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自己紹介 猫と一緒に映画を見ていると、ヤツらは私より先にコイツはクソ映画だというのを察知します。ストーリー展開や伏線回収が怪しくなってくると席を立ってしまうのです。だけどそんなおっちょこちょいな映画にだって良いところはいっぱいあるんですよ。
猫のヤツらは冷酷です。

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1.  スーパーマン(1978) 《ネタバレ》 
 全身タイツの男が悪と戦う。今これをやるならば、大変な困難を伴うのは明白なのだが昔であったり、受け手に幼さを残す感受性があるならその難題は強力な武器になって物語は勢いをつけて走り始める。  クラークケントの人間性を美しく描写してのけたこの作品は、現代には得がたい産物となってヒーロー像の再定義をした。   とか何とか言って、ビュンビュン飛び回るスーパーマンとロイスレインのロマンスにあこがれて何度も何度も繰り返して見た。間違いなくおもしろい。
[ビデオ(吹替)] 8点(2013-08-13 23:05:38)(良:1票)
2.  パンダ・コパンダ
 凄く面白いアニメだし、この作品に思想的な意味合いは全く込められてはいないと思う。 のだけれど。  なんだかここ最近のジブリの人たちの誰かに言わされてるんでしょ?としか思えない発言に、もしかして大手出版社やテレビ局が出資するカルト団体なのか?と思ってしまうくらい強烈な思想を、作品に関わった人間という立場を使って作品と全く関わりの無い宗教的思想に近い政治主張をしているのがまずい。もの凄い違和感と共に、私の中で拒絶反応が生まれている。   もちろん宮崎駿や鈴木敏夫という二人の有名人の影響であるが、作品に穢れとかと言うものは無いと思う。それは間違いないことなのだけど、時代を遡って関わってもいない人までがこうやって何か大事なものを穢してしまっていることも、非常に粘っこいものが心に残る。  戦争を生き抜いた世代のような振る舞い、現代を見下す視線が実に粘っこい。  だけど、出掛ければ災害やテロと隣り合わせで、湾岸戦争を目前で何度も観て古典戦争よりも驚異的に危険な世界との接点がいつ動くともしれないたった今を生きる私らを、テレビで見下すのはやめた方が良いのではないだろうか。   ファイナル・ジャッジメントが凄く面白いから観てみなよと言われて、素直な気持ちでどれだけの人が観られるだろうか?私は観ないし、関わらない。熱心な信仰を持っている人を否定しないけれど、そういう側面だってあると、私は思う。
[地上波(邦画)] 6点(2013-07-31 19:32:07)
3.  幸福の黄色いハンカチ 《ネタバレ》 
ソースくれよ、ってテキ屋のおっさんをボコボコにしてしまうけんさんに驚愕した夏休みの夜。 蚊取り線香の匂いかやけに心地よくて、帰る家が有るっていう事にしみじみとしたのだった。 が、まるちゃんの方が屋台よりじつはうんまいと真顔で突っ込む祖父の頭をしこたまシッペして風呂に逃げ込んだ。その爽快感が忘れられない映画だ。 水野晴郎の解説と痛えブッ殺すと叫ぶ声が絶妙のハーモニー。
[地上波(邦画)] 8点(2013-06-15 23:45:52)
4.  ダーティハリー3 《ネタバレ》 
 結構社会的な雰囲気を映像や脚本に投影していると思われ、狙い所がかなりビシッと良い感じに面白い方向にフォーカスしている。時代的にメチャクチャな人間として描かれているハリーが実は西部劇の堅気の人的な人格で、キャラクターとのそのマッチングが上手くいっていない様が今度は悲壮感や空疎さではなく、滑稽な方向へと軌道修正されたせいで味わい深い作品になっている。   同年のアウトローと比べると明らかに引けを取る本作ではあるが、なかなか楽しめる。変なリアリティと馬鹿馬鹿しさ、フィルムの色彩が生む異様な世界。地味な風景とキャラクター達が作り物の線を越えそうな奇妙さは七十年代ならではの良さだと思う。   一歩間違えると狼よさらばの続編たちみたいになってしまうのだが、ギリギリではありながらそうならずに割ときちんとダーティハリーとしてまとまっているあたりに拍手したい。   でも別に狼よさらばが悪いって言ってるんでは無い。
