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プロフィール
コメント数 62
性別 男性
ホームページ http://ameblo.jp/choppersunafukin
自己紹介 映画大好きおじさんです。特にSF・推理ものが得意。見て来た映画でポイントを見つけたものを少しづつ書いていきます。レビューを読むのも書くのも大好きです。それにしてもみなさんの映画への熱い情熱が伝わってきますね。

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1.  劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 爻(コウ)ノ篇
昨年秋にこれを見て以来「SPEC」とは疎遠になっていたが、今回たまたま家でひとりゆっくり見る機会を得、「TV版は神、映画版はぐだぐだ」という事を改めて再認識した。が、それと同時に要は「割り切り」ではないか、とも思った。古い例で申し訳ないがうる星の「ビューティフル・ドリーマー」よろしく、これも「SPECワールド」を使ったアナザー・ストーリー、番外編と捕らえれば、エヴァやジョジョを名前位しか知らない身にとってこれはこれで楽しめるのでは?と。制作者側はハナッから見てる方にこの世界や理論を全理解する事なんて求めていない。という事はこちらもなんか難しい事言っててわからんけどそのシーン、画、流れ、セリフ、雰囲気はなんかカッコいいなあ、とか、後半もセカイやカラスが何者でなんで当麻と闘っているのかとかにこだわらず、漠然と「あー、凄いなあ。当麻がんばれよー」と理屈抜きで雰囲気だけ感じて味わえばいいのかなあと。実際、そう思いながら見ると特に後半部分は初見の時よりかなり引き込まれて見入ってしまった。ラストに「波の行く先」というセリフがありながらその直後にお馴染みのあの曲を使わなかった事や、わざわざとても「SPEC」に合うとは思えない佐野元の曲を持ってきたりするあたり、どう考えてもTVシリーズとは切り離そうという意図があったとしか思えない。もっとも、そう考えると一番気の毒だったのは主演2人。このシリーズの最大の核でありファンが求めているのは当麻と瀬文というキャラである、という事を最も理解してるからこそ制作者側がわざとその部分をほとんど見せないようにしてるこの台本読んだ時の落胆ぶりは想像するに余りあるし、この2人こそが「仕事」として最も「割り切ら」なければならなかったろう。そして、ただの一ファンである私。これを見終わって思った事。「もう1回TVシリーズ、見たくなったなあ」。これをこそが制作者側の最大の意図であったのかもしれないww
[映画館(邦画)] 7点(2014-09-24 15:29:35)(良:1票)
2.  劇場版TRICK トリック 霊能力者バトルロイヤル
劇場版も3作目なのでもう少しなんかあるかと思ったのですが 相変わらずこの2人はいい歳してなんの進展もなし。期待した私がバカでした。 これならSP2の方がまだ良かったですね。 まあでもストーリー的には前作よりはまだマシでした。 最大の見所はやはりマツケン!さすがのトリックコンビも食われる程の存在感でした。 (だからこそこの2人にはもう少し特別な事をして欲しかったです。まともに行って 勝てる相手ではないですよ。) あとSP2でも思いましたが上田から以前のエキセントリックなオーラが少なくなったのが 気になりました。この2人にはもっとぶっ飛んでもらいたいです。 特に別行動になるととたんに弱くなるので。 それにしてもお江戸版奈緒子はキレイでした。やっぱり仲間さんはこういうの合いますね。 でももちろん、奈緒子が一番いいですよ。隣に上田がいる時の。
[DVD(邦画)] 6点(2010-12-26 16:01:38)
3.  ボルケーノ
いつも通りTVでやってるのをぼんやり眺めていると、普段はTVゲーム以外の事にはまったく興味ナシのウチの次男坊(当時小学校低学年)がいつの間にか隣で口開けて熱中して見ていた。そして終わってから一言「続きないの?」と。それを見て「なるほど、そういう映画なんだ」と改めて再確認。なにも考えず、途中から見てもOKのパニック映画。それはそれで大事な事なのかも。まあ、子供は「宇宙人ジョーンズだ!」と叫びっぱなしでしたが・・。
[地上波(吹替)] 6点(2010-10-19 18:00:37)
4.  インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 《ネタバレ》 
「インディにはマリオンしかいない!」 30年間ずっと想って来ました。「魔宮」「聖戦」の時もそう想って来ました。「何故マリオンを出さないのか」と。前半はイマイチでしたが、マリオン登場と共にテンション上昇。(なにげにアークが登場した時も)「君の代わりはいない」。そうですそうです。それ、あなたの口から聞きたかった!年取って素直になったじゃん。そしてあのラスト!すっごいファンサービスですよね。思わず声上げちゃいました。インディとマリオン年取り過ぎ?宇宙人似合わない?ケイト・ブランシェット?そんなの関係ない!あのラストに10点!だってあれこそが長年の夢だったんですから。(ま、子供はいらなかったかも・・)たぶんスピルバーグもハリソンもあれをやり残したと思ったからこそこれ作ったんじゃないかなあ。このラストに続編はいりません!インディ&マリオンに乾杯!
