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プロフィール
コメント数 36
性別 男性
年齢 65歳
自己紹介  中学時代、往復200円で新宿に行き、700円で映画観て、100円でパンフ買ってました。今、千円であんな満足は買えない‥。
 でもここで映画鑑賞を追体験してEnjoyする五十路手前→五十代半ば→五十代後半、そして還暦のおっさんです。

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1.  ジャイアンツ 《ネタバレ》 
半世紀前に、即ち中学生時代に、観た作品。 これを還暦過ぎて改めて観た。記憶を辿りつつ。  改めて米国の人種差別の根深さを実感させられる。ラスト近く、長男からなじられるビック(ロックハドソン)、僕はジェットじゃなく、父さんに抗議したいんだ! この科白が自分には作品のテーマを集約している様に思えた。  初見のときは吹き替え、特にジェットの野沢那智の印象が強い。字幕だと、やはりジェームズディーンのボソボソ感が前面に出てくる。ここはちょっと違和感抱いてしまった。  ちっとも思った様にいかない、とラスト愚痴るビックが何か良い。孫ふたりを眺めつつ。  評点は辛い感じだが、私は名作と思う。三度目は無いと思うが。
[ビデオ(字幕)] 7点(2023-02-20 13:59:33)
2.  フレンチ・コネクション2 《ネタバレ》 
マルセイユ、孤立無援、コミュニケーション不能、なんて全く関係無く、味方も敵も問答無用、ヒゲのシャリエリ捕らえるだけ。  今作のジーン•ハックマン、良く歩く、走る、殴る、ナンパする、全て捕物帳の為。  パート1より展開が早い。荒唐無稽な捜索は健在、ラストこれで終わらないと、観賞後も疲れを引き摺ってしまう。刑事はポパイのごとく、心肺機能を鍛えておかないといけない、と実感させられる。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-11-14 15:00:27)
3.  フレンチ・コネクション 《ネタバレ》 
中学生の頃、観たきりで、還暦過ぎて再た再見。 今回は字幕だったので、リアル感、出てましたね。  改めてジーン•ハックマン、これでオスカー取ったのは頷ける。実在する警官👮‍♀️をコピーしたかの如く、良し悪し無関係、善悪問答無用の刑事が、スクリーンところ狭しと走り回る。  エンディング、実は犯人取り逃しており、外した銃砲一発、パート2に続きます。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-11-14 14:46:05)
4.  スパイの妻《劇場版》 《ネタバレ》 
何となく、劇場で描かれた作品をシネマカメラ目線で撮影したって感じだった。蒼井優は熱演、が、舞台なら映えた演技もシネマでは現実味薄く、 個人的には引いてしまう感じ。高橋一生はまんまの印象。 筋も自分的には受け入れ難いものがあり、ちょっと辛い採点になってしまいました。
[映画館(邦画)] 5点(2020-11-09 20:44:22)
5.  ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男 《ネタバレ》 
秘書はリリージェームズだったんだ。花を添えていた。彼女無くしてでは、印象が全く異なる作品となっていただろう。 チャーチルと彼女との会話で、主人公の若干の弱さが描かれる。これが作品を引き立てたものと思う。 それにしても、連合国側にしても戦禍無視しての戦の進め方、戦前の軍国主義の日本と然程変わらぬところ、或る種発見でした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-11-09 20:35:15)
6.  ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書 《ネタバレ》 
昔、ロバートレッドフォードとダスティンホフマンが同じワシントンポストの記者を演じ、ウォーターゲート事件を描いた、大統領の陰謀、なる作品があった。本作は、それに先立つベトナム戦争の実態隠蔽をやはりポスト紙記者が暴く作品。 但し、地道な取材を通じてでは全く無く、いわゆるタレコミ的な情報ソース提供の資料を掲載に踏み切るか否かの葛藤プロセスが克明に描かれる。 記者の奮闘というより、民主主義国家に於いて報道がなすべき責務を新聞社として如何に遂行すべきか、国家反逆罪扱いなのか報道の自由なのか、揺れる者達の群像劇の映画。 トム・ハンクスもメリル・ストリープも、本来の個性は打ち出さず、役に徹した演技、それはそれで熱演だが、に終始する。が、この映画の最たる見所は、アメリカが培ってきた、否、今も培いつつある、民主主義の危機に瀕したときの具現化を丹念に描いているところだろう。 どうしても今のこの時期、59期目の元首を選挙で選出している最中の今のアメリカと比較してしまう。 第45代大統領トランプのこの4年間と選挙敗戦に際しての見苦しいこと甚しい往生際の悪さを、相当数の有権者が受け入れてきたアメリカと、この映画で描かれたアメリカ、どちらも本当に同じ国家なのか考えさせられてしまう、そんな映画。 日本も国民の半数近くは今の政府のコロナ禍対策を一定評価していると云う。劣化しているのは世界的な潮流なのかも知れない。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-11-09 20:24:47)(良:1票)
