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コメント数 116
性別 男性
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1.  007/ゴールデンアイ 《ネタバレ》 
ここからかなり今時の映画らしくなりましたね。アクションの質、カメラワーク等、初っ端のバンジーダイブから引き込まれます。お馴染みのテーマ曲に乗せて戦車で街中を走り回るブっ飛んだヤリ過ぎアクションは007ならでは!そりゃ酒でも呑んで酔わなきゃついてけねーよ!(by ウルモフ将軍)ピアース・ブロスナンの007と、マーティン・キャンベルのアクションとユーモアの絶妙のバランスの演出が冴え渡り、1本の映画としての完成度は中々。とまぁ、さらっ、と書いてみましたけど、いやいや、影の主役はこの人でしょー!ファムケ・ヤンセン嬢!!モデル出身の美貌と色っぽさ、そしてあのイカれ具合(銃ぶっ放してる時のあの恍惚の表情堪らん!)がサイコー!サウナでの飛び蹴り、すげーよアンタ!女優魂、まさに炸裂!!残念なところを挙げるとしたら死に様位か。もう少し派手に散ってほしかったなぁ。ラストバトルのシークエンス、アンテナの巨大さ、高さを存分に感じさせ、生かした演出は手に汗握る興奮。新シリーズに相応しいスタートを切る、007ならではの贅沢な仕上がりだったと思います。はい。点数は大体ファムケ・ヤンセン嬢に差し上げたいと思います。はい。
[CS・衛星(吹替)] 8点(2015-08-07 21:55:28)(良:1票)
2.  ブレア・ウィッチ・プロジェクト 《ネタバレ》 
これは「こういう作品」として観れば完成度は高い。「発見されたビデオテープの映像」という触れ込みなのだから、これを『映画』として観るのは少々無理があるし、ケチを付けるのも筋違いな感じはする。だからはなから「こういう作品」として観れない人には面白味なんてこれっぽっちも無いと思う。但し、怖がりな人、超常現象番組なんかが好き、という人には理解してもらえそうだし、そうじゃないにしても、この内容は普通に観ても不気味であると感じると思う。まず、タイトルロールに続いて表示される字幕。森に出かけた3人の学生が行方不明になり、その1年後にこのビデオテープだけが発見された、という字幕。つまり、これから観る映像の3人は、未だに行方が知れていない、もしくは死んでいる、という事実を事前に踏まえている事で、もしかしたらビデオテープの内容で、または最後にはその理由が分かるんじゃないのか?という想像させる『煽り』を非常に上手く効かせている。そして、全編手持ち16mmで映っているリアルな森そのものが不気味。テントの外で聞こえる声、かけられた粘液、置かれた物体なども、この森に他の『何か』がいる、という事を観客に常に想像させ続ける。手法や演出としては王道かつ在り来たりでも、これほど単純で効果があるやり方は他にない。ラストシーンの解釈は色々あるかもしれないが、これは前半のシーン、町の人々のインタビューの中にある証言に類似するものがある。森に住むパーの家での事件。「見られたくないから、後ろを向かせて立たせた。」ラストの廃屋の地下で、壁を向いて立っていたマイク。殴られ(?)倒れたと思っていたが。これは証言にあった様に、ジョシュの次は…、を暗示していたのではないか?『映画』としてもちゃんと伏線が張られていて、「その先を想像させる余地」(これが真の怖さ)をとことん追求した、先駆的作品としてとても良く出来ていると思います。
[DVD(字幕)] 8点(2014-08-22 20:17:52)(良:3票)
3.  フェイス/オフ 《ネタバレ》 