[地上波(吹替)] 10点(2010-10-18 14:25:08)
5.  ケイゾク/特別篇 PHANTOM ~死を契約する呪いの木~<TVM> 《ネタバレ》 
ホームズの「空家の冒険」方式ではあるが、とにかく柴田が生き返ってホッとした。TVシリーズの中で唯一気に入らなかったのがあのラストだったので。柴田は殺すキャラじゃないっしょ(でも彩はともかく壷坂までは行き過ぎかな)。逆に朝倉はもうやらないで欲しかったなあ。野口五郎のあの名演技が無駄になってしまった・・・ミステリー部が相変わらず面白かっただけにラスト10分はただのホラーになってしまって残念。真山までがこのパターンですか・・しかも映画で復活って・・(渡部、どう思ったのかな)
[DVD(邦画)] 5点(2010-10-07 18:11:12)
6.  TRICK トリック 劇場版
仲間由紀恵って正直好きな女優さんではなかった。美人過ぎて色気ないしおすましな感じで一本調子だし・・・でもこの奈緒子役は目からウロコ。「こんなにキュートな表情や仕草が出来る人やったんか」と。むしろこれの方が素に近いのでは?物凄く生き生きしてるし、とにかく「女のコ」してる。もともとが超絶美人の上にここので仲間さんにはさらに「可愛げ」が加わってもうめちゃめちゃカワイイ!まさに「キレカワイイ」の極致!たぶん「山田奈緒子」というキャラの個性と仲間由紀恵という女優の相性のなせる業だったんだろうけど、それを「上田次郎」というキャラと阿部寛のプロそのものの演技がさらに「山田奈緒子」と際立たせている。この阿部寛が心得たもので奈緒子の引き立て役に徹する事が結果的に自分をも光らせる事をよく知っている。いや、よくもまあこんな絶妙なコンビを作り上げてそれにピッタリの配役が出来たものだと感動するしかない。しかも絶世の美男美女がこのさえない3枚目コンビをコメディセンスたっぷりに演じている所にも視聴者はカタルシスを感じるという実に憎い作りになっているし、この二人の画はあまりにも絵になり過ぎている。この映画自体は大したストーリーでもトリックでもない。当然だろう。すべてはこの二人をいかに際立たせるかというのが最大の狙いなのだから。キャラ優先、その為のシチュエーションとそれをつぎはぎしたストーリー作り。それこそが「トリック」という作品だ。
[地上波(邦画)] 6点(2010-06-22 15:34:26)
7.  ヤッターマン(2008)
大体が元々のオリジナルアニメからして子供向けの低レベル、ばかばかしさがウリなので、その実写化である本作をまともに映画として評価しようというのがそもそも間違っている。「ヤッターマンが絵じゃなく本物の人間だったら」という放映当時子供だった今のオジサン達の夢を体現させたという意味では萌えたし、それこそが製作者の狙いだったはずである。くだらないストーリーにギャグに俳優達の棒読みを含んだワザとらしい演技、とってつけたようなオールCG等すべては「ヤッターマンだからこそ」というか「らしさ」を感じさせるものだし許されるものだ。故にヤッターマンファン以外は決して見てはならないし、何回も見るシロモノでもない。あくまでもファンの為のヒマつぶし映画である。(なお、個人的に岡本2号が初恋の私は深キョンドロンジョよりサキちゃん2号ばかりに目が行っていた・・)