7.  アルキメデスの大戦 《ネタバレ》 
ひたすら、戦艦派見積もりの矛盾点を解明する主人公、その展開を以て、開戦不可避だった歴史を回顧するシナリオ。 観賞後、無性に面白かったと思わされました。
[ビデオ(邦画)] 7点(2020-11-03 19:28:11)
8.  エヴェレスト 神々の山嶺 《ネタバレ》 
導入部、カトマンズ街並を岡田准一が歩くところから期待させるも、物語の繋がりが切れ切れで、ちょっと残念な印象しか残らなかった。 何故、写真集を完成させないのか? 何故、羽生に拘るのに、自分が登るのか? 何故、行き当たりばったりなのか?  原作に精通された方、乞うコメント'。
[地上波(邦画)] 3点(2020-07-19 16:14:43)
9.  決算!忠臣蔵 《ネタバレ》 
もう少しテンポの良い展開を期待したのだが、ラスト迄変わらず、残念だった。岡村が中途で退場、これもガッカリ。荒川良良が堀部安兵衛、アンマッチ、画面も暗く……。
[インターネット(邦画)] 3点(2020-05-12 19:07:03)
10.  グリーンブック 《ネタバレ》 
イタリア系アメリカ人トニー、イタリア人特有の、「家族主義」、「クリスマスは絶対皆一緒に主義」、そして黒人排斥の「人種差別主義」が、映画の展開上、キーになっている。  グリーンブックなる差別的ガイドブックが流通していることに平和な日本人としては驚かされる。NASAで黒人女性が活躍する「ドリーム」もそうだが、根っ子の深い人種差別蔓延の南部をロードムービーで描き出し、されど気性異なる男二人の友情が巧みに描かれる。  トニーの奥さん、存在は効いている。ラストは月並みだが心温まった。
[映画館(字幕)] 8点(2020-05-06 12:05:55)
11.  空母いぶき 《ネタバレ》 
原作はビックコミック通読で旧知。その後、実写化されたとして観たかったところ、機を逸していました。  映画館で観た友人達(←自分同様、原作も読んでいる)があまりに酷評だったので、この作品に対するハードルも下がっておりました。  今回鑑賞して思ったのは、これは原作の忠実な実写化ではなく、別の作品と思って受け止める方が賢明ということ。テーマとして、相当に専守防衛に力点を置いている様に感じた。原作をモチーフとして、本実写化では別のテーマで作品を構成した、と思って観てみれば、喪失感は少ないかも知れない。  「亡国のイージズ」「終戦のローレライ」も原作読了で観たが、そのときほどの残念感は無し。秋津艦長は実写版特有のキャラになっている。ここも別作品。あまり副艦とも対立せず、都度都度飛んでくるミサイル/魚雷に皆がせっせと対処する。そこはそこそこ面白い。  酷評気にされず、一度、ご覧になってみても良いところを見出しましょう。
[インターネット(邦画)] 6点(2020-05-06 11:54:00)
12.  イエスタデイ(2019) 《ネタバレ》 
ビートルズの記憶を失っていなかったのは他に二人居て、その登場がこの物語の展開上、効いている。  70代で元気なジョンレノンが出てくるところ、ああ、この映画はファンタジーだったんだな、と思わせる。そこからラストまで、昇華される感じで観ていてとても気持ちが清々しくなった。  主人公を支えるヒロイン、とても魅力的、もうそれだけで君は十分、人生を謳歌しているじゃないか、と云いたいところ、それがラストで具現化される。  HeyJudeをBGMにエンドロールを眺め、元気をくれた、と貴女も貴方も思う筈だ。
[インターネット(吹替)] 8点(2020-05-06 11:30:04)(良:1票)
13.  怪盗グルーの月泥棒 《ネタバレ》 
イントロのシーンが秀逸。田舎のアメリカ人ファミリー(アメリカ人が自国民の田舎者を描くとああなるのかぁ)のピラミッド見学が自分のツボでした。 あと、孤児院の女史、意外としつこい。こんなキャラも嫌われる典型なのかな、とみてしまいます。 ミニオンを世に知らしめたシリーズ一作目、見て損はありません。
[ブルーレイ(吹替)] 7点(2017-08-26 18:13:09)
14.  怪盗グルーのミニオン危機一発 《ネタバレ》 
