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プロフィール
コメント数 300
性別 女性
自己紹介 観た映画は皆レビューするのを目標にこつこつ投稿してます。レビューするほど覚えてないものも沢山あるけど。海外暮らしなので近年観てるものは字幕なし、又は英語+英語字幕が主な鑑賞環境です。ケーブルでまたWOWOW配信してくれないかなあ。

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1.  ロッキー2
当サイトにレビューアー登録してすぐ、ロッキー10点、ロッキーⅣ1点というレビューをした。という私にとって、ロッキーⅡ、Ⅲのレビューはちょっと難しかったので放置してたが、やたらファイナルの評価がいいので、Ⅴとファイナルも観てみようかな、と思い、どうせなら下落の一途をたどったⅠ~Ⅳも観直してみるか…と、最近になって再見。 うーん、やはりロッキーはⅠだけだったらどんな伝説になったことかと思っちゃうなあ。でも、「評判がよかったので作ってみた続編」映画はクソがつくほどの駄作が多いことから考えると、その種の続編としては、いいレベルかも。エイドリアンが“Win”と言ってビル・コンティのテーマがかかり、トレーニング、試合の黄金のパターンはやはりシビれる。そして試合だけ言えば前作より上(ラストのしめ方はもちろん前作のほうがいいけどね)。 ああ、本当にこれで止めておけばまだよかったのになあ、とつくづく。 
[地上波(吹替)] 7点(2009-06-14 16:31:01)
2.  ゴッドファーザー 《ネタバレ》 
恐らく子供のころに観てると思いますが、難しくてよく解らなかったような気がするし、この尺ではきっとテレビではかなりカットされていたのではないかと。改めて観ましたが、素直に楽しめる映画でした。馬のシーンなど、掴みも巧みですね。マフィアを正当化してるとかそういうことは考えなくていいし、音楽も素晴らしい。特にアポロニアの爆死とソニーが蜂の巣にされるとこは息を止めて観てしまいました。私はどっちかと言うと、冷静沈着なマイケルより、血気にはやった単細胞で女にもだらしないのに、滅茶苦茶妹思いのソニーに肩入れしてしまったので。結局それで死んじゃうんだけど…。ヴィトーの最期がまたいいですね。それにしてもタリア・シャイアがコッポラの妹って知らなかったなあ(汗)。
[DVD(字幕)] 8点(2009-06-01 17:48:29)
3.  ピラニア(1978)
案外レビューアー少ないんだなあ、結構話題作だった記憶があるけど。というか、当時の日本に「ピラニア」という魚を広く知らしめた、とても貢献度の高い(笑)映画なんだよ~。まあ、パニック映画なんかに連れて行ってくれるような親ではなかったので、後年テレビ放映で観たんだけどね。ええと、結構よく出来てましたよ。正統派の感じで。襲われる前のハラハラ感の出し方も上手いし、ぷるぷるぷるって効果音がかなり怖かった。へえ、スピルバーグに評価されたんだ。本家ジョーズを最後の張りぼてでズッこけた記憶から6点にしてしまっており、それ以上つけるのはあちら失礼なのでこの点。
[地上波(吹替)] 5点(2009-05-22 13:31:03)
4.  ドクター・モローの島
皆さん書かれてるように、以前はかなり頻繁にTV放映してたと思います。まだホラー慣れしてなかったっていうのも大きいでしょうが、なんか不気味なSFで、しかも後にいくほどどんどん怖くなってくる、で、怖いもの観たさで放映の度に観てました。メイク(や被り物)なんかは今観たら笑っちゃうと思うんですが、マッド・サイエンティストものの王道を行くストーリーに、ぐいぐい引き込まれました。ウェルズ原作だったんですね。「王道」というより「原型」なんだ…。恐らく当時としてはB級と言い難いくらいの巨費を投じてると思いますが、破綻もないし、メリハリのある展開、後を引くラスト、いい演技をしてる役者と、お手本らしい作品と思います。「原点」に敬意を示して、7点献上。
[地上波(吹替)] 7点(2009-04-30 13:41:03)(良:1票)
5.  火の鳥(1978)
当時、火の鳥黎明編がいつのまにか映画化されてたのを知り、放映されるのを楽しみにしてたのですが、あまりのダメさに最後まで観るのが苦痛でした。原作を擦り切れるまで愛読してたこともありますが、単品の映画作品としても全然ダメでしょう。市川崑監督だったの?驚くばかりです…。
