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 > 午の若丸 さん
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プロフィール
コメント数 538
性別 男性
自己紹介 30年以上前の映画に興味があるので、
ベテランレビュアーの方々のコメントは楽しみにさせていただいております。

基本的には洋画中心で、好きなジャンルはヒューマンドラマ系。
それからどんでん返しモノ。
真面目映画ばかりだと肩が凝るので、昔ながらのSFなどもたまに観たくなります。

レビュー採点は、このサイトにある「参考」の文言にできるだけ従うようにしています。

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1.  隣人は静かに笑う 《ネタバレ》 
とにかく興味を惹くタイトルだった…にもかかわらずレンタル店にない。売ってもいない。 そうなるとかえって見たくなるのが人の心理というもの。 中古屋で見つけた瞬間即買いしました。  結果としましては、ここまで追い求めた甲斐はあったかなと思います。 どんでん返しのおこらない意外な結末と表現すべきでしょうか。サスペンスとしての雰囲気は十二分でした。長身無表情のティム・ロビンス怖いです…街にこんな人いたらたぶん近寄りません。 話の筋はかなり粗っぽかったです。 偶然によるところが大きいというのはよく言われているところかと思いますが、まさしくそのとおり。 特に最も肝心な最後の仕掛けに対しては「いつすり替わったの?」という疑問がなくならないのですが、絶大なインパクトが「細けぇことはいーんだよ」とばかりにすべて吹き飛ばしてしまいました。 見ている側には静かにすら笑えない結末なだけに、こういった問題作は1年に1度で十分です。
[DVD(字幕)] 9点(2013-12-01 19:39:51)
2.  この森で、天使はバスを降りた 《ネタバレ》 
あまちゃんと言われてしましそうですが、ストレスにさらされている毎日の中で一種の清涼剤となりました。 全体として背景となる景色は美しいです。 また、主人公の経歴とは対照的に、性描写、暴力、残虐シーンなどはまったく出てきません。 そして、基本的に悪人は出てきません。 とても綺麗な作品でした。 ラストシーンには不覚にも涙してしまいました。 主人公の死については非常に違和感がありましたが、ここは泣かせようとする製作者の意図に素直に引っかかておきます。 私が単純に感動できたのは、おそらくこの作品を童話やおとぎ話のようにとらえているせいだと思います。 ラストにバスから降りて歩いてくる子連れの女性・・・童話であれば、彼女は生まれ変わった主人公です。 主人公の死が切なすぎて、無理やり脳内でこのように納得して見終えざるをえませんでした。
[DVD(字幕)] 9点(2013-08-23 21:23:07)
3.  アメリカン・ビューティー 《ネタバレ》 
これはやられました。構成がうまいっ!という感想です。もちろん、一本筋の通ったテーマの主張があったからこそです。 序盤から曲者がたくさん登場し、風呂敷広げすぎて大丈夫かと冷や冷やしましたが、それぞれ無駄な配置がありませんでした。 特に隣の盗撮兄ちゃんは単に気味悪い添え物かと思っていたら、彼が核となるテーマを一番語ってくれていたのは意外や意外。 そして、最後の収束のさせ方が素晴らしかったと思います。 ラストだけでも多くの感想を語れる名ラストシーンではないでしょうか。 最後近づく銃口には身震いする怖さもあり、さりげなくどんでん返しの結末もあり、・・・と開けてみたら想像以上にお得だった福袋といった感じです。 暗くなりがちな内容なのに明るさを失わず、品のない会話や描写が多いのに印象が悪くなく、殺されたのに「ハッピーエンド」的な感覚で後味が悪くない、という珍しい作品でした。
[DVD(字幕)] 9点(2011-01-26 13:57:15)(良:2票)
4.  L.A.コンフィデンシャル 《ネタバレ》 
重厚すぎず軽快すぎず、暗すぎず明るすぎず、広い層に無理なく受け入れられるという印象を受けました。 バド、エド、ジャックの三者三様の個性が楽しい・・・この3人での連続刑事ドラマにしてほしいくらい。 ジャックがあっさりと・・・は少し残念でしたが、彼は前半一番の存在感があったと思うので、全体のバランスからするとちょうど良かったのかもしれません。 真犯人は、ある意味刑事ものにはよくあるパターン・・・奇をてらったどんでん返しを狙わなかったことにより、王道行く仕上がりになったのではないでしょうか。 とはいえ最後はベタではなく、なかなか捻った終わり方。 あの終盤の流れから、爽快な後味で終わらせたのはお見事! 「終わり良ければ全て良し」と言いますが、本当にうまくまとめ上げたと思います。
[DVD(字幕)] 9点(2010-11-17 21:31:18)(良:1票)
5.  レナードの朝 《ネタバレ》 