[地上波(邦画)] 5点(2010-04-25 15:37:20)
8.  のだめカンタービレ最終楽章 前編
テレビの「特別編」は相当にカットされていたようだ。まあわずか5ヶ月前公開でしかもDVD発売もされていない作品をそのまま放映する訳にもいかず、かといって後編の宣伝用にやらない訳にもいかず、苦肉の策だったのだろうが、その結果のだめドラマ史に汚点を残す結果となってしまったようである。私は大の「ドラマ版のだめ」のファンであるが、やはりこれはちょっとと思ってしまった。ストーリー的にはダメオケを千秋が立て直すという、すでに連ドラでやった展開の海外版焼直しという感じで新鮮味はなく、最大のウリであるはずののだめと千秋の絡みもあまりなく正直肩透かしをくらった。確かにテレビ版SPの方が遥かに面白かった。他の方のレビューでもあるように、大々的海外ロケ敢行というふれこみの割にはその必要性はまったく感じられず、単に製作者側の自己満足に終わっている気がする。その効果が表れているのは演奏シーン位のものであるが、ここだけはさすがに凄かった。(この臨場感や微妙な動きや表情は、音のないコミックはもちろん、アニメでも絶対に出せない。私がドラマ版が一番好きな理由はここにある。)役の染み込んでる俳優陣は言うに及ばす、ベッキーらバラエティ組も真摯に役に取り組んで結果を出していると思う。結局ストーリーや脚本という根本的な問題か?もっともきちんと全編通して見るとそんな事はないのかも知れないのでとにかくDVD発売を待つしかないし、それとこれは後編とセットで見なければならないのかもしれない。これはあくまでも宣伝用の「特別編」、いわば「お祭り」だったということで・・・(ここに「特別編」のレビューを書く事自体反則なのかもしれないが、ちょっとひどかったので)
[地上波(邦画)] 5点(2010-04-20 12:42:45)
9.  カーズ 《ネタバレ》 
とにかく画面のキレイさにビックリ!車の光沢、質感、色彩等、これはもう実写やCGアニメの比較と言った俗な事を超えたアートである。これだけでも見る価値はある。むしろこの画を表現したいが為にムリにキャラを車で固めたのかと思う程だ。ただし、こちらに力を入れ過ぎたのかストーリーの方が少し疎かになったようだ。決して悪くはないし十分面白いとは思うがピクサーの割に詰めが甘く、これまでの作品に比べるとかなりディスニーっぽくなって年齢層が下がっているように感じる。決してそれが悪いと言う訳ではないがみんながピクサーに期待しているのはこういう事ではないのではないか?少なくとも私は大感激した「ミスターインクレディブル」の次作であった為か物足りなく感じた。画面はキレイだがもっと躍動感が欲しかったし、もっと練ったストーリーで唸らせて欲しかったと思う。トラクターのシーンは不要だし、マックとメーターとの友情やサリーとの心理描写、最後に仲間が来てくれる所等の感動所もどうも伏線がイマイチで感情移入し切れない。まあ、まるで「トーマス」よろしく車の擬人化という時点でそういうのを狙った作品ではないのだろうが見ていてわくわくするのがレースシーンだけというのはいかがなものか?