パッケージの2人の顔、そして2人のネームバリューは互角と言えるでしょう。しかし演技による存在感は圧倒的にニコラス・ケイジに軍配が上がると思いました。サングラスをかけ、ロングコートを風になびかせて登場したあの格好良さ!そして金メッキされた二丁の銃を背中のホルダーにしまうあのカット。くうぅ・・、たまらんです。固定キャラの好きな僕にはどっパマりでした。冒頭ものの数十分で「キャスター」というアクがぎゅうぅ、っと滲み出る様をあっという間に表現してみせた。テンション高めに歌いながら女の子のお尻を鷲掴みにして見せたあの天にも昇る表情といい 、女性捜査官を撃つ前の仕草から撃った後に見せたあのいやらしいにやけ面、トラボルタに後ろから羽交い締めにされ堰を切った様に笑い出した姿に、あぁ、この人ホントに演技上手いなぁ、としみじみ感じました。トラボルタも良いんですが、ニコケイのハイテンション振りには到底及ばないなぁ、という印象を受けました。どうにもキャスターの癖を強調し過ぎている感(不自然)が否めなかった。反面アーチャーを演じたニコケイは少し弱々し過ぎるかなぁとは思いましたが、説得力は抜群でグイグイ引き込まれた。特にドア越しに奥さんにデートの時の話をし、夫に化けたキャスターと夫婦として寝た事を聞かされた時のあのニコラス・ケイジの歯を食いしばるが、我慢出来ずに涙を流してしまったあの表情に、僕は心を打たれた。最高のパフォーマンスだったと思います。この監督さんは象徴的なカットを撮るのが上手くて中々印象には残りますが、反面くせが強くて受け入れられるか否か、分かれそうです。僕的にはニコケイが演じたキャスターを最後まで見たかったなぁという思いと、ラスト元に戻ったトラボルタのアーチャー振りの方がイイじゃないかという印象が強く残りました。
[DVD(字幕)] 6点(2012-05-25 17:34:35)(良:1票)
4.  アイズ ワイド シャット 《ネタバレ》 
以前この映画を観た時は、自分なりに解釈し、何とか良いレビューを書いてやろうと思い、繰り返し観たもんですが、今回、ようやく気が付きました。(自分なりに) この映画、例え監督の意図するメッセージや解釈があったとしても、そんな事はっきり言ってもうどうでもイイんです。この映画の監督、脚本は男。すなわち、少なからず「男性目線」に偏って描かれていると思います。OP一発目のカットがドレスを脱いでお尻丸出しのニコール・キッドマンの後ろ姿ですよ!次いでパンツ下ろしてオシッコするニコール。ちゃんとティッシュで拭くとこまで撮ってる!これに何の意味が?こんなの、他では決して見れない、って事です。クスリでラリった全裸の美女に、診察台の上で上半身裸のブロンド美女。医者にとっての役得満載。夜の街で声をかけてくるヴィネッサ・ショウ扮する娼婦(これまた美女!)。トムが彼女の部屋に入ると否応なしに期待が高まるでしょ?(でもここではヌードナシなのが残念!) 仮装パーティも結局のところ、こんなのあったらイイなぁ、っていう男が描く妄想であり、夢の映像化。まだあどけない可愛らしさのリーリー・ソビエスキーが下着姿でおっさん2人を相手にナニしてたんだ!?って想像掻き立てて仕方ないじゃないか!つまり「エロ」なんですよ、コレ。男前で医者、ニコールみたいな美しい奥さんがいるトムは何不自由ない暮らしだが、ニコール曰く、「男はアナがあれば入れたがる」いきもの、なんでしょうね。自分をトムに置き換えてラストのニコールの台詞を言われた日にゃ、そりゃ堪らんでしょうが、もしニコールが自分の奥さん、あるいは恋人だったら・・・。やっぱり男は・・・。って事ですよね?ただラストに女性であるニコールに主導権を握らせたのは、そういう事を考えるのは何も男だけじゃない、と言いたかったんでしょうかね?鑑賞後、「面白かったー。」という余韻には正直、浸れなかったですが、ニコール・キッドマンの美し過ぎる肢体(透けキャミソールで自分のちくび摘まんじゃった画が忘れられない(笑))は永遠の記憶なので、10点満点差し上げさせて下さい!
