1. 二百三高地
《ネタバレ》 素晴らしい。旅順制圧の意味をキチンと抑え、日露戦争の必要性を強調しながら戦争の悲惨さを教えている。ただただ反戦だけを唱える邦画は数あるがここまで中立に立ってる作品は意外に少ない。しかも演じている俳優達の豪華なこと。日本人なら見なければならない作品の一つだと思う。 [DVD(邦画)] 8点(2011-11-06 18:27:40) |
2. ニュー・シネマ・パラダイス
《ネタバレ》 優しくて、切なくて、懐かしい。愛情がたくさん詰まったこの映画には何度泣かされた事か。涙が出る場面はいつも決まっている。トトの母が夫の死に涙するシーン、広場に映画が現れるシーン、ニューシネマパラダイスの爆破シーン、そしてラストのキスシーン。特にラストは映画史に残る名シーンとして有名だが、僕が一番好きなのは広場に映画が現れるシーン。劇場に入れない人々の為にアルフレードがレンズを動かし広場の壁に画面を映し出す。それに歓喜する人々の姿は映画の素晴らしさを純粋に物語っていると思う。数多くの娯楽が蔓延る現代の人々に映画の素晴らしさを純粋に伝えられる数少ない作品だ。是非若い人には見てもらいたい。 [映画館(字幕)] 10点(2011-08-19 03:04:18) |
3. フィールド・オブ・ドリームス
《ネタバレ》 人生の中で冒険する事の大切さや、親子の絆の素晴らしさ、そしてなんといっても野球というスポーツの偉大を教えてくれるおとぎ話の様な映画。キャッチボールをする親子の姿最高です。 [映画館(字幕)] 7点(2010-05-28 13:53:22) |
4. バッド・ボーイズ(1983)
《ネタバレ》 若きショーン・ペンの佳作。悪が悪を誘う、そんな社会で大人になりきれない少年たちの心情がとても痛々しく感じ取れた。恋人を守れず、復讐も果たせなかったラストはハッピーエンドではないけど、決してバッドエンドではないでしょう。彼らの前にはまだまだ明るい未来があるのだと、ラストの哀愁ある音楽がそんな風に思わせてくれた気がします。 [DVD(字幕)] 8点(2010-05-18 18:55:11) |
5. ファイヤーフォックス
30年前の映画です。この頃の他の映画と比べたら相当映像にお金かけてますね。内容もスリリングで楽しめましたがそんな事より、ちょび髭付けたイーストウッドがリー・ヴァン・クリフにそっくりじゃないですか!それにビックリして感動してしまいました。 [DVD(字幕)] 7点(2010-02-11 17:51:56) |
6. シャイニング(1980)
ハリウッドのホラー映画で初めてハリウッド映画らしくないホラー映画を見ました。ホテル内の雰囲気が奇妙過ぎます。僕はこの映画を見て初めて「恐怖」という言葉は「奇妙」という言葉の延長線上にあるんだなと感じました。 ジャック・ニコルソンの徐々に徐々に狂っていく怪演っぷりには脱帽です。彼以外誰もあんな演技はできないでしょうね。それにさることながら奥さんや子役の演技も凄い。一番好きなホラー映画です。 [DVD(字幕)] 10点(2009-07-29 18:37:00) |
7. スカーフェイス
《ネタバレ》 アル・パチーノ出演作品の中で最も好きな映画です。トニー・モンタナのラストの壮大な死にっぷりとその直後に映る「THE WORLD IS YOURS」の文字、この二つの場面によって作りだされる哀愁は見事としか言いようがないですね。あまりに好きすぎてそこだけ見たりする事もあるくらいです。 見逃されがちかも知れませんが、意外に音楽が良かったりもします。 [DVD(字幕)] 10点(2009-07-20 00:50:57) |