シリーズ二作目、良い人になったグルーに今度は奥さんが出来る。ルーシーのキャラが楽しい。 ミニオンズが災難に遭うのだが、憎めないキャラは敵方になってもどうってことなく、安心してみていられます。
[ブルーレイ(吹替)] 8点(2017-08-26 18:08:45)
15.  怪盗グルーのミニオン大脱走 《ネタバレ》 
シリーズ三作目、お馴染みのミニオンが大活躍と思いきや、そこは期待外れでした。  刑務所内で囚人仲間を牛耳るところが自分のツボでした。自分達は本来、キャラは悪なのだ、と云う中途半端さが彼らの存在価値なのか。  一作目と二作目は、劇場公開後、BluーLayも購入しましたが、今作はTV放送を待とうかな、と。  ルーシーの活躍に1点加算です。
[映画館(吹替)] 7点(2017-08-26 18:03:12)(良:1票)
16.  団地 《ネタバレ》 
どうやら息子はブラック企業の運送屋の事故で不慮の死を遂げたらしい、その悲しみから立ち直れない初老の夫婦が、漢方薬の店をたたみ、ひっそりと団地で余生を過ごそうとする、ところがどっこい、って云う映画。  岸部一徳演じる旦那が、結構ナイーブ。藤山直美も傷心の妻を淡々と演じている。そっとしてあげたいのだが、周囲の団地の住人は小うるさい。集会所が度々登場する。本音炸裂の場。ここだけ非日常なのだろうか。  斉藤工が○○人、地球人ではない。こんな仕組みが無いと、二人は救われないのか? いや、映画は成り立たないのか? なんて思ってしまう。ここに現実と乖離した、映画ならではの救いがある。でもまぁ、へぇっと思って鑑賞してしまう。  皆さん、ゴミの分別はしっかり守りませう!
[映画館(邦画)] 6点(2016-06-22 13:22:58)
17.  殿、利息でござる! 《ネタバレ》 
冒頭からラストシーンまで、原作を実話に求めた映画ならではのエピソードが展開される。お馴染みの役者が個性にマッチした役柄を活き活きと演じている、って何か陳腐なコメントだが、でもこんな映画、久し振りだが、何か良い。 登場人物、皆、少しずつ欲がある。生きていく上で、こうしたい・ああしたい、がある。人様に認められたいって、人間の根源的な欲求だしね。その加減の描き方が絶妙。それを互いに牽制し合う。この個々の展開が紡がれて物語を織り成していて面白い。映画中盤、中弛みかと思うも、そうした基調が踏ん張る、と云う感じ。 役者の誰某が良いと云うよりも、やっぱり実話ベースの群像劇として、観て楽しめた。
[映画館(邦画)] 8点(2016-06-07 22:41:12)
18.  ボクたちの交換日記 《ネタバレ》 
宣伝を観た範囲、展開が予想出来ました。あゝ、小出恵介は劇中、亡くなってしまうのか、伊藤淳史との友情回顧がテーマなのか、と(実際は不治の病で・・・・)。 で、総じてそういうStoryであって、次の流れは見え見えですが、交換日記と云う二人のナレーションが前半の筋を引っ張るところがこの作品のユニークな所。変な状況説明抜きだから、何か浸る事が出来る。登場人物もキャラが合っていて、素直に面白い、切ない、と感情移入してしまいました。 小出恵介も伊藤淳史も気持ちの良い役者です。活き活きと演じています。脇も自然。とりわけ佐藤 二郎は、陳腐な表現ですが、いい味出しています。 17年後なのに皆、加齢していないのは、まぁ一寸ですが、鑑賞後の感想として優しい気持ちにさせてくれました。 大倉孝二が出ています。ピンポンのアクマから好きです。 
[映画館(邦画)] 8点(2013-03-31 22:39:59)
19.  メン・イン・ブラック3 《ネタバレ》 
ウィル・スミスが健在。それでいいじゃないか! ヌルヌルのクリーチャーも出番有り。 パート1でコーヒー係だったエイリアン、立派に成長した姿も見せてくれる(一瞬)。 結果、稀にパート3迄、正常進化したシリーズ、と云えるだろう。 トミー・リー・ジョーンズはお年なのか、あまり活躍しないのは、ファンには残念かも知れない。
[映画館(字幕)] 7点(2012-09-24 22:39:10)
20.  天地明察
原作に感動した作品の映像化は、どうしても辛口になりがち。この作品も、観る前からそうなるのだろうか、とつい思いながら、映画館に足を運んだ。 当然、プロットは原作を超えられないのは致し方無い。でもこの映画の良さは、演じる俳優達にある。 引っ張りだこの笹野高史、岸部一徳、前半、この二人が見事に主役を盛り立てる。 宮崎あおいの存在感は一貫してこの映画のテーマとシンクロして秀逸。 結局、算哲演じる岡田准一の奮闘を、安心して観られることになり、ラストまでハラハラしないことになる。 中井貴一の光圀、これは個別で派生映像化して欲しい、と思ったりもした。
[映画館(邦画)] 7点(2012-09-24 22:31:36)
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