[CS・衛星(字幕)] 10点(2012-05-21 18:46:41)
5.  バウンド(1996) 《ネタバレ》 
紙一重の信頼と裏切りが交錯するドラマがラストまで緊張感を保ち、目が離せない。エレベーターで出会った瞬間、惹かれ合う二人の女。共にある道を選んだ為に、二人は「5年」という自由を代償として失った。コーキーとの出会いは人生を変える為に訪れた運命。そして偶然訪れたマフィアの金を手にするチャンス。そして同時に狂い出す、男たちの運命の歯車。「盗みとセックスは同じ」、だけどセックスは初対面でも出来るが、盗みは相当な相手とじゃないと出来ない。この完璧な説得力とセンスある台詞。完璧な計画、大金、それよりもコーキーには手放したく無いもの、ヴァイオレットの存在。男たちも同じ。外見は明らかに男勝りなコーキーを除けば、マフィアの情婦として「女」を売りにし、終始タイトな格好で妖艶な雰囲気と魅力を醸し出しているヴァイオレットだけが、この映画で唯一の「女」なのかもしれない。そして男たちを翻弄するしたたかな女である。自由を失った5年間ではあるが、その間でさえ全ての事を「ビジネス」だったと言い切る始末。つまり「信頼」や「愛」なんてこれっぽっちも無かった訳だ。この映画においてヴァイオレットの本質を、いや、「女」の本質を見抜けなかった男たち。信頼から裏切り、愛し、信じていた女に撃たれて死ぬシーザー、キスひとつでのぼせ上がってしまうミッキー。失った代償に気付かない哀れな姿に、ヴァイオレットの痛快な笑みが映える。そして「信頼」から「絆」へと成長した二人の運命。「私からは裏切らない」コーキーの信念が実を結んだハッピーエンド。ファム・ファタールを軸にノワールの世界に浸透させた監督の脚本とスタイリッシュな演出が素晴らしく、妖艶さと男勝りな相反する二人の美が印象的な女優二人のキャスティングも見事だった、自分の中の完璧な作品の一本です。 それにジーナ・ガーションが最高にクール!コーキー役は彼女の一番の当たり役だったと自分は思います。惚れました。
[ブルーレイ(字幕)] 10点(2012-05-10 09:55:10)(良:1票)
6.  ヒート 《ネタバレ》 
「ヤマを踏むプロ」とそれを「阻止するプロ」。両極端にいる二人が相まみえた時、互いに信念を語り合い、それが生死を分ける覚悟であると悟った瞬間、追う者と追われる者にあってはならない共感、絆が生まれた。それはこの生き方しか出来ない(違う生き方をしようとはするが)二人にだけ分かる暗黙の了解であり、互いをリスペクトする気持ち。マイケル・マン監督は事が起こる前にこの二人を向き合わせ、静かに語らせる事で二人の運命の必然性を描いたのだ。家庭を築き、女性と過ごそうとするも自ら突き放してしまう男たち。自分を迎えに来たクリスに罠だという事を気付かれない様に教えたシャリーン。この映画で本当の意味で男女の愛を描いたのはこのシーンだけではないか?こうして自分勝手な男たちに振り回されて結局「不幸を見るのは女」という構図を描いておく事で、監督は徹底した男たちの美学、生き様を描き切ったのだ。そして極め付けのわだかまりを残して立ち去る事が出来ず、その結果己の掟に従い理由(わけ)も言わずに女の元から立ち去るニール。ヴィンセントの銃弾に倒れ、家族でも愛する女でも無い、好敵手に看取られながら息を引き取るニールの最期。自分にはあの手をニールが差し出し、二人が握りしめ合ったのは健闘を讃えあい、互いに「またいつか会おう・・・。」と言っている様に思えました。信念を曲げてまで生きる事に意味は無い、というメッセージと共に、もはや「伝説」と形容するに相応しい、白昼のL.A.銃撃戦を織り交ぜて語り尽くされた男の美学溢れる作品。自分にとっての最高傑作です。