[地上波(吹替)] 6点(2009-12-29 14:27:13)(良:1票)
10.  サマータイムマシン・ブルース
こういう映画にありがちな「未来は自分で作るもの」等の大風呂敷なメッセージ性もなく、タイムマシーンを誰が作り、何の目的で置いていったのかの説明の一切ない。ただただ日常に突然現れたタイムマシーンとそれをめぐる学生達の青春コメディ。もっと若い頃に見たかったなあ、絶対ハマったやろに・・独特のノリをどう捕らえるかで評価が割れるだろう。自分は学生時代を思い出して心地よかったし笑わせてもらった。ラストもしみじみと清々しくてよかった。だた主演女優2人をもっと活躍させて欲しかった。田舎過ぎず都会過ぎずなんともノスタルジックな風景もよかった。こういうとこ、イイよねえ・・・
[DVD(邦画)] 7点(2009-11-26 13:21:05)
11.  ハリー・ポッターと謎のプリンス 《ネタバレ》 
3以降は原作未読だったのだが、この6はたまたま読む機会があり、その後で見た感想。「ハリポ、久々の会心作やないけ!」。このシリーズは「原作のダイジェスト映像版」であると散々言われてきた事を再認識した。3以降に私が批判的なのも結局これが原因なのかもしれない。3以降は「あの人」との絡みに走り過ぎて、ハリーは大人や続々登場する新キャラとの話が多くなり初期の学友がどんどんないがしろにされていった。しかし本作では3大重要サブキャラであるロン、ハーマイオニー、ドラコにスポットが当てられ見せ場も用意されている。逆にただ画を見せたいが為に挿入されていたとしか思えない長ったらしい授業風景やスポーツ場面は極力抑えられている。思春期描写については色々な意見もあるようだが、「あの人」との対決絡みのエピソードはもう散々見せられているのでこれはこれで観客の親近感や感情移入をあおると言う点ではよかったように思う。画面が暗いのが気になったが、それもこのストーリーにあってるかもしれない。それにしても最初からハリーとハーマイオニーは恋愛関係にならず、一貫して「お互いを認め合う魔法使い」として徹底されているのには清々しささえ感じる。(多くの方が指摘されている通り、原作者はかなりスターウォーズを意識してますな。仲良し3人組はルーク、レイア、ハン・ソロ。そして校長とトムはその師弟関係や弟子がダークサイドへ落ちて行くのを含めてオビ・ワンとダース・ベイダー)
[映画館(字幕)] 8点(2009-10-09 14:06:30)
12.  クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦 《ネタバレ》 
しんちゃん及び野原一家はここでは主役ではない。そこがいつも双璧として語られる「オトナ帝国」との決定的な違いだと思う。極端に言えば本作はしんちゃん一家がいなくても別の一本の作品として成立させる事が出来たように思う。(だからこそ実写化されたのかもしれない)「オジサン」の世界にただしんちゃんが絡んでいるだけ。みさえ、ひろしでさえ存在感なし。「しんちゃん映画を見ている」という気があまりしなかったし、特に後半以降はしんちゃんギャグもただとってつけたように思われ逆にわざとらしい感じする程だった。この2作を見て改めて思ったのは、監督はメインターゲットである子供達に「オトナ帝国」では子供達の両親の事や自分達も大人になるのだという事、本作では自分達の国日本の歴史的文化や「死」というものについて伝えたかったのかもしれない。もしそうなら本作のラストはちょっとあっさりし過ぎていたのではなかったか?そこがたぶん「これはしんちゃん映画だから」という限界だったのかもしれないがここまでやるならもっと深く掘り下げて欲しかったような気もした。本作の高評価は、最後に「オジサン」が死ぬ事と時代考証の精巧差にのみあるように思う。ただ、私はきっと見方を間違えたのかもしれない。「オトナ帝国」を先に見ていた上に本作のラストを知った上で見てしまったのだ。もしそうでなければ印象も感想もまったく違って、もっと単純に感動出来たかもしないと思うと感動しそこなった自分がクヤシイ。(蛇足ながら私は「オジサン」の最後は静かに目を閉じさせたかったし、その後うずくまるレンちゃんに声はいらなかったと思う。)
[DVD(邦画)] 7点(2009-10-07 13:45:09)
13.  サーカス(1928) 《ネタバレ》 
「チャップリンの映画はたくさんあり過ぎてどれから見ようか」と迷っている方に一番のお薦めがこれ。他のチャップリン映画にありがちな説教臭さや押し付けがましさ、独特の時代背景による古臭さもなく、これでもかと怒涛の如く放たれる彼の体を張った名人芸や天才的なギャグセンスが最も際立っており、話や舞台もわかりやすく最後はホロッというまさに王道ストーリー。どこかディズニーを思わせますな。チャップリン映画の中では最もエンタテイメントに徹している作品で個人的には一番好きです。それにしても毎度おなじみ警官との追いかけっこ、ライオン、そして綱渡り等ホントに笑わせてくれるし、あの動きにはただ脱帽です。人類史上に残る究極の天才エンタティナー、チャーリー・チャップリン。「名前は知ってるけど白黒だし音もないし・・でも少し興味あるかも・・」と仰るそこのあなた、まずはここからいかがですか?
