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プロフィール
コメント数 75
性別 男性
年齢 45歳
自己紹介 昭和55年・生誕。

平成24年・レビュワー登録。

雑感を適当に投稿しつつ現在に至る。

今更ながらFacebookの利用を開始。
更新が忙しいのでしばらく休みます。
映画の感想も当面はそちらに書きます。
…が、気が向いたらたまに転載するかもしれません。

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1.  アリス・イン・ワンダーランド
“アム”と“アリス”の神隠し。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-10-12 01:06:09)
2.  4デイズ 《ネタバレ》 
2010年公開のアメリカ映画。その地味すぎるタイトルの割にはこれがなかなかの変わり種で掘り出し物の秀作であった。「テロリストの仕掛けた核爆弾を解除すべく捜査官が奔走するタイムリミットサスペンス!」…と粗筋だけ抜き出すとどこにでもあるB級アクション映画のように聞こえると思うが、本作が異色なのは《拷問シーン》がストーリーの主軸をほぼ占めているという点である。物語序盤においてテロ犯はみずから名乗り出るような形ですでに身柄を拘束されており、主人公の捜査官達は彼を拷問にかける事で爆弾の仕掛け場所を何とか聞き出そうとする。片っ端からノリノリで様々な拷問を加えていく尋問のプロフェッショナルである工作員と、指をちょん切られても爪を剥がされても歯の神経をほじられても頑なに耐え続ける犯人。タイムリミットが迫る中で彼に口を割らせるため最終的に用意された究極の拷問とは…?そこには“極限状態における倫理的な葛藤”みたいな問題も浮かび上がってきてとても面白い。アイデア一発勝負的な作風の小品ゆえに続編が望めそうにない部分は残念という他ないが、〈911以降〉の潮流に対して改めてテロリズムと対峙する覚悟を問う志の高い一本だと思う。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-09-07 20:46:04)
3.  ハンター(2011) 《ネタバレ》 
2011年公開のオーストラリア映画。謎の組織から依頼を受けた一匹狼のハンターが絶滅した幻の種・タスマニアンタイガーを追い求めるというストーリー。若干地味な題材ではあるが私的には主演のウィレム・デフォーの存在感が面白すぎて全く別の方向性で楽しめる作品だった。タスマニアの美しい大自然と戯れるデフォー。小動物の内臓を掻き出して採取するデフォー。流麗な所作でトラバサミを仕掛けまくるデフォー。憔悴した人妻を甲斐甲斐しく介抱するデフォー。車のフロントガラスに糞を塗られて憤るデフォー。前方不注意で崖から洞窟へ転げ落ちるデフォー。やっと仕留めた獲物を前にして咽び泣くデフォー。これはもはや劇映画というよりもウィレム・デフォーのイメージビデオだと思って割り切って観た方が楽しめると思う。私のように彼をアイドル視している同志には是非観て貰いたい一本。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-09-07 17:47:12)
4.  The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛 《ネタバレ》 
ミャンマー(ビルマ)の民主活動家・アウンサンスーチー女史の半生を描いた映画。今までは何となく“軍事政権と戦う女傑”みたいな漠然とした印象しか持ってなかったんだが、父親の暗殺やハンガーストライキ・自宅軟禁・ノーベル平和賞受賞・夫との死別などなど、キャッチーなエピソードがテンポよく描かれるため観やすくて分かりやすい良作ではあった。…が、本作で描かれた背景などをネットで調べていると彼女に対しての懐疑的な見解も少からずあり、中には「米英が西側寄りの政権樹立を画策するために送り込んだ工作員」との見方もあるようだ。なるほどそう考えるとかつての植民地時代の宗主国であるイギリスの教育を受けイギリス人の夫を持つ彼女は、「民主主義=絶対善/独裁政権=絶対悪」という図式を喧伝するのに格好の広告塔であったのかもしれない。まぁ大なり小なりそうした怪しげな陰謀論はあるにせよ、彼女が人生を賭して祖国の民主化のために尽力してきたという立派な功績は否定できないし、その歩んでこられた苦難の道程にできる限りの敬意を表したいと思うのは私とて吝かではない。ただ、“西側諸国のゴリ押しプロデュースによって聖女のように祭り上げられた虚構のアイドルと、その茶番を嬉々として映画化したミーハー根性丸出しのバカマッチョ・リュックベッソン”。そんな薄ら寒いマッチポンプ的構図を妄想の中で思い描いてみた折に、私の背筋を一抹の悪寒が走り抜けた事も末筆ながら付け加えておきたい。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-05-02 01:09:48)
5.  桐島、部活やめるってよ