[地上波(邦画)] 1点(2009-04-22 13:16:12)
6.  青い体験(1973) 《ネタバレ》 
私は♀ですが、やはり十代の頃深夜放送で音量絞ってこっそり観たクチです。姉と一緒に。ただ私はその頃そっちの面の知識の習得がまだで不十分で、その何というか、男女の営みを完全には知らなかったんですよね(そんなんでこんなん観るなよ、って感じですねw)。姉が「なんだ、結局最後までやっちゃうんだ、何かつまんないよね」と言ったのですが、最後までやっちゃうってのが・・・裸で絡むとそういうことになるのかな?と解ったようで解りませんでした。いや~そりゃでも、どきどきしましたよ~。でもどちらかというと、ああ見つかっちゃう!というハラハラした興奮ですね。特にテーブルに横並びで少年がお触りする(最終的に脱がしちゃう!ひょえひょえ)とこなんか、パパに見つかる!パパがテーブルの下を覗いたらどうするんだ!!と、ヒヤヒヤしました(自分たちも親に隠れて観ていただけにw)。女性に惹かれつつ、裸にさせて淫乱、とか罵倒してみたり、恋心と性欲の目覚めでコントロールの効かない少年の様子は、今思えば中々良かったんじゃないでしょうか。私はやはり幼かったんでしょうね、なんで好きなのに優しくしないんだろ、こんなヒドイHなことさせるんだろ、と、ひどくもどかしい気持ちでした。パパと結婚して継母となる女性の頬にキスして祝福するラストもやるせなかったです。Hを見るのが目的でも、やはり少女は、恋愛モノとして観てしまったのでした(笑)。
[地上波(吹替)] 6点(2009-04-21 13:07:49)(良:1票)
7.  JAWS/ジョーズ
後のパニック映画にも多大な影響を与えた、偉大な作品にケチつけるのは申し訳ないんだけど…張りぼてなんだよなあ、やっぱり。だって最初に観た時はまだ子供だったけど、やっぱ「あ…張りぼてだ」と思ったもん。張りぼてって言うなっ!映画の価値を落とすもんではないっ!って人の気持ちも解るんだけど…。でもこれは、やはり映画の出来が格段にいいからなんです。ストーリー展開もよく出来てるし、音楽は盛り上げるし、恐怖・パニックの描き方はすごく上手い。で、引っ張って引っ張って引っ張って…張りぼてなんだもん。最後にガクっときてしまったのは否めない。あの頃では技術的に限界があったのは解るけど、それだけに全体像を最後まで見せないわけにはいかなかったのかなあ、と思う。あそこまで、体の一部や魚影で恐怖が演出出来てたんだから、そのまま逃げ切(?)っても良さそうなんだけど。それとも「最後は全身を見せる」は決まりごとだったの?というのも、これはエイリアン(1作目)にも言えてて、全体がわからない顔のどアップやら、体の一部しか映らない絶妙のショットでエイリアンが襲ってくるシーンやらでめちゃくちゃ怖かったのに、最後に宇宙船の外に張り付いていたエイリアンは、普通に人がタイツスーツを着て頭に被り物したような代物で、思いっきり拍子抜けしたのと重なるので…。でも同じスピルバーグの激突!では最後に手を映しただけだったんだし、同様の演出が出来るんじゃないか、ってやっぱり思っちゃうのよ。ということでやはり「張りぼて」がマイナスです。他の出来がいいだけに。張りぼて張りぼて言ってすんません。
[地上波(吹替)] 6点(2009-04-14 13:15:29)(良:1票)
8.  刑事コロンボ/溶ける糸<TVM>
そういや、古谷任三郎の放映が始まった頃、これはコロンボのパクリ?パロディ?と思ったもんだけど、私にとってコロンボは倒叙物(当時はそんな言葉も知らなかったが)の代名詞とも言える偉大なシリーズ。TVM扱いになってる長編はほとんど観ているはずだが、悲しいかな、レビュー出来るほど覚えているものがあまりない。好きだったんだが…。作品はいつか全部観直してみたいな~と思ってる。さて、本作はオチをどうつけるのか、もしかしたらコロンボ初の犯人逃げ切り作品か??と最後の最後まで固唾を呑んで観た覚えが。なんといっても相手がミスター・スポックだし、ああ、耳普通なんだな~とか(笑)、珍しく激昂するコロンボなど、かなり記憶に残った作品。オチの逆転はかなりラッキーで、コロンボにはあまり無いタイプのご都合主義と言えなくも無いが、ホッとしたからいいとしよう。医療物としても、かなりいいレベルなのではないか。
[地上波(吹替)] 7点(2009-04-07 13:09:42)
9.  ルパン三世 カリオストロの城