[地上波(吹替)] 7点(2013-05-06 05:02:12)
5.  長靴をはいた猫 80日間世界一周 《ネタバレ》 
 長靴を履いた猫がとうとう世界一周までしてしまうんだから観ないわけにはいかない。見事なチョイスをやってのける僕らのMXさんに感謝しつつ、レコーダーを起動した。   ぐるぐると駆け回る猫と豚。豚と狼と悪い猫。ぐるぐる回る。考証だとか、プロットなんかどうでもよくて、とにかく追いかけっこが楽しい。作者がわざと残したつっこみどころにしたり顔になるのも楽しくてやめられないが、この映画はそういう話ではない。  童心に帰ってしつこく追いかけてくるわるいヤツから一緒になって逃げたらいい、再生ボタンを押してスリル満点の時計塔にもう一度上るのだ。
[地上波(邦画)] 7点(2013-01-21 22:09:17)
6.  犬神家の一族(1976)
 10年に一度見直す。背筋がビシッとなるから。全部入りなんだよこの映画は。
[DVD(邦画)] 9点(2013-01-14 02:20:25)
7.  黒いジャガー 《ネタバレ》 
 もう随分昔の事だ。期末テストの準備に取りかかっていると、やばいビデオを見つけたという同期のニッキーが持ってきたのは、電人ザボーガーの第一巻と黒いジャガーだった。狂喜乱舞した私はそのまま何度も何度も間抜けなザボーガーを繰り返し楽しんだのだが、彼はそっちじゃ無い、ザボーガーじゃ無いからそっちはおまけだ。と強い口調で私を咎めた。  うるせえうるせえじゃあ持ってくんなよ電人ザボーガーの一巻をと、抗議しながら見始めたシャフトだがこのつまらない脚本と、ふざけてんのかと思わせるラブシーンは正直攻殻機動隊のマンガを取り出す寸前まで私を追い詰めたのは間違いないのだが、メーンな黒人のニイチャン達の服だとかしゃべり方と、BGMの格好良さに劇が終わる頃にはお気に入りになっていた。  その後しばらくは学食でヤミーヤミー言いながら生姜焼き定食をほおばったり、全く似合わない皮のジャケットをなけなしの貯金で買ったりしたのだ。ソウルやファンクのCDを買いあさり、アシッドジャズなどを聞いて居た友人に対抗意識を燃やしたりもしたのである。   日がすっかり短くなって寒くなりはじめた頃、夜中に電話が鳴り響く。今時間大丈夫?と電話の向こうには不安な声色を隠せない同期の女の子がいる。 「シャフト(脳内変換)!私つけ回されてる。アパートの近くにずっと立ってる男がいるの、昨日は車でずっと待ってるのを見たわ……。今もドアの前に気配をずっと感じるの。」  決して気のせいでは無い事を彼女に確認し、私は現地に向かった。自転車でだ。  しかし着いてみるとそこに待っていたのは完全にやばい表情をした彼女の元彼の先輩である。このままノコノコ出て行ったら高確率で刺される事を確信した私は、そのまま最寄りの電話ボックスで110番をしたのだった。  これでもかと丁寧にお願いをして、お巡りさんを一人送り込んでもらい彼を説得してもらったのだった。   一応この件は解決したのだが、お巡りさん以外全く活躍していないため、脳内ではシャフトだった私に、 「いやー、頼りになるわー。寅さんだね君は」  と無念極まりないコメントを叩き付けたあげく、そのジャケットが寅さんにそっくりだと彼女はとどめを刺した。  帰り道、例年より暖かい気温がことさら寒かったのを思い出す。ちなみに何度も再生した黒いジャガーをちゃんと最後まで見たのは数年前である。
[ビデオ(字幕)] 6点(2013-01-06 03:46:02)
8.  007/ダイヤモンドは永遠に 《ネタバレ》 
