脇役たちみんなに見せ場があるってのが、見ていて楽しい。ホントの主人公は警官だ。名産のマズイ魚と釣具屋に対するフォローをしないまま終わってしまったのは非常に残念。 [DVD(吹替)] 8点(2013-05-12 18:48:14) |
19. トム・ヤム・クン!
《ネタバレ》 お見事!ウルトラアクションてんこ盛り。 キレッキレの身体能力で、曲者達をバッキバキ!! いちいち凄すぎるトニー・ジャーに対抗する敵キャラ陣もキャラがたっていてよかった。スケーターブラザーズに足技顔長野郎に、カポエラドレットマン、象のようなレスラー軍団、鞭使いのオトコオンナ…もう漫画でしかないんだけど、こんな漫画みたいなことを生身でできちゃうところがスゴイ。 地形をうまく生かした立体的アクションも良くて奥で戦っていて、手前に人間が飛んできたりするのは3D級!ピンゲーオも偉い!シリアスになりすぎない塩梅も良いし、マッハより好き! ヒロインの存在価値は…? [DVD(吹替)] 9点(2013-02-04 15:27:27) |
20. ボス その男シヴァージ
《ネタバレ》 なげえ!雑!!頭わるっ!!! だけど、面白い!!! こんなしょうもない映画久々に観た。序盤一時間くらいはふざけてるばかりで話がまったくすすまないんだもの。笑わせかたも雑すぎて幼稚過ぎて、ほぼ(好意的な)失笑。 だけど、たまにその雑に放たれたジャブの連打がみぞおちに入り、爆笑してしまったりするから悔しい。 例えるならば、「マンネリ化してきたドリフが、めっちゃ金かけて作った壮大なコント」である。 なので、ストーリーにはそんなに突っ込んじゃダメ! インドの全身で感じれば、それでよろしい! インドにかける想いが伝わってくる社会派コメディでしたよ(本当に!)。 [映画館(字幕)] 8点(2013-01-20 16:04:19) |