ちょっとレビューするの迷った。確かにすごく面白くって、本当は手放しで誉めたいんだけど、どうも手放しになれない「ちょっと引っ掛かる」作品。私はルパンは前から知ってたし、それでいて原作やTVのコアなルパン・ファンではないので、どぎつさが抜けて取っ付きやすくなった本作の、正に対象になる層だと思う。しかし、やはり「コアなファンはキャラが去勢されているように感じるのでは?」とコアなファンでもないのに感じてしまったんだな。不二子なんか、TVでは登場したら親の目を気にするキャラだったもん。本作では手負いのルパンをグライダーから腕一本で助け出すなど、アクションでは滅茶苦茶かっこいい所を見せるが、売り物のお色気は影を潜めちゃってる。とっつあんの最後のセリフも有り得ないし。完成度は極めて高く、日本のアニメ映画作品の5本の指に入るのも納得、でも敢えて言わせてもらえば、ルパンⅢ世という既知のキャラで作った作品として、どうしても一抹の引っ掛かりを覚えてしまうのです。とはいえよく出来た面白さに、この点で。
[地上波(邦画)] 7点(2009-04-06 13:12:33)(良:1票)
10.  八つ墓村(1977)
確かTV初放映の頃はたたりじゃあ~の流行りは一段落してたと思うが、怖そうでとても観れなかったなあ。全編通してみたのは結局大人になってからだったかも。うちの両親は金田一耕介に石坂浩二はかっこよすぎると常々言っていて、渥美清のこれが一番イメージに近いそうなんである。うーん、でも私はなあ、きっと渥美氏が悪いんじゃないだろうが、寅さんに謎解きされてもなあ、と違和感で満杯だった。原作からの脚色については、何度も映像化されている作品だから(今後もされると思うし)こういうのがあってもいいという感じ。おどろおどろした横溝ワールドも、ふたを開ければ殆どがオカルティック無しの本格派推理なので、これが唯一の映像化作品とか言うのならまずいだろうけどね。たたりじゃあ~♪
[地上波(邦画)] 5点(2009-04-04 13:13:19)
11.  春琴抄(1976)
主演映画のほとんどが文芸ものだったことからしても、山口百恵というのはなんかこう別格だったんだろうなあ。歌は下手ではなかったが、演技は決して上手くないし、そもそもいっちゃあ特別美人でもないんだけど、やっぱりオーラみたいなものがあったように思う。本作でもそういうのを感じる人は感じるだろう。が、私はTV放映された当時まだ小学生だったので、モモエちゃんはなんでこんな高慢ちきでいけ好かん女を演じてるんだろう、友和演ずる佐助はなぜこんな女に尽くすのだろう、ああ目まで刺しちゃってえ、と理解に苦しんだものだ。まあこれは元々内容が「マゾヒズムを越えた耽美主義による究極の愛」だもんなあ、子供に理解できなくて当然か。原作は何度も映画化・舞台化されているとのことので、人の心を打つ作品なんだろうが(句読点を省いた文体による実験的作品で、えらい読みにくいとかいうので今後も読むことはないだろうが)、私は今でもこういう「献身モノ」はちょっと肌に合わない気がする。他の俳優で演じられた春琴抄は観ていないので、比べようもないのだが、アイドル映画にしちゃややアレな内容が、きれいに丁寧に撮られていたとは思う。目を閉じた百恵にああきれいと嘆息できる人、原作というかこのストーリーが理解できる人には満足できる作品だろう。
[地上波(邦画)] 6点(2009-03-14 18:50:15)
12.  さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち
世代の人間だが・・・私はTVで放映されていたシリーズは、ほとんど見せてもらえなかった。二次大戦の反省や反戦意識の高い親が「戦艦大和」に拒否反応を示したのは自然なことだったが、どういう風の吹き回しか、街に出た時、公開していた劇場前でこれが観たい、とねだったら、あっさり見せてくれた。実は自分でも巷で人気の宇宙戦艦ヤマトがどんなものか、興味があったらしい。こんな経緯だったため、断片的に観た時の情報や、級友からの話で主要キャラや基本的設定くらいは把握していたものの、それほど馴染みはなかった。にもかかわらず、しっかり感動した覚えがある。主題歌も良かったなあ、沢田研二はまだジュリーと呼ばれてたっけ、いい歌だよなあ・・・。問題はこれがヤマトの最後と信じたのに、その後永久にだの完結編だのが出て、思いっきり失望させられたこと。いや、私はこれらは観てないんだけど。まあ、この作品自体の印象は上述のようにいいのだが、大人になってから観てないので(観るのが怖い)やっぱり今観るとかなり古臭いかなあ、という不安と、元々のヤマトファンでないのでこの点で。