 いや、まいった。いくらボンドでもボンド過ぎるとドン引きなのである。ちょっと待て。馬鹿社長とドラ息子って位の馴れ合いは見ていられない。ハンターハンターでも読みながら鑑賞するのが丁度良い位の出来である。   といって、ワタシはこの温さが嫌いなわけでは無い。と言うかむしろ好き。
[地上波(吹替)] 6点(2012-12-01 18:24:29)
9.  007/黄金銃を持つ男 《ネタバレ》 
 これこれ。この様式美。  演技ってレベルじゃ無い劇団的ボンド。何回死んでもおかしくないボンド。意味不明なセックスアピールの女。訳の分からん的キャラ。必要の無い一騎打ち。間抜けなメカ。現地人をディスってる各種設定。  そしてもっさりアクション。これがいくつか欠けるとと007じゃなくなっちゃうでしょ?   今のボンドは全然ボンドじゃねえんだよ。これが正しいボンドである。
[地上波(吹替)] 6点(2012-11-30 20:52:21)
10.  JAWS/ジョーズ 《ネタバレ》 
 ジョーズに喰われるゴッコ。を、思い出す。これは、要するに布団の中に急に頭を突っ込んで海面から消える喰われちゃった人を表現し、そのリアルさを競う訳だがその恐怖の対象はこのごっこ遊びにアウフヘーベンされる課程において、海面からとぷんと消える頭のコミカルでさでサメの恐ろしさを置換し、現実ではあり得ない限定的な事象である事を経て競技として成立したわけである。   このジョーズに喰われるゴッコが行われることになった直接の原因は、幼稚園児にはあまりに恐ろしすぎる映像と脚本が、体を使った遊びとして一度対立し消化する事を要し、恐怖の対象を認識する上での高度な内省であったことは間違いの無いことだろう。  この様な行動はじぇいそーんゴッコや、ターミネーターゴッコにも見ることが出来、ごっこ遊びが恐怖の対象にも向いているという多面性にも触れ、興味深いのである。
[地上波(吹替)] 7点(2012-11-29 11:47:29)
11.  戦国自衛隊
 SFに文芸調の雰囲気を乗せるとか、難しいことをやろうとする。根本的に角川映画は文芸に対する引け目のような物が感じられて、何でもかんでも文芸作品的な手法を混ぜてくる。  どうしてこうなるのかよく分からないが、その割に考証や心情表現は画面上に見える範囲でしか行われないため別の場面で何で?ってなることが多い。実に多い。  グッとくる表現の継ぎ接ぎ的な手法なんだろうけど、巧くいっていない。    ようするにあれだ。普通に作れ。
[DVD(邦画)] 3点(2012-11-02 04:20:12)
12.  宇宙戦艦ヤマト
 アニメ番組を2時間に編集してソフトで稼ぐっていうやり方を確立したわけだが、ガラパゴス化の戦犯でもあるわけで客が媚びるのはどうにかした方が良い。
[DVD(邦画)] 3点(2012-11-01 04:10:07)
13.  チャイナ・シンドローム 《ネタバレ》 
 この秀作は、エンディングでメルトダウンを起こさせないことで味わいを一つ高めている。作り手なら最後の最後で「やっぱ、爆発させちゃおうか。やっちゃう?」と言う誘惑に閉じ込められてしまうだろうけど、最後にやった。「スクープすっぱ抜く」王道で締めた!  凄い。ちょっと特殊効果を使ったり、いきなりエンドロールにすれば対費用効果抜群である。何にも考えないでみんなが望むバッドエンドで問題意識を高めてやれば良い。原発怖いで大成功。  しかし、この後下手にSFにしなかったおかげで得られた効果はそれ以上である。どうなるか予測も付かない、まだ誰も見たことも無い原発崩壊劇をちまちまやるよりも、それを受け手に想像させることと議論させた。これ以上の成果はそうそう得られない。  インパクトと引き替えに残された成果は四半世紀を経てもピカピカ残るだろう。実際に、広島10発じゃきかない威力のチェルノブイリ何発分にも及ぶ銀河系有史以来最悪の人的事故をリアルタイムで見届けた我々が見ても、十二分に納得のいく作りになっている。   