1. 生きる
黒澤映画の中で、この作品だけがどうにも性に合いません。メッセージ性があまりに強すぎるからかもしれません。 [DVD(邦画)] 5点(2011-07-10 18:40:56) |
2. 七人の侍
いろいろと内容の詰まった面白い作品だが、やはり長すぎて前半がだれるので、他の黒澤作品に比べると少し評価が下がります。 [DVD(邦画)] 8点(2011-07-10 17:27:40) |
3. 巴里のアメリカ人
ジーン・ケリーが街の子供たちの前でタップダンスするシーンは最高でしたが、あとは、平凡な印象です。 [DVD(字幕)] 6点(2011-07-09 15:49:02) |
4. 浮雲(1955)
テーマが暗いので好きではないが、「男と女の間」にあるという「深くて暗い河」を描ききった作品だと思う。 [DVD(邦画)] 7点(2011-07-09 15:27:16) |
5. 雨月物語
ところどころ綺麗なシーンはありましたが(湖上の舟のシーンは良かった)、なんだかうまく入り込めませんでした。少し時間を置いてから再見してみようと思う。上田秋成の原作は好きなんだけど。 [DVD(邦画)] 6点(2011-07-09 15:19:50) |
6. 穴(1957)
凝ったシナリオ、独特の軽快なテンポ、京マチコの圧倒的なキャラ。良作ですね。かつての日本映画の圧倒的なエネルギーが感じられて、そこは何だか切なくなる。 [DVD(邦画)] 7点(2011-07-09 14:07:48) |
7. 雨に唄えば
《ネタバレ》 最初の方のジーン・ケリーとオコナーの二人がバイオリン持って踊るシーンが好き。このシーン見てると、ジーン・ケリーの身体能力ってハンパないなぁと思う。あれだけ激しい動きしてるのに、まったく体ぶれてないし、そしてあの白い歯キラリの笑顔もまったく動かない。オコナーのソロシーンも良いし、やっぱり名作。 [DVD(字幕)] 8点(2011-07-06 23:33:00) |
8. 隠し砦の三悪人
《ネタバレ》 最初の方の、捕虜となって働かされていた兵たちが反乱を起こして城の階段を駆け下りていくシーンの迫力がハンパない。その後も、裏切り御免のシーンや、三船敏郎が馬上で刀を振りかざしながら駆け抜けていくシーンや、村人との火祭りのシーンなど名シーンが数々あり、黒澤作品の中でもとりわけ好きな作品。そして、あの上原美佐の気合が入った話し方が、時折、妙に恋しくなってまた見たくなる作品。 [DVD(邦画)] 9点(2011-07-06 23:03:18)(良:1票) |
9. 情婦
《ネタバレ》 とりわけ法廷シーンが素晴らしいと思う。この映画の弁護士が、同業者として、数ある映画の弁護士役の中で一番頼りがいを感じる。 [DVD(字幕)] 8点(2011-07-06 22:46:02) |
10. 東京物語
《ネタバレ》 邦画ではマイベスト。高校生の時に国語の授業の課題で初めて見たときは退屈この上なかったが、30歳を超えて再見したら、激しく胸を揺さぶられた。現代化に伴う家族や社会の連帯の希薄化をこれほどまでに美しく描き出した映画ってないと思う。テーマや映像もそうだけど、笠智衆のものの言い方であるとかシーンの入れ替わりのタイミングとか、映画のテンポやリズム感のようなものも最高だと思う。 [DVD(邦画)] 10点(2011-07-06 13:13:36) |