[地上波(字幕)] 10点(2009-08-09 16:15:34)(良:1票)
14.  ガメラ対大悪獣ギロン 《ネタバレ》 
ふと見ると昭和ガメラで最もレビューが多いのがこれ。しかも結構ダントツ。よくも悪くもこれってやっぱインパクトあるのかな。で、大のガメラ派である私はこれがガメラシリーズNO.1。とにかく大好きだった。なんといってもギロンの「包丁」「手裏剣」そして「ギャオス瞬殺」が子供心にカッコ良くてたまらんかった。でもやっぱりガメラ!ゴジラみたく絶対的な強さがない所が子供の人気を二分してたね。どの作品でも絶対一度は負けるし、最後はいつも「火炎放射」という単純技で勝つ。極めつけはもちろんジェット噴射。あの亀が手足引っ込めてジェット噴射しながらクルクル回りながら「ゆっくり」空飛ぶアイディアは怪獣史上最高傑作アイディアやと思う。しかも2パターンある。凄すぎ! レンタル屋に行くといつも置いてあって「見たいな、でも今見たらがっかりするかも・・」と思ってる内にいつの間に棚から消えてた。見るなという事か・・・子供時代の印象でもちろん10点献上!
[地上波(邦画)] 10点(2009-08-03 14:02:30)
15.  ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 《ネタバレ》 
なくてもいい映画。重要なのはみんなで「あのひと」の軍団に対抗すべく騎士団を結成しようとする事とシリウスが死ぬ事位。そのシリウスも死んだのかどうかよく分からない描写でただどこかへ移動させられただけに感じ、あとのセリフから「え?あれで死んだの?」と思った程。わざと後で生き返れるようにしたのではないかと思う程あっさりしていた。シリウスは非常に重要なファクターだと思うのでこのままでは終わらないと思うのだけど・・・あとはまああのうざい女先生もハリーのキスも特に必要性は感じなかったし予言どうのこうのも何故あんなに重要視されるのかさっぱりだった。そもそもそこにポンと飾ってあったのだから別に素直に渡せばいいと思うし、だいたいそんなに大事ならその辺に飾っとくなって言うの。だからネビルの「渡しちゃダメだ」というセリフも説得力なかったし、どんどん「?」な映画になって来てるね。まあここまで来たら最後まで付き合うしすべて見れば「ああ、あれはこういう事だったのか」って思えるかもしれないし。ところでダンブルドアと「あのひと」の対決を見てオビ・ワンとダース・ベイダーを思い起こしたのは私だけ?