原発を日本で作った人たちに言わせれば「俺達が凄く適当に考えた事故が起こらない様に、凄く適当に原発を作る」である。外観上それっぽい人工的な嘘の基準で作られたシステムを載せているが、技術者の予定通りにバッチリ事故が起きた。  実際の事故では「俺達が勝手に考えた」基準には入っていない事しか起こらない。そんな危ない想定は、作るとき考えたらプロジェクトが止まるという理由で技術者がしっかり把握の上バッチリ刎ねている。  まるで旧日本軍である。誰でも分かるけど負ける要素を考えたらなにも出来ないから死んでこいだ。 原発が爆発する設計を直そうとすると今まずいから爆発したときまずきゃ良いである。  原発が爆発するとどうなるのかバッチリ解る今、原発事故で死んだり困る人より自分の月収の方が大事、という人間達の生態を二時間で俯瞰できるのだ。  そしてこの映画の結末は現在、二つの分岐を持つようになった。事故らないと言う正規ルートと、爆発が起こると言う最悪のルート。最悪のルートは地球に生きていれば、どんな特殊効果も及ばない原発が爆発する映像を思い出して、雨水のたまる場所に放射線計測器を持って行くだけで自分の身で体験できる。   この映画は、作った人が思いもよらない効果が実装され2011年三月に完成に至った。
[DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2012-10-29 04:50:18)
14.  カンニング・モンキー/天中拳 《ネタバレ》 
78年。この年、アフガニスタンではイスラム原理主義者の武装蜂起が起こった。 共産政権に反旗を翻したテロリストたちは、瞬く間に全土を制圧しソ連との泥沼の戦争を繰り広げることになる。 80年代の終わりまで続くこの戦いが存在した時代の正義は「ソ連以外なら何でも良い」と言うことで世界中が即断した。してしまった。この甘さが、21世紀をとんでもないところに向かわせてしまうのだったが、このころの誰もがそれを知らない。  80年代、僕らがほんの子供だった時代に、日本では2人の少年が泥沼の戦いに興じた。彼らは互いに自分こそが正統であると主張し、その正しさに疑いを差し挟ませることをしなかった。 「おい、お前。俺こそがカンフーの達人、ジャッキーチェン様だ」 ボ、ボボーとインチキ臭い構えを取ると、彼に相対するもう一人のジャッキー様がボボッとさらにインチキ全開な珍妙スタイルを見せつける。 ものすごいゆっくりな攻防をお互いの特殊効果音で飾る。暗くなり始めると、 「今日はこれくらいだな、明日吠え面かかしてやるぜ」と石丸博也の口まねをして家に帰るのだった。  お互いが家に帰ると彼らが目にするニュースにはしっかりアフガニスタンの事が報道されていたのだが、もちろん全く目に入りはしなかった。 「こんなのジャッキーなら一発で解決だよな」 なんてセリフは一瞬で忘れてしまったりしたのだが、この後映画の世界ではジャッキーではなくランボーが解決してしまった。  容赦なく時が過ぎて二人は学校の帰り道、 「ランボー、スッゲエよな」 「やっぱ機関銃がタマンネエよな」二人はうなずいた。 そうやってカンフーマスターのジャッキーは少しずつ記憶から消えていき、スタローンやヴァンダムのようなアクションスターのワンオブゼムになっていった。  激動の時代に、のんきなカンフーマスターを演じていたジャッキーに憧れていた二人の少年はあの時代の不安定の脈動を後に知ることになったが、それと同時に偉大な達人を忘れていってしまった。  僕らは大切な何かを、永遠に忘れてしまいそうになる。それでも時々何かのきっかけで目にするマスターに、敬意を表してボボーと構えを取る。鏡の中のポーズは、あの頃となんにも変わらない珍妙なスタイルだ。あのともだちも、きっと時々自分の姿にがっかりしているに違いない。そんな友情がこの映画には詰まっている。  ほんとか?