ようやく観られた吉田大八監督の話題作。この映画に関してはすでに色んな人が色んな所で熱く語りまくってるので私ごときが今更言える事は少ないが、とにかくラスト間際に思い浮かんだのは“かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう”((C)早川義夫)って言葉だった。やっぱり世間様からどれだけズレていようが純粋に好きなもん追いかけてる奴等が一番かっこいいんだよなあ。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2014-03-24 00:10:19)
6.  ストーン 《ネタバレ》 
デトロイトの刑務所にて仮釈放の審査を巡って対峙する定年間近のベテラン管理官(ロバート・デ・ニーロ)と放火犯の囚人(エドワード・ノートン)。そこへ割り込んでくる囚人の妻(ミラ・ジョヴォヴィッチ)との三角関係を通じて「信仰とは何か」というテーマが徐々に浮き彫りになっていく。とても宗教色が強くて寓話的なストーリーなのでかなり取っ付きにくい作風ではあるものの二人の演技派俳優の応酬には思わず見入ってしまった。魔性の魅力を持つ囚人の妻の誘惑によって上辺だけ塗り固めてきた今までの信仰を引き剥がされていく管理官と、刑務所内での殺人を目撃した事をきっかけに妻と距離を置いて本物の信仰に目覚めていく囚人との対比が面白い。長年まじめに働いて教会に通い続けても真理に一歩も近づけない者もいれば、突然に俗世の価値観を超越した啓示の様なものを経験して悟りに至る者もいる。結局のところ“自分にとっての戴くべき神”を見出せるかどうかはそれぞれの心持ち次第であり、それまでの品行や置かれている境遇なんかにはまるで意味がないって話なんでしょうねぇ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-03-23 23:57:36)
7.  トゥルース 闇の告発 《ネタバレ》 
これ実話ってマジ?映画としてそこまで面白い訳ではないけれど、とにかく語られている内容が余りにも衝撃的。だって国連監視団の関係者が現地で性奴隷(Sex Slave)を組織ぐるみで囲ってるって話ですよ。もはや従軍慰安婦とかいった「職業」ですらない文字通りの性奴隷ですよ性奴隷!日頃から日本で女性の人権がどーこーとか言ってる人達はなんでもっと騒がないの?童貞煽ってた社会学者のフェミナチおばちゃんとかこーゆー時こそ出番じゃない!慰安婦問題みたいな昔話の議論はみんな大好きなのに、この映画が日本で劇場未公開ってこんなの絶対おかしいよ!
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-10-04 02:55:45)(良:1票)
8.  マーガレット・サッチャー/鉄の女の涙
♪わったっしは求めない~、あっなったのコンセンサス!
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-09-01 16:19:27)
9.  ピラニア 3D 《ネタバレ》 
我が家には3Dテレビなどという小粋な文明の利器は無いので2D放送で粛々と観賞。中身はピラニアとオッパイが飛び交うだけのエログロパニック映画であってそれ以上でもそれ以下でもないのだが、とにかく下世話さに徹底した演出によって「低俗」という単語を強引に褒め言葉に変えてしまった執念には敬服せざるを得ない。特に後半あたりから繰り広げられる無駄にクオリティの高いスプラッタ展開で、発情期の若人で賑わう海水浴場が阿鼻叫喚の地獄絵図へと変貌するくだりは圧巻だった。それから割とどうでもいい話だが、序盤に出てくるリチャード・ドレイファスが私の想像を超えてジジイになっていた事にびっくり。更に中盤に出てくるクリストファー・ロイドが私の物心ついた頃からずっとジジイのままである事にもびっくり。あと最後に私見だが、主人公のピクシーズTシャツを馬鹿にした奴には「生まれて来なければ良かった」と思うほどの凄惨な最期を遂げさせるべきだったと思う。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-08-11 20:52:37)(笑:1票) (良:1票)
10.  メタルヘッド 《ネタバレ》 
まったく聞いたことのないタイトルだったので、正直あまり期待せずに観たのだがこれは良い掘り出し物。交通事故で母を亡くしたいじめられっ子の少年・TJの家庭に突如転がり込んできた危険なヘビメタ兄ちゃん・ヘッシャー。彼の破天荒な言動に振り回されながらもその影響から徐々に変化していく主人公とその周囲の人々との関係が描かれる。謎の人物(使者)が傷心した人間を翻弄して立ち直らせるという点では、以前レビューを書いた『グレイスランド』に非常によく似た話ではあるが、本作の使者のモデルはプレスリーではなくメタリカの元ベーシスト(タイトルロゴもメタリカのオマージュ)らしい。地獄からやって来た悪魔の様な破壊的行動とどうしようもない下ネタ発言によって、まるでダイナマイトの爆風で火事を掻き消すが如くジレンマやトラウマを相対化していく様がとにかく痛快。家族を失って途方に暮れる家庭を慰めや励ましではなく、破壊と狂気によって再生させるという斬新な発想には目から鱗をもぎ落とされた。本作を観て確信したが、全国のいじめられっ子や自殺志願者はポップスやアイドルソングではなくヘビーメタルやハードコアパンクを聞くべきだ。ネガティビティを克服できるのはポジティビティだけとは限らないという事実をこの映画は告げている。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-07-08 01:19:22)(良:1票)
