1. ラスト サムライ
日本古来の「サムライ」が、英語をぺらぺらしゃべっている時点でおもいっきり不自然さを感じたし、「侍」には見えない。勝元に英語をしゃべらせるより、オールグレンに日本語をしゃべらせて会話させたほうがよかったと思う。とにかく「侍」があんなに英語を話すのはやめてほしかった。内容は、やっぱり日本人の目から見ていろいろほかに不自然な点は目に付くけど、西洋人にとってはいいのかもね。 小雪は、声にすごみがなく、力量不足の気がした。もっと演技のできる人はいなかったのかな?それに、もっといかにも東洋風の女性の方がよかったと思う。 オールグレンとたかのキスシーンは・・・はっきり言ってかなり安っぽいし、とってつけた感じにしか見えなかった。プラトニックラブの方が美しく見えたと思うんだけど・・・ [ビデオ(字幕)] 7点(2009-06-19 20:24:37) |
2. 私の頭の中の消しゴム
アルツハイマー病を舐めてるとか、現実はこんなもんじゃないとかいろいろ意見があるけれど、私はアルツハイマーがどうこうより、ヒロインの自己中加減が気になりました。2人がまだ結婚する前、結婚を強要してわざとチョルスに知らせず勝手に両親を呼び出して引き合わせたり、引き出しを勝手に開けたり、また結婚後も、チョルスの母親のことを掘り出して(彼にとっては触れられたくないつらい過去なのだと思う)仲直りを強要したり。単に自分の考えを押し付けているだけの自己中にしか見えませんでした。あげくに、面会に行ったチョルスは母親に手酷くはねつけられ・・・なんか観ていてヒロインに振り回されているようでチョルスがかわいそうになりました。チョルスが彼女に好きになった理由が今ひとつわかりません。後半、ヒロインの病気が発病してからは2人ともなぜかひたむきで、お互いを思いやって、うるっと涙が出てしまうシーンもけっこうあったので・・・前半の彼女のワガママっぷりがいやでそれが残念です。 チョルスの母親のエピソードも中途半端すぎて、あれならない方がいいと思うし、過去の不倫相手がしゃしゃり出て来るのも余計な気がしました。ラストシーンはとても美しく、感動的でした・・・2人の愛が揺るぎないものとして描かれたと解釈できるんじゃないでしょうか? まとめ方は良かったと思います、ただ上記の点がいただけなかったので総合でこの点数で。泣けるラブストーリーとしては、「ある愛の詩」の方が上かな。 [DVD(字幕)] 7点(2009-03-21 14:49:19) |
3. ターミネーター3
このシリーズは、2以降、見当違いの方向へ進んでいるような気がする。 「ターミネーター」が面白かったのは、1のシュワの圧倒的な存在感とその恐怖、 サイボーグより絶対的に弱い人間が、武器も満足にないその絶望的な状況の中でターミネーターに立ち向かうというところに、その面白さがあったのに。 2以降、敵のターミネーターに対抗する、人間側にターミネーターの味方がついたことで、今ひとつ恐怖感やスリルが薄れたような気がします。 シュワの立ち位置も変わり、2ではまだしも機械として人間のジョンとの友情を育むというドラマが一応あったけど。(それでも1のシュワのキャラがなくなったのは残念) この3にいたってはシュワの存在がただのジョンのガードでしかなく、存在感が1と比べても希薄でうすっぺらい。 適役のターミネーターも、CGをハデに多用しているけど1のシュワほどの恐怖や存在感はなく、特にこの3では何億かの武器を内臓?した最強の敵というフレコミにも関わらず・・・ジョンを撃つ機会はいくらでもあるのに、かなりモタモタした印象。 1ではあんなに感動的だったサラとカイルの愛も、2では少し触れられただけ、カイルの登場シーンもカットされて3では完全に忘れ去られた扱い。 これは悲しい。2も3もターミネーターの続編と呼ぶには何か違う気がする、自分にとっての「ターミネーター」は1だけです。 [映画館(邦画)] 4点(2009-01-16 21:42:01) |
4. ファイナルファンタジー
《ネタバレ》 ファイナルファンタジーらしさが全く無いのは勿論だけど、キャラが次々死んでいくのは正直「またか・・・」って感じ。ゲームやってて思ってたけど、FFはよくキャラが死ぬよね。キャラを死なせて涙を誘うのはもう、うんざり。人を死なせればいいってもんじゃない。 [DVD(字幕)] 2点(2009-01-07 16:43:53) |
5. 真救世主伝説 北斗の拳 ユリア伝
石田ゆり子の棒読み・・・監督はなんとも思わなかったのだろうか? 誰も指導をしなかったのか。 声がユリア向きじゃないし、感情が全然こもってません。 「もののけ姫」の時に感じたのと同じです。いや、むしろもののけ姫のときよりさらにひどいかも。 もっと適役・適任の上手い人がいたのでは・・・ なぜこんなひどい演技で彼女が声優ができるのか不思議です。 [DVD(字幕)] 3点(2008-12-20 20:38:07) |
6. 友へ チング
それほどここでは評価はよくないけど、自分は最初から最後までのめり込んで観てしまった。ここまで心を打たれたのは久しぶりです。後半、よく言われるヤクザ映画のようになってしまたけど、それが気にならなくなるくらい2人の結末が悲しく、切なかった。4人の物語というより、ドンスとシュンソク、2人の微妙な人間関係が主軸になってます。そこにあとの2人がいい味だしてます。キャラもそこそこたってるし、友情ものとしては充分共感できる内容でした。 [ビデオ(字幕)] 8点(2008-12-20 20:21:46) |
7. フレンズ(2001)<TVM>
無理やりとってつけた設定のドラマという感じ。 [DVD(字幕)] 3点(2008-12-10 20:42:20) |
8. I am Sam アイ・アム・サム
なんで、あんなに画面がチラチラ揺れるの?ものすごく観辛かったんだけど・・・ 目が疲れるし、映画に集中できませんでした。どうも、自分にはあのカメラワークは合っていないようでした。ああいう手法なんでしょうけど・・。それと映画を観終わった後、なんだか考えてしまいました。劇中では、サムとルーシーが一緒に暮らせることが絶対正しいことで、引き離されたことをいかにも被害的にとらえていますが、果たしてそうなんだろうか・・・と。むりやり引き離すことは良くないけれど、ルーシーは女の子なんだし、ましてや知的障害を持つ父親では何かと不都合な場合もあるかと思います。だから必ずしもサムが育てることがルーシーにとってはいいことなのかどうかその映画の中の価値観に疑問を抱いてしまいました。一切会えなくなるわけではないし、あの女の人もそれなりにルーシーに愛情を注いで頑張っているのにそれをムゲに思うのはかわいそうな気がします。私はあの女の人に全然応えようとしないルーシーは少しひどいと思ってしまいました。 [ビデオ(字幕)] 7点(2008-12-07 21:14:19) |