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プロフィール
コメント数 92
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 深作、デパルマ、タランティーノ、ビリーワイルダーがお気に入りです。

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1.  トイ・ストーリー4 《ネタバレ》 
この映画に限らず、見る人の「映画」に何を求めるかによって、映画の評価って全く変わってくるものなんでしょうね。 映画では夢に浸りたい為わざわざ辛い現実などを見たくない人、映画に現実を投影させて自分に置き換えて見たい人。後者の自分は現実と何かしらつながりがある作品で感動する。 本作は過去のトイ・ストーリーブランドに違わず、しっかり感情移入できるテーマを盛り込んで作品に仕上げるさすがピクサー、という感じ。3でキレイに終わった話を今更続けるのは相当ハードルが高かったはずだが、そこはさすがです。 常にアンディや持ち主の子供達に飽きられ、捨てられてしまうかもしれない宿命を背負ったトイたち、その自分の居場所問題を再度問いかけてきたテーマ。1から一貫しているテーマかな。 居場所というのは年代やその時々によって変化し、周りにいる仲間も移り変わっていく、そんな普遍的なテーマが心に響いた。 某CG版ドラえ**などではできない、(必ず訪れる)別れを描きその後の成長を期待させる良い終わり方だと関心しました。 ただ一点、どうしても気になる点が。 トイが一線を超えて人間に干渉するシーンがあり、具体的には声を出して問題を解決すること(バズとカーナビの件)、物理的にブレーキとアクセルを操作してしまうこと、これはトイ・ストーリーとしては反則な気がする。伝えたいことがあるときに直接話しかけて解決するのはダメでしょう。今までもっと上手にやってたのに、一線を超えてしまったのよ。これはイカンです。
[DVD(字幕)] 7点(2021-09-13 01:51:32)(良:1票)
2.  The Witch/魔女 《ネタバレ》 
今どき「演技」だけでも一見の価値がある映画は珍しい。 主人公の女の子の演技はそれだけ素晴らしい。本当に弱そうな女の子に見えるし、本当に悪魔のような女に見える。 シリーズものにするあたりマネタイズの匂いがプンプンしているが、続編も間違いなく見る(そりゃね。) 韓国映画レベル高くて羨ましいな。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-09-04 01:23:45)(良:1票)
3.  ババドック ~暗闇の魔物~ 《ネタバレ》 
一番恐ろしいのは、「愛さなければならない」はずの自分の子供を愛することができない、という恐怖。 いっそいなくなってしまえば、、もし産まない選択をしていたなら、、とよぎってしまう恐怖。悪魔のような感情。 それが具現化してしまったババドックという存在。 ババドックからは逃げることができない。最後は「悪魔の感情」を心の奥深くに飼うことで“それでもこの世界で生きなければならない”(桐島部活やめるってよ) 終盤まさかの展開、神経逆なでし続けてきた息子の大奮闘(!)で胸踊り、ママを守るという真っ直ぐな勇気に胸が熱くなる。計らずも息子を疎んじてしまっていた(殺意まで抱いていた)母親の心中察すると思わず涙が。。 誰にでも起こりうる苦しいつらい話、でも最後にちゃんと親子で乗り越えてくれる、ヒューマンドラマの傑作、愛の話でした。(ホラーじゃなかった)
[DVD(字幕)] 8点(2021-09-04 00:19:13)
4.  ランボー/ラスト・ブラッド 《ネタバレ》 
前作・最後の戦場でキレイに終わっただけに、続編が作られるのはどうなんだろうと勘ぐりながら鑑賞。 結果として、なかなかの好物映画でした。 途中までは96時間と同じやん!とツッコみながら見ていたが、丸腰で乗り込んでまんまと返り討ちに合い娘はあっさり帰らぬ人に・・96時間と全然違って弱い!最後の戦場ではランボー無双だったのにまるで別人のよう。。 やっぱり戦士は家に帰ってしまうとフヌケになってしまうのか、、とガッカリしていたらなんと最高の展開に! 原点回帰、ランボー1,2のときのようにゲリラ大作戦で、準備、準備、にまた準備とトラップ仕掛けまくりの卑劣漢。 かつての80・90年代の仕掛け準備映画群を彷彿とさせる、罠、罠、罠。。(最高!笑) プレデター、スーパーマグナム、幽幻道士、、それにアポカリプト、最近だとハロウィン2018!! まあ敵が弱すぎてトラップでバンバン死んでいくのでハラハラドキドキは無いが、最後にアローでとどめを刺すのはよく分かってらっしゃいますな。 正直前作のほうがいい映画だったけど、後日談を無理やり作ったにしては楽しい作品だと思います。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2021-08-22 01:49:56)
5.  RAW~少女のめざめ~
公開時に見そびれていた話題作、BS/CSで全然やんなくてようやく見た。確かにこりゃTV放送不可能だな笑 「生理的」に気持ち悪いものが延々出てくるにもかかわらず、なぜが鑑賞後には感動しているという奇跡のような映画。 様々な「何故?」がラストで氷解する、見終わったあとのこの不思議な感動は初めての経験かもしれない。 大人への成長と愛をグロテスクに美しく描いた稀有な作品でしたなあ。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2021-08-22 01:22:38)