このように病気を題材とした作品は、感動をもたらすための演出が過ぎると白けてしまうでしょうし、かといってガチガチに医療のリアルさばかり描写するとわかりにくくエンターテイメントとして疑問符がつくと思います。 私はこの作品の題材となった病気の現場、現状を知りませんが、想像するに、この演出とリアルさのバランスが非常にとれている作品だったと思います。 奇跡がおきた夜の感動、自らの身体が動かなくなっていく絶望感、最後に女性を見送る際の切なさ・・・箇所箇所でいろいろな感情が胸にわき、考えさせられました。また、これらのシーンが観ている者に対し押し付けがましくなく、さりげなく描写されていて落ち着いた作品になっていると思います。
[DVD(字幕)] 9点(2010-09-05 22:11:01)(良:1票)
6.  ショーシャンクの空に 《ネタバレ》 
終盤の急展開に鳥肌が立ちました。とにかくハッピーエンドになってくれと願いながら観ていたので、モーガン・フリーマンが悲惨な運命にならなかったときはホッとしました。そして、エンディングのどこまでも広がるきれいな海・・・もう大満足です。ストーリーの明の部分と暗の部分とが自分にとってちょうどいい配分でした。
[DVD(字幕)] 9点(2010-04-06 21:33:10)
7.  グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち
本当の「親友」というものの描写に心地よく浸ることができる作品でした。 ラストにマット・デイモンの家をベン・アフレックが訪ねるシーンは、もはや反則。何度も見返したくなる名シーンだと思います。 もう一つの「親友」ストーリーともいえるであろうセラピストと教授の関係もさりげなくグッときました。 本気で口論できる相手がいるのは素晴らしいことです。
[DVD(字幕)] 8点(2013-12-25 23:15:27)
8.  告発 《ネタバレ》 
オープニング間もなくから物凄いインパクト!音楽もなかなかの雰囲気を醸し出していました。 話が進むにつれ徐々に生温くなってきて竜頭蛇尾といった感もありますが、序盤のシーンだけで凄いものを見たという印象です。 監獄の中はもちろん、裁判での涙に至るまでケビン・ベーコンの存在感が圧倒的でした。 
[DVD(字幕)] 8点(2010-11-07 22:12:26)
9.  ギルバート・グレイプ 《ネタバレ》 
身内に対して愛情はある、でも正直負担でもある・・・ 状況は違いますが、私の家庭は介護を抱えつつあるので、冒頭の「長く生きてほしい日もそうでもない日もある」には共感できました。 若くしてろくに楽しむこともできず、献身的なギルバートの姿がとても健気に映り(不倫はいかんですけど^^;)好感を持ちました。 楽しむことができない、というより、自分のことは諦めているという感じでしょうか。 そんな彼がようやく外の世界に旅立てる、というラストが嬉しかったです。 若い美形キャストがメインで安い青春ストーリーと隣合わせのような作品ですし、バックに流れる音楽にも騙された?感はありますが、ここは素直に高得点で。 
[CS・衛星(字幕)] 8点(2010-10-13 20:20:14)(良:1票)
10.  ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア 《ネタバレ》 
スピーディで飽きさせない展開に加え、気の利いたお間抜けキャラが随所に登場して面白い作品でした。テキーラを片手にした二人の後姿が、おっさんの青春映画という感じで画的にもよかったです。 後半、犯罪者色が強くなってしまったのが残念。前半のように気の利いた明るさがほしかったです。 それから、最後の海のシーンがちょっと地味でした。せっかく海と夕日の交わる美しさの話をしていたので、夕日が沈む瞬間のきれいなシーンを出してほしかったです。 とはいえ、全体としては非常に満足しています。特に最後のマフィアのボス・・・あれで気持ちよく観終えることができました。
[DVD(字幕)] 8点(2010-09-22 15:00:56)
11.  トイ・ストーリー2 《ネタバレ》 
魅力的な登場人物・・・いや登場おもちゃ、無駄のないスリリングな展開、もの悲しげな表情などなど完成度の高さに驚かされました。 前作は「陳腐化により飽きられるというおもちゃの宿命」、そして今回は「子供の成長とともに存在意義が薄れるおもちゃの宿命」というように一貫してぶれないテーマが根幹にあることが完成度の高さにつながっていると思います。よく「1」の人気にあやかり、とってつけたような「2」物がありますが、この作品はそうではありません。
[DVD(字幕)] 8点(2010-08-15 14:22:54)
12.  交渉人(1998) 《ネタバレ》 
冒頭シーンのサミュエル・L・ジャクソンが妙にカッコよく、その個性に引きこまれました。 あんなに短気で交渉人が勤まるのかいう疑問はさておき、対照的に冷静なケヴィンン・スペイシーとのやり取りが面白かったです。 40分ほど経過しやや退屈になってきたところで彼が登場したときにはワクワクしました。  終盤に向かうつれアクション映画になってしまい、もはや交渉関係なくなっちゃったのは残念です。 ただ、ラストはビックリしました。てっきり防弾チョッキと血のりを使って申し合わせしていたと思ったもので…
[DVD(字幕)] 7点(2014-08-16 23:50:09)
13.  プライベート・ライアン