11.  悪人 《ネタバレ》 
九州の片田舎で暮らす無口で不器用な土木作業員が、出会い系サイトで知り合った保険会社のOLを痴情のもつれから殺してしまい、同じく出会い系サイトで知り合った紳士服店に勤める内気な女店員と結託して、ゆきずりの逃避行を繰り広げるという社会派クライムサスペンスラブロマンス。まず役者の皆さんはそれぞれの持ち場で相当がんばっていると思うのだが、この映画の押し付けてくるメッセージらしきものが全くもって気に食わない。私のおしゃまなバイアスを通してこの話を要約すると、地方都市の閉塞感に耐えながら心を閉ざして生きてきた可哀想な妻夫木君は、出会い系を使った買春まがいの行為でガス抜きをやってきた中で、勢い余って小面憎い銭ゲバビッチを1人ぬっ殺しちゃったんだけど、深津さんという「大切な人」と出会って「失うもの」が出来たんだからもう悪人じゃないよね、と言っている様にしか思えないのである。そもそも「大切な人」がいなくて何が悪いのか?「失うもの」が無くて何が悪いのか?そんな人間はみんな犯罪者予備軍か人殺し以下の悪人だと言いたいのか?とんでもない暴論ではないか。余りに馬鹿馬鹿しくてテーマに関してはこれ以上触れても不毛なので、私の個人的嗜好のバイアスを通してこの話を更に要約すると、車から蹴り出された満島ひかりが鉄製のガードレールに顔面を強打するシーンの為だけに存在する映画である。愛の逃避行の行く末とか心からどうでもいい。ちなみにこの顔面強打シーンは短いのだが、角度を変えて2回出てくる所がポイント。蹴り出されるタイミングと速度、ガードレールに当たった時の音、当たった後のリアクション、どれをとっても完璧という他ない。最初に地上波で観た時に大笑いしたので、このシーン観たさにCSで録画し直して、このシーンだけを何度も巻き戻して繰り返し観ている。落ち込んだ時とかにこのシーンを観ると、鬱屈が晴れて明日もがんばろうという気分になれるのである。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2013-01-16 14:49:48)(良:1票)
12.  告白(2010) 《ネタバレ》 
この監督の映画は背景がやたらとゴチャゴチャしてたり、わざとらしい演技が多かったりしてかなり苦手だったのだが、本作はいつもの調子を抑えてかなりシリアスなトーンになっていて、こういうテンションの映画も撮れる人なんだと感心した。ただし、内容の方はパク・チャヌクの復讐三部作あたりの良さげな部分だけサンプリングして上手くまとめました、という感じ。松たか子の演じるキャラクターなんてほとんどクムジャさんそのまんまだったりする。でも分かり易くてタイトにまとまってるので、ラストの展開とかも含めて非常に完成度は高いと思う。人物の描き方が表層的(記号的)とか必要以上に露悪的とかいった批判も、そもそもこの映画自体がガキをガキ扱いし続ける社会に対するネガキャンCMなのだと考えれば大して気にならない。敢えてひとつケチをつければ、終盤に出てくる爆破の(イメージ)シーンが無駄に長くて仰々しい点。あそこはもっと淡々としていた方がより突き放した感じになって良かったと思う。あんなクソガキに自己憐憫めいたカタルシスなど与えてやる必要はまったく無い。何が「復讐なんかしたって被害者は浮かばれない」だ?復讐と銘打つからには本作のラストの様にすべからく加害者をフルボッコにして終わるべきなのだ。今後はおちゃらけ映画は止めてずっとこの路線でやって欲しい。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2012-12-27 18:33:23)
13.  [リミット]
賛否分かれるでしょうが、「アイデア一発勝負」といった感じで自分は好きです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-12-15 19:05:34)
14.  乱暴と待機
全く期待せずに観たら予想外に面白かったので、良い拾い物をしたという感じ。端的に言えば、うだつのあがらない2組のカップルが繰り広げる長編コントの様な映画である。浅野忠信と美波と山田孝之がボケまくり、小池栄子がそこにひたすらつっこむという構成。小池栄子が美波の顔に妊娠した腹を突き付けて脅すシーンや、浅野忠信が天井裏から「破水してるぞ」「救急車を呼べ」と畳み掛けるシーンには腹を抱えて笑ってしまった。ただし、これといったテーマが読み取れなかったので、そこまでの高得点をあげられないのが残念。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2012-12-15 18:50:44)
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