6.  インターステラー 《ネタバレ》 
劇場はノーラン祭り開催中のなか、フルIMAXという最高の環境で再見。 序盤の地上での物語の尺が妙に長く、たっぷり説明に時間をかけるのがノーランらしい。(それでも若干よくわからない点も笑) こういう映画を見ると、科学というものに夢を託して人類を導いていく、というアメリカ人の科学に対する意識は、日本人のそれとは大分違っているなあと時々思う。科学者ってかっこいいよね、という感じも含めて。 宇宙のシーンは凄い。ゼログラビティとはまた違ったリアルっぽくかつ美しい映像。球体のワームホール、光り輝くブラックホールなど、誰も見たことがない映像を表現していて、重力で空間が歪んだ感じとか。世界に入り込んで見ている間、思わず口が開いてしまう。 しかし白眉はなんといってもTARS! 水の惑星でのキュートな動きと大活躍ぶりは、筆舌に尽くしがたい愛らしさを見せてくれる。 あとノーラン映画で好きな部分として、ラストやエピローグのまったりした時間の使い方で、感慨にふける時間をたっぷりくれるところ。ダークナイトライジング、インセプションでもあった壮大なBGMをバックにして「ああ全て終わったな~~長かったけど色々あったな~~」的なシーン。インターステラーでは、帰還して再会して次の旅が始まるという一連のシーン。なんか心にゆとりをくれる感じがして好きなんだよな。
[映画館(字幕)] 8点(2020-09-20 02:17:46)(良:2票)
7.  アルキメデスの大戦 《ネタバレ》 
どうもいまいち。 大和が作られるとわかっているので、ストーリー上どうオチをつけるのか気になって見ていたが、結論は最後の10分、そうか、風立ちぬ的なオチか。 最後のそれでも大和を作る真の意義の部分、それはさすがに無理やりでは。。後世の評価としては確かに大和の沈没が一つの象徴となった、あきらめの機運のきっかけになったというのはわかる。がそれを見越して、というのはいくらなんでも・・ 漫画や小説でみると不思議な説得力があるものも、映画や実写で見させられると話が違う、、というのは良くあるんだよなあ。 全体的な演出についても、ちょっと凡庸。2時間ドラマで十分な出来。映画として後世見続けられるようなものではないかもね。
[映画館(字幕)] 5点(2020-06-15 09:03:48)
8.  ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 《ネタバレ》 
タランティーノ、またまたやってくれましたな。ラストで涙涙。 なんて「素敵」な映画を撮るんだ。脱帽。映画を見る意味って、こういう気持ちになるためかもしれないなあ。 その上ディカプリオ史上最高にキュートでブラピ史上最高にカッコいいという奇跡のような事態に。
[映画館(字幕)] 10点(2020-02-05 00:09:48)
9.  ハロウィン(2018)
この映画、最高!こういうの見るために映画を見続けているんだなあ。 演出、展開、オチの付け方、ジェイミーリーカーティスのキャラ、オープニング(!)、全部最高。
[映画館(字幕)] 8点(2020-02-04 23:52:56)
10.  ジョーカー 《ネタバレ》 
アーサーの境遇と過酷な過去の真実を知り一緒に涙する。ずっとイジメられ迫害されてきたアーサーが、最後の最後についにジョーカーとして覚醒してしまう瞬間、思わずカタルシスというか、もっと言うと快感のようなものを覚えてしまう、そんなヤバいヤバい作品だった。 こういう作品て、製作されたことの意味を考えてしまう。この作品の存在意義というか。いろいろ上質な映画。
[映画館(字幕)] 9点(2020-02-04 23:43:51)
11.  ヘレディタリー 継承 《ネタバレ》 
はっきりいって、事故のくだり、あれだけでも相当やられる。 長男のあの直後の行動は、リアルすぎるというか、嫌らしすぎるというか、刺さる。今まで30年近く映画を見続けてきた中で、トップクラスにやばいシーン。 かといって、声高にやばかったと(つまり共感してしまったと)言いづらい点も嫌らしい。 あのシーンを撮ってしまったということがまず異常。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-02-04 23:27:36)(良:1票)
12.  キングダム(2019)
邦画のアクションにしては評判が良かったので、「期待」して鑑賞、その上での感想です。 2巻までは読んでいたので前半はストーリーをそのまま踏襲しているという印象。吉沢亮はキャラ得もあるとはいえ、外見とキャラがマッチしててとても魅力的。一方主人公は原作キャラがそうなのだが、大変漫画的で直情的なキャラのためか、感情移入しづらく、演技もいまいちの印象。こういうキャラクターって映画にマッチしないのでは?と考えてしまった。ほかのキャストならうまくいったのか?とか。大沢たかおは、これまた漫画的なキャラにもかかわらず、よくこれだけ魅力的に成立させたな、と感嘆させられた。 問題はプロットで、小が大を喰う戦争なのであれば、もう少しハラハラさせられたり作戦で唸らさせられたりとか、もう少しなんとかならなかったのか。単純にストーリーがあんまり「面白く」ないんだよなあ。。 これは続編は見ないかも。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2020-02-04 23:13:57)