評判に違わず冒頭の長い戦闘シーンが衝撃的でした。 戦場に行ったことがないのでこれがリアルなのかどうかわかりませんが、戦場に行きたくないと強く思ったのは事実です。 ですので、何故あの隊にいたのかわかりませんが、あのヘタレ君のことを私は一切笑うことはできません。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-04-04 23:41:20)
14.  ケープ・フィアー 《ネタバレ》 
相手の弁護士自体がいけ好かない設定なだけに、精神的にジワジワと追いつめてくる段階では、むしろデ・ニーロに肩入れする自分がいたりしました。 でも、やっぱり勘違いでしたね。船の中での直接攻撃になってからは、もはやただの悪党。 アクションホラーに有るようなベタな展開に成り下がってしまったのはちょっと残念です。 そんな展開だったため、結局はデ・ニーロの狂気だけに尽きる作品でした。
[DVD(字幕)] 7点(2014-04-04 23:35:50)
15.  羊たちの沈黙
レクター博士とクラリスの対峙シーンに尽きると思います。 怖いもの見たさに何年かおきに見てしまうのですが、何度見てもこの油断したら心を持ってかれそうな目が怖い。 そして、何度見ても個人的にはこのシーンがピークです。 今回見て気づきましたがジョディ・フォスターが綺麗。昔見たときはそうは感じませんでしたが。 当時の彼女の年齢を超えたせいですかね…まったく本編と関係なくてスミマセン(^^;
[DVD(字幕)] 7点(2013-12-31 14:55:07)(良:1票)
16.  レオン(1994) 《ネタバレ》 
只者ではない殺し屋と只者ではない少女という奇妙な組み合わせという個性的なキャラクターが登場する一方、ストーリーの展開自体はオーソドックスでわかりやすかったです。 個人的にはおじさんと少女の純愛というテーマに抵抗感はありましたが、元々結びつきようもないものだけにラストも結びつかずに終わって予想通りといったところです。 ただ、お約束的とはいえ最期の一連の流れはドラマチック。撃たれて倒れるシーンの切なさには涙ものでした。
[DVD(字幕)] 7点(2013-12-26 21:36:35)
17.  ラヂオの時間
人を笑わせるというのはエネルギーを使うことなので、面白いコメディというのはなかなかお目にかかれませんが、本作のようなタイプの作品は数多く世に出てきてほしいと思いました。 三谷監督に味のある俳優10数人と狭い空間を預ければとりあえず何とかしてくれそうですが、これまでの実績を見るにどうやらできるだけ狭い空間のほうがいいようです。 流行のゴリ押し俳優は無用のようです(もちろん味のある俳優10数人も集めてる時点で贅沢なんですが…)。 それに加えて本作のように業界に対する風刺が利いていてこそ面白みが増すというもの。 本作や「12人の…」のような作品を21世紀に蘇らせてほしいと思いました。
[DVD(邦画)] 7点(2013-12-23 18:04:00)(良:1票)
18.  グッドフェローズ
ほんの数秒後に殺されるかもしれない。一体誰を信じればいいのか?・・・こんな状況に身をおいたらやってられません。 物静かなマフィア映画なんですが、たんたんと進む中にかえってリアリティある怖さを感じました。
[DVD(字幕)] 7点(2013-07-11 17:27:38)
19.  フェイス/オフ 《ネタバレ》 
クライマックスに持ってきてもいいような冒頭のアクションシーンは見応え抜群。 顔を入れ替えたトラボルタが現れたときの絶望感の描写には背筋がゾクゾク。 その後もこれでもかという銃撃戦に、人間ドラマ・・・そして飛び交う個性派俳優2人の顔面(^^;  残念だったのは、アーチャー、キャスター、サーシャらが拳銃を突きつけあった緊張感あるシーンから決着がつくまでちょっと引っ張りすぎたことです。 アクションを盛りたかったのかもしれませんが、ちょっと詰め込みすぎではないでしょうか。 これだけ盛りだくさんだと、さすがに見終わった後の疲労感が半端ないです(^^; いや~疲れるおとぎ話だった・・・
[DVD(字幕)] 7点(2012-12-22 20:16:12)(良:1票)
20.  真実の行方 《ネタバレ》 
弁護士にとっては「真実が何か?」ということより、依頼人が勝てばそれでいいのかもしれません。 そういった意味では、負けはしなかったが、勝つことはできなかったわけです。 そういった裁判のドロドロした描写が面白かったのですが、個人的には作品の理念から離れて、単純にリチャード・ギアがカッコよく終われるかに関心がありました。 それだけに最後のあのオチは見抜いていてほしかったです。 被告人役エドワード・ノートンの表情があまりにも一癖あるので、ラストの流れはある程度想像つきました。 そのうえで、リチャード・ギアが終盤に1人ビデオを見返すシーンがありましたが、そこで彼は何かに気付いていたのだと勝手に期待していました。 ところが、被告人の「一言」にようやく真相に気付く始末・・・これにはガッカリ!でした。 最後に被告人の上をいくサプライズがあってほしかった、”敏腕弁護士”なだけに・・・    個人的に勝手にハードル上げてしまったせいで勝手にちょっと減点・・・申し訳ありません、こういう判定はは良くないですね(^^;
[DVD(字幕)] 7点(2012-08-26 19:57:13)
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