[DVD(吹替)] 6点(2012-04-29 06:55:06)
15.  カプリコン・1 《ネタバレ》 
これって映画自体のできは時代的に真っ当なんだが、インターネット普及後に粗がびっくりするほど大きくなるタイプの映画だと思う。 アイデアや設定は非常に優れていたし、出す時期も逸していなかったと思われる。  月面着陸自体は69年で、この映画が77年。今の8年とは科学や技術での意味合いが異なるスパン。置き換えるとすると3,4年程度前っていう感じの科学的な出来事が映画化された的な位置づけではないだろうか。  そういうことを頭の片隅に置いて観ると、必ずしも陳腐ではない。観客にどの程度まで嘘や粗さが許されるかという駆け引きは、格闘技の過去の戦術のような現在では通用しないやり方が垣間見えるけどそれも含めて77年という時代にしっかりと作られている映画だった。いろいろな見所があるが、そこに興味があるか無いかになってしまうのは仕方がない。
[地上波(吹替)] 7点(2012-03-31 15:20:40)
16.  JAWS/ジョーズ2 《ネタバレ》 
全面安ってかんじだった。 何というか、収益だけを目的に作られた感が強くて全く盛り上がらず。ロイシャイダーの味わいがすべてを救った訳だ。
[地上波(吹替)] 5点(2012-03-31 15:04:17)
17.  タワーリング・インフェルノ 《ネタバレ》 
子供の頃に観たこの映画で、一番印象に残ったのは 「イニシャルコストをケチると、取り返しがつかない」 と言うような台詞。実際これはこの映画の骨子になっていてなおかつよくできている。  ところが、この映画の細かい部分は結構やっつけで惜しい部分がいっぱいある。 主演二人を使うことがいかに重大な問題だったかが窺われる。この映画自体がグラスタワーだったような気がしてならない。建築物に興味がないパーティ参加者にとってはこの災禍は理不尽きわまりない物だっただろう。同様に、あちこちに見られる荒っぽさは主演二人に思い入れがない私にとって非常に残念な部分だった。  こういう建築物、首都圏に無数にあるよね。非常ドアがどこにもないデパートとか、非常階段にすらたどり着けないビル内の映画館とか、非常階段そのものを出入り口に使っている量販店とか無数に。決してザルではないんだよ、この設定は。
[地上波(吹替)] 6点(2012-03-20 17:33:06)
18.  エイリアン 《ネタバレ》 
結構ハードSFしている。設定そのものは映画然とした物なのだが、この監督はそう見せるのが非常に巧い。 この映画を子供の頃洋画劇場で観たとき、未来はこうなるんじゃないかという確信めいた物を感じた。当たり前だが、そんなわけはない。けど、リアリティがある。宇宙にはこういう生き物がいるかもしれない、それで人間をこうやって襲ってくるかもしれない。で、助けてもらえる方法はない。  閉鎖された空間で説明不能な恐怖に追われるというのは結構セオリーではあるけど、それを感じさせない斬新さは本筋以外のところにつぎ込まれた工夫の数々で成り立っている。その無数の技巧が文字通りエイリアンに喰われているあたり、演出が冴えまくっている。
[地上波(吹替)] 8点(2012-03-20 17:18:01)(良:1票)
19.  少林寺木人拳
いや、確かに大して面白くはないけど、ジャッキー補正で全然ok。 いろんなアイデアが詰め込まれていて良いもんは良い。でも、テレビ局が勝手に入れたBGMとかが今のDVDには入っていないらしい。それってどうなんだ?石丸博也じゃないとかもうそれはジャッキーじゃない。ジャッキーはジャッキーが声を当ててはいけないんだって。
[地上波(吹替)] 6点(2012-03-17 03:34:57)
20.  拳精 《ネタバレ》 
あの歌。大学生の時に知ったのだけど、テレビ局がアフレコしてたとか。 遙か昔に近所のニイチャンがジャッキーチェンを録画したら見せてくれて、カンフーごっこをやったのを思い出す。ボッボボー、ボーーーとか懐かしい。ゆっくり手が動いてるのになぜかボーーーッと風きり音。  ツタヤでビデオを借りてきて楽しみに再見したら地味さにビビったりして酒の席で友人に聞いたらそういうことだった。 なんか他にも歌が入ってるヤツが有ったけど、なんだったっけな。  子供の時に見ておけば絶対面白い。
[地上波(吹替)] 7点(2012-02-19 00:27:06)
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