13.  シン・ゴジラ 《ネタバレ》 
いったい劇場に何度行ったのか、数えてはいないが過去最高なのは間違いない。 ブルーレイ買って、1週間近く毎日見てしまった。 ゴジラの都市破壊シーンが恐ろしく、自分の町が破壊される恐怖で涙を流してしまう。ヤシオリ作戦で「どうか実行してほしい(死んでくれ)」と矢口が演説、それに応えた隊員たちは、福島原発でぎりぎりで戦った人々と重なり涙がこぼれる。 シンゴジラの後半パートは「実現しなかった理想」と評論されているが(特に宇田丸さんに)、これだけは実現した部分だと思う。 作ってくれて感謝します。
[映画館(邦画)] 10点(2018-05-20 00:42:30)(良:1票)
14.  ラ・ラ・ランド 《ネタバレ》 
ラストの束の間に見た夢、切なく凄いシーン。 あんな素敵なシーンで表現されたら、何度見ても号泣してしまう。 後悔、願望、誰しもがやり直したい過去はあるのでは。
[映画館(字幕)] 9点(2018-05-20 00:30:47)
15.  レディ・プレイヤー1
お腹いっぱいで何も言わない。「俺はガンダムで行く!」がテンションのピーク。 俺なら、「俺は巨神兵で行く!」と是非言いたい。
[映画館(字幕)] 8点(2018-05-20 00:19:57)
16.  スリー・ビルボード 《ネタバレ》 
ダメ人間が成長する話に弱いことを改めて実感。 ミルドレッドもディクソンも「怒りに囚われた」共感できないどうしようもない人間だが、いくつかの出来事を通して赦しを学んで成長していく、、かもしれない映画。 ディクソンが資料を死守し、レッドが赦しを与え、次第にミルドレッドも変化していく。。自己犠牲と赦し、成長、号泣してしまいました。 どうしようもないディクソンが一番変化するが、要するに子供がそのまま警官の制服を着てただけだったんだろうな。マイノリティがあるがゆえに、誰かに自己肯定してほしかっただけなのかもしれない。 それに引き換え、曲がりなりにも「大人」なってしまっていたミルドレッドは一筋縄ではいかぬ。怒りに囚われているところを、手紙、ディクソンの行動、ジェームズ君とのデート(と決裂)で心理が変化していく過程が大変よい。 最後は、ありゃ殺さねーな。彼らは怒りから少し解放されているように見える。
[映画館(字幕)] 9点(2018-05-20 00:08:42)(良:2票)
17.  アンノウン(2011) 《ネタバレ》 
全体としては、『まあまあ面白かった』という感じだが、 ユルゲン氏のシーンだけは、とてつもなく印象的ですばらしい。 これだけでも見る価値は十分にあるとさえ思う。 ヒトラーを演じた俳優ですな、さすが。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-01-20 02:28:14)
18.  キングスマン 《ネタバレ》 
メタだなあ~ サミュエル楽しそうだなあ~ 皮肉強すぎ~ マシューボーンってイギリス人だっけか?アメリカ人を馬鹿にしすぎだろ笑 サミュエルとコリンファースがすごく際立ってて、主人公のタロン・エガートンがちょっと地味なのが残念。。 キックアスは「地味」でなければならなかったからね。 イギリス人なのに、ジェームスボンドでなくて、ジェイソンボーンですらなく、ジャックバウアー。スパイですらない、という。。笑 仕立屋・テイラーなのは、裏切りのサーカスのパロかもね。 しかし、この映画もワールズエンドもそうだけど、イギリス人にとってアーサー王の物語って本当に大事なんだなあ、って思う。 日本映画でキャラクターに古事記とか反映させないもんな・・
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-01-20 02:06:14)
19.  青天の霹靂 《ネタバレ》 
大泉洋が良い! こういう笑わせて泣かせる映画は、もはや右に出るものはいないのでは?? 駆け込み女でもそうだが、とても素晴らしい俳優になったと思う。(BARで遊んでる場合ではない) 劇団ひとりの演出も初監督とは思えず、とくにラストにはやられた。 一番シンプルで、一番わかりやすい言葉で、ここまで泣かされるとは・・
[CS・衛星(邦画)] 8点(2016-01-20 01:51:06)
20.  ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
予告編の期待値の低さで見に行かないなーと思っていたが、巷での高評価を頼りに見に行った次第です。 結果は、最高に楽しかった!!! 危ない、こんな面白い映画、見逃すところだった!! 最初から最後まで、超ー楽しい~!  スターウォーズをリアルタイムで見た人は、こういう感覚だったのかな~と感慨にひたるまでに。 でも、スターウォーズよりも、ずっとこっちのほうが大好き! キャラも全然こっちのほうがいいじゃん! 主役も軽いナンパ男でルークよりも魅力あるし、アライグマとハンソロは五分かな、グルートとチューバッカなら万能で超つよいグルートが上、そしてヨンドゥは比類なき魅力!超つええ~
[映画館(字幕)] 9点(2014-10-16 22:55:57)(良:1票)
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