1. HANA-BI
元刑事とは思えない倫理観の薄い主人公に共感できず。時々挿入される絵がやや斬新さを与えているものの、暴力描写は相変わらずといった感じ。こういう作品が海外で評価されると、日本のイメージが歪んだ方向に導くのではないかと心配になる。 [DVD(邦画)] 3点(2010-09-27 00:03:39) |
2. ピアノ・レッスン
入植時代のニュージーランドを舞台にした独特な雰囲気を持つ愛憎劇。マイケル・ナイマンの音楽が素晴らしい。始まってからすぐ浜辺から家に行く間に道が悪く立ち往生しているシーン、マリオ族が言う台詞が日本語で「待て待て、あんなとこは生きて通れねえ」に聞こえることでも記憶に残る。驚くべきはその言葉があまりにもそのシーンにあっていたということ。 [DVD(字幕)] 7点(2010-09-26 11:12:29)(良:1票) |
3. 變臉~この櫂に手をそえて~
クーワーがおじいさんを助けるためにとった決死の行動にビックリ。二人の芸の凄さと自然な演技に深い感銘を受ける、中国映画では最も好きな一作。 [DVD(字幕)] 7点(2010-09-23 22:12:08) |
4. ポストマン・ブルース
ラストはうるっときたが、それ以外はそれほど面白くなかった。というよりポストマンとしての倫理観を問われるシーンがあるので不快になった。全国のポストマンに対して失礼な内容に思えてしょうがない。 [DVD(邦画)] 4点(2010-09-23 02:10:29) |
5. ダイ・ハード2
派手にやればいいってもんじゃないでしょ。マクレーン刑事はもはやスーパーマン並です。人間のやることじゃないです。もう少し人命を尊重しましょうよ、戦争映画じゃないんだから。 [地上波(吹替)] 5点(2010-09-22 02:02:20) |
6. ヒマラヤ杉に降る雪
寒々としたちょっと暗めの独特の雰囲気は結構好きです。イーサン・ホークのなんとも煮え切らないところがじれったさを感じる。工藤夕貴と鈴木杏の演技は個人的には気に入っている。起伏が少ないストーリーは評価が分かれるところかもしれない。 [DVD(字幕)] 6点(2010-09-21 02:10:04) |
7. ミンボーの女
《ネタバレ》 暴力団のゆすりの手口の数々とそれにどう対処すべきかを娯楽性豊かに描いた痛快作。キャスティングが絶妙で、とりわけ支配人を駆けゴルフに誘いスキャンダルの罠を仕掛ける伊東四郎が印象的。監督の伊丹十三が襲撃されるほど暴力団を本気で怒らせたヤバくてためにもなる作品。伊丹十三監督作の中でも最も好き。 [地上波(邦画)] 8点(2010-09-18 16:41:29) |
8. CUBE
心理的サスペンスを楽しむには良い作品だが、いったい誰が何のためにこんな大掛かりなトラップを作ってこのメンバーが集められたのか、全く謎のまま終わらせるのはいかがなものかと思う。なぜこの状況が生まれたのか必然性がなければ、奇想天外な設定はいくらでもできそうなので、個人的には作品としては片手落ちのような気がする。 [DVD(字幕)] 5点(2010-09-15 23:27:20) |
9. ザ・ロック
アルカトラズ島をそんなふうに使うか・・・という意外性が良い。ショーン・コネリは歳を重ねるほど存在感が増しているところが凄い。胸に血清打つところは「パルプ・フィクション」を思い出した。ただしこちらは自分で打っている! [地上波(吹替)] 6点(2010-09-14 21:55:07) |
10. トゥルーライズ
ジェームズ・キャメロンはあまりコメディーに走らない方が良いと思う。シュワルツネッガーの嫉妬するシーンなんていらないし・・・ジェームズ・キャメロンのメジャーな作品の中では一番つまらないと思った作品。 [ビデオ(字幕)] 5点(2010-09-07 01:46:19) |
11. Shall we ダンス?(1995)
こういう発想のコメディーを作れるところが邦画の良いところだと思う。役所広司は手堅い演技だが、竹中直人はまさにはまり役。渡辺えり子にふりかかるアクシデントには引いてしまった。 [ビデオ(邦画)] 7点(2010-09-05 16:03:55) |
12. 逃亡者(1993)
緊迫感あふれる、ハラハラドキドキ逃亡劇は良いのだが、キンブル先生がちょっとスーパーマン過ぎる点が減点。さすがにあそこから飛び降りたら・・・ [地上波(吹替)] 6点(2010-09-04 21:06:02) |
13. ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ
ハチャメチャだけどテンポとパワーでばらばらのストーリーをひとつにつなげていく脚本が素晴らしい。マシンガンをぶっ放すスローモーションシーンが快感。 [DVD(字幕)] 8点(2010-09-02 23:13:06) |
14. アポロ13
《ネタバレ》 結果がわかっている事話ドラマなのに、これだけの緊迫感を盛り上げている演出が見事。機内にある材料で仮設の空気フィルターを作ったり、わずかな電力を節約するシュミレーションなど次々に発生する難題をあらゆる手段で克服していく過程がドラマチックに描かれたいる。 [映画館(字幕)] 8点(2010-08-28 00:08:38) |
15. ロレンツォのオイル/命の詩
子供の発作がリアルで凄まじい。実話だけに非常に重い。主演の二人も良いが、むしろ教授や黒人青年などの共演者たちが印象深い。 [DVD(字幕)] 6点(2010-08-28 00:06:23) |
16. ミザリー
世に「はまり役」は数々あれど、キャシー・ベイツのアニーほどのはまり役は、そうざらにはいないのでは。怒らせたら怖い女は少なくないが、ジェームズ・カーンのような大男を雪の中から救出できそうなタフなおばさんなんてなかなかいない。「怖い」と「痛い」を兼ね備えた、シリアスホラーの傑作。 [ビデオ(字幕)] 6点(2010-08-17 22:45:40) |
17. ベティ・ブルー/インテグラル<完全版>
この性格の女性とは絶対いっしょに暮らせないわ。男はまだまともかと思っていたら、こっちもダメだった。共感ができない主人公たちと3時間もお付き合いするのは正直しんどかった。 [DVD(字幕)] 4点(2010-08-16 19:58:19) |
18. ジュラシック・パーク
恐竜の映像のリアルさに脱帽です。特に瞳孔が開いたりするところ。 [ビデオ(字幕)] 7点(2010-08-09 23:47:18) |
19. ゴースト/ニューヨークの幻
コメディータッチの作品が多いゴーストものの中で、しかも監督がコメディーを得意とするジェリー・ザッカーにしては、サスペンス&ロマンスを前面に押し出し、ほどよくコメディーを加えた良作。1セントコインでモリーにサムのゴーストの存在を証明するシーンは涙もの。 [映画館(字幕)] 8点(2010-08-09 00:34:24) |
20. タイタニック(1997)
なんだかんだ言っても、史上最大規模の海難事故の沈没シーンのリアルな映像は圧倒的です。巨大船が真二つに折れて、立った状態で沈んでいったり、意外な沈没のメカニズムが面白い。人々が落下していく光景が凄まじく、目に焼き付いている。人間ドラマの部分が少々物足りなさも感じるが、それほどひどいものでもない。個人的には劇場で見れて良かったと思う作品。 [映画館(字幕)] 8点(2010-08-08 13:13:58) |