[DVD(吹替)] 3点(2009-07-17 11:10:34)
16.  ハリー・ポッターと炎のゴブレット 《ネタバレ》 
暗い。1,2作目と比較すると同シリーズとは思えないほど暗い。出だしの画面からして暗い。それに輪をかけてストーリーはもっと暗く且つ訳分からん。そりゃ魔法学校ではそうなんだと言われればそうかもしれないが、なんでロンがあんなに怒っているのかイマイチ納得出来ないし、なんで先生が生徒にあんなことさせるのかも理解不能。あげくにそのおかげで学友が死ぬ。こんな展開は「ハリーポッター」にあるまじき事ではないか?非常に違和感を覚えた。ただし、こういうダークな展開が好きな人も結構いると思うので一概に否定は出来ない。注意事項をひとつ。シリーズとして見る場合前作にあたる3作目を飛ばしてこれを見ないように。3作目はシリーズ全体のストーリー的に起承転結の「承」に当る大事な部分でこれを見ないとこの4作目はさらに訳分からなくなるが、きちんと通して見るとこのなんともダークかつシュールな感覚が楽しめる人にはたまらないものがあるのではないか?そういう意味でハリポシリーズは万人向けのファミリー映画ではなくなった。 これはまさにその典型であろう。
[DVD(字幕)] 3点(2009-07-17 10:46:47)(良:1票)
17.  ハリー・ポッターと秘密の部屋 《ネタバレ》 
現時点では5作品すべて見てますがこれが一番好き。学園内を俳諧する謎の悪者を探し出し退治するという、まあ典型的お子様ストーリーが心地よい。「日記の中の記憶」というアイディアも秀逸だし、「(記憶の中の若き日の)あのひと」との対決もシリーズ中一番クライマックスらしいクライマックスだと思う。マートルやあのへんちくりんな先生もキャラクター的アクセントとしてはとてもわかりやすく中途半端な感じもしないし、犯人の意外性もあり。シリーズの他の作品とはストーリー的繋がりもあまりなくてこれ単体だけでも十分に鑑賞に堪え得ると思います。最後にハグリットで盛り上がるシーンは少し違和感アリながらもハッピーエンドでスッキリ感は十分。繰り返して見ようと思うのはこれだけです。
[DVD(字幕)] 7点(2009-07-16 18:54:36)
18.  ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
何故これが一番人気なのかがよくわからない。たぶん話がわかりやすいからかなと思うが私的にはあのタイムマシン魔法で先が読めてしまい興ざめ。使い古された手法だし、ハリーが「父さんが来てくれる!」と言ってた一番のクライマックスシーンも「あれはお前だよ」とわかって見てしまったのであまり高揚も出来なかった。ヴォルデモードも出てこなかったし、ようするにブラックとそれにまつわるお話で終ってしまった。なんとも消化不良な作品でした。
[DVD(字幕)] 5点(2009-07-14 17:17:06)
19.  千と千尋の神隠し
いやあ、これは1回見た位ではなんのこっちゃ訳わからんけど、この世界観は嫌いやないな。とにかく画面に引き付けられるね。独特の動きや色彩だけやなくなんとも言えんシュールさや全体的な雰囲気がね。これだけ引っ張っといてなんともあっさり終わるしね。見終わった後は「はぁ?」って感じなんやけど、決してナウシカで感じたような「もう見たくない」って言うのとは違うし、うーん、こりゃもっかい見なあかんな・・・それにしても舞台が「風呂屋」っていう発想がもうイッちゃってるね。
[地上波(邦画)] 7点(2009-06-07 17:17:33)(良:1票)
20.  がんばれ!ベアーズ 《ネタバレ》 
どういう訳か大人になってからは見る機会がないのだが、子供の頃はTVで放映される度に 見ていた大好きな映画。多くの方が書かれていますが、この映画の魅力はなんといっても個性溢れる愛すべきワルガキ達と監督バターメイカー、そして真ん中に天才ギャルピッチャーテータム・オニール!まずこのキャラを作ってからストーリーを組み立てたのではないか思わせる位に見事なキャラクター達。一度見たら忘れられない位強烈。そしてやっぱり圧巻なのはラスト。勝たない所がいいし、その後のリアクションがたまらない。痛快!爽快!元気出るよ!最近はTVでやらないみたいやけど、こんな時代だからこそやって欲しいな。(2と3も続編であるんやけど何故かここには登録されてないみたい、不思議。2は、さすがに1ほどではないけどこれの続編としては十分に名作やと思うし、3なんか絶対ワーストランキングの上位に入るよ。なにせ猪木や欽ちゃんが出てるんだから。ほら、見たくなったでしょ~?)
[地上波(吹替)] 8点(2009-06-05 12:52:25)
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