[映画館(邦画)] 6点(2009-03-13 13:10:29)
13.  幸福の黄色いハンカチ 《ネタバレ》 
いや~武田鉄也と桃井かおりね、この頃まだ若いのに既に濃い、濃すぎる。がこの配役を考えた人もまたすごい。思えば、ここに「ちょっと生きるのが不器用程度の基本的には爽やかな若者」を配しても名画にはなっただろう。しかし、印象度という点でこの配役は成功してると思う。健さんとのバランスもなんだか絶妙なのだ。この3人の珍道中、とつとつと明かされる男の過去。これがしみじみいいんだなあ。日本の良さを生かしたロード・ムービーだ。そしてクライマックス、はためく無数の黄色いハンカチを見た時はトリハダもんだった。こんな盛り上げ方をしながら、だだっと駆け寄ってガシッと抱き合うようなハリウッドなことはせず、ただ静かに歩み寄る。じーん。日本っていいなあ、と思える作品。
[地上波(邦画)] 7点(2009-03-07 13:39:04)(良:2票)
14.  おしゃれキャット
キャラクター・グッズが溢れていて、キャラクターはよく知られているわりに、案外観られていない作品のようだ。まあ、この事実はいかにディズニーが商魂逞しいかを物語っているが…。私も最近になって初めて観た。で、どんなものかというと、実にオーソドックスで、子供に安心して見せられる健全なアニメである。だがひねた目で見ると、子連れで路頭に迷った金持ちの色っぽい後家さんが、陽気だが純真な独身男をたぶらかし、道案内がてら子守までさせて家に帰りつくお話だったりする(しかも家に着いた直後は用済みでポイされるのよ。結局、一緒になるんだけどね)。このダッチェスというママ猫は、他の猫に比べるとぐっと擬人化された動きが抑えられており(まあ踊ったりもするんだが)、まことに猫らしい、滑らかで艶っぽい動きをする。案外面白いキャラだ。なお、邦題がかなりダサいが、オープニングで判るとおり、タイトルのAristocatはAristocrat(貴族)のもじりでである。
[DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2009-02-17 13:13:34)
15.  野性の証明
男はーだぁれーもみなあ~♪って主題歌もヒットしたなあ、ああ懐かしい。映画はテーマが散逸してしまったり、不自然に大げさになっていったりと角川の悪さがよく出てるな~という感じだが、俳優たちが役所をきっちりこなしているので、割に見れる。中でも特筆すべきはやはり薬師丸ひろ子で、「お父さん、こわいよう。皆でお父さんを殺しに来る。」「おとおさああああああん(ズキューーーン)」は名セリフ、名シーンですな。この後に角川が巨大アイドルに仕立ててしまったが、紆余曲折を経て現在、実力派女優として安定した地位を保ってるのは嬉しい。特にお勧めの映画でもないが、薬師丸のデビュー作という意味で一見の価値あり。
[地上波(邦画)] 5点(2009-02-13 13:09:22)
16.  青春の蹉跌 《ネタバレ》 
鑑賞は“試写会”にしてるが、公開から数年後、当時住んでいた近くの大学の大学祭で上映していたもの。私(当時小学生)・姉・その友人(中学生)・母・姉の友人の母という女5名で観に行ったのだが・・・なんか濡れ場が恥かしくって、子供3人、机(上映してたのが講堂だったので)につっぷした覚えが一番強い^^;70年代の若者風俗に浸るには子供過ぎ、まだ若い桃井かおりが、気だるくエロっぽい女優であることのみ強く印象に残った。よく考えるとミスキャストのようだが、桃井かおりのキャラが子供目にも強すぎ、そういう話なんだ、と思い込んだ。つまり、これは「青臭い学生運動から足を洗い、司法試験に受かってエリートの道を歩みだした青年が、育ちのいい婚約者をも得、妊娠して邪魔になった気だるい恋人を殺してしまうが、それによって自らも破滅していく話」なんだな、と子供にしては上出来の解釈をしたのだが、この「気だるい」ってとこ今考えると全く筋立てに不要なんだよね。桃井かおり、恐るべし。
[試写会(邦画)] 5点(2009-02-05 13:31:11)(良:1票)
17.  オーメン2/ダミアン