[DVD(字幕)] 10点(2012-05-08 16:33:32)(良:3票)
7.  エイリアン4 《ネタバレ》 
タイトルの「復活」はこの映画のテーマであり、キーワードでもある。劇中でリプリーはエイリアンと人間のハイブリッドとして復活する。この復活の意味するところは、聖母マリアの子、イエス・キリストの復活に他ならない。体内からクイーンを摘出した後の胸の傷は、レン博士が言うところ、3日で治っている。磔にされたキリストが墓から復活したのも3日目。船内のエイリアンの数は12匹。これはキリストの使徒の数に当てはまる。なのでこの映画ではリプリーはどちらかと言うとエイリアンサイドで、前作までのエイリアンを根絶する為に戦うという内容ではない。リプリーの復活をキリストに見たてているが、決して人間としてではない。そしてそこから新しい生命の誕生、別れ、共に復活を果たしたコールと、人間ではない2人が残った人間と地球へ戻って来る・・・。そして新たな始まりを予感させる。これは続編ではなく、新章として見るべき作品。ジュネ監督の、前作までは無かったユーモアと独創的ビジュアルは正に新章に相応しかったと言えるでしょう。
[DVD(字幕)] 8点(2012-04-03 18:30:50)(良:2票)
8.  ターミネーター2 《ネタバレ》 
暗く、ホラー色の強かった前作から、アクションエンターテイメント性と、少年ジョンとサイボーグの交流と絆を描いたドラマ性が大きく進化しました。見て分かる映像の進歩は素晴らしく、T-1000の液体金属の描写は圧巻。リンダ・ハミルトンは前作から180度変わって見事な女戦士ぶりを披露。サラはある意味、カイルから知らされたマシンとの戦いに備えて、ジョンを守る、というよりは死なせてはいけない、という使命感が感じられ息子であるジョンにやや冷たい態度です。一方、サイボーグであるT-800は、ジョンを守る事が使命で、感情の無いサイボーグであるにも関わらずジョンに対する姿はサラよりも優しく、暖かく見えます。夕暮れの中、ジョンとサイボーグが戯れる姿を静かに眺めていたサラ。二人の対比が上手く描かれていたとても良いカットだと思います。それ故、ラストの溶鉱炉での別れは非常に切なく、涙を誘いました。エンタメ性と感動のドラマをここまで見事に描いた、他に類を見ない傑作です。
[ブルーレイ(字幕なし「原語」)] 10点(2012-03-25 16:25:41)(良:2票)
9.  マトリックス 《ネタバレ》 
試写会で2回、映画館で2回、この当時はまだ入れ替え制じゃなかったのでそのまま席を立たずに何度見た事か。劇場鑑賞最多記録映画です。この映画はストーリーはそこそこですが、視覚に訴えかけてくる映像が圧巻!我々が日々目にしていた世界を仮想空間とし、現実世界は太陽の光が届かない、暗く陰湿な廃墟空間。そしてみすぼらしい服と食事。この両極端の世界を描いておく事で「マトリックス」をメチャクチャ際立たせている。だからマトリックスに侵入する時のあの超クールな格好にシビれる訳ですよ!モーフィアスを救いにマトリックスに侵入するまでがまぁ引っ張る引っ張る。「銃をどっさりと」のビジュアルで一気に目が覚め、やっと回転扉から姿を現したネオとトリニティのクールな姿にもう鳥肌ぞわぞわ!もはや説明要らずの「弾よけ」に「空中交差」その他にもトリニティがエージェントの頭に銃を向ける「よけてみな」カットなど、兎に角クールなカットとシーンが目白押し。のちに多大な影響を与え、遺したこの映画はまさに「遺産」であります。ありがたや、ありがたや。
[DVD(字幕)] 10点(2011-12-21 20:33:06)
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