1. 我等の生涯の最良の年
歴史的に重要な映画であることは間違いない。 ただし、現時点で純粋に観るとちょっとしっくりこない。あくまで個人的な感覚なので作品自体の価値とは関係無いけど。 そして、この後の時代も少し気になる、そんな余韻もある。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-04-30 12:40:02) |
2. 天国は待ってくれる(1943)
古き良き映画、なのでしょうか。ちょっと自分にはこの作品の良さは分からない。 でも時代的な要請によって評価されることもあるのかもしれない。ちょっとしたテレビドラマ、の雰囲気。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2020-12-20 12:52:54) |
3. チャップリンの独裁者
最後の演説はこの時代においても素晴らしい。こういった映画を発表することも意味深い。 だが、全体的なユーモアやギャグの感覚にちょっとついていけない。ライムライトを観た後だからだろうか。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-07-04 12:52:19) |
4. 心の旅路
こういった映画はとかく最後に感動がくるもので、そこまで絶対たどり着く意志で観ていれば、まあいい感じに終えることが出来る。 この作品もそういったものです。これはないよな〜、というところもあるけど。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-06-21 15:36:40) |
5. 深夜の告白(1944)
今観ても良く出来ている。ありがちなドラマに感じるのは、その後に多く模倣されたからだろうか。 なので、普通のサスペンスに落ち着いているが、映画での歴史的な意義は大きかったのだろう。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-06-13 14:28:29) |
6. チャップリンの殺人狂時代
戦争の時代を経てこういった映画を作りたくなったのだろうか。でも描いているのは個人の殺人であり、終盤まではあくまでこの人物である。 チャップリンの中では特異はイメージだが、こういった作品を志向したかったのかもしれない、多くの作品を作ったあとなら。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-04-26 15:27:59) |
7. 海外特派員
この当時の撮影としては凄かったのだろう。 テンポよく観られる映画でもあるが、ヒッチコックの作品としては普通な感じ。特に中盤以降はミステリー性は弱まった気がする。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-02-04 22:05:21) |
8. ミルドレッド・ピアース
展開が速く、会話も多い。 途中から娘中心となるが、それは少し感情移入しにくい。終盤は読みやすくなるが、出来は良い作品。 [試写会(字幕)] 7点(2019-04-07 17:39:36) |
9. レベッカ(1940)
亡き妻レベッカの名残りに悩まされる前中盤がこの映画の本質だが、後半も普通の出来ではある。 二重構造も想定内と想定外があり、まあ満足出来る作品。 [地上波(字幕)] 7点(2019-01-06 15:34:17) |
10. カサブランカ
これがまさに戦時中に作られた、ということの意義は大きい。 映画としてはまあ良く出来た普通の作品、と言えないでもないが、歴史の重みから高い評価を付けなければ、というプレッシャーも感じる。 ただ、ハンフリー・ボガートの渋さは渋すぎて賛否あると思う。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-03-11 16:58:44) |
11. 青い山脈(1949)
時代としての価値はあったと思う。 でも、現代においては普通の物語だ。作品としての安定感は分かるが、映画を歴史の検証として観ると思っていないので評価は難しい。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2017-12-24 23:13:30) |
12. 赤い靴(1948)
最初は退屈そうで、観るのやめようかな〜、と思っていたらバレエの本格的なところから惹きつけられた。 映画としてかなり真っ当な作り方だし、素晴らしい作品だと思う。ただし、全体的にちょっと地味な印象が残るが、名作と言える。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-07-23 20:43:18) |
13. 黄金(1948)
人の心理を上手く表している映画だと思うが、冗長感は否めない。 内容も濃く、出来がいいが多少疲れる作品。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-07-15 22:14:13)(良:1票) |
14. ガス燈(1944)
定番で古典なサスペンス映画。 最初はダレていたが、途中から入り込めた。この時代にこういった映画が上映されていたんだな、という感覚はあるものの、現在観るには普通の作品。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-09-19 14:38:50) |
15. 白熱(1949)
いろいろあって、面白い。 随所に緊張感あるエピソードが続くし、展開も速くて飽きがこない。旧いがなかなかの映画だと思う。 [地上波(字幕)] 7点(2016-05-28 10:04:12)(良:1票) |
16. 晩春
穏やかで平和な映画。 父親への、通常異常の愛情を持つ娘の結婚前の物語が中心だが、この親に対する過度の思いは普通は理解しにくい。でも、原節子の演技の上手さで納得してしまう。 それにしても、原節子の演技というか表情は凄く上手い。そして、笠智衆の棒読みのような演技はちょっと気になる。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-04-11 00:06:31) |
17. 三十四丁目の奇蹟(1947)
《ネタバレ》 クリスマスらしい映画。 サンタクロースは本当にいるのか、という問いかけに現実的かつちょっとのファンタジーで応えている。 サンタがいるかどうかの裁判は、もしかすると個々人の信仰の問題にもなるんだろうな、と思った。万人向けのオススメ作品なので、気持ち1点加点。 [地上波(字幕)] 8点(2014-12-21 22:06:46) |
18. 自転車泥棒
《ネタバレ》 切ない映画。 最後のシーンは、立場変われば人も変わって見える、とも思えるし、素人が盗みに手を染めても(ムリで合わないことをやっても)結局失敗する、とも思えるし、位置付けを考えさせられる。 また、この時代の社会状況を上手く描いているのかもしれないが、自分の中ではどうにも消化しきれない。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-11-02 01:41:55) |
19. 第三の男
《ネタバレ》 渋い映画。久し振りに観たが、もっとどんでん返しがあったかと勘違いしていた。 この時代なら凄い...と思うことも多いが、基本的に現在の自分の感覚で判断すれば、ちょっと退屈な面が多い。 全体的によく出来た作品だとは思う。特に最後のシーンはなかなか秀逸な渋さで、これを超えるものはその後もあまり無いかも。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-08-10 21:20:14) |
20. 素晴らしき哉、人生!(1946)
《ネタバレ》 時代が時代なだけに、最初は物語に入りにくいかも。 ただし、この作品は最後にくる怒涛の感動が圧倒的に素晴らしい。その最後の感動のために(比較的普通な?)本編を観ているとも言える。 クリスマスの定番作品。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-12-21 13:55:15) |