1作目を中々通して観る機会に恵まれないまま、本作のTV放映があって先に観てしまったのは、中学生になった頃だったと思う。まあ何しろ有名な映画だったので、1作目の内容は大体知っていたけどね。 実を言うとダミアンが美少年だったのでかなり熱心に観た(笑。まあ、もうちょい痩せてた方がよかったんだが)。もちろんホラーも期待してたので、池のシーンやエレベーターできっちり怖がらせてもらったが、それよりダミアン中心に観ていたので、頭に666を見つけて「何で僕が~」と叫ぶシーンにああダミアン!辛くてもそれがあなたの運命なの!と感情移入(笑)。・・・なのにこの、“自分が何者かを知っての苦悶”は実に短く、あっさりその事実を受け入れてしまったので拍子抜け。せっかく美少年を使ってるんだから、その煩悶し、苦しむ様をもっと描かないとさあ。それでこそ、その後にそれを受容し、「悪魔の申し子」として目覚める展開が映えるというものだ。そこが不満な私でした。 まあ、随分昔に見たにもかかわらず、こうしてかなり細かいところまで覚えているのだから、割に面白い映画といえるでしょう。(ダミアンに惚れた?せいもあるだろうが・・・)ところで、その美少年俳優は消えてしまったようだが、今頃どうしているんだろうなあ。
[地上波(吹替)] 6点(2009-02-03 13:29:02)(良:1票)
18.  激突!<TVM>
初見は子供の頃テレビ放映で。両親が観る前「これ、面白いよ~」と言っていたが、めちゃくちゃ興奮した。家族で楽しんだので、私としてはファミリー映画(笑)。単純に「執拗さの恐怖」だけで映画全編90分引っ張るというのは凄いの一言。あの不気味なタンクローリーの造形がよく、本当に怖い。電話ボックスとか、踏切とか手に汗握りました。最後まで運転手の顔を見せなかった演出もGood。やっぱスピルバーグは天才だ。
[ビデオ(字幕)] 8点(2009-01-21 13:39:45)
19.  ベニスに死す
いや本当によく見つけたよな、こんな美少年。この映画は基本的に芸術・哲学作品ですが、芸術・哲学だけだと観る人を選ぶわけです。私はあまり芸術のわかる人間ではないし、一歩違えればただ退屈してたと思うけど、アンドレセンの美しさで物語に説得性が出るし、「映画」には不可欠な「娯楽」面を備えたといっても過言ではない。加えて、マーラーのアダージェットとベニスの街並みの美しさ。こんなに「お耽美」にはまらせてくれる映画も滅多にないですね。でもこれは、その対極の「醜」「老」「病」が絶妙に描かれているからだとも思う。もっと老いてからもう一度観てみたら、より深みが解るかも。今でも高得点つけれますが。
[ビデオ(字幕)] 8点(2009-01-20 13:44:14)
20.  オーメン(1976)
テレビ初放映の時、すごく怖い映画だと騒がれていて憧れていた(?)のですが、まだ十歳に満たぬ私は、これは刺激が強すぎると親に見せてもらえませんでした(サイコとかは見せてくれたんだけどなあ。キャリーとか、その頃オカルトと言われてたものはだめだった)。その後、なぜかオーメン2、オーメン3の続編はテレビで観たのに、何故か1作目を観る機会にずーっと恵まれず、そしてとうとう先にリメイク観ちゃいました・・・バカ。 で、最近このオリジナルを観たわけですが・・・ リメイクで楽しんでしまい、それがこのオリジナルに忠実すぎていたため(それでリメイクの意味がないとか酷評されてるようですが)、今回観たオリジナルの良さと言うのがイマイチ入ってこないんですよね。間違い探しみたいに観ちゃって。主人公は名優使ってるだけあってやはりオリジナルかな、とか、ダミアンはリメイクみたいに始めから不気味モード全開にしてるより、オリジナルみたいに巻き毛くるくるで可愛くて、最後に悪魔性を見せるだけの方がいいな、とかはあるんですが、あとはほとんど一緒で。リメイクは流石に画面がきれいだから、その面ではリメイクの方が良く見えてしまったりするし。 皆さん、名画がリメイクされてたら、絶対観る順番って大切です。くれぐれもリメイクを先に観てはいけません。オリジナルが楽しめなくなる。。。で、正しい評価が出来ないのですが、普通に面白い映画として、7点献上。これだけ皆さんの評価に差があるのに、リメイクと同じ評価点をつける私を許しておくれ。先に観てたら違ったろうな~後悔。
[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2008-12-23 14:23:51)
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